君はフォーク 俺はナイフ ※18禁
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#31 [我輩は匿名である]
「はい」

ドア越しに返事をした。

『あ!?蓮君かい?
叫び声が聞こえたんだけど、何かあったのかい?
ちょいとドアを開けとくれ!』

血だらけの制服。
見せる訳にはいかない。

⏰:10/03/07 23:38 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#32 [我輩は匿名である]
…おばさん殺す。
それは流石に無理か…。

「蓮君!どうかしたのかい?」

ドアをドンドン叩き始めた。

「今開けるから待って!」

俺は上着を脱いだ。
ズボンは黒色で血は乾いていて見えない。

⏰:10/03/07 23:39 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#33 [我輩は匿名である]
『ガチャ…』

「あ、蓮君…きゃ!
なんで上を着てないんだい!?」

いい歳で、きゃ…って…ね。

「おはよう、おばさん。
朝からどうしたの?
俺、今シャワー浴びてたんだ。」

⏰:10/03/07 23:39 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#34 [我輩は匿名である]
「どうしたも何も…いきなり叫び声が聞こえたもんだから…」

「…ああ、母さんの声ね。
急に皿を落としたんだ。
それで驚いて声が出たんだと思う。」

「…それじゃ…今は?」

「沢山落としたから片付けるのが大変で俺が代わりに出たんだ。」

⏰:10/03/07 23:40 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#35 [我輩は匿名である]
「……それならいいけど…。」


おばさんは浮かない顔をして帰った。
無理もない。
皿を落としただけであんなに叫ぶ主婦は普通居ないから。

リビングに戻った。

生臭い。

⏰:10/03/07 23:40 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#36 [我輩は匿名である]
さて、これからどうしようか…。

とりあえず俺は二階の自分の部屋に行って着替えた。
それとポケットに昔おじいちゃんから貰った中くらいの綺麗なナイフを入れた。

お金なんて持っていかない。
俺の障害物を切り刻む刃さえ在ればそれでいい。

⏰:10/03/07 23:41 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#37 [我輩は匿名である]
階段を降りてもう一度三人の所に行った。
血の床に人形の如く哀れに倒れている。

「…違う接し方をすれば、もうちょっと生きれたのかもね。」

外に出た。


…これから何をしようか。
とりあえず俺は何時間も歩いた。

⏰:10/03/07 23:42 📱:SH003 🆔:b15z.po6


#38 [我輩は匿名である]
脚が段々重たくなってきた。
それでも歩き続けた。

「…………ぅ…ぁ…。」

到頭力が抜けて地面に倒れ込んだ。


体が動かない。

目が、視界が霞んでいく。

⏰:10/03/08 23:59 📱:SH003 🆔:DHLQtgl6


#39 [我輩は匿名である]
……………………
……………
……


「…………ん…。」

目を開けると見覚えの無い灰色の天井。

「…目ぇ覚めたか?」


急いで体を起こした。

⏰:10/03/09 00:00 📱:SH003 🆔:jAn.v64Q


#40 [我輩は匿名である]
右横に知らない男性が居た。
見た目は若そうでスーツを着ている。

「………………。」

無言でこっちを直視してくる。


「………あの…。」


「お前…捕まえるのと殺すの…どっちがいい?」

「え?」

⏰:10/03/09 00:00 📱:SH003 🆔:jAn.v64Q


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