エージェント!?
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#267 [テトこ]
サッと拾って中を見る
『桜井さん,お話したい事があります。今日の放課後,5階の資料室で待ってます。』
梓「資料室…??てか名前くらい書いてよ;」
また溜め息をついて梓は来た道を戻った
ブーブー
震える携帯電話に手を伸ばして…
:10/01/16 01:57
:F01B
:Ja0zduHk
#268 [テトこ]
:10/01/16 01:59
:F01B
:Ja0zduHk
#269 [テトこ]
━━━━━━━━━━━━
5階〔資料室〕
ガラッ―
梓「……あの〜;」
あれ??
誰もいない??
資料室は普段からあまり利用する人もなくガランとしている
大量の紙たちだけがズシッとかまえているだけだ
:10/01/19 16:06
:F01B
:Yq7XJtZY
#270 [テトこ]
梓「まだ来てない…ってこと??もぉ〜。」
ブツブツと文句を言いながら,適当な資料に手を伸ばしたとき
ガラッ―…カチ
男「待たせてゴメンね。」
男が勢いよく入ってきた
梓「―アナタは昨日の!!」
男「覚えててくれて嬉しいよ。」
:10/01/19 16:11
:F01B
:Yq7XJtZY
#271 [テトこ]
手紙の相手は
昨日,梓に声をかけてきた男子生徒だった
男「昨日はちゃんと話できなかったから。」ニコッ
どことなくトゲがあるような;;
梓「す,スイマセン;」
男「いいんだ。今日またこうやって君と話せたんだし//」
照れながら鼻を掻く彼
:10/01/19 16:14
:F01B
:Yq7XJtZY
#272 [テトこ]
梓「はあ;」
なんかもう…
帰りたい!!
梓は切実にそう願った
梓「あのッ,お話っていうのは??」
早く帰りたくて催促する
男「そうだね。あ,まだ名前も言ってなかった!俺は3年の斎藤!!斎藤 和也。よろしく!!」ニコッ
無理やり手を取られ握手された
:10/01/19 16:18
:F01B
:Yq7XJtZY
#273 [テトこ]
手を握ったまま
目の前の男,改めて斎藤 和也は,なんとも胡散臭い笑みを浮かべる
斎「話ってのは,分かってると思うけど…好きなんだ,君のこと//付き合ってくれないかな??」
確かに分かってはいた
もちろん答えは…
梓「ごめんなさい。」
NOだ―
:10/01/19 16:21
:F01B
:Yq7XJtZY
#274 [テトこ]
考える振りなどしない
真っ直ぐ相手の目を見て梓は言った
やんわりと,手を外して
すると―
斎「―ッ!!どうして!?どうしてダメなの!?」
いきなり取り乱し始めた斎藤
梓は少し怖くなった
:10/01/19 16:25
:F01B
:Yq7XJtZY
#275 [テトこ]
梓「どうしてって…先輩のこと何も知らないし,好きって感情を抱いてないから…です。」
こういう時はハッキリ言わないと相手にも失礼になる
だから梓はいつもズバッと断っていた
斎「知らないから!?知らないからダメなの!?」
ジリジリと近付いてくる斎藤
:10/01/19 16:28
:F01B
:Yq7XJtZY
#276 [テトこ]
梓「いや,知らないってのもあるし,好きじゃないからです…。」
斎藤の異様さに後退りする梓
斎「じゃあ今から知ってよ俺の事!!」
もう何を言ってもダメな気がした
怖い―
早くここから出なきゃ!!
:10/01/19 16:31
:F01B
:Yq7XJtZY
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