浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#61 []
 
「‥遅い」

なんだ‥待っててくれたんだ

じわじわと地面から
柔らかい感情が湧き出して

「ご‥ごめんなさい」

鋭い視線に突かれたって
痛くも痒くもない

⏰:10/04/02 22:29 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#62 []
 
ふと思い出す先程の貴方

緩む口元に力を込めて
先を行く背中を追った

「あ‥壱助さん!!
倫次とお話したんですか?」

「何、故」

「さっき倫次が
そんなような言い方してたから」

⏰:10/04/02 22:30 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#63 []
 
「‥」

「何で黙るんですか?」


「さぁ、ね」

そして、遠くを見つめて‥


横顔が舞う桜に溶けて行く

⏰:10/04/02 22:30 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#64 []
第三七章 【花は、盛りに】
>>36-63
*。*。*。*。*
二人旅終了〜\(^O^)/
香夜ちゃんは恋心に
壱助さんは独占欲に
気付いたっぽいです ww

呼び捨てそして口ぱく
倫次との秘密のお話w
全く理由は考えてなi ^q^ ←
後に番外編にでも
書きたいと思います **
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/04/02 22:37 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#65 [笹]
【本編アンカー/35〜】

>>2-19
>>21-33
>>36-63

⏰:10/04/02 22:38 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#66 []



桜色から覗く鮮やかな若葉色
春もとうとう過ぎ去って
やってくるは爽やかな季節

白くひらひらした蝶が
菜の花に停まる
愛らしい姿に目を細める
寄り添った二匹が
追いかけっこをしてるみたいに
宙に舞って消えた

⏰:10/04/15 21:24 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#67 []
 
「壱助さん‥あたし」

「ちょいと、気分転換にでも‥」


あれから良い機会などなくて
なかなか言い出せず

言い出そうとすればこんな感じ
話を上手く逸らされて
どうしようもない

⏰:10/04/15 21:24 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#68 []
 
気付いてるんだろうか
何かまずいことでもあるのかな

「ねぇ壱助さんってば!!」

悔しくてたまらない
悲しいよりも先に
そんな感情が先に出る

もどかしくて、
訳もなく恥ずかしい

⏰:10/04/15 21:25 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#69 []
 
張り出した声
潤んだ瞳に歪む背中

できるならこんな感情
棄ててしまいたいのに


「‥」

何も言わずに立ち止まった
真っ白な首筋が冷たく見えた

⏰:10/04/15 21:25 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#70 []
 
「ちゃんと‥聞いてください」


「私が何故、香夜さんの傍に居るか
‥ご存知で?」

より一層低い声が
足の裏からじわり侵入して
ぎゅうっと胸が苦しくなる

⏰:10/04/15 21:26 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


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