他人の情事U(18禁)
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#401 [兎]
>>390-400

学園祭と同じくハロウィンもお祭りです。
他校の生徒は入れませんが仮装パーティが催されます。

「三好さんの案ですが今年は吸血鬼を」

三好さんが用意してくれた衣裳はミイラ男とフランケンシュタインと吸血鬼。
一番マシだったのが吸血鬼だったんですよ。

ちなみに三吉さんは魔女の衣裳を着るそうです。

⏰:10/02/04 08:55 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#402 [兎]
「ふ〜ん、吸血鬼。
お前去年執事だったよな?」

「そうですけど?」

「お前今年も執事やれよ」

「なんでてすか…」

「俺は三好のメイド姿が見たい!
お前が執事やれば三好のメイド姿がまた見れるじゃねーか」

「どんな理由ですか…。
嫌ですよ。
岸本君はなんの仮装を?」

⏰:10/02/04 08:57 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#403 [兎]
「俺は勿論オオカミ男。
ちょうど満月らしいし打ってつけだろ?」

打って付けねぇ…。

「オオカミ男は闇夜で女の子を…な?ひひっ」

「襲うつもりですか?
問題になっても庇いきれませんよ?」

「んなヘマしねぇよ。
じゃーな」

「ど、どこ行くんですか!?」

⏰:10/02/04 08:59 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#404 [兎]
もうすぐ授業が始まるというのに教室を出ていこうとする岸本君を引き止めました。

「保健室。
昼までには戻ってくるよ」

「岸本君っ!!」

はぁ…手をひらひら振って行ってしまいました…。
朝から保健室に行くなんて学校に来た意味がないじゃないですか…。

⏰:10/02/04 09:02 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#405 [兎]
結局岸本君は、この日教室に戻ってくる事はありませんでした。

「長谷川会長、遅いですよ」

生徒会室の机に座りカリカリとペンを走らせる三好さんの姿が目に入りました。

「すみません三吉さん。
クラスメイトが保健室に行ったまま帰ってこなくて探してたんです」

「クラスメイトって岸本君ですか?」

⏰:10/02/04 09:06 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#406 [兎]
「はい…」

僕は肩を落として会長用の椅子に腰掛けました。

「彼ならお昼過ぎに学校を出てくところを見かけましたけど?」

「えっ!?岸本君帰っちゃったんですか!?」

はぁ、まったく…。
あれでそこそこ頭が良いんですから、ちゃんと勉強すればもっと上を目指せるのに勿体ない…。

⏰:10/02/04 09:09 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#407 [兎]
「長谷川会長?
彼にあまり振り回されないようにしてくださいね?」

「…はい、気を付けます」

「で、考えてくれました?」

「あ、あぁ…ハロウィンとゴミ拾いでしたね」

休み時間を使い考えた案を紙に書き三好さんに伝え、ここからまたさらに二人で煮詰めていきます。

⏰:10/02/04 09:12 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#408 [兎]
書記や会計の方たちもいるのですが三角関係のもつれから喧嘩になり、まだ仲直りしていないようです。

無理に連れてきて仕事をさせたところで空気が悪くなるのは目に見えてますからね。

「お昼にカレーを振る舞うのいいですね!
地域の方々も楽しみにしてますし、父母会のかた達にも手伝ってもらいましょう」

「かなりの量になりますが大丈夫ですか?」

⏰:10/02/04 09:15 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#409 [兎]
「いざとなったら給食センターに頼めばなんとかなると思いますよ」

案を考えるのは大変ですが、書記・会計に加え手配まで三好さんがしてくれてるので、彼女の苦労は計り知れません。

「長谷川会長聞いてます?」

「あ、はいっ。
聞いてますよ、次はハロウィンでしたね」

鞄の中からノートを取出し走り書きしたメモを見ながら清書していきます。

⏰:10/02/04 10:37 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#410 [兎]
先生・出店・仮想大賞・イベント・etc…

「この“先生出店”てなんですか?」

「それは学年主任に言われたんです。
先生たちも出店をやりたいから場所を開けてほしいそうです」

「今さらですか!?」

「僕も断ったんですが、どうやら赤点とったり出席日数の足りない生徒にやらせたいみたいで」

⏰:10/02/04 10:40 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#411 [兎]
「あぁ、単位代わりってことですか。
そーいうことならなんとかしてみます」

