こんなのあり?
最新 最初 全 
#250 [叉埜]
あげまーす
:10/04/06 19:08
:D904i
:☆☆☆
#251 [KC.]
>>249-250 [叉埜]さん
応援ありがとう
ございます!!
大変お待たせしました
続き書きます★
:10/04/06 22:10
:PC
:☆☆☆
#252 [KC.]
>>247の続き↓
------------
翌日
私は仕事場で昨日撮った
一輪の花を印刷していた
「おっ!!その写真すごくいいなっ!!」
「ぅわぁっ!!」
突然大きな声で話しかけてきた
聖二さんに私はびっくりした
:10/04/06 22:13
:PC
:☆☆☆
#253 [KC.]
「うん…すんげぇ〜雰囲気出てる。一人で淋しいが頑張るぞって感じが強く出てるよ。」
「そぅですね。」
出来上がった写真を手に取り
二人で眺める
でもどことなく…やっぱり
悲しい感じがするこの写真
あの時の私と同じ
だったのかもしれない
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#254 [KC.]
「…東大寺?」
「はい?」
「何かあったのか?」
聖二さんは少し心配そうな
顔をしている
「いえ!!何もないですよ?」
「…それならいいが。」
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#255 [KC.]
特殊能力のせいか
聖二さんはよく私の
気持ちを悟る
本当に良きパートナーだ
「本当に何もないですよ?」
ニコッと笑いながら
私は聖二さんに言う
「お前…。」
「聖二さん?」
「…。いや…何もない。」
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#256 [KC.]
いつもと少し様子が違う
聖二さんは「あっ!!」と
思い出したように手を叩く
「この間の雑誌!!」
「モデルさんの?」
私は首を傾げる
「おう。アレさぁ…もうひとつのコーナーに使う写真もお前に任せたいんだけど…いいか?」
「え…でもアレは…」
私が例の雑誌で担当していた
コーナーはひとつ
:10/04/06 22:15
:PC
:☆☆☆
#257 [KC.]
その他の写真は違うカメラマンが担当していた
「私なんかが担当していいんですか?」
「あぁ!!お前にはもっと成長してほしいからな。頼むわ。」
「でも私、今違う仕事で…」
「アレか?アレは後でいい。こっち優先でやっていこう!!」
急に決まったモデルの撮影…
また上手くできるかと思うと
不安で気持ちが重くなる…
:10/04/06 22:16
:PC
:☆☆☆
#258 [KC.]
でもやらないと…
私は今度の撮影日などの
打ち合わせで予定を確認し
今日の仕事が終った
そして帰る途中、近所の
スーパーにより
夕飯の食材を買って帰宅した
:10/04/06 22:16
:PC
:☆☆☆
#259 [KC.]
家に帰るとジンが
リビングで雑誌を見ている
「ただいま。」
私に気づいたジンは
雑誌を閉じこちらを向いた
「おかえり。遅かったねぇ。」
ジンがこっちを向いて
私を見ている
:10/04/06 22:18
:PC
:☆☆☆
#260 [KC.]
いつもは私が帰っても
気にしないくせに
めずらしい事もあるものだ
「ちょっとスーパー寄ってたから。ごめんね、今からご飯作るから!!」
私はエプロンをつけ
夕飯の支度をする
するとジンが近づいてきた
:10/04/06 22:19
:PC
:☆☆☆
#261 [KC.]
「今日のご飯何ぃ?」
「今日はサバの味噌煮とサラダと…」
「ルカ。」
「え?」
初めて名前を呼ばれ
私はびっくりする
「俺、サバ嫌い。」
ジンは申し訳なさそうに
私に言った
:10/04/06 22:19
:PC
:☆☆☆
#262 [KC.]
「えぇ!?じゃあどうしよう…今日のメインはサバしか買ってきてないよ…」
ジンは頬っぺたを膨らまし
私を見つめはじめる
(こんなかわいいとこもあるんだ…)
私はその膨れあがった
頬っぺたを見てクスクス笑った
「笑い事じゃないしね。じゃ俺、今日の夕飯抜きぃ?」
(ん〜大げさだなぁ…)
私は少し困った顔で
どうするか考えた
:10/04/06 22:20
:PC
:☆☆☆
#263 [KC.]
