浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#166 []
第四一章 【躊躇いの先に】
>>153-165
*。*。*。*
のろま更新すみませぬ(´・ω・`)
なんせこんな展開の予定じゃ
なかったもんd‥ ←

壱助さんの素性を
明らかにしたかったんですが
文章力ユーモアに欠けるため
なかなか上手くいきませんな。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/05/17 13:31 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#167 []



あたしを守るため
死を惜しまなかった父

その父にあたしを任せられ
‥それじゃぁ、壱助さん

「死んで‥しまうの?」


もう目の前で
大切な人を失うのは嫌だ

⏰:10/05/17 13:32 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#168 []
 
自分のためだと言われたって
独り残されたあたしは
どう生きたらいい?

生きる術が見つからないじゃない
ただ辛いだけじゃない

そんな思いまでして
生きたいなんて‥思えないよ

⏰:10/05/17 13:32 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#169 []
 
「‥まぁ、それが私の使命
"生き甲斐"とでも
言っておきましょうか、ね」


目を伏せて笑った
苦笑でもない作り笑いでもない
どこか満足げな笑みだった

⏰:10/05/17 13:33 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#170 []
 
あたしは壱助さんの為なら
死んだって構わない
そう思っているのに‥



どうして、そう
みんな身勝手なの?

⏰:10/05/17 13:33 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#171 []
 
「見殺しにした‥からです。
罪償いです、よ
私なりの‥償い。」

つり上がった唇
綺麗に弧を描いて
切ないため息がひとつ


「まぁ‥そんなのは
只の言い訳にしか
‥過ぎないのもしれません、ね」

⏰:10/05/17 13:34 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#172 []
 
ばちりと目があった
いつもの鋭さはどこか柔らかくて

まるで自分に呆れるかのように
軽く鼻であしらった


「義務じゃあない‥
私の意思です、よ」

「意思?」

⏰:10/05/17 13:35 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#173 []
 
「まぁ、まぁ
こんな重い話は‥
性に合わないでしょう」


正座から足を崩し
胡座をかいて
少しだけはだけた着物

息苦しかった空間が
あっという間に解けた

⏰:10/05/17 13:35 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#174 []
 
「香夜さん‥ちょいと手を‥」

「手?」

「此方に‥、」


浮かんだ笑みは怪しくて
何か企んでるに違いない

この手を差し出したら
食いちぎられるかもしれない‥
失礼かもしれないけど
それくらい不気味な笑みで

⏰:10/05/17 13:36 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#175 []
 
躊躇いながら右手を見つめれば
ぴくりと微かに飛び跳ねた


出し惜しみすれば
早くしろよと鋭い視線


「はい‥手」

「‥遅い」

⏰:10/05/17 13:37 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


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