ピンクな気分。U
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#26 [のの子]
一度行ってみようと決めたけど、今更になって竜二君の気持ちや自分の愚かさを感じてきた。
私はずるい‥
竜二君の気持ちも彰君をも見て見ぬふりができない、ただの偽善者。
「間違ってないよ。」
?
「聡美は間違ってない。俺がついてるから大丈夫だよ。」
.
:09/10/10 18:47
:SH06A3
:7to.RVnE
#27 [のの子]
そういって彼が真っ直ぐ見つめていたのは
私だった。
「本当に‥どこまで優しいの?竜二君は‥」
私が困ったように笑うと竜二君も笑った。
ありがとう
ごめんね
両方とも言えなかった。
知ってしまった罪悪感は
きっともう消せない。
.
「」
:09/10/11 20:20
:SH06A3
:gltkxid6
#28 [のの子]
竜二Side
次の日――――
チュンチュン チュン
どこにいるかわからない雀の声がうっすら聞こえる西岡家。
「あら、夏休み初日なのに早起きなんてどうしたの?」
「‥友達が来るから。」
キッチンで朝から何かを作っている母さんを横に俺は冷蔵庫を開ける。
「友達って彰君達?‥でもだからって早いんじゃないのぉ?まだ8時になるとこじゃない。」
ペットボトルの水をコップに注ぎながら俺は一瞬考える‥‥
「‥‥彼女もくる‥」
.
:09/10/11 20:28
:SH06A3
:gltkxid6
#29 [のの子]
「えっ‥‥」
母さんが固まったのを無視して水を一口飲む。
この匂い‥またケーキ作ってんのか。
「ちょっとあんた彼女いたのっ?!!」
母さんは俺の両肩を掴んで真っ直ぐと俺を見つめてきた。
肩痛い‥
「いたよ。悪い?」
「悪いわけないでしょ〜!まぁ言わないあんたは悪いけど‥そう〜‥彼女も来るのね。」
:09/10/11 20:36
:SH06A3
:gltkxid6
#30 [のの子]
「ならケーキ作っといて良かったぁ♪あっでも彰君達も来るんでしょう?じゃクッキーも作ろうかしら‥」
「彰と彼女しか来ないからケーキだけでいいよ。昼ぐらいに来るから。」
母さんがニコニコ‥いやニヤニヤと笑ってるのが嫌ですぐにソファに座った。
別に隠してたつもりはなかったし、今までそういう話題にならなかっただけだ。
まぁ今日、聡美が家に来るのはいいきっかけだったのかもしれない‥
.
:09/10/11 20:45
:SH06A3
:gltkxid6
#31 [のの子]
昨日の夜―――
「‥竜二君も来る?」
「えっ?」
「宿題やろうって言ってたし‥三人ならどう、かな?」
あぁ〜‥どうだろ。
「でも彰が許すか‥
「ダメ?」
あぁ〜これはまさか‥‥
世に言う『上目遣い』?
うん。
やっぱ聡美可愛い‥
「いいよ。」
――――――
:09/10/11 20:55
:SH06A3
:gltkxid6
#32 [のの子]
俺も男。単純でバカだ。
好きな子には弱い。
それにしても、あの潤目に上目遣いは
「反則だろ‥‥」
まぁ一応図書館でもしも彰と俺が喧嘩になった時の為に、俺の家に変更してもらった。
ってか彰来るかな?来なかったら聡美と二人か‥
そんな淡い期待を考えながら俺はまた水を一口飲んでテレビを見つめた。
.
:09/10/11 21:05
:SH06A3
:gltkxid6
#33 [のの子]
――――――
13:07
ピンポーン
「母さぁんっ!来たっぽいよー。」
「はぁい♪」
ガチャッ
俺が玄関のドアを開けると彰がイラついた顔で立っていた。
「よっ‥遅かったね?」
「こいつどうにかして。」
彰が後ろに指さすと、聡美が下を向いて立っていた。.
:09/10/11 21:14
:SH06A3
:gltkxid6
#34 [のの子]
その前にお前の面どうにかしろっつーの。
「あれ‥どうしたの?」
「あいつ緊張してんのかずっとあれでさぁ、10分も前にお前ん家着いてたのに固まってんの。いい加減暑いし俺が呼び鈴鳴らした。」
あぁ〜なるほど。
聡美は下を向いたままだったけど、お団子に結んでいるから耳が赤くなってるのがわかった。
昨日の夜、場所を俺ん家に決めた時もあんなんなったもんなぁ。
.
:09/10/12 00:25
:SH06A3
:pFmCBKXs
#35 [のの子]
一旦外に出て玄関のドアを閉める。
聡美は相変わらずモジモジとするように下をむいたまま‥
「いらっしゃい。そんな緊張しなくたって大丈夫だよ。」
そういって頭を撫でると
「あのっ!こっこれ良かったらどうぞっ!!」
グイッと差し出してきた袋の中にあったのは、母さんの大好きなあんみつ。
彰から聞いたのか‥
.
:09/10/12 17:46
:SH06A3
:pFmCBKXs
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