こんなのあり?
最新 最初 全 
#601 [KC.]
:10/04/14 15:46
:PC
:☆☆☆
#602 [KC.]
>>598の続き↓
-------------
そう言うとジンは
私の頬っぺたを
一指し指でつつく
私の膨れた頬っぺたは
つつかれて
空気が抜けた
:10/04/14 15:47
:PC
:☆☆☆
#603 [KC.]
「もう!!それで、どうしたの??」
私が再び聞くとジンは
目を反らす
その行動は怪しすぎだ
「西頭さんって誰っ!?何で何も教えてくれないの?」
「ん〜…どうしよう…。」
また考え出すジン
「まっいっか。」
:10/04/14 15:47
:PC
:☆☆☆
#604 [KC.]
そして少し真剣な顔を
してジンは話だした
「手紙の送り主は俺の母さんだよぉ。」
「へ?お母さん!??」
「そう。俺の母さん。大事な話があるから家に帰ってこいってさぁ。」
「え?ジンの家に??いつ帰るの??」
「今月中には帰るつもりだけど…俺んちすごく遠いから、ルカと当分会えなくなる。」
:10/04/14 15:48
:PC
:☆☆☆
#605 [KC.]
「え〜!!やだぁ。遠いって…家どこ?」
私は首をかしげる
ジンは黙る
「ジン?」
「ルカ、一緒に行く?」
少し寂しそうな声で聞くジン
:10/04/14 15:48
:PC
:☆☆☆
#606 [KC.]
でも私は今、仕事が忙しく
そんなに休みを取る
事ができない…
その事はジンも
わかってくれている
だけどダメもとで
聞いたみたいだ
私が「無理」だと伝えると
ジンはすんなり諦めた
:10/04/14 15:48
:PC
:☆☆☆
#607 [KC.]
「当分ってどれくらい?」
私は聞く
「わからない。」
深刻なジンの顔…
私は少し心配になった
そんな話をして数日…
私は仕事から
帰ってきた
:10/04/14 15:49
:PC
:☆☆☆
#608 [KC.]
すると家にジンはおらず
一枚の置手紙が
残されていた
:10/04/14 15:49
:PC
:☆☆☆
#609 [KC.]
Dear Ruka
急に帰らなくちゃ
いけなくなった
ルカになにも言えず
家を出ていってごめん
いつ帰れるか
わからないけど
俺を信じて待って
いてほしい
本当にごめん
From Zin
:10/04/14 15:49
:PC
:☆☆☆
#610 [KC.]
急にいなく
なっちゃうなんて…
急に私の前から
消えたジン
「ひどいよ…」
その日、私は泣き
崩れてしまった
:10/04/14 15:50
:PC
:☆☆☆
#611 [KC.]
『俺を信じて待っていてほしい』
でもジンの言葉を
信じたい…
私はジンと私の
絆を信じ
待つ事にした
:10/04/14 15:50
:PC
:☆☆☆
#612 [我輩は匿名である]
:10/04/14 16:30
:P03A
:☆☆☆
#613 [KC.]
:10/04/15 13:49
:PC
:☆☆☆
#614 [KC.]
>>611の続き↓
-------------
それから
一年…
ジンからの連絡は
一切ない
何度こちらから
連絡をしても
繋がらない携帯
:10/04/15 13:50
:PC
:☆☆☆
#615 [KC.]
信じて待つ
そう決心した私は
未だにジンを
待っていた
けど…
信じると寂しさは別
:10/04/15 13:51
:PC
:☆☆☆
#616 [KC.]
私はジンがいなくなった
事により隠すことが
できなかった
寂しい感情が
写真に溢れ
上手く仕事を
できなくなっていた
:10/04/15 13:51
:PC
:☆☆☆
#617 [KC.]
