他人の情事U(18禁)
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#416 [兎]
「思い返すって…笑いかけたり触れたら顔を赤くしたくらいで…」

「鈍感。
お前そんなんでよく生徒の代表なんてやってられんな、はぁ〜アホらしっ」

岸本君は呆れた顔をして自分の席に歩いて行ってしまいました。

鈍感って言われても分からないものは仕方ないじゃないですか…。

⏰:10/02/12 19:35 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#417 [兎]
今日も生徒会室に行かねばなりません。
あの密室に二人きり。
嫌われてる僕は行くのが憂鬱です。

ゆっくり開けた生徒会室の扉。
中には誰もいませんでした。
やはり三好さんは僕と顔を合わせたくないのでしょう…。

仕方ない。
一人で業務をこなすとしますか!

⏰:10/02/12 19:36 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#418 [兎]
話相手のいない空間で黙々と仕事を終わらせます。
一人でするのはなんとも味気ない。

時計をみるとまだ、三十分も経っていませんでした。

三好さん…。
三好さんがいる毎日が当たり前だったんですね…。

再び机に視線を戻した時、バタンッ!!
ど派手な音をたて扉が開きました。

⏰:10/02/12 19:38 📱:N905i 🆔:RGUF/.PA


#419 [兎]
>>413-418

「はぁ、はぁ…遅れてすみません…」

入ってきたのは肩で息を切らす三好さん。

「ど、どうしたんですか!?」

「喧嘩の仲裁に入ったら思いのほか時間がかかってしまって…はぁ、すみません…走ってきました」

そんな彼女を見てほわっと表情が緩みました。

⏰:10/02/15 16:28 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#420 [兎]
僕が悩んでたことなんて取るに足らないことなんです。
だって僕は、三好さんが来てくれたことに喜びを感じたのだから。

「大丈夫ですか?
怪我はありませんか?」

あとで飲もうと買っておいたお茶のペットボトルを三好さんに渡しました。

「開けてないから大丈夫ですよ」

走ってきて喉が乾いていたのでしょう。
一気に半分ほど飲み干しました。

⏰:10/02/15 16:30 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#421 [兎]
「お茶ありがとうございました。
今から、はぁ…仕事しますね」

「ふふっもう少し落ち着いてからで大丈夫ですよ」

「でもっ」

「じゃぁ、僕の話相手になってくもらえると助かるんですが」

三好さんを席に座らせ僕は先程の続きに取り掛かりました。

⏰:10/02/15 16:31 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#422 [兎]
「こっちの方がいいと思いますか?
これは各クラスの委員長にまかせましょう。
これは先生に許可を取らないとダメですね」

僕がもらす言葉に三好さんの同意の言葉が重なります。

それだけでも一人の時より楽しく業務がこなせるものです。

⏰:10/02/15 16:32 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#423 [兎]
「あのっ…」

三好さんが口を開いたのは、部屋に入ってから一時間がたった頃でした。

「なんですか?」

顔を上げた僕の目に映ったのは、申し訳なさそうな今にも泣きだしそうな顔をした三好さんでした。

⏰:10/02/15 16:33 📱:N905i 🆔:TwdQHArs


#424 [兎]
>>419-423

「あの…昨日は逃げるように帰ってしまいすみませんでしたっ!!」

ガタッと勢い良く椅子から立ち上がり頭を下げる三好さん。

「気にしてませんよ?
だから顔を上げてください」

三好さんに近付き肩に触れ顔を上げさせ目を合わせました。

⏰:10/02/18 18:24 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


#425 [兎]
「長谷川会長…」

今にも流れ落ちそうな涙を目にいっぱい溜め見上げてくる彼女を抱き締めたい衝動に駆られましたが、それをグッとこらえ笑いかけます。

「ほら、泣かない泣かない。僕は気にしてませんから早くいつもの三好さんに戻ってください?」

「………はいっ!」

元気いっぱいに答え笑顔を見せた彼女は今までで一番素敵な顔をしてました。

⏰:10/02/18 18:25 📱:N905i 🆔:vyDjQYow


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