「…しょうがない。それじゃ今からもう一回スーパー行ってくるよ。」
私はエプロンを外し
財布を持って玄関へ向かう
「ちょっと待ってぇ。」
ジンは私を止めると
駆け足で自分の部屋に向い
すぐに出てきて私の前に立つ
「俺も行くぅ。」
そう言うとジンは
靴をはきだした
:10/04/06 22:20
:PC
:☆☆☆
#264 [KC.]
「え?どうして??」
「なんか…心配だからぁ。」
「心配?また嫌いな物を買うかもしれないから?」
私も靴をはき
ドアを出た
「それもあるぅ。」
ジンはそう言うとカギを閉る
:10/04/06 22:21
:PC
:☆☆☆
#265 [KC.]
(それも?どういう意味??)
鍵が閉まった事を確認すると
ジンは私の手を握り歩きだした
「ジ…ジン!?」
「何ぃ?」
「手…」
私は少し赤くなる
:10/04/06 22:21
:PC
:☆☆☆
#266 [KC.]
「ほら、彼氏のフリ。」
ジンは気にもせず
歩き続ける
こんな時までカップルの
フリをしなくても…
私はこうして歩く事に
あまり慣れていないせいで
ぎこちなく歩いた
スーパーに着いても
ジンは手を離す気配がなく
すごく恥ずかしい
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#267 [KC.]
でもこうして買い物を
していると本当にジンの彼女に
なったみたいで嬉しかった
新たにまたいろいろと
食材を買い大きな袋に入れる
「俺が持つぅ。」
ジンは私が持とうとした
袋を取り上げた
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#268 [KC.]
「重たいよ?」
「…男なめんなよぉ?」
私より悠々と袋を持つジン
最近いろんなジンを
見るようになった私は
謎だらけの彼に少しずつ
惹かれているような気がした
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#269 [KC.]
でも…ジンが私に
優しくしたり彼女のような
扱いをしてくれる理由を
私は知っている…
:10/04/06 22:23
:PC
:☆☆☆
#270 [KC.]
私はジンに惚れて
しまわないように
注意するようになっていた
私達がスーパーに
行った日から数日
前よりも仲良くなった私達
:10/04/06 22:23
:PC
:☆☆☆
#271 [KC.]
自然に接する事が
出来るようになり
会話も増えジンから
いろんな話をしてくれるようにも
なっていた
すごく幸せで充実した日々
でもそんな日々に
突然、嵐がやってくる…
:10/04/06 22:24
:PC
:☆☆☆
#272 [KC.]
モデルの撮影日当日
私は聖二さんと現場に到着する
私は姫ちゃんを肩にさげ
聖二さんとスタジオに入った
そこにはすでにモデル達が
集まっている
「ありゃ…待たせちゃってすいません。」
聖二さんが監督に謝る
:10/04/06 22:25
:PC
:☆☆☆
#273 [KC.]
「いやぁ!!あの子達、今日は気合いが入っちゃっててずいぶん早く来てるみたいだから、気にしないで。」
「気合い?なんでまた…?」
「今日はあのZIN君が一緒に撮影するからじゃないかなぁ?」
「え?ZINって?」
「聞いてないの?最近、注目度No1の男性モデルのZINが来るんだよ。」
「初耳っす。そうなんですか…」
「そうだったの?それにしても彼、遅いなぁ。」
:10/04/06 22:25
:PC
:☆☆☆
#274 [KC.]
(ZINって…?)
私は姫ちゃんの準備をしながら
話しを聞いていた
聖二さんと監督さんが
話しているとスタジオのドアが開く
それをきっかけにモデル達が
ザワザワとざわめきだした
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#275 [KC.]
「すいません!!車が混んでて遅れました!!」
スーツを着ている男性が
こちらに駆け寄ってくる
そしてその後ろから歩いてきた
人物を見て私は固まった
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#276 [KC.]
「ジ…ン…?」
歩きながら近づいてきた人物…
それは紛れもなくジンだった
でもジンは固まる私を見ても
無表情のまま…
「ZIN!!早速スタンバって!!」
スーツの男性がそう言うと
ジンは女の子達に挨拶をして
セットに入った
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#277 [KC.]