指名数は去年に比べ
落ち…もうどん底に
いるような気分だ
あんなに写真を撮る
事が楽しく感じていたのに
今では写真を撮る事が
苦でしかたない
:10/04/15 13:52
:PC
:☆☆☆
#618 [KC.]
それほど大きかった
ジンの存在
ジンに合いたい
いつも頭に浮かぶ
ジンの顔…
そんな事を思っていると
聖二さんが声をかけた
:10/04/15 13:52
:PC
:☆☆☆
#619 [KC.]
「東大寺。この件…引き受けてくれるか?」
「へ?」
私は今、聖二さんと
二人で撮影の
打ち合わせをしていた
「もしかして、聞いてなかったのかぁ??」
目を細めて私に言う
聖二さん
:10/04/15 13:52
:PC
:☆☆☆
#620 [KC.]
「ごめんなさい…」
「しっかりしろよ?だからな、この件だよ。」
そう言うと企画書に
指をさす
新しくできた
ホテルの撮影…
:10/04/15 13:52
:PC
:☆☆☆
#621 [KC.]
・ 外装
・ 内部
・ 教会
・ 大広間
・ 会議室
・ 娯楽場
・ プール
・
・
・
:10/04/15 13:53
:PC
:☆☆☆
#622 [KC.]
その他いろいろ…
すごいホテルだな…
教会も会議室も…
大きいホテル
私は今頃
書類を確認する
:10/04/15 13:53
:PC
:☆☆☆
#623 [KC.]
え〜っと…
場所は…
『ハワイ』
ハワイね…
ん?ハワイ?
「ハワイィ!??」
びっくりして大声を
だした私に聖二さんも驚く
:10/04/15 13:54
:PC
:☆☆☆
#624 [KC.]
「お前…その反応、初めっから全く聞いてなかったろ!!!」
久々のゲンコツ
「イテ…。」
私は自分の頭を撫でながら
聖二さんとの打ち合わせを
再開する
:10/04/15 13:54
:PC
:☆☆☆
#625 [KC.]
「だからコレ、でかい仕事なんだって。このJEWEL PUA(ジュエル プア)ってホテル、来月オープンでこのホテルを経営してる会社『WEST・HEAD』つ〜のは…」
「ウエスト・ヘッド…?」
「そ〜だよ。お前も聞いた事あんだろ?かなり有名な会社だ。ハワイだけに及ばず、タヒチ・グアム・フランス・オ−ストラリア…いろんな国で評価の高いホテルを経営してる一流企業だよ。」
そして聖二さんは首を傾げた
:10/04/15 13:54
:PC
:☆☆☆
#626 [KC.]
「どういう訳か…JEWEL PUAのオーナーがウチに声かけてきてくれた。マジでかい仕事だから成功させたいよな!!」
聞いたことがある
かなり有名なホテル会社
でもどこも高級ホテルで
一般人が簡単に
宿泊できるような
ホテルではない…
:10/04/15 13:55
:PC
:☆☆☆
#627 [KC.]
なのにいつも
予約はいっぱい
だとか…
どうしてこんな
会社がうちなんかに…
でもハワイかぁ…
行きたいな
:10/04/15 13:55
:PC
:☆☆☆
#628 [KC.]
なんて思っていた
私に聖二さんは
フフ〜ンと誇らしげな
顔をする
「しかも、来月オープン予定のこのホテルに泊まれるそうだ。しかもタダで★」
「私、やります!!絶対成功させるんでやらせてください!!!!!」
:10/04/15 13:55
:PC
:☆☆☆
#629 [KC.]
私はすごい勢いで椅子から
立ち上がった
その勢いにびっくりして
聖二さんは逆に椅子から
転がり落ちてしまった
「おま…イテテ、わかりやすいやつだな…」
:10/04/15 13:56
:PC
:☆☆☆
#630 [KC.]
こんな高級ホテルに
なんて一生に一回
泊まれるかわからない
それに何か…
ありそうな気がする
大きな何かに
出会えるような
気がした
:10/04/15 13:56
:PC
:☆☆☆
#631 [KC.]
