こんなのあり?
最新 最初 🆕
#601 [KC.]
>>599さん
ありがとうございます

⏰:10/04/14 15:46 📱:PC 🆔:☆☆☆


#602 [KC.]
>>598の続き↓
-------------

そう言うとジンは
私の頬っぺたを
一指し指でつつく

私の膨れた頬っぺたは
つつかれて
空気が抜けた

⏰:10/04/14 15:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#603 [KC.]

「もう!!それで、どうしたの??」

私が再び聞くとジンは
目を反らす

その行動は怪しすぎだ

「西頭さんって誰っ!?何で何も教えてくれないの?」

「ん〜…どうしよう…。」

また考え出すジン

「まっいっか。」

⏰:10/04/14 15:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#604 [KC.]

そして少し真剣な顔を
してジンは話だした

「手紙の送り主は俺の母さんだよぉ。」

「へ?お母さん!??」

「そう。俺の母さん。大事な話があるから家に帰ってこいってさぁ。」

「え?ジンの家に??いつ帰るの??」

「今月中には帰るつもりだけど…俺んちすごく遠いから、ルカと当分会えなくなる。」

⏰:10/04/14 15:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#605 [KC.]

「え〜!!やだぁ。遠いって…家どこ?」

私は首をかしげる

ジンは黙る

「ジン?」

「ルカ、一緒に行く?」

少し寂しそうな声で聞くジン

⏰:10/04/14 15:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#606 [KC.]

でも私は今、仕事が忙しく
そんなに休みを取る
事ができない…

その事はジンも
わかってくれている

だけどダメもとで
聞いたみたいだ

私が「無理」だと伝えると
ジンはすんなり諦めた

⏰:10/04/14 15:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#607 [KC.]

「当分ってどれくらい?」

私は聞く

「わからない。」

深刻なジンの顔…
私は少し心配になった


そんな話をして数日…

私は仕事から
帰ってきた

⏰:10/04/14 15:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#608 [KC.]

すると家にジンはおらず
一枚の置手紙が
残されていた

⏰:10/04/14 15:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#609 [KC.]

Dear Ruka

急に帰らなくちゃ
いけなくなった

ルカになにも言えず
家を出ていってごめん

いつ帰れるか
わからないけど

俺を信じて待って
いてほしい

本当にごめん

From Zin

⏰:10/04/14 15:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#610 [KC.]

急にいなく
なっちゃうなんて…


急に私の前から
消えたジン

「ひどいよ…」

その日、私は泣き
崩れてしまった

⏰:10/04/14 15:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#611 [KC.]

『俺を信じて待っていてほしい』


でもジンの言葉を
信じたい…

私はジンと私の
絆を信じ

待つ事にした

⏰:10/04/14 15:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#612 [我輩は匿名である]
>>1-250
>>250-500
>>500-750
>>750-1000

⏰:10/04/14 16:30 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#613 [KC.]
>>612さん 安価
ありがとうございます

⏰:10/04/15 13:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#614 [KC.]
>>611の続き↓
-------------

それから
一年…

ジンからの連絡は
一切ない


何度こちらから
連絡をしても
繋がらない携帯

⏰:10/04/15 13:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#615 [KC.]

信じて待つ

そう決心した私は
未だにジンを
待っていた

けど…
信じると寂しさは別

⏰:10/04/15 13:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#616 [KC.]

私はジンがいなくなった
事により隠すことが
できなかった
寂しい感情が
写真に溢れ

上手く仕事を
できなくなっていた

⏰:10/04/15 13:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#617 [KC.]

指名数は去年に比べ
落ち…もうどん底に
いるような気分だ

あんなに写真を撮る
事が楽しく感じていたのに

今では写真を撮る事が
苦でしかたない

⏰:10/04/15 13:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#618 [KC.]

それほど大きかった
ジンの存在

ジンに合いたい

いつも頭に浮かぶ
ジンの顔…

そんな事を思っていると
聖二さんが声をかけた

⏰:10/04/15 13:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#619 [KC.]

「東大寺。この件…引き受けてくれるか?」

「へ?」

私は今、聖二さんと
二人で撮影の
打ち合わせをしていた

「もしかして、聞いてなかったのかぁ??」

目を細めて私に言う
聖二さん

⏰:10/04/15 13:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#620 [KC.]

