triangle
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#27 [ロー]
みきと一緒に入学するはずだった兄貴のいる公立の中学には入学せず、遠く離れた県外の全寮制の中学に入学した。その中学はサッカーの全国大会に、毎年名を連ねる強豪校で、幸い俺は小さいころからしていたサッカーが口実となった。

⏰:09/12/12 03:39 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#28 [ロー]
ガチャ。


ドアの開く音がして目が覚めた。
俺はいつの間にか眠っていた。

⏰:09/12/12 03:41 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#29 [ロー]
ドアは少し開けられていて、その隙間から誰かがこっちを見ている。
部屋が暗いので影になっているが、長いくるくるした髪で、それがみきだとわかる。

「みき?」



俺は体だこ起こし、ベッドの脇のテーブルにおいてあったリモコンで電気をつけた。

⏰:09/12/12 03:50 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#30 [ロー]
「ごめん、起こしちゃった?」

みきは部屋には入らず、ドア隙間から体を半分だけ出して聞いた。


「いや、寝るつもりなかったし」

「そう。あ、私そろそろ帰るね」

時計を見ると、もう12時を回っていた。
.

⏰:09/12/12 03:54 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#31 [ロー]
「送っ―」

―送るよ。
そう言おうとして、やめた。
ドアの隙間からみきの頭越しに、上着を着ている兄貴が見えた。




「じゃあ、また明日ね。おやすみ」
「・・・おぅ」



バタン。
ドアが閉まり、去って行く足音が聞こえた。みきと兄貴の二人分の足音が・・・。
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⏰:09/12/12 03:59 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#32 [ロー]
急に虚しさが襲った。
何も考えないように、また寝ようとしたが、目が覚めている。空腹感もさっきより増し、蘇ってきた。

俺は飛び起き、一階に降りた。





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⏰:09/12/12 04:08 📱:SH706iw 🆔:L39.a5d6


#33 [ロー]
リビングには誰もいなかった。時間を考えれば当たり前のことだった。

何か食べる物はないかとしばらく探してみたが、何もない。寿司が残ってるのでは、と期待したが甘かった。

「―ちっ」

寒いから気が進まないが、空腹を我慢するよりはましだと考え直し、コンビニまで行くことにした。
リビングを出て玄関に向かう。


ガチャ。

「あ」

⏰:09/12/14 02:35 📱:SH706iw 🆔:KGTJhD/I


#34 [ロー]
俺が靴を履いているどちょうど、兄貴が帰ってきた。

「あれ、出かけんの?」

「ああ、腹減ったから飯買ってくる」
俺はすぐ頭を下げ視線を靴に戻し、兄貴を見ずに答えた。

―今帰ってきたのかよ。
と、言いかけてやめた。

みきの家はすぐ隣にある。田舎なので100メートルほど離れてはいるが、往復でも5分はかからない。
しか二人が出て行ってからすでに、30分は経過していた。

⏰:09/12/14 02:44 📱:SH706iw 🆔:KGTJhD/I


#35 [ロー]
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「俺も行く」
一瞬間を空き、兄貴が言った。

⏰:09/12/14 02:48 📱:SH706iw 🆔:KGTJhD/I


#36 [ロー]
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チャプター4:兄弟





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⏰:09/12/14 03:42 📱:SH706iw 🆔:KGTJhD/I


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