私はなんの根拠もない
そんなちっぽけな勘に
従いこの仕事を
受け持つことにした
そして、さすがに
大きな仕事なので
チームを作り
ハワイに向けての
準備をみんなでする
:10/04/15 13:56
:PC
:☆☆☆
#632 [KC.]
チームはみんな私と
仲がいい人ばかりで
楽しみさが増す
そして出発の日
私を含めカメラマン二人と
アシスタントが二人
そしてリーダーの
聖二さんで結成された
チームは空港についていた
:10/04/15 13:57
:PC
:☆☆☆
#633 [KC.]
みんなは「ラッキー」と
喜んでいたけど…
私は私がいない間に
ジンが帰ってきたら
どうしよう…
なんて不安があるから
素直に喜べなかった
そして私達は
飛行機に乗り込む
:10/04/15 13:57
:PC
:☆☆☆
#634 [KC.]
(たまにはいいよね。ジンの事忘れたって…)
毎日、毎日
ジンを思い続ける私
そんな私に神様が
休憩をくれたのだと
私は心に言い聞かせた
:10/04/15 13:58
:PC
:☆☆☆
#635 [KC.]
私は窓側の席に
座らせてもらって
宙に浮く機体から
空を眺める
「東大寺。」
隣に座る聖二さん
「どうしたんですか?」
:10/04/15 13:58
:PC
:☆☆☆
#636 [KC.]
私は聖二さんのほうを向く
「お前、なんでこの仕事引き受けた?」
「へ?…だって…誰だってハワイ行きたいじゃないですか★」
私は笑顔で答える
「そっか…そうだよな。」
どこか寂しそうな
聖二さんの顔
:10/04/15 13:58
:PC
:☆☆☆
#637 [KC.]
どうしたんだろう?
盛り上がってたチームも
次第に落ち着き
機内の電気が暗くなる
聖二さんはそれ以上
何も言わず
静かに眠った
:10/04/15 13:59
:PC
:☆☆☆
#638 [KC.]
私も聖二さんのスヤスヤと
気持ちよさそうに
眠る顔を見て
いつの間にかつられて
眠っていた
空に浮いてから
約8時間…
私達はやっと
ハワイの陸に足をつけた
:10/04/15 13:59
:PC
:☆☆☆
#639 [KC.]
空港を出るとそこは
日本と全く違う景色
大きな道路に
ヤシの木だらけ
みんなはキャッキャッと
ハイテンション
私はドキドキが増し
ポーッと立っていた
:10/04/15 13:59
:PC
:☆☆☆
#640 [KC.]
「Hello.」
そういいながら大きな
白人の人が聖二さんに
声をかける
「Can you talk in English?」
「Yes. I can talk a little.」
:10/04/15 14:00
:PC
:☆☆☆
#641 [KC.]
英語で答える聖二さん
その聖二さんの姿を
目を丸くして
見つめる残りの4人
私達が理解できたのは
ココまでの会話
後は無数に飛び交う
アルファベットを
眺めるだけしかできなかった
:10/04/15 14:00
:PC
:☆☆☆
#642 [KC.]
そして聖二さんはこちらを
振り向くとニコッと笑う
「じゃ~、皆。行こうか。」
「行こうかって…?」
チームの一人が聞く
:10/04/15 14:00
:PC
:☆☆☆
#643 [KC.]
「この人は、俺達のお迎え係らしい。あそこにあるリムジンでホテルまで連れて行ってくれるんだとさ。」
聖二さんはサラッと言う
そして私達が目を
向ける先には
立派なリムジンが
止まっていた
:10/04/15 14:01
:PC
:☆☆☆
#644 [KC.]
チームはこの状況に
大興奮する
にしてもすごい
待遇だ…
私は目を丸くしたまま
姫ちゃんだけを抱え
その他の荷物を
白人さんに預け
リムジンに乗り込んだ
30分程走ると
ホテルに着く
:10/04/15 14:01
:PC
:☆☆☆
#645 [KC.]