「ごめんなさい…」

「しっかりしろよ?だからな、この件だよ。」

そう言うと企画書に
指をさす

新しくできた
ホテルの撮影…

⏰:10/04/15 13:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#621 [KC.]

・ 外装
・ 内部
・ 教会
・ 大広間
・ 会議室
・ 娯楽場
・ プール




⏰:10/04/15 13:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#622 [KC.]

その他いろいろ…

すごいホテルだな…
教会も会議室も…
大きいホテル

私は今頃
書類を確認する

⏰:10/04/15 13:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#623 [KC.]

え〜っと…
場所は…


『ハワイ』

ハワイね…

ん?ハワイ?

「ハワイィ!??」

びっくりして大声を
だした私に聖二さんも驚く

⏰:10/04/15 13:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#624 [KC.]

「お前…その反応、初めっから全く聞いてなかったろ!!!」

久々のゲンコツ

「イテ…。」

私は自分の頭を撫でながら
聖二さんとの打ち合わせを
再開する

⏰:10/04/15 13:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#625 [KC.]

「だからコレ、でかい仕事なんだって。このJEWEL PUA(ジュエル プア)ってホテル、来月オープンでこのホテルを経営してる会社『WEST・HEAD』つ〜のは…」

「ウエスト・ヘッド…?」

「そ〜だよ。お前も聞いた事あんだろ?かなり有名な会社だ。ハワイだけに及ばず、タヒチ・グアム・フランス・オ−ストラリア…いろんな国で評価の高いホテルを経営してる一流企業だよ。」

そして聖二さんは首を傾げた

⏰:10/04/15 13:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#626 [KC.]

「どういう訳か…JEWEL PUAのオーナーがウチに声かけてきてくれた。マジでかい仕事だから成功させたいよな!!」

聞いたことがある
かなり有名なホテル会社

でもどこも高級ホテルで
一般人が簡単に
宿泊できるような
ホテルではない…

⏰:10/04/15 13:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#627 [KC.]

なのにいつも
予約はいっぱい
だとか…

どうしてこんな
会社がうちなんかに…

でもハワイかぁ…
行きたいな

⏰:10/04/15 13:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#628 [KC.]

なんて思っていた
私に聖二さんは

フフ〜ンと誇らしげな
顔をする

「しかも、来月オープン予定のこのホテルに泊まれるそうだ。しかもタダで★」

「私、やります!!絶対成功させるんでやらせてください!!!!!」

⏰:10/04/15 13:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#629 [KC.]

私はすごい勢いで椅子から
立ち上がった

その勢いにびっくりして
聖二さんは逆に椅子から
転がり落ちてしまった

「おま…イテテ、わかりやすいやつだな…」

⏰:10/04/15 13:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#630 [KC.]

こんな高級ホテルに
なんて一生に一回
泊まれるかわからない

それに何か…
ありそうな気がする

大きな何かに
出会えるような
気がした

⏰:10/04/15 13:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#631 [KC.]

私はなんの根拠もない
そんなちっぽけな勘に
従いこの仕事を
受け持つことにした

そして、さすがに
大きな仕事なので
チームを作り
ハワイに向けての
準備をみんなでする

⏰:10/04/15 13:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#632 [KC.]

チームはみんな私と
仲がいい人ばかりで
楽しみさが増す

そして出発の日

私を含めカメラマン二人と
アシスタントが二人
そしてリーダーの
聖二さんで結成された
チームは空港についていた

⏰:10/04/15 13:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#633 [KC.]

みんなは「ラッキー」と
喜んでいたけど…

私は私がいない間に
ジンが帰ってきたら
どうしよう…
なんて不安があるから
素直に喜べなかった

そして私達は
飛行機に乗り込む

⏰:10/04/15 13:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#634 [KC.]

(たまにはいいよね。ジンの事忘れたって…)


毎日、毎日
ジンを思い続ける私

そんな私に神様が
休憩をくれたのだと
私は心に言い聞かせた

⏰:10/04/15 13:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#635 [KC.]