「助かります三好さん!」

僕は思わず三好さんの手を取って喜びを表現してしまいました。

「長谷川会長っはっ、離してくださいっ…」

「すみません。
あれ?顔赤いですよ?大丈夫ですか?」

「だだだ大丈夫です!
何でもありません!」

⏰:10/02/04 10:43 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#412 [兎]
また怒られるかもしれませんが三好さんの顔に手を伸ばしました。

「ひゃっ、な、何ですか!?」

「んー、熱は無いみたいですね。
でも今日はもう帰りましょうか」

ニコッとほほ笑むとまた三好さんの体温が上昇しました。

>>401-412

⏰:10/02/04 10:45 📱:N905i 🆔:Pq.cnl7s


#413 [兎]
>>401-412

僕が原因…?

「じゃ、じゃぁ私帰ります」

「送りますよ」

「だ、大丈夫です!
お疲れさまでした。長谷川会長」

三好さんは勢い良く生徒会室の扉を閉め走って帰って行きました。

避けられてる…?

なんとなく分かってはいましたが、そう態度に出されるとちょっと傷つきます。

⏰:10/02/08 01:08 📱:N905i 🆔:m9nEZITo


#414 [兎]
「おー、長谷川どーしたんだよ?元気ねぇな」

翌日お昼過ぎに来た岸本君は、僕の顔を見るなり精神状態を言い当てました。

「実は………」

「あーなんだ、そんなこと?お前相変わらず鈍いな」

「そんなことって!」

「怒んなよ。
避けられてるんじゃねぇよ、むしろ逆だ逆。
お前好かれてんだって」

⏰:10/02/08 01:09 📱:N905i 🆔:m9nEZITo


#415 [兎]
好かれてる?三好さんに?
でもあの態度は避ける以外のなにものでも…。

「おい、一人の世界入んなよ。
男だって好きな女いじめたくなったりすんだろ?
女も素直じゃねぇってことだな」

「…………はぁ」

「はぁってお前わかってねぇだろ?
三好の行動思い返してみろよ」

⏰:10/02/08 01:10 📱:N905i 🆔:m9nEZITo


#416 [兎]
「思い返すって…笑いかけたり触れたら顔を赤くしたくらいで…」

「鈍感。
お前そんなんでよく生徒の代表なんてやってられんな、はぁ〜アホらしっ」

岸本君は呆れた顔をして自分の席に歩いて行ってしまいました。

鈍感って言われても分からないものは仕方ないじゃないですか…。

⏰:10/02/12 19:35 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#417 [兎]
今日も生徒会室に行かねばなりません。
あの密室に二人きり。
嫌われてる僕は行くのが憂鬱です。

ゆっくり開けた生徒会室の扉。
中には誰もいませんでした。
やはり三好さんは僕と顔を合わせたくないのでしょう…。

仕方ない。
一人で業務をこなすとしますか!

⏰:10/02/12 19:36 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#418 [兎]
話相手のいない空間で黙々と仕事を終わらせます。
一人でするのはなんとも味気ない。

時計をみるとまだ、三十分も経っていませんでした。

三好さん…。
三好さんがいる毎日が当たり前だったんですね…。

再び机に視線を戻した時、バタンッ!!
ど派手な音をたて扉が開きました。

⏰:10/02/12 19:38 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#419 [兎]
>>413-418

「はぁ、はぁ…遅れてすみません…」

入ってきたのは肩で息を切らす三好さん。

「ど、どうしたんですか!?」

「喧嘩の仲裁に入ったら思いのほか時間がかかってしまって…はぁ、すみません…走ってきました」

そんな彼女を見てほわっと表情が緩みました。

⏰:10/02/15 16:28 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#420 [兎]
僕が悩んでたことなんて取るに足らないことなんです。
だって僕は、三好さんが来てくれたことに喜びを感じたのだから。

「大丈夫ですか?
怪我はありませんか?」

あとで飲もうと買っておいたお茶のペットボトルを三好さんに渡しました。

「開けてないから大丈夫ですよ」

走ってきて喉が乾いていたのでしょう。
一気に半分ほど飲み干しました。

⏰:10/02/15 16:30 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#421 [兎]
「お茶ありがとうございました。
今から、はぁ…仕事しますね」

