Vampire Kiss
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#101 [ゆかぴ]
アンカー(^ω^)

>>1-50
>>51-100

⏰:10/02/02 23:06 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#102 [ゆかぴ]
今日の部活も
相変わらずギャラリーが
たくさんいた。
みんな玲くん目当て。
すごいなぁ…笑

パッと隣を見ると
先輩マネージャー達も
みんな玲くんに見とれていた。

「こんな大人気な玲くんと
仲良しな愛理は幸せだよ笑」

反対側を見ると
香奈がニヤニヤして
私を見ていた。

⏰:10/02/02 23:11 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#103 [ゆかぴ]
「なっ…何?」

私は眉をひそめた。

「なーんもないっ!」

愛理はそう言って
キレイな茶髪の髪を
なびかせながら
どこかに行ってしまった。

「もうっ。」

私と玲くんには
何もないよ笑
第一彼は吸血鬼!

⏰:10/02/02 23:18 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#104 [ゆかぴ]
私は玲くんのプレー姿を
見つめた。

やっぱかっこいいや…。
でも吸血鬼だしね。

私は目を伏せた。

⏰:10/02/03 09:22 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#105 [ゆかぴ]
「休憩にすんぞーー!」

監督がグラウンドに
響き渡るような声で言った。
部員のみんなは
練習を止めて集まってきた。

「疲れたー!」

「有希ちゃんお茶ちょうだいっ。」

私はマネージャー達と
部員のみんなにお茶を
配った。

⏰:10/02/03 10:04 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#106 [みかちャん]

オモシロィ
あげ・
ちゃぃ
ますッ
!

⏰:10/02/03 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#107 [みかちャん]
あげ!

⏰:10/02/03 13:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#108 [ゆかぴ]
有希ちゃんというのは
先輩マネージャーの一人。

「愛理っ、お茶ちょうだい!」

玲くんが汗を拭きながら
手を出してきた。

「あ、うんっ。」

⏰:10/02/03 13:26 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#109 [みかちャん]
あげ! 

⏰:10/02/03 13:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#110 [ゆかぴ]
>>109

感想板に書いてほしいです

⏰:10/02/03 14:29 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#111 [ゆかぴ]
私はコップにお茶を入れて
玲くんに渡した。

「サンキュ。」

玲くんは笑って
そのコップを取った。
その時にちょっとだけ
玲くんの手が触れた。

「どういたしまして。」

やっぱほんのり冷たい…。

⏰:10/02/03 14:38 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#112 [みかちャん]
すいません、もう私来ない方がいいですね

⏰:10/02/03 14:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#113 [ゆかぴ]
人間じゃないんだなって
改めて実感した。
人間はもっと暖かい。
玲くんが吸血鬼だって
知らない人はただの
冷え性かと思うかも…笑

「どした?」

我に返ると恭介くんが
キョトンとして私を
見ていた。

「なんもないよっ…。」

私は顔の前で手を
ぶんぶん振った。

⏰:10/02/03 14:58 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#114 [ゆかぴ]
「神崎玲くんのこと
考えてたとか?笑」

「違うからっ!ばか!」

私は恭介くんを
軽く叩いた。

考えてたけど
内容が内容だし…ね。

⏰:10/02/03 15:35 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#115 [ゆかぴ]
―ーー…

タンタンタンタンッ…

はい、私野菜を切ってます。
今日はカレー。
作り置きできるしね笑

「今日カレー?」

バッと振り返ると
玲くんがいた。

「ひゃっ……!
玲くん!?」

⏰:10/02/03 16:18 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#116 [ゆかぴ]
そこには玲くんが
立っていた。

どこから入ってきたの!?

「そんな驚いた顔すんなよ笑」

玲くんはそう言って
ソファーにドカッと座った。

「だって…なんで…。」

「来たいから来たんだよ。」

⏰:10/02/03 16:55 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#117 [ゆかぴ]
「そんな理由…。」

どんだけ自由なんだか…汗
吸血鬼ってみんな
自由人とか?