私は窓側の席に
座らせてもらって
宙に浮く機体から
空を眺める

「東大寺。」

隣に座る聖二さん

「どうしたんですか?」

⏰:10/04/15 13:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#636 [KC.]

私は聖二さんのほうを向く

「お前、なんでこの仕事引き受けた?」

「へ?…だって…誰だってハワイ行きたいじゃないですか★」

私は笑顔で答える

「そっか…そうだよな。」

どこか寂しそうな
聖二さんの顔

⏰:10/04/15 13:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#637 [KC.]

どうしたんだろう?

盛り上がってたチームも
次第に落ち着き

機内の電気が暗くなる
聖二さんはそれ以上
何も言わず

静かに眠った

⏰:10/04/15 13:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#638 [KC.]

私も聖二さんのスヤスヤと
気持ちよさそうに
眠る顔を見て

いつの間にかつられて
眠っていた


空に浮いてから
約8時間…

私達はやっと
ハワイの陸に足をつけた

⏰:10/04/15 13:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#639 [KC.]

空港を出るとそこは
日本と全く違う景色

大きな道路に
ヤシの木だらけ

みんなはキャッキャッと
ハイテンション

私はドキドキが増し
ポーッと立っていた

⏰:10/04/15 13:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#640 [KC.]

「Hello.」

そういいながら大きな
白人の人が聖二さんに
声をかける

「Can you talk in English?」

「Yes. I can talk a little.」

⏰:10/04/15 14:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#641 [KC.]

英語で答える聖二さん
その聖二さんの姿を
目を丸くして
見つめる残りの4人

私達が理解できたのは
ココまでの会話


後は無数に飛び交う
アルファベットを
眺めるだけしかできなかった

⏰:10/04/15 14:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#642 [KC.]

そして聖二さんはこちらを
振り向くとニコッと笑う

「じゃ~、皆。行こうか。」

「行こうかって…?」

チームの一人が聞く

⏰:10/04/15 14:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#643 [KC.]

「この人は、俺達のお迎え係らしい。あそこにあるリムジンでホテルまで連れて行ってくれるんだとさ。」

聖二さんはサラッと言う

そして私達が目を
向ける先には
立派なリムジンが
止まっていた

⏰:10/04/15 14:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#644 [KC.]

チームはこの状況に
大興奮する

にしてもすごい
待遇だ…

私は目を丸くしたまま
姫ちゃんだけを抱え
その他の荷物を
白人さんに預け
リムジンに乗り込んだ

30分程走ると
ホテルに着く

⏰:10/04/15 14:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#645 [KC.]

そのホテルを見て
私達は口を
あんぐりと開けた



上を向くぐらいの
高さに真っ白で
王宮のような外装

⏰:10/04/15 14:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#646 [KC.]

しかも私達に対する
待遇は出迎えに限らず
まだオープンしていない
このホテルに無料で宿泊
させてくれると言う物

ありあない…

私達は先に部屋へと
案内される

⏰:10/04/15 14:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#647 [KC.]

部屋は一般向けの
部屋だが…

十分な広さに
圧倒されるが
ある事に気づく

ひとつの部屋に
ベッドは二つ

⏰:10/04/15 14:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#648 [KC.]

そしてもうひとつの
部屋もベッドが
二つしかない…

私達は5人で
来ているため
ベッドがひとつ
足りない

そしてもうひとつ
私は気づいた

⏰:10/04/15 14:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#649 [KC.]

「私の荷物がない…」

部屋に運ばれてきた
荷物に私の荷物が
なかったのだ

私はベルボーイに
必死で訴えるが
私の下手な英語では
ベルボーイに通じなかった

⏰:10/04/15 14:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#650 [KC.]

私は一人焦る

その様子を見て
聖二さんは大丈夫と声を
かけてくれた

いや…でも大丈夫な
訳がないよ

一体私の荷物はどこへ
行ったんだ!!!!???

⏰:10/04/15 14:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#651 [KC.]

そのまま私達はまた
ベルボーイに誘導され

上階にある大きな
会議室のような所へ
案内される

そこで一人のベルボーイとは
違う白人さんが入ってきた

⏰:10/04/15 14:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#652 [KC.]

