曖 昧 ミ ー 。
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#84 [あんず]
 

「…それ、
アイツに言ったら?
まぁ結婚を許すかは
別としてさ。」


いつもとは少し優しく
皐月に言い掛けると、
嬉しそうに「うん!!」と返事をし、廊下に俺を残しあの女の所に歩いて行った。


…なんて自由な奴だ。


 

⏰:09/12/09 23:02 📱:W61K 🆔:u.rxRX76


#85 [あんず]
 

少し時間をおいて
リビングに入ると、
目に入る女の真っ赤な顔。

皐月はさっきの余裕のない顔から一変して、いつもの緩んだ顔に戻っている。


少々入りにくかったが、仕方なく我慢して俺は皐月の隣に座った。


 

⏰:09/12/10 16:08 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#86 [あんず]
 

「梓っ、僕人生初の
プロポーズした!!」

目を輝かせながら
皐月は俺に笑い掛ける。
その姿はまるで犬。


……いや
それはいいとして、

俺はまだ結婚は
許してないんだが…。

 

⏰:09/12/10 22:43 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#87 [あんず]
 

だってもう、
皐月は結婚する気満々だ。


いや、どう考えても
今結婚は無理。
高校生だし、金銭的にも無理がある。


付き合うくらいなら、
どうぞお好きに、ってなるだろうけど結婚はそうはならない。


 

⏰:09/12/10 22:46 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#88 [あんず]
 


「皐月…、言っておくけど今結婚は無理だぞ?
せめて卒業して、収入が安定してからとか…」


少し現実的に
考えてもらわないと、と俺は結婚に反対する。


すると皐月は、
俺の肩に手を置いて


 

⏰:09/12/10 22:53 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#89 [あんず]
 

「大丈夫!!
それくらいはさすがに
わかってるよ。今すぐ結婚するとは言わない。
今は…サクラちゃんと



一緒に暮らせれば
それでいい。」


そう、言ったんだ。


 

⏰:09/12/10 22:54 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#90 [あんず]
 






…………は?



 

⏰:09/12/10 22:55 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#91 [あんず]
 

いやいやいや…
訳わかんねぇよ!!

金銭的に考えて、
結婚は無理なんだ。
だから一緒に住むことも
無理なんだよ!!




…コイツ、
全然わかってねぇ!!


 

⏰:09/12/10 22:57 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#92 [あんず]
 

「いやだから、
それも無理だって。」

早く懲りて貰いたく、
俺が冷たく
皐月に言い放つと


「梓お願い。
サクラちゃんと一緒にいたいってのもあるけど、
それ以上にサクラちゃんを放っておけない。」


負けじと
言い返して来る。

「サクラちゃんを
   放っておけない」

その時は、
この言葉の意味が
まだわからなかった。


 

⏰:09/12/10 23:05 📱:W61K 🆔:CKgE3q12


#93 [あんず]
 

「あの…、私のせいで、ごめんなさい…。
結婚の上に家に住ませろなんて、迷惑ですよね」


すると、俺の前で小さく座りながら俯いていた女が口を開いた。


申し訳なさそうに、
苦笑しながら。


 

⏰:09/12/11 20:16 📱:W61K 🆔:eqlwW/5k


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