■ Heartーfull〈ハート・フル〉■
最新 最初 🆕
#50 [ひよこ。]
■■■■■■■■■■■

>>4-26
1・はじまり
>>32-49
2・夢から覚めて

第2話を更新しました。

■■■■■■■■■■■
感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/11063/

⏰:09/10/28 18:58 📱:SH705i2 🆔:a7SSMZ3A


#51 [ひよこ。]
間違えました
感想板はこっち↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4610/

⏰:09/10/28 19:00 📱:SH705i2 🆔:a7SSMZ3A


#52 [ひよこ。]
3・静かな時間

静と友達になったのは、
小学5年生のころ。

静はあの頃地味で
あだ名は
『めがねちゃん』と
呼ばれクラスの子達に
からかわれていた。

今や学校で噂されるほどの
美人になったから、
想像もつかないけど‥。

⏰:09/10/29 00:45 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#53 [ひよこ。]
「今日もめがねちゃん
読書してる〜。」

「暗っ!」

『めがねちゃん』は
いつも昼休みに
黙々と読書をしていた。

誰とも遊ばないし
口数も少ないし、
ある意味目立つ
存在だったみたい。

「めがねちゃんって?」

同じクラスに
なったその時、
私は初めて彼女の存在
に気づいた。

⏰:09/10/29 00:47 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#54 [ひよこ。]
「えっ!
こころちゃん
知らないのー?」

生徒人数が多いとはいえ、
めがねちゃんを
知らないのは
珍しかったらしい。

「うん。」

「藤沢静のことだよー!」

⏰:09/10/29 00:48 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#55 [ひよこ。]
「ふーん?」

「ふーん?って‥
もうっ!聞いておいて
どうでもいいっていう返事
しないでよー!」

「あはは。」

私はその時静のこと、ただ
なんか変わった子
程度に思っていた。


そんなある日
静とたまたま席が隣になった。

⏰:09/10/29 00:50 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#56 [ひよこ。]
「よろしくねー。」

「‥‥‥。」

静は黙々と
本を読んでいる。

「えっと、‥静ちゃん。」

「‥え。」

静は初めて
私の方を向いて、
少し驚いた表情をした。

「ごめん!違った?」

「いいえ‥、あってる‥。」

⏰:09/10/29 00:53 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#57 [ひよこ。]
「?」

「こちらこそ‥
よろしくね‥。」

「うん!」


『初めてちゃんと
自分の名前を
呼んでもらえた気がして、
嬉しかったわ。』

後から聞いたことだけど、
その時のことを
このように笑って
話してくれた。

それからは、
私達はよく
お喋りするようになり
だんだん親友と
呼べるような
仲になっていった。

⏰:09/10/29 00:55 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#58 [ひよこ。]
「あ、その本
私も持ってる。
おもしろいよねっ。」

「‥本当に?
‥これ映画化
されるんだよ‥。」

「そうなのっ。
また一緒に見に
行こうよ!」

「うん‥!」

小学校を卒業する頃には、
静は最初より
ずいぶん明るくなって
『めがねちゃん』と
呼ぶ子はもう誰も、
いなくなっていた。

⏰:09/10/29 00:57 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#59 [ひよこ。]
それから
ずっと同じ学校で、
ずっと親友。

たまに何考えてるのか
分からなくて不安になる
時もあるけど‥。

静といる時間、
私は‥好きだよ。

⏰:09/10/29 00:58 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194