「皆サン、コンニチワ。」

ぎこちない日本語で
話し出した白人さん

「私ノ名前ワ、[ジャック・ニコルソン]デス。今、オーナーガ不在ノタメ、私ガ代ワリニオ話シマス。」

そう言うと
真ん中にある
一番大きな椅子に
座るジャックさん

⏰:10/04/15 14:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#653 [KC.]

そこでどのような
イメージで作って
欲しいなど、いろいろ
話を聞かせてくれた

「オーナーはいつお戻りに?」

聖二さんは聞く

⏰:10/04/15 14:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#654 [KC.]

「今日ノ、夜ニワコチラニ来マス。」

そして今日から行動する
予定だったが、ジャックさんは
気を使ってくれて明日からで
いいと言ってくれた

そして二階にある
小プールは私達の為に
使えるようにしたから
自由に使ってくれと

言い残し部屋を去った

⏰:10/04/15 14:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#655 [KC.]

その言葉に遠慮を
しないうちのチームは

ミーティングが終わり
即プールヘ

私と聖二さんは外を
散歩することにした

⏰:10/04/15 14:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#656 [KC.]

ホテルの裏には
浜辺がある

私は殿くんを
片手に写真を
取りまくった

そんな私を見て
聖二さんは微笑む

⏰:10/04/15 14:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#657 [KC.]

「さすが、東 薫の娘だね。」

私はその言葉にびっくりする

「どうしてソレを?」

写真家 [東 薫]
(あずま かおる)
でも彼の本名は

東大寺 薫
(とうだいじ かおる)

それは紛れもなく私の父だ

⏰:10/04/15 14:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#658 [KC.]

幼い頃に病気で
母をなくした私の

たった一人の
肉親

⏰:10/04/15 14:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#659 [KC.]

「なんとなく前から、そんな気がしてた。すごいな!!お前の親父。」

私のお父さんは
世界中を飛び回っている
カメラマンだ

カメラに興味のある人は
知らない人はいないだろう

⏰:10/04/15 14:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#660 [KC.]

「この間、お父さんに会ったよ。」

「へ!?日本でですか!??」

「いや、タイで。」

「タイ。今、父はタイに…。」

連絡をなかなかくれない
父の居場所はころころ
変わる

⏰:10/04/15 14:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#661 [KC.]

本当に自由な人だ

聖二さん…実は
父のファンらしく
私達は父の話で
盛り上がり

気がつけばもう
暗くなってきていた

⏰:10/04/15 14:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#662 [KC.]

「そろそろ戻るか。」

私達は話をやめて
ホテルに戻る

部屋には遊びつかれた
3人がまったりしていた

⏰:10/04/15 14:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#663 [KC.]

そしてみんなで
食事をするためまた
外へでた

ハワイといえば
ロコモコ!!

そう一人が言う

⏰:10/04/15 14:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#664 [KC.]

そして私達は

ロコモコ食べ
いろいろ店を
見て回った

明日からは仕事
ちゃんとしなくちゃね…

⏰:10/04/15 14:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#665 [KC.]

そして10時が過ぎ
私達はホテルに戻った


そして、やっと思い出す

私の荷物はどこだ?

私は一人で
フロントへ向かう

⏰:10/04/15 14:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#666 [KC.]

すると次は通じた
…のか?

私はベルボーイに
連れられて
最上階に案内された

そしてボーイは
大きな黒人さんの
SPみたいな人と
話しを始めた

⏰:10/04/15 14:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#667 [KC.]

私の顔がひきつる

荷物だけ渡して
くれればいいんですけど…

私は黙って会話を聞く

って言っても
何を話しているのか
全くわからないが…

⏰:10/04/15 14:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#668 [KC.]

そしてSP風な
黒人さんは後ろを向き
大きなドアのロックを
解除する


逃げ出したい程
怖い…

その先に一体
なにがあるんだ…

⏰:10/04/15 14:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#669 [KC.]

私はボーイに連れられ
恐る恐る中に入った

だだっ広い部屋…
ホテルの最上階に
噴水なんておかしいよ!!

私は目の前にある
噴水に思わずつっこむ

⏰:10/04/15 14:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#670 [KC.]