「愛理の料理食べたい。」

「いいけど…。」

玲くんは嬉しそうな
顔をした。

⏰:10/02/03 17:03 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#118 [ゆかぴ]
「じゃあ俺手伝うわ。」

玲くんはよいしょって言って
ソファーから立ち、
キッチンに来た。

「ありがとう。
じゃあ……」

玲くんは料理上手だ。
野菜切るの速いし、
手際がいい。
私なんか…泣

⏰:10/02/03 17:23 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#119 [ゆかぴ]
「吸血鬼なのに…。」

私は肉を切りながら
ぽつりと言った。

「え?なんか言った?」

「なっ…何もないよっ。」

危ない危ない…汗
吸血鬼だからって
批判はだめだよね。

⏰:10/02/03 21:17 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#120 [ゆかぴ]
カレーとそれに加えて
ポテトサラダを作った。

「「いただきまーす。」」

私達は仲良く(?)
ご飯を食べ始めた。

「うん…うまいな。」

玲くんはがっついていた。

子供みたい……笑

⏰:10/02/03 22:34 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#121 [ゆかぴ]
その時に玲くんと
目がバチッと合った。

「……にやけてるぞ笑」

「えっ!!」

私は空いてる左手で
頬を押さえた。

にやけてたの!?
恥ずかしい……笑

⏰:10/02/03 22:37 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#122 [ゆかぴ]
「妄想してた?笑」

「んなわけないし!」

―ーー…

「「ごちそうさまでした。」」

私達はちゃんと
手を合わせて言った。

「お腹いっぱいだな。」

玲くんはふぅっと
息を吐きながら
お腹をさすった。

そういえばこの前に、
血を吸えば飲まず食わずで
生きられるって言ってたよね。
あれは私の血だけど…。

⏰:10/02/03 22:42 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#123 [ゆかぴ]
「血吸わないままいたら
吸血鬼はどうなるの?」

私は疑問に思ったから
ふと聞いてみた。

「なに?
吸わせてくれんの?笑」

「違うからっ!
気になっただけ。」

⏰:10/02/03 22:44 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#124 [ゆかぴ]
「こうやって食べ物食べても、
血を吸わなかったら
普通に死ぬなぁ…。」

死ぬ……か……。

「でも大丈夫だ。
俺血吸ってるし。」

サラッという玲くんに
ゾクッとしたのは
言うまでもない。

⏰:10/02/03 22:48 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#125 [ゆかぴ]
「吸ってるんだ…。」

「怖い?」

「怖いっていうか…
吸血鬼なんだなぁって
実感しただけ。」

私は無理矢理笑顔を作った。
玲くんが人間だったら
よかったのにと
思う私がいた。

⏰:10/02/03 22:50 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#126 [ゆかぴ]
それから色々喋り、
時計を見ると23時半すぎだった。

「俺そろそろ帰るわ。
愛理寝るだろ?」

玲くんは立って
私を見下ろす形で言った。

「あ…うん。」

⏰:10/02/03 22:53 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#127 [ゆかぴ]
「寂しがんなよ笑」

「寂しくなんかないしっ汗」

私はちょっと体が
熱くなった。

「はいはい笑」

玲くんは窓際まで
歩いていった。

⏰:10/02/03 22:55 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#128 [ゆかぴ]
え?

「どこにどうやって帰るの?」

「ん?」

玲くんは当たり前のような
顔をしていた。
だって帰るっていうのに
窓際に行くんだもん。

「俺らの世界に帰るんだよ。
じゃあまた明日。
おやすみ。」

⏰:10/02/03 22:57 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#129 [ゆかぴ]
玲くんはそう言うと
窓のカギを開けた。
そして背中から
黒い翼が生えた。

あの翼…この前拾った
羽のやつだ…。

私はあんぐりして
玲くんを見つめていた。
そして玲くんは夜空へ
ヒュッと音を立てて
飛び立っていった。

⏰:10/02/03 22:58 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#130 [ゆかぴ]
それから玲くんは
定期的に私の家に
来るようになった。

時には急に現れて、
時にはチャイムを
鳴らして来たり、
時には猫で来たり…。
半同棲状態。

⏰:10/02/03 23:02 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#131 [ゆかぴ]
「愛理!最近どうなの!?」

今は昼休み。
中庭で友達のみんなと
昼ご飯を食べている時に
香奈が突発的に言った。
私はビックリして
箸でつまんでいた卵焼きを
落としそうになった。

「なっ…何が?」

「も〜笑
玲くんだよっ!」

⏰:10/02/03 23:09 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#132 [ゆかぴ]
「何もないけど…。」

