― 短編箱 ―
最新 最初 🆕
#40 [栢]
 
>>2-16
君の、匂い。

>>18-39
一番じゃなくても


プチノンフィクションです ^^*
今の彼とのお話を元に
あの時のことを思い出しながら
書きました。


文章力に欠けててだめだめですね×

⏰:09/10/02 18:30 📱:D905i 🆔:xQZDlkoQ


#41 [栢]
 
 
  約束はしないよ。

_

⏰:09/10/05 15:43 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#42 [栢]

「どうして、男って約束破るの?」

泣きながら
そんなことを言う女がひとり。

「うーん‥」

複雑な気持ちに
答えを出せない男がひとり。

⏰:09/10/05 15:47 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#43 [栢]

「"ずっと一緒だよ"って言うくせに
すぐに他の子に行っちゃうじゃない。」

女は振られたのだ。


「うーん‥」

複雑な気持ちの男は
格好付けたかった。

⏰:09/10/05 15:50 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#44 [栢]

「最初から言わなきゃいいのに‥
なんのために約束してるの?」

振られたことが悔しかったのだ。
女は約束を果たすつもりだったから


「それはぁ‥」

下手に言葉にしてしまったら
反感を買ってしまうだろう。

⏰:09/10/05 15:52 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#45 [栢]

「結局その場しのぎなんでしょ?
誰にでもそんなこと言うのよ
もう男なんて信じない」

うつ伏して断言した女に

やっと口を開く。

⏰:09/10/05 15:54 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#46 [栢]

「その時は、
本当にそう思ってるんだよ
嘘ついてまで約束してるわけじゃないさ。

約束したときは
ずっと一緒にいたいって思ったんだよ。

破ったらそんなこと嘘になっちゃうけど
確かにその時は本気だったんだ。」

納得いかなそうに女は見つめる。

⏰:09/10/05 15:57 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#47 [栢]

「気持ちが変わってしまうなんて
誰にもわからないよ。

だから、仕方ないことなのさ。

約束した彼は素敵な人だ
ただ時間が邪魔をしただけ。」

男が優しく言葉をかけると
女はぶわっと泣き出した。

⏰:09/10/05 16:00 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#48 [栢]

「約束なんて、
ただの口約束なんだからさ
深く考えちゃいけないのさ。

安心するために縛りたいがために
みんなするんだから。

美しいものではないんだよ
夢をみちゃいけないよ。

夢を見ていたいなら
傷つくことを覚悟しなくちゃね」

⏰:09/10/05 16:02 📱:D905i 🆔:C.j898XI


#49 [栢]

約束をして得るものは
身勝手な安心と束縛。

何もいい物なんて手に入らないから

約束なんて
しないほうが幸せでしょう。


だけど約束したくなるのは
絶え間ない不安が襲うから。


不安になんか勝てないでしょう

だから僕らは永遠を信じたくなる

⏰:09/10/05 16:09 📱:D905i 🆔:C.j898XI


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194