こんなのあり?
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#301 [KC.]

聖二さんはさっきまでの
「笑い」と違う優しい笑顔で
私を見てくれていた

私も聖二さんに
笑顔で返した

そして私は姫ちゃんを
片付け始める

するとそこにジンが近づいてきた

「ルカ。」

「ん?あっジン…君、お疲れ様。」

⏰:10/04/07 17:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#302 [KC.]

私は場所をわきまえ
君付けでジンの名前を呼び
片付けをやめジンを見た

「お前…」

「ZINく〜ん!!」

女の子達がジンに駆け寄ってくる

「メアド教えてぇ!!」
「ZINくんこれからヒマぁ?どこか行かない??」

⏰:10/04/07 17:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#303 [KC.]

女の子達は私がいる事なんて
全く気にもせず
キャピキャピと
ジンに群がる

その光景を見ると
少し…
胸が痛かった

ちょっとの間、私を
見ていたジンだったが
私から顔を反らし
笑顔で女の子達の相手をする

⏰:10/04/07 17:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#304 [KC.]

それを見て私もジンから
目を反らし途中までしていた
姫ちゃんの片付けをし始めた

姫ちゃんの片付けが
終わると同時に聖二さんが
声をかける

「琉華、帰るぞぉ!!」

私はその声に
びっくりす

⏰:10/04/07 17:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#305 [KC.]

(琉華?いつもは苗字なのに…)

そんな私に聖二さんは
手を振る

私はジンと女の子達に
サラッと挨拶をし
駆け足で聖二さんのもとへ
行きスタジオを出た

車に乗り込み帰りだす私達…

⏰:10/04/07 17:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#306 [KC.]

「お疲れぇ。」

運転をしながら
聖二さんは言う

「お疲れさまです。今日は…女の子に群がれなかったですね。」

「厳禁なやつらだよなぁ、ホント。おっさんより若いのがいいんだよ。」

笑いながら言う聖二さん

「内心助かったけどな。若すぎるのも考えもんだ。」

「フフ、そんな事言っちゃって〜、少し悔しかったんじゃないんですかぁ?」

私は笑いながら聖二さんに言った

⏰:10/04/07 17:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#307 [KC.]

「ん〜…そうだなぁ、お前をあんなに動揺させた時はちょっと悔しかったなぁ。」

「え?」

「なんでもないよ。」

今話しがかみ合って
なかったような…

そんな会話をしながら
私達はあっという間に
会社につく

⏰:10/04/07 17:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#308 [KC.]

今日は少し早めに
撮影が終わったので

早速会社のPCにデータを送り
二人で写真の確認をする

「ハハ、やっぱ前半すごいな。」

PCの画面に映し出された
前半の写真を見て聖二さんは
思わず噴出す

⏰:10/04/07 17:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#309 [KC.]

「そうですね。」

苦笑いする私は
聖二さんを見た

「でも…」

聖二さんは真剣な顔で
画面を見つめなおす

「どうしました?」

⏰:10/04/07 17:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#310 [KC.]

「いいんじゃないか?これでも。」

いつもより少し声が低い聖二さん
こんな聖二さんは初めて見た

いつもはどんな風に見えるか
私の特殊能力についての
感想があるけど…
今回はその感想はなく
ただ写真を見つめているだけだった

ある程度の整理を済ませ
仕事が終わる

⏰:10/04/07 17:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#311 [KC.]

「お疲れ様でした〜。」

私は帰る支度をして
帰り始めた

「おい、東大寺!!」

少し歩いていた私に
後ろから声がかかる

振り向くと聖二さんが
追いかけてきた

「今日はもう遅いから送ってってやるよ。」

「いいですよ!!そんなに家遠くないし。」

「まぁ、遠慮すんなッ!!」

⏰:10/04/07 17:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#312 [KC.]

ポンポンと軽く頭を叩かれる

「すぐ車出してくすからここらで待ってろよ?」

そう言うと聖二さんは走って
駐車場へ向かって行った

すぐに聖二さんの車が出てきて
私に近づいてくる

私の前で車はとまり
少し遠慮勝ちに
私は車に乗り込んだ

⏰:10/04/07 17:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#313 [KC.]

今日の聖二さんは様子が
いつもと違う

いつもより会話が少なく
家の近くにある公園に着いた

「ありがとうございます。」

私はお礼をいい車から降りる

「東大寺。」

聖二さんは私を呼び
何故か車を降りた

⏰:10/04/07 17:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#314 [KC.]

無言で近づいてくる聖二さん

「はい。」

私は控え気味に返事をする

(きっと写真が上手く撮れてなかったせいで、怒ってるんだ…)


私の前に静かに立った
聖二さんは私を見ている

私は怒られる事を
覚悟し息を飲んだ

⏰:10/04/07 17:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#315 [KC.]

