エージェント!?
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#212 [テトこ]
きりがいいので,ここで切ります

感想板
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⏰:09/12/13 01:56 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#213 [テトこ]
━━━━━━━━━━━
仁「はい到着〜!!」

あれから少ししてバイクが止まった

梓「…ここは??」

乗ったまま尋ねる梓

見えるのはフェンスと線路,それから遠くにある駅

仁「うちの仕事初見学だ。」

梓「えッ!?ここでですか!?だって…何もない…」

戸惑う梓に仁はバイクから何かを取り出した

⏰:09/12/13 16:16 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#214 [テトこ]
仁「こいつがあれば話は別でしょ。」

梓「それって…まさか駅を!?いや,さすがに見えないでしょ;」


仁が取り出した物
それは


仁「バーカ。この"キース特製双眼鏡"なら,こんくらいの距離なんて余裕だ。きれーに見えるぞ♪」


見た目は何ら変わらない双眼鏡だった―

⏰:09/12/13 16:22 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#215 [テトこ]
仁「ま,とりあえず見てみろよ。」

梓は明らかに疑いの目を向けている


あんな遠くの,見えるわけないじゃん…;


梓「――ッ!!」


なッ…

なにこれーッ!?!?
すっごいハッキリ見える
1人1人の顔まで!!
自動販売機のジュースも!!

あ…ありえんッ;;;

⏰:09/12/13 16:27 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#216 [テトこ]
梓「ッ―…」

仁「ニッ♪ホーム見えるだろ??4番線に来る電車の2両目見ときな。そろそろだから。」

まだ双眼鏡に驚いていた梓の隣に仁もスタンバイした


するとすぐに,仁が言った4番線に電車が来た


えっと…2両目2両目


仕事帰りの時間帯もあってか,なかなかの人だ
なぜか少し怪訝な表情を浮かべている

⏰:09/12/13 16:32 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#217 [テトこ]
仁「梓,真ん中のドアだ。」

仁の指示通り視線を移す

梓「ん??…玲さんッ!?と,男の人…??」

昨日より少し地味な気がした
しかしその美貌は,この人ごみの中,誰より勝っていた

玲の隣には腕を掴まれ落胆した様子の男
そして今にも泣き出しそうな女が玲の少し後ろを歩いていた

⏰:09/12/13 16:38 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#218 [テトこ]
梓「もしかして…痴漢??」

仁「そッ!!痴漢撃退の任務でした。ま,初めてならこれくらいがいいだろ。」


――…

しばらく見ていると駅員がやってきた
玲は駅員に男を渡し,隣にいる怯えた様子の女性に笑顔を向ける


そして
男は連れて行かれ
女性は何度も玲に頭を下げていた―

⏰:09/12/13 16:44 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#219 [テトこ]
仁「と,いうわけで迷惑な痴漢野郎の成敗終了だ!」

梓「あの女性からの依頼だったんですか??」

仁に双眼鏡を返す

仁「あぁ。かなりまいってたみたいだ。」

時間をズラしても被害に遭うほど彼女はマークされていたらしい

梓「痴漢かぁ…腕掴んで捻りあげるとか,写メ撮って証拠おさえるとか??」

梓の頭の中で繰り広げられる痴漢撃退劇

⏰:09/12/13 16:49 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#220 [テトこ]
仁「いやいや;世の中お前みたいに度胸ある子ばっかじゃねーの;」

今回の依頼者は特に気の弱い人だったらしい

梓「アイツはそれを分かったうえで痴漢を??」

仁「さぁ,わかんね。俺は痴漢なんかで燃えねーし」




……この人は;;

⏰:09/12/13 16:52 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


#221 [テトこ]
梓「アナタが何で燃えるかなんて聞いてませんー。」

仁「知りたくなったらいつでも教えてやるぜ??」


またあの意地悪な笑みだ


仁「実際にな……」


梓「〜ッ///」


耳元で囁けば,次第に梓の顔は染まってゆく

⏰:09/12/13 16:56 📱:F902i 🆔:mwp48CR6


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