そのホテルを見て
私達は口を
あんぐりと開けた
上を向くぐらいの
高さに真っ白で
王宮のような外装
:10/04/15 14:02
:PC
:☆☆☆
#646 [KC.]
しかも私達に対する
待遇は出迎えに限らず
まだオープンしていない
このホテルに無料で宿泊
させてくれると言う物
ありあない…
私達は先に部屋へと
案内される
:10/04/15 14:02
:PC
:☆☆☆
#647 [KC.]
部屋は一般向けの
部屋だが…
十分な広さに
圧倒されるが
ある事に気づく
ひとつの部屋に
ベッドは二つ
:10/04/15 14:02
:PC
:☆☆☆
#648 [KC.]
そしてもうひとつの
部屋もベッドが
二つしかない…
私達は5人で
来ているため
ベッドがひとつ
足りない
そしてもうひとつ
私は気づいた
:10/04/15 14:03
:PC
:☆☆☆
#649 [KC.]
「私の荷物がない…」
部屋に運ばれてきた
荷物に私の荷物が
なかったのだ
私はベルボーイに
必死で訴えるが
私の下手な英語では
ベルボーイに通じなかった
:10/04/15 14:03
:PC
:☆☆☆
#650 [KC.]
私は一人焦る
その様子を見て
聖二さんは大丈夫と声を
かけてくれた
いや…でも大丈夫な
訳がないよ
一体私の荷物はどこへ
行ったんだ!!!!???
:10/04/15 14:04
:PC
:☆☆☆
#651 [KC.]
そのまま私達はまた
ベルボーイに誘導され
上階にある大きな
会議室のような所へ
案内される
そこで一人のベルボーイとは
違う白人さんが入ってきた
:10/04/15 14:05
:PC
:☆☆☆
#652 [KC.]
「皆サン、コンニチワ。」
ぎこちない日本語で
話し出した白人さん
「私ノ名前ワ、[ジャック・ニコルソン]デス。今、オーナーガ不在ノタメ、私ガ代ワリニオ話シマス。」
そう言うと
真ん中にある
一番大きな椅子に
座るジャックさん
:10/04/15 14:05
:PC
:☆☆☆
#653 [KC.]
そこでどのような
イメージで作って
欲しいなど、いろいろ
話を聞かせてくれた
「オーナーはいつお戻りに?」
聖二さんは聞く
:10/04/15 14:06
:PC
:☆☆☆
#654 [KC.]
「今日ノ、夜ニワコチラニ来マス。」
そして今日から行動する
予定だったが、ジャックさんは
気を使ってくれて明日からで
いいと言ってくれた
そして二階にある
小プールは私達の為に
使えるようにしたから
自由に使ってくれと
言い残し部屋を去った
:10/04/15 14:06
:PC
:☆☆☆
#655 [KC.]
その言葉に遠慮を
しないうちのチームは
ミーティングが終わり
即プールヘ
私と聖二さんは外を
散歩することにした
:10/04/15 14:07
:PC
:☆☆☆
#656 [KC.]
ホテルの裏には
浜辺がある
私は殿くんを
片手に写真を
取りまくった
そんな私を見て
聖二さんは微笑む
:10/04/15 14:07
:PC
:☆☆☆
#657 [KC.]
「さすが、東 薫の娘だね。」
私はその言葉にびっくりする
「どうしてソレを?」
写真家 [東 薫]
(あずま かおる)
でも彼の本名は
東大寺 薫
(とうだいじ かおる)
それは紛れもなく私の父だ
:10/04/15 14:07
:PC
:☆☆☆
#658 [KC.]
幼い頃に病気で
母をなくした私の
たった一人の
肉親
:10/04/15 14:10
:PC
:☆☆☆
#659 [KC.]