「ふふっもう少し落ち着いてからで大丈夫ですよ」

「でもっ」

「じゃぁ、僕の話相手になってくもらえると助かるんですが」

三好さんを席に座らせ僕は先程の続きに取り掛かりました。

⏰:10/02/15 16:31 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#422 [兎]
「こっちの方がいいと思いますか?
これは各クラスの委員長にまかせましょう。
これは先生に許可を取らないとダメですね」

僕がもらす言葉に三好さんの同意の言葉が重なります。

それだけでも一人の時より楽しく業務がこなせるものです。

⏰:10/02/15 16:32 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#423 [兎]
「あのっ…」

三好さんが口を開いたのは、部屋に入ってから一時間がたった頃でした。

「なんですか?」

顔を上げた僕の目に映ったのは、申し訳なさそうな今にも泣きだしそうな顔をした三好さんでした。

⏰:10/02/15 16:33 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#424 [兎]
>>419-423

「あの…昨日は逃げるように帰ってしまいすみませんでしたっ!!」

ガタッと勢い良く椅子から立ち上がり頭を下げる三好さん。

「気にしてませんよ?
だから顔を上げてください」

三好さんに近付き肩に触れ顔を上げさせ目を合わせました。

⏰:10/02/18 18:24 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#425 [兎]
「長谷川会長…」

今にも流れ落ちそうな涙を目にいっぱい溜め見上げてくる彼女を抱き締めたい衝動に駆られましたが、それをグッとこらえ笑いかけます。

「ほら、泣かない泣かない。僕は気にしてませんから早くいつもの三好さんに戻ってください?」

「………はいっ!」

元気いっぱいに答え笑顔を見せた彼女は今までで一番素敵な顔をしてました。

⏰:10/02/18 18:25 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#426 [兎]
それから忙しい毎日が流れ、気が付けば明日がハロウィンです。

僕はこんな時になんて馬鹿なことをしてしまったんでしょう…。

自己嫌悪で嫌になります。

「はよっ!
て、どーしたんだよ?」

「あぁ、岸本君…。
もう昼休み終わりますよ」

「いや、てかお前なんで眼鏡?」

⏰:10/02/18 18:27 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#427 [兎]
岸本君は机に座っている僕の顔を見て怪訝そうに眉をしかめました。

「お前が眼鏡掛けてるの中学以来じゃね?」

「忙しさにかまけてコンタクト買いに行けなかったんです…」

「似合ってるぜ〜眼鏡男子」

「からかうのは止めてください」

「からかってねぇよ、現に女子がザワついてんじゃねぇか」

⏰:10/02/18 18:28 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#428 [兎]
確かに朝来てから視線は感じてましたし、三好さんは頬を染めたまま僕の目を見てくれませんでした。

「鬱陶しい…」

「おいおい、本音出てんぞ」

「あぁ…すみません」


たかが眼鏡を掛けたくらいで騒がないでもらいたい。
変に騒がれたくないから高校ではコンタクトにしてたのに…。

⏰:10/02/18 18:31 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#429 [兎]
「ま、仕方ねんじゃね?
成績は学年トップで生徒会長、いつも穏やかでレディファースト。
聖人君子みてぇなイメージ持たれてんだろ?」

「はぁ、迷惑な話です」

「まぁ実際な…」
「なにか?」

「いーや、なんでもねぇ。
で、俺は何すればいいわけ?」

実際腹黒い。とでも言いたいんですかね?

⏰:10/02/18 18:33 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#430 [兎]
「うちのクラスは女子の意見でクレープ屋に決まりましたからね、女子は今フルーツ等の買い出しに行きました」

「は?
クレープなんて作んの?」

「えっ?それも知らなかったんですかっ!?」

あぁ、そういえば決めた時寝てましたね。
でもクラスにいれば気付きそうなものですけど…。

⏰:10/02/18 18:36 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#431 [兎]
「まぁ内容知らなくても仕事は出来ますから」

「悪ぁるかったって、怒るなよ…」

「怒ってません。
男子はこれから校庭でベニヤに色付けです。が、岸本くんはクラスとは別行動です」

「は?なんでたよ」

僕の机に手をつき身を乗り出して聞かれても答えは一つしかありません。

⏰:10/02/18 18:37 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#432 [兎]
「出席日数足りないからですよ」

「あっ…え?
じゃあ俺どーすんだよ!?」

「先生が出店するんで岸本くんはその手伝いです。
それでチャラにしてくれるそうですよ」

「うわー…マジかよ…?」

岸本くんは僕の机の前で頭を抱えうずくまりました。

「サボったら留年ですからね」

「…分かったよ」

岸本くんはしぶしぶ教室を後にし先生のもとへ行きました。

⏰:10/02/18 18:38 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#433 [兎]
さて、うちのクラスは他のクラスより遅れてるので僕も校庭へ行きますか!