小さく川になったその先を
見ると浅いプール?
見たいなのがある

そこに優雅に泳いでいる
錦鯉が数名

⏰:10/04/15 14:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#671 [KC.]

その光景を
ひきつった顔で
見ている私を
ボーイはさらに
奥の部屋に案内する

大きなベッドの
ある部屋…

「あっ!!!」

⏰:10/04/15 14:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#672 [KC.]

そこで私は自分の
荷物を発見した

そして荷物に駆け寄る

「無事…って言うかアンタ達こんな部屋でなにしてんの?」

私は無事に見つけた
荷物達に言った

⏰:10/04/15 14:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#673 [KC.]

「こんな部屋ってなにぃ?」






「え?」




⏰:10/04/15 14:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#674 [KC.]

後ろから聞こえた
久しぶりな声

私の心臓は跳ね上がり
私はそのまま固まる

「久しぶりぃ。元気にしてたぁ?」

そう言って近づいてくる
私の大好きな声

⏰:10/04/15 14:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#675 [KC.]

でも…後ろを振り向くのが
怖かった私は
前を向いたままだった

すると私の両側から
手が伸び私を
包み込むように
優しく抱きしめた

⏰:10/04/15 14:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


#676 [KC.]

「ジ……ン……?」


「ルカ。やっと会えた。」



ギュッときつく
私を抱きしめる腕

⏰:10/04/15 14:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#677 [KC.]

私は恐る恐る
後ろを向く

そこには…
涙目で私を見ている
ジンがいた…

「ジ…ン…?本物?」

「確かめてみるぅ?」

そういうとキスを
するジン

⏰:10/04/15 14:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#678 [KC.]

「ン…っあ…」


「ルカ。」


激しさを増すジン


「ルカ。…ルカ。」

⏰:10/04/15 14:19 📱:PC 🆔:☆☆☆


#679 [KC.]

何度も私の名前を呼ぶジン
その甘い声と
激しいキスに
私の体は
徐々に熱くなる

「あ〜…お取り込み中にすいませ〜ん。」

その声にビクッと
びっくりした私に対し
ジンはイラッとした
表情を浮かべ
声のした方を向く

⏰:10/04/15 14:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#680 [KC.]

そこにはスーツを着た
男性が立っていた

「何?」

低い声で聞くジン

「ジン様、お食事の準備が出来ました。」

「それだけ?」

「はい。お先にデザートをお食べになりますか?」

⏰:10/04/15 14:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#681 [KC.]

そう言うとスーツの
男性は私にニコッと
笑いかけた

「マジでシバくぞ?大田。」

「ハハッ。申し訳ございません。失礼します。」

男性は笑いながら
去っていった

⏰:10/04/15 14:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#682 [KC.]

大きなため息をつくジン

そしてベッドに
ドカッと座る

「ルカご飯は?」

「…。」

「…?ルカ??」

⏰:10/04/15 14:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#683 [KC.]

パチンッ

広い部屋に響く
頬を叩いた音

私は無意識に
ジンの頬を軽く
叩いていた

⏰:10/04/15 14:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#684 [KC.]

叩かれた頬に
手を当てるジン

「ごめんな。」

ジンは私を
見ながら謝った

⏰:10/04/15 14:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#685 [KC.]

「どうして…どうして、ジンはココにいるの!?どうして急にいなくなったの!!!!どうして…連絡くれなかったの…」

そう言う私の目からは
滝のように涙が
溢れ流れていた

⏰:10/04/15 14:22 📱:PC 🆔:☆☆☆


#686 [KC.]

「ごめん、ちゃんと説明するよ。こっち来てぇ。」

手を差し出すジン

私はその手につかまり
ジンの隣に座る

⏰:10/04/15 14:22 📱:PC 🆔:☆☆☆


#687 [KC.]

「まず、俺がココにいる理由は俺がここのオーナーだから。この部屋は俺の家だよ。」

「オッオーナー!!??ジンがこのホテルの!?」

私はその言葉に目を見開く

「そう。次に何故急にいなくなったのか…それはあの日、父が俺を迎えにきたんだ。それで無理矢理連れて行かれた。でもお前に置手紙だけ、残させてくれたんだ。」

⏰:10/04/15 14:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#688 [KC.]