「なんとなく前から、そんな気がしてた。すごいな!!お前の親父。」
私のお父さんは
世界中を飛び回っている
カメラマンだ
カメラに興味のある人は
知らない人はいないだろう
:10/04/15 14:10
:PC
:☆☆☆
#660 [KC.]
「この間、お父さんに会ったよ。」
「へ!?日本でですか!??」
「いや、タイで。」
「タイ。今、父はタイに…。」
連絡をなかなかくれない
父の居場所はころころ
変わる
:10/04/15 14:11
:PC
:☆☆☆
#661 [KC.]
本当に自由な人だ
聖二さん…実は
父のファンらしく
私達は父の話で
盛り上がり
気がつけばもう
暗くなってきていた
:10/04/15 14:11
:PC
:☆☆☆
#662 [KC.]
「そろそろ戻るか。」
私達は話をやめて
ホテルに戻る
部屋には遊びつかれた
3人がまったりしていた
:10/04/15 14:12
:PC
:☆☆☆
#663 [KC.]
そしてみんなで
食事をするためまた
外へでた
ハワイといえば
ロコモコ!!
そう一人が言う
:10/04/15 14:12
:PC
:☆☆☆
#664 [KC.]
そして私達は
ロコモコ食べ
いろいろ店を
見て回った
明日からは仕事
ちゃんとしなくちゃね…
:10/04/15 14:12
:PC
:☆☆☆
#665 [KC.]
そして10時が過ぎ
私達はホテルに戻った
そして、やっと思い出す
私の荷物はどこだ?
私は一人で
フロントへ向かう
:10/04/15 14:13
:PC
:☆☆☆
#666 [KC.]
すると次は通じた
…のか?
私はベルボーイに
連れられて
最上階に案内された
そしてボーイは
大きな黒人さんの
SPみたいな人と
話しを始めた
:10/04/15 14:13
:PC
:☆☆☆
#667 [KC.]
私の顔がひきつる
荷物だけ渡して
くれればいいんですけど…
私は黙って会話を聞く
って言っても
何を話しているのか
全くわからないが…
:10/04/15 14:14
:PC
:☆☆☆
#668 [KC.]
そしてSP風な
黒人さんは後ろを向き
大きなドアのロックを
解除する
逃げ出したい程
怖い…
その先に一体
なにがあるんだ…
:10/04/15 14:14
:PC
:☆☆☆
#669 [KC.]
私はボーイに連れられ
恐る恐る中に入った
だだっ広い部屋…
ホテルの最上階に
噴水なんておかしいよ!!
私は目の前にある
噴水に思わずつっこむ
:10/04/15 14:15
:PC
:☆☆☆
#670 [KC.]
小さく川になったその先を
見ると浅いプール?
見たいなのがある
そこに優雅に泳いでいる
錦鯉が数名
:10/04/15 14:15
:PC
:☆☆☆
#671 [KC.]
その光景を
ひきつった顔で
見ている私を
ボーイはさらに
奥の部屋に案内する
大きなベッドの
ある部屋…
「あっ!!!」
:10/04/15 14:15
:PC
:☆☆☆
#672 [KC.]
そこで私は自分の
荷物を発見した
そして荷物に駆け寄る
「無事…って言うかアンタ達こんな部屋でなにしてんの?」
私は無事に見つけた
荷物達に言った
:10/04/15 14:16
:PC
:☆☆☆
#673 [KC.]
「こんな部屋ってなにぃ?」
「え?」
:10/04/15 14:16
:PC
:☆☆☆
#674 [KC.]
後ろから聞こえた
久しぶりな声
私の心臓は跳ね上がり
私はそのまま固まる
「久しぶりぃ。元気にしてたぁ?」
そう言って近づいてくる
私の大好きな声
:10/04/15 14:16
:PC
:☆☆☆
#675 [KC.]
