曖 昧 ミ ー 。
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#53 [あんず]
…まぁそりゃ、
好きな人(皐月)の家だ。
緊張くらいはするか。
「梓と僕のお嫁さん、
お茶でも飲んで
まったりとしよう。」
キッチンから
出てきた皐月の手には
お茶が3つ。
見るからに熱そうだ。
:09/10/23 09:48
:W61K
:NHmb1IrM
#54 [あんず]
「皐月、お前その
僕のお嫁さんって言い方止めろよ気持ち悪い。」
そう言いながら
正面にいる女に目を移す
…案の定顔真っ赤。
「え、だって
僕のお嫁さんでしょ?」
更に女の顔は赤くなる。
皐月は本当に
天然なのだろうか。
確信犯なんじゃないか。
:09/10/23 09:54
:W61K
:NHmb1IrM
#55 [あんず]
「とりあえず…、
お前、名前は?
歳は?高校は?皐月と結婚したい理由は?」
「梓!!そんな質問攻めしちゃ駄目だって!!」
いやいやこれくらい
聞かないと
気がすまない。
だって俺は
この女のせいで
学校をサボらなきゃ
なんなくなったんだ。
:09/10/23 09:58
:W61K
:NHmb1IrM
#56 [あんず]
すると申し訳なさそうに
俯きながら、
女は口を開いた。
「…佐倉 葵です。
歳は17歳、高校は
皐月くんと同じです。」
:09/10/23 13:57
:W61K
:NHmb1IrM
#57 [あんず]
俺は少し驚いた。
まさか同じ高校だとは
思っていなかったから。
そんな俺の隣で、
皐月は何かを
思い出したかのような
顔を見せる。
「皐月?
知り合いなのか?」
:09/10/23 14:55
:W61K
:NHmb1IrM
#58 [あんず]
「なーんか、
知ってるような…。」
おいおい、
しっかりしろよ皐月。
お前がそんな
「思い出せない」って顔するから物凄く悲しそうな顔してるぞ、あの女。
「あの、サクラです。
サクラちゃん。」
女が一言そう言うと、
皐月がハッとした顔で
ポンッ、と手を叩いた。
:09/10/23 15:03
:W61K
:NHmb1IrM
#59 [あんず]
「サクラちゃんっ!!
あのサクラちゃんだ!!」
「そーですっ!!
あのサクラですっ」
一気にテンションの上がる俺を除いた二人。
俺だけは話に
着いていけてない。
その虚しさが、
なんとも言えない
気持ちにさせる。
:09/10/23 15:33
:W61K
:NHmb1IrM
#60 [あんず]
「盛り上がってる中悪いが、お前ら知り合いなのか?」
俺がそう言うと、
皐月は満面の笑みで
俺を見つめた。
「サクラちゃんはね、
一年前の入学式の時に出逢ったんだ。」
一年前の入学式…
俺がまだ、高2の時?
:09/10/30 21:03
:W61K
:gGqNti26
#61 [あんず]
「懐かしいね」と
女に笑い掛ける皐月に、
嬉しそうな笑顔で
それに答える女。
微笑ましい光景…
なのだが。
正直、気にくわない。
:09/11/09 21:45
:W61K
:3ENcLACo
#62 [あんず]
もし、こいつらが
結婚することになって。
そして同居することになったとしたら…。
俺、1人ぼっちだ。
…こんな俺だけど、本当は寂しいんだよ。少しは構って欲しいんだよ。
1人は嫌いなんだよ!!
:09/11/09 21:54
:W61K
:3ENcLACo
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