他人の情事U(18禁)
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#164 [兎]
校内にいる人物といえば生徒か先生。
何百人もいる中、男か女かも分からない人物を見つけられるとは思えない。

はぁ、なるようにしかならねぇって事だよな…。
と思っていた矢先、以外と早くその正体が分かった。

>>145-164更新分

⏰:09/09/25 15:53 📱:N905i 🆔:hfEXGLk2


#165 [兎]
>>145-164前回更新分

いつものように一人で帰る帰り道。
いつものように視線を感じる。
音もなく一定の距離を保つ気配が今日は違った。

パキッ。

小枝を踏む音と小さく息をのむ気配。
俺は思いっきり走った。
音のした方へ。

⏰:09/09/26 14:01 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#166 [兎]
距離にして10メートルくらいだろうか?
壁側に隠れるように身を寄せていたのは、俺より頭二つ分小さい女の子だった。

「最近俺を付けてたのはお前か?」

逃げられないように壁側に手を付いて聞く。
女の子はうつむいたまま頷いた。

⏰:09/09/26 14:04 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#167 [兎]
聞きたいことは沢山あったが、正体が分かったことで気が楽になり頭を下げ背を丸め
「はあぁぁ…」
と安堵のため息を吐く。

そして手を伸ばし女の子の右手を取り上を向かせた。

「これやるからもう付きまとうな」

うつむいたまま何も言わない女の子にメタボからもらった気色の悪いお守りを押しつけ家路についく。

⏰:09/09/26 14:05 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#168 [兎]
うちの制服着てたからうちの生徒なんだろうが、ずっと俯いていたので顔を確認することは出来なかった。

「おっはよー岸本っ!
あたしより早く来てるなんてめずらしいじゃん」

俺だってこんな時間に来る気はなかった。
ただ、あの子のことが頭から離れなくてあまり寝れなかったんだ。

⏰:09/09/26 14:07 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#169 [兎]
「じゃっじゃーん、これ見て」

席の前で立ったまま鞄から何かを取出したかなみの手の上には、色とりどりの小さな……

「石」

「ぶっぶー不正解。
正解はパワーストーンでしたぁ」

石じゃねぇか…。

⏰:09/09/26 14:34 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#170 [兎]
「うわっ何その呆れ顔!
岸本にあげよーと思って持ってきたのにぃ」

あー…そっか。
『いいやつだなお前』
心で思っただけのつもりが声に出てたらしい。
かなみが嬉しそうな顔をしいてる。

「わり、それもう要らないんだわ」

「えっ、なんで?」

⏰:09/09/26 14:36 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#171 [兎]
「昨日正体分かったから」

「マアァァァァジで!?
結局なんだったの?」

俺の机に手を付き楽しそうに目をキラキラさせて聞いてきた。

「ふーん。
で、結局なんで付きまとわれてたの?」

「わかんね」

「分かんないって…。
また付きまとわれたらどーするの?」

「そしたら問い詰めてみるよ」

「んなっ…!」

かなみは目を細め左手で自分の額を押さえた。

⏰:09/09/26 14:37 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#172 [兎]
たぶんかなみは心配してくれてるんだろう。

相手の正体がわかり興味がなくなったからなのか、不思議なことに俺に危機感はなかった。

はずなのに俺は今その子と対面している。

なぜこんなことになったのか――…

⏰:09/09/26 14:38 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#173 [兎]
今日からは視線を感じることなく帰れると意気揚揚で帰り支度をしていたらクラスメイトに呼ばれた。

「おーい岸本ーお客さーん」

「誰?」

「おんなー」

それだけで察しがついた。

⏰:09/09/26 14:43 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


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