「かいちょーこれどお?」

「その看板いいじゃないですか」

男子美術部員の作ったクレープの看板は可愛い絵と色彩で出来上がってました。

「よっしゃ!会長のお墨付き。
んじゃこれ飾ってくるわ」

「はい。お願いします」

⏰:10/02/18 18:40 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#434 [兎]
「会長これは?」

「あ、それはもう少し…」

「会長こっちも!」

「はいっ、すぐ行きますっ」

最終意見を求められること数時間。
やっと終わり、帰ってきた女子が手を加えさらに女子うけしそうな外装になりました。

⏰:10/02/18 18:42 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#435 [兎]
「ばいばい会長。
明日がんばろーね」

「明日も頼りにしてるぜ!」

「明日は売り上げ1目指すよ」

もう夜と言ってもいい時間。
みんな明日を楽しみに帰って行きました。
今日は生徒会もないので僕も真っすぐ帰ります。

「はぁせがぁわくんっ」

下駄箱で靴を取り出そうとした時誰かに呼ばれました。

⏰:10/02/18 18:43 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#436 [兎]
振り向いた先に居たのは、長い金髪をクルクルと巻き髪を盛り、長く黒い重そうな付けまつげを目蓋にくっつけている名前も分からない隣のクラスのギャルでした。

「こんな時間にどうしたんですか?
みんなもう帰りましたよ?」

「知ってるよ。
長谷川くん待ってたに決まってるじゃん」

>>424-436

⏰:10/02/18 18:45 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#437 [兎]
>>424-436
「なにかクラスで困りごとでも?」

「んーん。
あぁ…困ってるって言ったら困ってるのかも」

ニコッと笑い一歩一歩近づいてくるギャル。
とても困ってるようには見えません。
僕に何の用でしょうか?

⏰:10/02/27 10:11 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


#438 [兎]
「あ、あの…」

「なぁに?」

「距離、近いんですけど…」

目の前まで来たギャル。
僕の後ろは下駄箱。
逃げ場はなくギャルからの圧迫感はすさまじく、直視するのをためらいます。

「そお?男と女なら普通の距離じゃない?」

⏰:10/02/27 10:14 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


#439 [兎]
「はい?あの…困ってないなら僕はこれで…」

「困ってるって言ったじゃん。
生徒会長は困ってる女子を見捨てるって言い触らしちゃおーかなぁ〜」

チッ。
やっかいな女に捕まったものですね。

「…………なにに困ってるんですか?」

「んふっ、それでこそ生徒会長。
生徒の頼みなら何でも聞いてくれるんだよね?」

⏰:10/02/27 10:15 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


#440 [兎]
なんなんですか、この女生徒。

「そうですね。
学業や行事に関することなら検討しますが」

どうせろくでもないことでしょう?
早く立ち去りたい僕は目の前にいるギャルを真っすぐ見ていいました。

⏰:10/02/27 10:17 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


#441 [兎]
「ふふっそんなに見つめないでよ」

「……………………」

勘違い女。
無視して帰りたいですね。
こういう時に岸本くんが居れば押しつけて帰れるんですが。

「あたしね、長谷川くんのこといいなって思ってるの」

「……………」

「あたし知ってるのよ?」

⏰:10/02/27 10:18 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


#442 [兎]
「はぁ、なにがです?」

「長谷川くんが本性隠してること」

なんだそんなこと。

「それがなにか?」

「な、何かって!みんなにバラされてもいいの!?」

一歩引いたギャルに圧力をかけるように僕は一歩踏み出しました。

「ふふっどうぞ?
君が言ったことを生徒が信じるとは思えませんからね」

>>437-442

⏰:10/02/27 10:20 📱:N905i 🆔:COBh9Fjw


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