曖 昧 ミ ー 。
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#51 [あんず]
 

「…お前、もう少し
リラックスしろよ。」


あまりの固さに、
思わず笑いが溢れる。
ガチガチと動く姿は、
まるでロボットのよう。


 

⏰:09/10/22 23:39 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#52 [あんず]
 

「リラックス、
出来た…っ…!!」


声を震わせながら
俺に報告をする。

リラックス出来た、
という女の姿は
体育座り。


どこの小学生だ。


 

⏰:09/10/22 23:41 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#53 [あんず]
 

…まぁそりゃ、
好きな人(皐月)の家だ。
緊張くらいはするか。


「梓と僕のお嫁さん、
お茶でも飲んで
まったりとしよう。」


キッチンから
出てきた皐月の手には
お茶が3つ。

見るからに熱そうだ。

 

⏰:09/10/23 09:48 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#54 [あんず]
 

「皐月、お前その
僕のお嫁さんって言い方止めろよ気持ち悪い。」


そう言いながら
正面にいる女に目を移す
…案の定顔真っ赤。


「え、だって
僕のお嫁さんでしょ?」


更に女の顔は赤くなる。

皐月は本当に
天然なのだろうか。
確信犯なんじゃないか。

 

⏰:09/10/23 09:54 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#55 [あんず]
 

「とりあえず…、
お前、名前は?
歳は?高校は?皐月と結婚したい理由は?」


「梓!!そんな質問攻めしちゃ駄目だって!!」


いやいやこれくらい
聞かないと
気がすまない。


だって俺は
この女のせいで
学校をサボらなきゃ
なんなくなったんだ。

 

⏰:09/10/23 09:58 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#56 [あんず]
 

すると申し訳なさそうに
俯きながら、
女は口を開いた。




「…佐倉 葵です。
歳は17歳、高校は
皐月くんと同じです。」


 

⏰:09/10/23 13:57 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#57 [あんず]
 

俺は少し驚いた。
まさか同じ高校だとは
思っていなかったから。


そんな俺の隣で、
皐月は何かを
思い出したかのような
顔を見せる。


「皐月?
知り合いなのか?」

 

⏰:09/10/23 14:55 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#58 [あんず]
 

「なーんか、
知ってるような…。」


おいおい、
しっかりしろよ皐月。
お前がそんな
「思い出せない」って顔するから物凄く悲しそうな顔してるぞ、あの女。


「あの、サクラです。
サクラちゃん。」


女が一言そう言うと、
皐月がハッとした顔で
ポンッ、と手を叩いた。

 

⏰:09/10/23 15:03 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#59 [あんず]
 

「サクラちゃんっ!!
あのサクラちゃんだ!!」


「そーですっ!!
あのサクラですっ」

一気にテンションの上がる俺を除いた二人。
俺だけは話に
着いていけてない。

その虚しさが、
なんとも言えない
気持ちにさせる。


 

⏰:09/10/23 15:33 📱:W61K 🆔:NHmb1IrM


#60 [あんず]
 

「盛り上がってる中悪いが、お前ら知り合いなのか?」


俺がそう言うと、
皐月は満面の笑みで
俺を見つめた。


「サクラちゃんはね、
一年前の入学式の時に出逢ったんだ。」


一年前の入学式…


俺がまだ、高2の時?


 

⏰:09/10/30 21:03 📱:W61K 🆔:gGqNti26


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