よく家に来るけど
それは秘密!
恥ずかしいもん。
いや、特別な感情は
ないんだけど……
恥ずかしいですww

「えーー!?」

みんな一斉に言った。

⏰:10/02/03 23:13 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#133 [ゆかぴ]
「香奈からすごい仲良しって
聞いてたのに……。」

一人の子がそう言うと
みんなうんうんと頷いた。
私はキッと香奈を睨んだ笑
香奈は片手を顔の前に
持っていって、
ごめんのポーズをした。

も〜…。
妄想激しいよ。

私は卵焼きを口に入れた。
塩を入れすぎたみたい。

⏰:10/02/03 23:16 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#134 [ゆかぴ]
今日も部活だ。
ギャラリーは
相変わらずだなぁ。

「愛理ちゃん、玲くんと
仲良しでいいよね。」

先輩マネージャーは
みんな同じようなことを
言ってきた。

⏰:10/02/03 23:27 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#135 [ゆかぴ]
それに対して私は
「違いますからっ!」
ばっかり言っていた…笑

⏰:10/02/04 09:09 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#136 [ゆかぴ]
私は玲くんとの関係を
聞かれるばかりで
疲れていた。
玲くんも私との関係を
聞かれているのだろう。

―ーー…

「ただいま〜。」

私は一人暮らしのくせに
自分の家に入る時に
いつもこう言う。
返事なんか返ってくるわけない。

⏰:10/02/04 11:28 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#137 [ゆかぴ]
私はそう言って
ブーツを脱ごうと
玄関に腰をかけた。

「お帰り。」

「へっ?」

私は振り返った。
ソファーのところに
玲くんが座ってるのが見えた。

⏰:10/02/04 12:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#138 [ゆかぴ]
「また勝手に……。」

私はブーツを脱ぎ、
家の中に入っていった。
玲くんは私の姿が見えると
「お帰り。」と優しく言った。

「ここ玲くんの
家じゃないんだけど…。」

私はソファーの上に
かばんを置いて言った。

⏰:10/02/04 12:06 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#139 [ゆかぴ]
「俺の第二の家
みたいなもの。」

「第二の家って…笑」

私は玲くんを
見下ろすような形で
喋っていた。

「てか、学校で玲くんとの話
ばっかり聞かれるんだけど。」

「それ俺のせい?笑」

⏰:10/02/04 12:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#140 [ゆかぴ]
「だって……。」

玲くんが悪いわけでは
ないんだけどさぁ。
関係があるのは玲くんだし…。

「俺も愛理との仲聞かれた。
こうやっていつの間にか
呼び捨てだしなぁ。」

そうだ!
気付けば呼び捨てだ!
だから余計に
聞かれるのでは…笑

⏰:10/02/04 12:10 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#141 [ゆかぴ]
「俺の本名さぁ、
神崎玲じゃねぇんだ。
こっちの世界で
通用するように
付けてもらったんだ。」

「じゃあ本名は?」

そういやそうだよね…。
吸血鬼なのに
日本人の名前だしね。

「かたかなでレイ。」

レイか……。
名前はそのままか。

⏰:10/02/04 12:13 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#142 [ゆかぴ]
「俺血吸いに行くわ。」

「あ…うん。」

なんかコロコロと
話変わる人だなぁ。
今さら気づくというね笑

私はえっと思い、
腕時計を見た。

「まだ夕方だよ?
気付かれるんじゃ…。」

「猫の姿で行って、
寝てる奴のを吸うんだよ。」

⏰:10/02/04 12:16 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#143 [ゆかぴ]
玲くん………いや、
レイくんはそう言うと
消えてしまった。

瞬間移動?笑

私はソファーに座った。
そしてため息をついた。

血吸いに行くんだ。
いつか私も吸われるのかな?
う〜……怖い…。

⏰:10/02/04 12:18 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#144 [ゆかぴ]
血を吸いにいくって
言われたのに、
普通に見送る私って
おかしいよね!?