でも…後ろを振り向くのが
怖かった私は
前を向いたままだった
すると私の両側から
手が伸び私を
包み込むように
優しく抱きしめた
:10/04/15 14:17
:PC
:☆☆☆
#676 [KC.]
「ジ……ン……?」
「ルカ。やっと会えた。」
ギュッときつく
私を抱きしめる腕
:10/04/15 14:18
:PC
:☆☆☆
#677 [KC.]
私は恐る恐る
後ろを向く
そこには…
涙目で私を見ている
ジンがいた…
「ジ…ン…?本物?」
「確かめてみるぅ?」
そういうとキスを
するジン
:10/04/15 14:18
:PC
:☆☆☆
#678 [KC.]
「ン…っあ…」
「ルカ。」
激しさを増すジン
「ルカ。…ルカ。」
:10/04/15 14:19
:PC
:☆☆☆
#679 [KC.]
何度も私の名前を呼ぶジン
その甘い声と
激しいキスに
私の体は
徐々に熱くなる
「あ〜…お取り込み中にすいませ〜ん。」
その声にビクッと
びっくりした私に対し
ジンはイラッとした
表情を浮かべ
声のした方を向く
:10/04/15 14:20
:PC
:☆☆☆
#680 [KC.]
そこにはスーツを着た
男性が立っていた
「何?」
低い声で聞くジン
「ジン様、お食事の準備が出来ました。」
「それだけ?」
「はい。お先にデザートをお食べになりますか?」
:10/04/15 14:20
:PC
:☆☆☆
#681 [KC.]
そう言うとスーツの
男性は私にニコッと
笑いかけた
「マジでシバくぞ?大田。」
「ハハッ。申し訳ございません。失礼します。」
男性は笑いながら
去っていった
:10/04/15 14:20
:PC
:☆☆☆
#682 [KC.]
大きなため息をつくジン
そしてベッドに
ドカッと座る
「ルカご飯は?」
「…。」
「…?ルカ??」
:10/04/15 14:21
:PC
:☆☆☆
#683 [KC.]
パチンッ
広い部屋に響く
頬を叩いた音
私は無意識に
ジンの頬を軽く
叩いていた
:10/04/15 14:21
:PC
:☆☆☆
#684 [KC.]
叩かれた頬に
手を当てるジン
「ごめんな。」
ジンは私を
見ながら謝った
:10/04/15 14:21
:PC
:☆☆☆
#685 [KC.]
「どうして…どうして、ジンはココにいるの!?どうして急にいなくなったの!!!!どうして…連絡くれなかったの…」
そう言う私の目からは
滝のように涙が
溢れ流れていた
:10/04/15 14:22
:PC
:☆☆☆
#686 [KC.]
「ごめん、ちゃんと説明するよ。こっち来てぇ。」
手を差し出すジン
私はその手につかまり
ジンの隣に座る
:10/04/15 14:22
:PC
:☆☆☆
#687 [KC.]
「まず、俺がココにいる理由は俺がここのオーナーだから。この部屋は俺の家だよ。」
「オッオーナー!!??ジンがこのホテルの!?」
私はその言葉に目を見開く
「そう。次に何故急にいなくなったのか…それはあの日、父が俺を迎えにきたんだ。それで無理矢理連れて行かれた。でもお前に置手紙だけ、残させてくれたんだ。」
:10/04/15 14:23
:PC
:☆☆☆
#688 [KC.]
「ジンの…お父さんが…?」
「俺の親父、結構強くてねぇ。息子ボコボコにしちゃうくらい冷徹なやつなんだよ…。」
「え!??ジンより強いの!??」
「強ぇ〜よ。空手、柔道の師範だからねぇ。」
:10/04/15 14:23
:PC
:☆☆☆
#689 [KC.]