「お前、好きな人とかいるの?」

予期せぬ言葉

私はへ?と聖二さんの
顔を見た

「俺にもまだチャンスある?」

そういうと同時に
聖二さんの両手が私を包む

私は何がなんだか理解できず
抱きしめられたまま
固まってしまった

⏰:10/04/07 17:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#316 [KC.]

「俺、ずっと前からお前の事好きだったって…知ってるか?」

小さくささやかれたその言葉

私は目を見開く

「お前、引越してからなんか変だよな。彼氏でもできたか?」

彼氏…

私はジンを思い出す

⏰:10/04/07 17:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#317 [KC.]

「なんでだ?俺、ずっとお前の傍にいたのに。」

そう言うと同時に聖二さんの
腕の力が増す

「聖…二…さん…くる…しいぃ…」

普通に話すことが
出来ないほどの力で
抱きしめられ
私は身動きが取れなかった

⏰:10/04/07 17:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#318 [KC.]

「こんなとこで、何してんだよ。」


その声がしたと同時に
聖二さんの腕が緩む

その隙をついて私は
聖二さんから逃れた

すると逃れた瞬間
次は後ろにひっぱられ
私はバランスを崩す

⏰:10/04/07 17:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#319 [KC.]

ドンっと背中に何かが当った

私は恐る恐る上を向く

「ジン…」


バランスを崩した私を
支えていたのは
ジンだった

⏰:10/04/07 17:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#320 [KC.]

「こいつ俺の女だからさぁ。変なちょっかい出さないでもらえる?」

ジンは鋭い声で聖二さんに言った

「俺の…女…?」

聖二さんはジンに腕を
しっかり掴まれている
私を見る

⏰:10/04/07 18:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#321 [KC.]

「やっぱ彼氏…いたのか…。」

「ごめ…んなさ…い。」

私はどう言えばいいかわからず
それ以上話せなかった

⏰:10/04/07 18:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#322 [KC.]
-------------

>>284-321 New

感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4743/

-------------

⏰:10/04/07 18:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#323 [KC.]
>>321の続き↓
-------------

「今日のお前、ちょっと変だと思ったんだ。」

ジンは聖二さんを
睨みつけたまま
話を聞いている

「まさかZIN君が彼氏だったとは…。もう俺には勝ち目ないか…。」

⏰:10/04/08 02:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#324 [KC.]

すごく悲しそうな聖二さんの顔をみて
私の胸はきつく締め付けられる

「わかってんなら、さっさと帰れ。」

容赦なくジンは
聖二さんに言った

「ジ…ジン!!」

私は慌てて聖二さんに
近づこうとしたが
私を掴んでいるジンの手に
力が入る

⏰:10/04/08 02:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#325 [KC.]

「東大寺…困らせて悪かった。」

そう言い残し聖二さんは
車に乗り去って行った

聖二さんの車が見えなくなって
私はジンを見る

「何?」

⏰:10/04/08 02:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#326 [KC.]

その声は怒っている…

低く冷たい声、そして
ジンは私を睨みつけた

「俺、前に言ったよな?こういうこと、気分悪いって。」

「だって…」

「だって?…何それ、私は悪くないって言いたいの?」

ジンの冷たい言葉と視線に
私は凍えついてしまった

⏰:10/04/08 02:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#327 [KC.]

腕を掴んだままのジンは
そのまま強引に歩き出す

「痛いッ!!ちょっ…ちょっと!!」

腕を掴んでいる手は
力を緩める事なく
まっすぐマンションへむかう

⏰:10/04/08 02:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#328 [KC.]

私は姫ちゃんを落とさない
ように注意しながら
ジンに必死でついていく

あっという間にマンションに着くと
鍵を開けジンは私を中に放り込んだ

その勢いでバランスを
崩し、倒れかけたが
私は姫ちゃんの為に耐え抜いた

⏰:10/04/08 02:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#329 [KC.]

姫ちゃんを床に置くと
靴を脱ぎ先にリビングへ向かう

すぐその後にジンが来た
と思った瞬間

腕を強く引っ張られ
私の背中が壁にぶつかった

⏰:10/04/08 02:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#330 [KC.]

びっくりして思わず目を瞑る

ダンッと音がなり
私はゆっくり目を開けた

目の前には鋭い目つきのジン

私の両側には
ジンの手があった

⏰:10/04/08 02:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#331 [KC.]

「ジ…ン…?」

怖くなった私は
その場で硬直してしまう

「ねぇ、アンタ仕事中あいつと手繋いでどこ行ってたの?」

(手を…繋いで!?)

ジンは私達がスタジオ
から出ていくのを
目撃していた

⏰:10/04/08 02:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#332 [KC.]

「休憩時間、どっか行ってたでしょ。」

「アレは…ただ休憩所にコーヒーを…」

「帰ってきたと思ったら、機嫌良くなってたしね。あいつと何してたの?」

(何してた?…もしかして何か誤解してるの?)

