浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#64 []
第三七章 【花は、盛りに】
>>36-63
*。*。*。*。*
二人旅終了〜\(^O^)/
香夜ちゃんは恋心に
壱助さんは独占欲に
気付いたっぽいです ww

呼び捨てそして口ぱく
倫次との秘密のお話w
全く理由は考えてなi ^q^ ←
後に番外編にでも
書きたいと思います **
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/04/02 22:37 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#65 [笹]
【本編アンカー/35〜】

>>2-19
>>21-33
>>36-63

⏰:10/04/02 22:38 📱:D905i 🆔:fWI6nvOI


#66 []



桜色から覗く鮮やかな若葉色
春もとうとう過ぎ去って
やってくるは爽やかな季節

白くひらひらした蝶が
菜の花に停まる
愛らしい姿に目を細める
寄り添った二匹が
追いかけっこをしてるみたいに
宙に舞って消えた

⏰:10/04/15 21:24 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#67 []
 
「壱助さん‥あたし」

「ちょいと、気分転換にでも‥」


あれから良い機会などなくて
なかなか言い出せず

言い出そうとすればこんな感じ
話を上手く逸らされて
どうしようもない

⏰:10/04/15 21:24 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#68 []
 
気付いてるんだろうか
何かまずいことでもあるのかな

「ねぇ壱助さんってば!!」

悔しくてたまらない
悲しいよりも先に
そんな感情が先に出る

もどかしくて、
訳もなく恥ずかしい

⏰:10/04/15 21:25 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#69 []
 
張り出した声
潤んだ瞳に歪む背中

できるならこんな感情
棄ててしまいたいのに


「‥」

何も言わずに立ち止まった
真っ白な首筋が冷たく見えた

⏰:10/04/15 21:25 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#70 []
 
「ちゃんと‥聞いてください」


「私が何故、香夜さんの傍に居るか
‥ご存知で?」

より一層低い声が
足の裏からじわり侵入して
ぎゅうっと胸が苦しくなる

⏰:10/04/15 21:26 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#71 []
 
そんなこと知らない
期待できるような理由じゃない

何故だかそんな気がして
知りたいのに、知りたくない


ゆっくり振り向き
横目で此方を見下げ
鋭い視線に殺されそうだった

⏰:10/04/15 21:26 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#72 []
 
黙って首を振れば
また前を向いてため息

「なら‥その内」

「その内?その内って何ですか?」

思わず立ち上がり
ぶつかりそうな所で体が止まる

壱助さんはずるい
いつもそうやって秘密を作る

⏰:10/04/15 21:26 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


#73 []
 
「まぁ‥いいじゃあ、ないですか」

きっとまた
その艶容な口が笑ってる
対等になろうなんて思わないけど
悔しくてたまらないよ


「ちょっと‥!!
逃げないでくださいよ
そうやって‥
いつもはぐらかして!!」

逃げ出す背中を追う
足が重たい

⏰:10/04/15 21:27 📱:D905i 🆔:pJU1XkOc


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