私は両手で両を押さえた。

なんかもう…
レイくんのせいで
吸血鬼に慣れたよ。

⏰:10/02/04 12:22 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#145 [ゆかぴ]
それから約1時間後に
レイくんが帰ってきた。
窓から猫の姿で
入ってきたのだ。

「ただいま。」

人の姿になったレイくんは
笑顔でそう言った。

「おっ…お帰り。」

私はソファーに座ったまま
慌ててそう言った。

⏰:10/02/04 12:24 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#146 [ゆかぴ]
「てか、なんでまた
私の家に……。」

「だめだった?」

レイくんはそう言うと
私の隣にドカッと座った。

「そんなことないけど。」

私はレイくんの顔を見た。
見事に目が合ってしまった。

⏰:10/02/04 14:44 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#147 [ゆかぴ]
「あ…ごめんっ。」

私は思わず目を逸らした。
すごくキレイな目だった。

「なんで謝るわけ?笑」

「いや…それはねぇ…笑」

ヒヤッ……

急に左頬に冷たい感覚がした。
顔を上げるとレイくんが
私の頬に触れていた。

⏰:10/02/04 14:46 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#148 [ゆかぴ]
顔を上げた時に
レイくんと目が合った。

やば…逸らせない…。

私達は何秒間か分からないけど、
長い間見つめ合っていた。

「愛理…。」

レイくんは静かに
私の名前を呼んだ。
そして顔が近付いてきた。

⏰:10/02/04 14:48 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#149 [ゆかぴ]
キスしちゃうの!?
やだっ!!

私は顔を逸らした。
するとレイくんの
動きがピタッと止まった。

「ばーか笑」

レイくんはそういって笑って、
触れていた手で
私の頬をつねった。

「痛い痛いっ…!」

⏰:10/02/04 15:17 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#150 [ゆかぴ]
へ?
何がなんだか…汗

「キスするかと思った?」

レイくんは頬をつねるのを
やめてくれた。

「えっと…あー…。」

思いましたよ!
あんなに顔を
近付けられたら
思うに決まってる!

⏰:10/02/04 15:19 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#151 [ゆかぴ]
私は左頬をさすった。

「じゃ、また明日。」

「あっ!ちょっと!」

止めようとしたけど
レイくんは
飛んで行ってしまった。

レイくん意味分かんない!
キスしないなら
顔近付けないでよ!

⏰:10/02/04 15:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#152 [ゆかぴ]
私は不機嫌になって
ベッドに潜った。

―ーー…

今日は学校が休みだけど
部活はあるのです。
つまりレイくんに会う!

私はジャージで家を出た。

⏰:10/02/04 15:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#153 [ゆかぴ]
グラウンドに着くと、
早めに来た部員は
練習をし始めていた。

「おはよっ。」

私に最初に気付いたのは
恭介くんだった。

「おはよ〜。」

「玲はまだ来てないけど…笑」

ドキッ…

⏰:10/02/04 17:49 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#154 [ゆかぴ]
私はレイくんの名前が
出たと同時に、
昨日のことが頭をよぎった。

「顔赤いぞ笑
照れんなよ笑」

恭介くんは私の肩を
ぽんっと押した。

「違うからっ!!」

「何が違うって?」

恭介くんの肩越しに
レイくんが見えた。

⏰:10/02/04 17:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#155 [ゆかぴ]
「おー玲!
今お前の話してたんだよ。
愛理ちゃんが玲が来てなくて
寂しかったんだってさ笑」

「ちょっ!違うってば!」

私は必死に否定したけど、
それが裏目に出ていた。
否定すればするほど
勘違いされている泣

「俺にそんなに会いたい?笑」

「だって昨日………。」

⏰:10/02/04 17:54 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#156 [ゆかぴ]
私はアッと思い、
片手で口を塞いだ。

昨日あんなことしたからって
言いそうになったし…。

「昨日?
お前らなんだよ〜!」

恭介くんは楽しんでた。
人の気も知れずに……。

⏰:10/02/04 17:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#157 [ゆかぴ]
「もういいっ!」

私はイラッとして、
グラウンドの隅に行った。

本当に怒ったから!
毎日毎日レイくんとのこと
勝手に騒がれて最悪…。
レイくんもレイくんで
しれっとしてるし。

私はグラウンドの隅に
よいしょっと座った。

⏰:10/02/04 17:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#158 [ゆかぴ]
すねても無駄だった。
練習が始まると
マネージャーは部員のために
せかせかと働かなければ
ならないし……。
頑張って働いた。

―ーー…

練習後、監督がみんなに
召集をかけた。
部員のみんなは整列をし、
監督の言葉を待っていた。

「えー……
今度の練習試合なんだが、
スタメンを発表する。」

⏰:10/02/04 18:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#159 [ゆかぴ]
スタメン発表。
この瞬間がみんな
一番緊張する。