セットに入ったジンは笑顔で
こちらを見る
「東大寺!撮影始まるぞ。頑張れよ!!」
聖二さんが私に声をかけると
同時に監督さんが
撮影の合図をかけた
:10/04/06 22:27
:PC
:☆☆☆
#278 [KC.]
:10/04/06 22:30
:PC
:☆☆☆
#279 [
:/ぶーちゃん]
やっぱりモデル!?!?
そんな予感してたんだ★
続きが気になるぅ(´∀`)
読みやすいよっ(^^)!!
応援してるからネ♪
:10/04/06 22:50
:N02A
:☆☆☆
#280 [我輩は匿名である]
コメント入ると読みにくい

せっかくおもしろい小説やのにイライラするから感想板作って欲しい!
:10/04/07 01:18
:SH906i
:☆☆☆
#281 [KC.]
>>279 [ぶーちゃん]さん
ジンくんの職業ばれてしまいましたか…ww
いつも読んでいただいてありがとうございます♪
本当に嬉しいです♪
これからもがんばりますので
そうぞ応援よろしくお願いします★
:10/04/07 02:14
:PC
:☆☆☆
#282 [KC.]
>>280 [我輩は匿名である]さん
読んでいただいて
ありがとうございます!!
とても嬉しいです♪
後、貴重なご意見も
ありがとうございました!!
:10/04/07 02:18
:PC
:☆☆☆
#283 [KC.]
:10/04/07 02:20
:PC
:☆☆☆
#284 [KC.]
>>277 の続き
-------------
(え…私…ジンを撮るの…?)
私は固まったまま
女の子に囲まれている
ジンを見る
「東大寺?どうした??」
聖二さんが私に駆け寄り
声をかける
:10/04/07 17:36
:PC
:☆☆☆
#285 [KC.]
「あっ…すみません。」
聖二さんに声をかけられ
フッと我にかえった私は
姫ちゃんを覗き込んだ
姫ちゃんを通して
ジンと目が合う
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#286 [KC.]
ジンはカメラを
見ているだけなのに
私の目を見つめている
ような感じがする
私の心臓が大きく動きだした
何度かシャッターを押す
写真を撮るのに
こんなにドキドキしたのは
初めてだった
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#287 [KC.]
私のせいで撮影はすごく
スローペースで行われた
それから時間が経ち
やっと休憩にはいる
ジンやモデル達は服を着替えに
一度スタジオを出て行った
「おつかれぇ。」
聖二さんが声をかける
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#288 [KC.]
「おつかれさまです…。」
「東大寺?どうした?」
聖二さんはそっと私の手をとる
「手震えてるぞ?」
ドキドキと緊張の
あまり私の手は
小刻みに震えていた事に
聖二さんは気づいていた
:10/04/07 17:38
:PC
:☆☆☆
#289 [KC.]
「あの…すいません。いつもより緊張しちゃってて…すぐおさまるんで。」
私はうつむく
こんなに心臓はバクバクして…
緊張のあまり手も震えて…
写真なんてまともに
撮れている訳がない
私の中でドキドキと
緊張と…プラス不安が
ごちゃ混ぜになる
:10/04/07 17:38
:PC
:☆☆☆
#290 [KC.]
うつむいたままの私を見て
聖二さんは震えている私の手を
ギュッと握る
「こっちこい。」
聖二さんは手を繋いだまま
スタジオから私を連れ出した
「どこ行くんですか!?」
少し強引な聖二さんが
連れてきてくれた所は
スタジオから少し離れた
休憩所だった
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#291 [KC.]
「お前、あそこでは休憩できないだろ?」
そう言うと聖二さんは
私の手を離し
目の前にあった
自動販売機で
缶コーヒーを買ってくれた
「まぁコーヒーでも飲め!!」
「ありがとうございます。」
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#292 [KC.]
私は遠慮せず缶コーヒーを受け取る
「しっかし…そんな緊張じゃどんな写真できるだろうか…」
聖二さんは自分にも
缶コーヒーを買い
近くにあったイスに座る
「出来上がりが…ある意味楽しみだな!!」
ニカッと笑いながら
聖二さんはグイッと
缶コーヒーを飲んだ
「本当にすいません。」
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#293 [KC.]
