<<来栖>>
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#432 [nanoka]

ゆっくりと優しく蒼井さんは続けた。

「彼女のことは君たちのせいじゃありませんよ。彼女がそうなったことの原因があるとしたら、詰まっている悪いナニカですから」

蒼井さんはもう一度彼らに向かって微笑んだ。

⏰:09/11/08 16:56 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#433 [nanoka]

安価
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⏰:09/11/08 16:57 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#434 [nanoka]

変わった人たちだなっていうのが第一印象だった。

でも不思議と嫌いじゃなかった。

だから次の日、枢先生という女性に会いに行くことが決まった時も自分から一緒に行きたいと言った。

⏰:09/11/10 15:52 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#435 [nanoka]

蒼井さんは

「それじゃあお昼くらいに迎えに行きます」

と、快く承諾してくれた。

正直俺が行ったところで何かの役に立つとは思えなかった。

⏰:09/11/10 15:54 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#436 [nanoka]

ただの興味とか好奇心だったのかもしれない。

蒼井さんにもきっとわかっていたと思うけど、何も言わなかった。

病院に先に着いていた彼らも蒼井さんの横にいた俺を見ても表情を変えなかった。

⏰:09/11/10 15:57 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#437 [nanoka]

「おはようございます」

蒼井さんが声をかけると、待合室のソファーに座っていた亮太が立ち上がった。

つられるように横にいた空さんと優ちゃんも立ち上がり挨拶を返した。

⏰:09/11/10 15:58 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#438 [nanoka]

「面会の許可はとれましたか?」

蒼井さんの言葉に亮太が答えた。

「はい。談話室でなら全員入れるそうです」

⏰:09/11/10 16:01 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#439 [nanoka]

先に談話室に移動しているという枢先生に会うために俺たちは病院の廊下を歩いた。

誰も言葉を発しず、そのことが妙な緊張感を生んだ。

蒼井さんが談話室2と書かれたドアをノックすると、はーいと明るい声が返ってきた。

⏰:09/11/10 16:03 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#440 [nanoka]

すぐにドアが開き、中からピンクのナース服を着た看護師さんが出てきた。

「面会時間は一時間です。私は外にいますのでお話が終わったら部屋の電話からナースセンターにコールして下さい」

笑顔でてきぱきと説明をすると、看護師さんは談話室に背を向けた。

⏰:09/11/10 16:06 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


#441 [nanoka]

中に入って最初に口を開いたのは枢先生だった。

「こんにちわ」

優しく微笑むその表情は、どこか蒼井さんに似ていて緊張がとけていくのを感じた。

⏰:09/11/10 16:08 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


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