低く冷たい声に
私は言葉を返せない

⏰:10/04/08 02:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#333 [KC.]

「アンタって結構、軽いんだ。」

「ちがぅッんッ…!?」

私が口を開け声を出した瞬間
ジンの唇でさえぎられた

⏰:10/04/08 02:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#334 [KC.]

頭が真っ白になる

息が出来ないくらい
深くディープなキス

ジンの胸を押すが
上手く力が出ず
やっと唇が離れたと思えば
また次のキスが重なった

⏰:10/04/08 02:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#335 [KC.]

「…んッ…ジ…ン…っ」

話す暇もなくやってくる
ジンからのキス

唇が熱い

全身の力が抜け
立っていられなく
なってきた私は
崩れ落ちそうになる

⏰:10/04/08 02:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#336 [KC.]

ジンは私の腰に手を回し
崩れそうになっている
私を支えた

そしてやっと唇が離れる

「どうして…?こんな事するの?」

私が見るジンはまるで
水の中にいるかのように
霞んでいた

⏰:10/04/08 02:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#337 [KC.]

今日はココまでにします。

>>323-336 New

もし読んでくださっている
方がおられたら
感想いただけると嬉しいです★

★感想板↓★
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4743/

ありがとうございました♪

⏰:10/04/08 02:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#338 [ぱつきん]
主さま、さまさまです。
アドレナリンやばいです。


応援してます〜!!

⏰:10/04/08 07:35 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#339 [KC.]
>>336の続き
-----------

「アンタが悪いんだって…」

そう言うとジンは軽々と
私を持ち上げ、近くにあった
ソファーに私を寝かすと
覆いかぶさるように
上に乗ってきた

「やめ…て…」

震えた声で私は
ジンに言う

⏰:10/04/08 22:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#340 [KC.]

「男にそーゆーのは逆効果。」

ジンはそういうと
私の口に再びキスをする

今度のキスは軽く
触れるだけのものだった

そしてジンは私の
耳にささやく

「俺のって…しるし…つけるよ。」

⏰:10/04/08 22:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#341 [KC.]

「ッッ!?…ダメッ!!」

私の抵抗も虚しく
ジンは私の首に一度
軽くキスをすると
次は深く長いキスをした

そのキスに体はびくつき
思わず声が出てしまう

「あッ…ん!!」

⏰:10/04/08 22:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#342 [KC.]

体がすごく熱い…
心臓も爆発寸前

そんな私にジンは容赦なく
キスをする

(こんなのって…)

私の目からは
大きな雫が流れ落ちた

⏰:10/04/08 22:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#343 [KC.]

「泣くなよ…」

小さく悲しそうなジンの声

その声のすぐ後
ジンは私からゆっくりと
降り、片手で頭をボリボリかく

「…ジン。」

「泣くのは…ナシでしょ。」

⏰:10/04/08 22:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#344 [KC.]

ジンはそう呟くと
私を見る事もなく
部屋に戻ってしまった


翌日

首にはしっかりと
つけられた[俺のしるし]

⏰:10/04/08 22:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#345 [KC.]

そのしるしを見るだけで
赤面してしまう私は
ジンに会うのが少し気まずくて
いつもより早めに家を出た

当然、会社に一番のり…
と思っていたが
実際は二番だった

⏰:10/04/08 22:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#346 [KC.]

「おはよ。」

私に挨拶をしてくれた人物
それは聖二さんだった

聖二さんはコーヒーカップを片手に
新聞を読んでいる

「今日はいつもより早い出勤だな。どうしたんだ?」

⏰:10/04/08 22:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#347 [KC.]

これはこれで気まずい
昨日あんな事があって
どんな顔をすればいいか
わからない私は

軽く挨拶をすると
そそくさと自分のデスクに向かう

私のとった行動を見て
聖二さんは小さくため息をついた

⏰:10/04/08 22:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#348 [KC.]

「なぁ、東大寺。」

私は聖二さんを見る事ができず
そっぽを向いたまま返事をする

すると聖二さんは読んでいた新聞と
片手に持っていたコーヒーカップを
机に置き近づいてきた

「コッ…コーヒー買ってきます!!!!」

⏰:10/04/08 22:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#349 [KC.]

私は逃げるかのように
事務所を飛びでて走り出す

「あっ東大寺!?」

走りだした私を聖二さんは
追いかけてきた

そして走るのが遅い私は
あっさり捕まってしまう

⏰:10/04/08 22:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#350 [KC.]

「待て、逃げないでくれ!!」

「別に逃げた訳じゃ…」

「昨日は困らせて本当に悪かった。」

聖二さんを直視できない私は
下をむいたまま話を聞いた

「俺、昨日も言ったと思うけど、ずっとお前の事好きだったんだ。」

⏰:10/04/08 22:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


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