監督は名前を言っていく。
その中はほとんど2回生。
3回生は引退してるからね。
2回生っていっても、
「やっぱあいつかぁ」
みたいな人ばっかだった。

「最後に…1年だ。
神崎玲。」

⏰:10/02/04 18:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#160 [ゆかぴ]
みんな一斉にレイくんを見た。
レイくんはビックリしていた。

「玲すげーじゃん!」

みんなレイくんが
スタメンになったことに
祝福してくれた。
確かにレイくんは
サッカー上手いしね。

⏰:10/02/04 18:05 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#161 [ゆかぴ]
レイくんはみんなに
もみくちゃにされていた。
私も自然と笑顔になった。

「なんであいつが……。」

え?今なんて?

今確かにそう聞こえた。
私はキョロキョロしたけど
誰が言ったかは
分からなかった。
私は嫌な予感がした。

⏰:10/02/04 18:07 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#162 [ゆかぴ]
練習が終わった後に
私は部室に行った。

ガチャ…

中にはレイくんがいた。
レイくんはドアの
開く音に気付き、
振り向いた。

「あ…お疲れ様。」

先に口を開いたのは私。
そう言うとレイくんは
微笑んだ。

「お疲れ様。」

⏰:10/02/04 19:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#163 [ゆかぴ]
「どうした?」

「部誌忘れたから
取りに来ただけ。」

「なるほど。」

ううう……。
ふたりきりとか
なんか嫌だなぁ…。

私はロッカーの上にある
部誌を取った。

「じゃあ…先に帰るね。」

⏰:10/02/04 19:31 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#164 [ゆかぴ]
「ちょっと待って!
俺も帰る。」

え!?

レイくんはそう言うと
かばんの中にユニフォームを
ぐちゃぐちゃにして入れた。

「一緒に帰るの?」

「嫌?」

嫌っていうか気まずいから!

⏰:10/02/04 19:34 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#165 [ゆかぴ]
レイくんは私の
返事を待っていて
私のことを見ていた。

「昨日のこと気にしてんの?」

ドキンッ!

私の心臓が一瞬だけ
飛び出そうになった。

「うん…気にして…る。」

「ばーか笑
帰るぞ。」

⏰:10/02/04 19:37 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#166 [ゆかぴ]
ばかって…ばかって…泣
レイくんのせいだし!

私は結局レイくんと
一緒に帰ることに…。
会話がないまま
正門を出ようとした。

「あ、神崎。」

右隣を見ると
サッカー部の先輩が
二人いた。

⏰:10/02/04 19:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#167 [ゆかぴ]
「お前スタメンに選ばれて
調子乗ってんじゃねぇよ。」

「……は?」

レイくんは怒っていた。
レイくんは調子になんか
乗ってないし、
怒るのはもっともだ。

「1年のくせによぉ!」

先輩は大声をあげた。
私はビックリして、
ビクッとなった。

⏰:10/02/04 19:43 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#168 [ゆかぴ]
私はその時に
あの言葉を思い出した。

「なんであいつが……。」

あれはこの先輩達が
言ってたんだ…。
私はレイくんを見た。
レイくんは無言で
先輩達を見ていた。

⏰:10/02/04 20:38 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#169 [ゆかぴ]
「はっ…
お前なんも言えねぇの?」

先輩が嘲るように笑った。

「先輩ガキですね。
俺そんなこと言われても
びびりませんよ。」

レイくんはそう言うと
私の腕を掴み、
引っ張っていった。

⏰:10/02/04 20:46 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#170 [ゆかぴ]
「わっ…!」

急に腕を引っ張られたため
こけそうになったけど、
なんとかこけずに済んだ。

後ろのほうでは
先輩達が何か暴言を
言っていたが、
レイくんは全部無視。
私の腕を引っ張ったまま
ずんずんと歩いていた。

⏰:10/02/04 20:59 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#171 [ゆかぴ]
「レイくんっ…!」

私は名前を呼んだ。
するとレイくんは
ピタッと止まった。

「レイくん…。」

「ごめん。」

レイくんはそう言って
私の腕を離した。
掴まれたところが
ちょっと痛かった。

⏰:10/02/04 21:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#172 [ゆかぴ]
「…気にしないほうがいいよ。」

「俺は気にしてねぇよ。
愛理の文句言ってたんだよ。」

「え?」

私の文句……?
私達が去る時に言ってたのが
私の文句だったの…?