苦笑いするジン
私は顔をひきつらせる
「んで最後、連絡は忙しかったってのもあるし…中途半端にルカの声聞くと暴走しちゃいそうで…それに俺はルカを信じてたから。」
「ジン。」
「でもルカをまた悲しませてたのには変わりないしぃ。ルカが気の済むまで俺の事殴っていいよ。」
:10/04/15 14:23
:PC
:☆☆☆
#690 [KC.]
そう言うとジンは
目を閉じた
「あっ、出来れば明日大事な用あるから…顔はさけてほしッッ!??」
その言葉を遮るように
私はジンにキスをする
「いいよ。さっきもう叩いたから。でももうあんな事したら次は許さないからね。」
:10/04/15 14:25
:PC
:☆☆☆
#691 [KC.]
「もうしない。ずっとそばにいるよ。」
少し顔を赤らめながら
微笑んで言うジン
「でも…これからどうするの?」
私はジンに聞く
「ルカはココで住むんだよぉ★」
ニコッとした顔で
サラッと言った
ジンの言葉…
:10/04/15 14:26
:PC
:☆☆☆
#692 [KC.]
「無理。」
私は即答えた
「なんでッ!??」
ジンはびっくりして
目を見開く
:10/04/15 14:27
:PC
:☆☆☆
#693 [KC.]
「だって私、仕事で来たんだもん。」
「あっ…お前、聖二から何も聞いてないの!?」
「へ!?聖二ッ!??」
私の言葉を聞いて
やっちゃった〜っと
言わんばかりの顔をするジン
:10/04/15 14:27
:PC
:☆☆☆
#694 [KC.]
私は理解できなかった
聖二さんは
何か知ってるの!?
っていうか仲悪かったんじゃ…
何がなんだかわからない
私はその場でボーッと
している
:10/04/15 14:27
:PC
:☆☆☆
#695 [KC.]
「まっ、いいかぁ☆」
そう言うとジンは
私をベッドに押し倒す
「キャッ!!!」
「ねぇルカ、JEWEL PUAってどう言う意味かわかる?」
:10/04/15 14:28
:PC
:☆☆☆
#696 [KC.]
「JEWELは…宝石だよね?PUAって何?」
「PUAはハワイ語で花って意味。じゃ〜次の質問。ルカは「琉」って漢字の意味知ってる?」
「「琉」って私の漢字だよね?…意味か…考えた事なかったなぁ〜…」
私はベッドで
寝ながら考えた
:10/04/15 14:28
:PC
:☆☆☆
#697 [KC.]
「「琉」って言うのは瑠璃と一緒の意味だよぉ。」
「瑠璃って?」
「つるつるした宝石の事ぉ。」
「宝石…って事は宝石の花!?」
私はひらめいたように
ジン言った
:10/04/15 14:29
:PC
:☆☆☆
#698 [KC.]
ジンは微笑、頷く
「それに気づいたならもうひとつにも気づかなきゃぁ〜。」
ジンはズイッと
私に顔を近づけた
「宝石(琉)の花=琉の華でしょ。」
:10/04/15 14:29
:PC
:☆☆☆
#699 [KC.]
私はその言葉に驚いた
「じゃあ…このホテルの名前って…」
「ルカからとったんだよぉ☆感動したでしょぉ?」
意味を知った瞬間
私はとても恥ずかしくて
でも嬉しくて
顔を真っ赤にした
:10/04/15 14:30
:PC
:☆☆☆
#700 [KC.]
「あぁ~…またその顔するぅ。だから、ソレされると我慢できないんだってぇ。」
そう言うとジンは
私の上にまたがる
「明日、仕事で朝早いんでしょぉ?ちゃっちゃとやっちゃって寝よッ!!!」
「やるって何を!?」
:10/04/15 14:30
:PC
:☆☆☆
#701 [KC.]
起き上がろうとする
私を押さえつけるジン
そして悪魔チックな
顔で私に囁いた
「えっち。」
「えーーーッ!!!???」
:10/04/15 14:31
:PC
:☆☆☆
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