エージェント!?
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#271 [テトこ]
手紙の相手は
昨日,梓に声をかけてきた男子生徒だった
男「昨日はちゃんと話できなかったから。」ニコッ
どことなくトゲがあるような;;
梓「す,スイマセン;」
男「いいんだ。今日またこうやって君と話せたんだし//」
照れながら鼻を掻く彼
:10/01/19 16:14
:F01B
:Yq7XJtZY
#272 [テトこ]
梓「はあ;」
なんかもう…
帰りたい!!
梓は切実にそう願った
梓「あのッ,お話っていうのは??」
早く帰りたくて催促する
男「そうだね。あ,まだ名前も言ってなかった!俺は3年の斎藤!!斎藤 和也。よろしく!!」ニコッ
無理やり手を取られ握手された
:10/01/19 16:18
:F01B
:Yq7XJtZY
#273 [テトこ]
手を握ったまま
目の前の男,改めて斎藤 和也は,なんとも胡散臭い笑みを浮かべる
斎「話ってのは,分かってると思うけど…好きなんだ,君のこと//付き合ってくれないかな??」
確かに分かってはいた
もちろん答えは…
梓「ごめんなさい。」
NOだ―
:10/01/19 16:21
:F01B
:Yq7XJtZY
#274 [テトこ]
考える振りなどしない
真っ直ぐ相手の目を見て梓は言った
やんわりと,手を外して
すると―
斎「―ッ!!どうして!?どうしてダメなの!?」
いきなり取り乱し始めた斎藤
梓は少し怖くなった
:10/01/19 16:25
:F01B
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#275 [テトこ]
梓「どうしてって…先輩のこと何も知らないし,好きって感情を抱いてないから…です。」
こういう時はハッキリ言わないと相手にも失礼になる
だから梓はいつもズバッと断っていた
斎「知らないから!?知らないからダメなの!?」
ジリジリと近付いてくる斎藤
:10/01/19 16:28
:F01B
:Yq7XJtZY
#276 [テトこ]
梓「いや,知らないってのもあるし,好きじゃないからです…。」
斎藤の異様さに後退りする梓
斎「じゃあ今から知ってよ俺の事!!」
もう何を言ってもダメな気がした
怖い―
早くここから出なきゃ!!
:10/01/19 16:31
:F01B
:Yq7XJtZY
#277 [テトこ]
梓「すみませんが先輩,お付き合いすることはできません。失礼します!!」
ハッキリと断り斎藤の横を通り過ぎようとした時
ガシッ―!
梓「いッ!!」
腕を強く掴まれた
梓「ちょッ,離して下さい!!痛いッ!!」
:10/01/19 16:34
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:Yq7XJtZY
#278 [テトこ]
斎「許さない…この俺をコケにしやがって…」
そう呟く彼の様子は明らかにおかしかった
斎「今からお前に俺を教えてやるよッ!!!!!!」
梓「ッッ!!!!」
怒鳴る斎藤を前に
かなりヤバいと本能が騒ぐ
クルッと腕を回し斎藤の腕を力いっぱい振りほどいて梓はドアへと走った
が…
:10/01/19 16:39
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:Yq7XJtZY
#279 [テトこ]
ガチャガチャ―
うそッ…
――鍵が!!!!
気づかぬうちにかけられた鍵に思わず固まってしまった
そして
ガッ―
梓「キャッ!!」
:10/01/19 16:41
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:Yq7XJtZY
#280 [テトこ]
ドサッ!!
梓「ッゔ―…」
制服を引っ張られ床に叩きつけられた
頭がボーっとする
視界がハッキリしない
マズい
―逃げなきゃ
しかしさっきの衝撃で体が動かない
:10/01/19 16:44
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