「それに腹立ったんだよ。
俺は何言われても大丈夫。」

⏰:10/02/04 21:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#173 [ゆかぴ]
レイくんは微笑んだ。
私の心はドキドキ。

私のために……。
なんか嬉しい。

「ありがとね…。」

「お礼なんかいらねぇよ。」

レイくんはそう言って
私の頭をぐしゃっとした。

⏰:10/02/04 21:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#174 [ゆかぴ]
次の日からその先輩達は
何事もないように
練習に参加していた。
レイくんとも普通に
接していた。

先輩達はただレイくんを
妬んだだけだったんだ。
よかったよかった。

私は自然と笑顔になった。
でもそれもつかの間だった。

⏰:10/02/04 21:25 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#175 [ゆかぴ]
ある日私は部室に残って
部誌を書いていた。
部員のみんなは帰って、
私だけだった。

やっと終わった〜。
さぁ、帰ろっ。

私は帰る準備をし始めた。

ガチャ

「あ、愛理ちゃん。」

⏰:10/02/04 21:28 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#176 [ゆかぴ]
ドアが開いたから
私は顔を上げた。
そこにはレイくんを
妬んでいた先輩達だった。

「お疲れ様です。」

私はニコッと笑って言った。

「一人?」

「はい、みんな帰ったんで。」

私がそう言うと
先輩はお互い顔を
見合わせてニヤッとした。

⏰:10/02/04 21:30 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#177 [ゆかぴ]
え……何?

私は嫌な予感がした。

「じゃあお疲れ様です。」

私はそう言って
先輩達の間を抜けて
帰ろうとした。

ドンッ!

「きゃっ!」

私はいきなり先輩に
体を押されて
ロッカーにぶつかり、
座り込んでしまった。

⏰:10/02/04 21:32 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#178 [ゆかぴ]
「いった〜…。」

私は意味が分からなくて
動けなかった。

目の前に先輩達が
ヤンキー座りをして
私を見ていた。

「一体なんですか!?」

「神崎狙っても
あいつはかわすだろ?
じゃあ愛理ちゃんを
どうにかしたら
いいじゃん?」

⏰:10/02/04 21:50 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#179 [ゆかぴ]
先輩達はニヤッとした。

やだ…やだ…。

私は泣きそうになった。
叫ぼうにも怖くて
声が出なかった。

「痛くしねぇから。」

誰か助けて!!

「先輩何してんすか?」

⏰:10/02/04 21:57 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#180 [ゆかぴ]
先輩達は勢いよく
振り向いた。
そこにはレイくんがいた。

「神崎……。」

先輩達は一斉に
ゆっくり立った。
寝耳に水みたいな顔だった。

「このこと言ったら
強制で退部ですね。」

レイくんは無表情で言い、
それが余計に怖かった。

⏰:10/02/04 22:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#181 [ゆかぴ]
「っ…!」

先輩達は早足で
部室から出ていった。
レイくんはそれを見て、
私のところに来てくれた。
私はまだ動けず
座ったままだった。

「なんで…?」

やっと出た言葉が
それだった。

レイくんは私の前に座った。

⏰:10/02/04 22:06 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#182 [ゆかぴ]
「吸血鬼の感…?笑」

レイくんはフッと笑い、
私を抱きしめた。
レイくんはほんのり
冷たかった。
でも違う暖かさがあった。

「ごめん…俺のせいで。」

レイくんは抱きしめる力を
一層強めた。

私は言葉の代わりに
首を横に振った。

⏰:10/02/04 22:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#183 [ゆかぴ]
私は自然と涙が出てきた。
レイくんに抱きしめられて
本当に安心したからだ。

「ウ…ヒック…ありがとね。」

「……。」

レイくんは無言だったけど、
何かが伝わって気がした。

レイくんは急に私から離れた。

「泣くなよ…な?」

レイくんは服の袖で
涙を拭いてくれた。

⏰:10/02/04 22:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#184 [ゆかぴ]
「だって怖かったもん…。」