「ジンの…お父さんが…?」

「俺の親父、結構強くてねぇ。息子ボコボコにしちゃうくらい冷徹なやつなんだよ…。」

「え!??ジンより強いの!??」

「強ぇ〜よ。空手、柔道の師範だからねぇ。」

⏰:10/04/15 14:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#689 [KC.]

苦笑いするジン
私は顔をひきつらせる

「んで最後、連絡は忙しかったってのもあるし…中途半端にルカの声聞くと暴走しちゃいそうで…それに俺はルカを信じてたから。」

「ジン。」

「でもルカをまた悲しませてたのには変わりないしぃ。ルカが気の済むまで俺の事殴っていいよ。」

⏰:10/04/15 14:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#690 [KC.]

そう言うとジンは
目を閉じた

「あっ、出来れば明日大事な用あるから…顔はさけてほしッッ!??」

その言葉を遮るように
私はジンにキスをする

「いいよ。さっきもう叩いたから。でももうあんな事したら次は許さないからね。」

⏰:10/04/15 14:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#691 [KC.]

「もうしない。ずっとそばにいるよ。」

少し顔を赤らめながら
微笑んで言うジン

「でも…これからどうするの?」

私はジンに聞く

「ルカはココで住むんだよぉ★」

ニコッとした顔で
サラッと言った
ジンの言葉…

⏰:10/04/15 14:26 📱:PC 🆔:☆☆☆


#692 [KC.]

「無理。」

私は即答えた

「なんでッ!??」

ジンはびっくりして
目を見開く

⏰:10/04/15 14:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#693 [KC.]

「だって私、仕事で来たんだもん。」

「あっ…お前、聖二から何も聞いてないの!?」

「へ!?聖二ッ!??」

私の言葉を聞いて
やっちゃった〜っと
言わんばかりの顔をするジン

⏰:10/04/15 14:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#694 [KC.]

私は理解できなかった
聖二さんは
何か知ってるの!?

っていうか仲悪かったんじゃ…

何がなんだかわからない
私はその場でボーッと
している

⏰:10/04/15 14:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#695 [KC.]

「まっ、いいかぁ☆」

そう言うとジンは
私をベッドに押し倒す

「キャッ!!!」

「ねぇルカ、JEWEL PUAってどう言う意味かわかる?」

⏰:10/04/15 14:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#696 [KC.]

「JEWELは…宝石だよね?PUAって何?」

「PUAはハワイ語で花って意味。じゃ〜次の質問。ルカは「琉」って漢字の意味知ってる?」

「「琉」って私の漢字だよね?…意味か…考えた事なかったなぁ〜…」

私はベッドで
寝ながら考えた

⏰:10/04/15 14:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#697 [KC.]

「「琉」って言うのは瑠璃と一緒の意味だよぉ。」

「瑠璃って?」

「つるつるした宝石の事ぉ。」

「宝石…って事は宝石の花!?」

私はひらめいたように
ジン言った

⏰:10/04/15 14:29 📱:PC 🆔:☆☆☆


#698 [KC.]

ジンは微笑、頷く

「それに気づいたならもうひとつにも気づかなきゃぁ〜。」

ジンはズイッと
私に顔を近づけた

「宝石(琉)の花=琉の華でしょ。」

⏰:10/04/15 14:29 📱:PC 🆔:☆☆☆


#699 [KC.]

私はその言葉に驚いた

「じゃあ…このホテルの名前って…」

「ルカからとったんだよぉ☆感動したでしょぉ?」

意味を知った瞬間
私はとても恥ずかしくて
でも嬉しくて
顔を真っ赤にした

⏰:10/04/15 14:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#700 [KC.]

「あぁ~…またその顔するぅ。だから、ソレされると我慢できないんだってぇ。」

そう言うとジンは
私の上にまたがる

「明日、仕事で朝早いんでしょぉ?ちゃっちゃとやっちゃって寝よッ!!!」

「やるって何を!?」

⏰:10/04/15 14:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#701 [KC.]

起き上がろうとする
私を押さえつけるジン

そして悪魔チックな
顔で私に囁いた

「えっち。」

「えーーーッ!!!???」

⏰:10/04/15 14:31 📱:PC 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194