曖 昧 ミ ー 。
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#1 [あんず]


「わかんない、」


君は曖昧なその言葉で
僕を拒み続ける。


何度愛を囁いても
何度想いを伝えても
その言葉で僕の口を塞ぐ。


その言葉が僕にとって
とても残酷なことを

君は知らないだろう?

⏰:09/10/12 17:55 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#2 [あんず]




曖 昧 ミ ー 。




⏰:09/10/12 17:56 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#3 [あんず]

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4514/

第二作目です!!
こちらもまったりと
頑張りますので、
よろしく
お願いします∩^ω^∩x

⏰:09/10/12 17:59 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#4 [あんず]



episode 01.

謎の少女



⏰:09/10/12 18:34 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#5 [あんず]
 


「おい、コラ。
起きろ。遅刻するぞ。」


バシッバシッと朝から
痛々しい音が響く。

この音が朝から響くのはそう珍しいことではない
むしろ毎朝、と言ってもいいほどだ。


 

⏰:09/10/12 18:35 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#6 [あんず]
 


何度叩いただろう。
それでもコイツは起きる気配がない。
そんなコイツを見て、
俺は毎朝ため息を吐く。

どれだけ幸せが逃げていることだろうか。

もうこの俺には幸せなんかないんじゃないか、なんてたまに思ったりもするほどだ。

 

⏰:09/10/12 18:39 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#7 [あんず]
 

「そろそろ起きねぇと置いて行くぞ。」

そう言いながら俺はコイツの頭をもう一度叩いた

するとやっと目を覚ましたのか、コイツはむくりと上半身を起こした。


「…ん、あれ…梓。
おはよう、今日も一段と起きるの早いね。」


 

⏰:09/10/12 20:06 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#8 [あんず]
 

寝起きの癖に爽やかな顔で俺に笑いかけるこの憎たらしい男。

名前は早瀬 皐月。


そしてコイツを毎朝起こしている俺。

名前は早瀬 梓。


 

⏰:09/10/12 20:16 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#9 [あんず]
 

「お前が遅いんだよ。」


俺はため息を吐きながら朝食のトーストを強引に皐月の口に押し込める。


そんな苦しい食べ方でも、「おいひい(美味しい)」と嬉しそうに食べる皐月の笑顔には敵わない。


「ほら皐月、早く食って顔洗え。歯磨きも忘れんなよ。」

 

⏰:09/10/12 20:58 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


#10 [あんず]
 

「ははっ、梓ったら母さんみたいだなぁ。」

「うるせぇ突き飛ばすぞ。…いいから早く支度しろ。」


食べ終わったのか、皐月は洗面所に向かってゆっくり歩いて行った。
一方俺は時計を気にしてばかりだ。



こんな俺らは兄弟。
そして一卵性の双子だ。

 

⏰:09/10/12 21:04 📱:W61K 🆔:cIblCj7A


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