私はまだヒックヒックと
泣いていた。
するとレイくんは
私の左頬に手を置いた。

あ……この場面は……。

「次は嘘じゃねぇから。」

レイくんはそう言うと
顔を近付けてきた。
私は嫌じゃなかった。
ゆっくりと目をつむった。

⏰:10/02/04 22:36 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#185 [ゆかぴ]
チュッ…

私達は初めてキスをした。
レイくんの唇は冷たかった。

短いキスだった。

「あったけー…。」

「レイくんは冷たいね。」

レイくんはまた私を抱きしめた。

⏰:10/02/04 22:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#186 [ゆかぴ]
なんだろ…
分からないけど、
私の中で何かが弾けた。

「あ〜分かんねぇ。」

「何が?」

私はレイくんの腕の中で聞いた。

「なんでもねぇよ!笑」

レイくんは私の頭を
撫でながら言った。

「そっか。」

私は安心して目をつむった。

⏰:10/02/04 22:52 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#187 [ゆかぴ]
「帰ろか。歩ける?」

レイくんが私から
離れて言った。

私は立とうとしたら
腰が抜けてて立てなかった。

「腰が抜けてるみたい…。」

「しょうがねぇか。
俺に掴まって。」

なんでだろ……。

私は不思議に思いつつ、
レイくんに抱き着いた。

⏰:10/02/04 22:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#188 [ゆかぴ]
「しっかり掴まっとけよ。」

「うん。」

私はなんだか怖くなり、
目をぎゅっとつむった。
すると、一瞬だけ体が
ふわっと軽くなった。
足は地面についてるのに
浮いてる感じがして
気持ち悪くなった。

「着いたぞ。」

⏰:10/02/05 09:05 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#189 [ゆかぴ]
レイくんがそう言ったので、
私はゆっくり目を開けた。
辺りを見回すと
見慣れた景色だった。
私はレイくんから離れた。

「私の…家?」

「そう。」

えーーー!?
瞬間移動!?

⏰:10/02/05 11:01 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#190 [ゆかぴ]
私はキョトンとしていた。

「何今さら驚いてんの?笑
いつも俺が急に来た時は
いつもこうやってるんだ。」

「はあ……笑
てか荷物は!?」

「ん。」

レイくんは床を指差した。
私はレイくんの指の先を
追って見た。
そこにはちゃんと荷物があった。

⏰:10/02/05 11:19 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#191 [ゆかぴ]
「あ…どうも。」

「どういたしまして。」

シーン………

一気に静かになった。
その静けさが逆に
変な緊張感を作る。

やだなぁこの空気。
そういえばさっき私達
キスしたんだよね!
うわっ……恥ずかしい。

⏰:10/02/05 11:26 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#192 [ゆかぴ]
「あっ…ご飯作るね。」

私はそう言って立とうとした。
その時にレイくんに
急に腕を掴まれた。

「わっ…!」

私はレイくんの胸に
ポスッと入った。

「えっ汗
何?汗」

「もう少しこのままで…。」

⏰:10/02/05 11:29 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#193 [ゆかぴ]
レイくんは私を抱きしめた。
私はそれに答えるように
レイくんの背中に腕を回した。

私は幸せだった。
ずっとこのままでいいって
思っていた。

⏰:10/02/05 11:30 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#194 [ゆかぴ]
当分の間休まさせて
もらいます
明日からニュージーに
行くんで…

いつも読んでくれてるみんな
本当にありがとうございました!

⏰:10/02/05 18:00 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#195 []
いってらっしゃい
いつまででもまってます(笑)

⏰:10/02/05 22:28 📱:P08A3 🆔:HGXrRxVM


#196 [我輩は匿名である]
えー楽しみにしてたのに
でも、更新待ってます!

⏰:10/02/06 01:49 📱:SH02A 🆔:QNyvq1js


#197 [ちょび]
あげ

⏰:10/02/11 16:22 📱:SH905i 🆔:Z2QgxE8g


#198 [ゆかぴ]
みなさんただいま
ニュージー最高でした
また後で更新します(¨)

⏰:10/02/12 12:00 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#199 [ゆかぴ]
>>198

ID変わってる
なんで?

⏰:10/02/12 12:02 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#200 [我輩は匿名である]
IDは毎日変わるんですよ。

⏰:10/02/12 12:12 📱:T001 🆔:77ExQG7Y


#201 [琉奈]
>>200

ありがとうございます!
知らなかったです

⏰:10/02/12 12:18 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


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