次第に心臓は落ち着いてきたけど
まさかジンがモデルだったなんて…
信じられなかった
「なぁ東大寺!!知ってるか?ちっさいおっさんの話…」
缶コーヒーを飲んでいた私は
その質問に思わずむせる
「ちっ…ちっさいおっさんですか??」
「そうだ!!よく有名人が見るとかって話の…アレだ。」
「少しだけ聞いたことありますけど…」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#294 [KC.]
「俺見たんだよぉ!!この間さぁ、俺が風呂に入ってたらドアが少し開いててな。その隙間からこっち見てたんだよ!!」
ポカーンとしている私に
真剣な表情で話す聖二さん
「そんでさ、俺が「エッチ!!」っつったら走って逃げてったんだ!!」
「…本当ですか〜?」
私は疑いの眼差しで
聖二さんを見る
「嘘じゃないって!!二人もいたんだぞ!?あいつら本当は変態なんだよ!!」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#295 [KC.]
あまりにも真剣に話す聖二さんが
おかしくて私の顔はいつのまにか
笑顔になっていた
「気をつけろよぉ?俺は男だから別にいいけど…お前ももしかしたら、ちっちゃい変態おっさんに覗かれてるかもしれないぞぉ!?」
「それ本気でイヤですね。ある意味その話、すごく怖いです。」
「いや、本当に俺…ショックだったし…見られてさ。」
そういいながら聖二さんは
イスから腰を離す
「そろそろ戻りますか?」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#296 [KC.]
「そうしようか…あっ!!ちっさいおっさん!!」
聖二さんは私の後ろを指差し
急に大声をだした
「えぇぇえ!?!?」
私は思わず後ろを向く
すると聖二さんの方から
クスクスと声がした
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#297 [KC.]
私は目を細めながら振り返り
聖二さんを見た
手で口を押さえ
声を押し殺して
笑っている聖二さん
「ひどいです。」
私は細めた目のまま
カラッポになった空き缶を捨てて
スタジオの方に歩き出した
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#298 [KC.]
「あ…ププッ…ちょっと待てって…プッ」
聖二さんは笑いながら
空き缶をゴミ箱に入れ
後を追いかけてきた
そして私達はスタジオに入り
後半の撮影が始まる
服を着替えたジンとモデル達は
前半の服とは対象的に
すごくラフな服をきて
スタンバイしていた
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#299 [KC.]
セットも前半使っていた物と
変わってラフな感じになっている
私は写真を撮ろうと
姫ちゃんを覗き込む瞬間…
ちっさいおっさんの話を
真剣な顔で話している
聖二さんを思い出した
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#300 [KC.]
聖二さんを見ると
口元に手を当て
まだ顔がにやけている
思わず笑いそうになるが
ガマンする
聖二さんのおけげで
私は前半と違い
極度な緊張をすることなく
撮影する事が出来た
撮影は無事に終了
「おつかれさまで~す。」
その声と同時に
聖二さんを見た
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#301 [KC.]
聖二さんはさっきまでの
「笑い」と違う優しい笑顔で
私を見てくれていた
私も聖二さんに
笑顔で返した
そして私は姫ちゃんを
片付け始める
するとそこにジンが近づいてきた
「ルカ。」
「ん?あっジン…君、お疲れ様。」
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#302 [KC.]
私は場所をわきまえ
君付けでジンの名前を呼び
片付けをやめジンを見た
「お前…」
「ZINく〜ん!!」
女の子達がジンに駆け寄ってくる
「メアド教えてぇ!!」
「ZINくんこれからヒマぁ?どこか行かない??」
:10/04/07 17:43
:PC
:☆☆☆
#303 [KC.]
女の子達は私がいる事なんて
全く気にもせず
キャピキャピと
ジンに群がる
その光景を見ると
少し…
胸が痛かった
ちょっとの間、私を
見ていたジンだったが
私から顔を反らし
笑顔で女の子達の相手をする
:10/04/07 17:43
:PC
:☆☆☆
#304 [KC.]
それを見て私もジンから
目を反らし途中までしていた
姫ちゃんの片付けをし始めた
姫ちゃんの片付けが
終わると同時に聖二さんが
声をかける
「琉華、帰るぞぉ!!」
私はその声に
びっくりす
:10/04/07 17:44
:PC
:☆☆☆
#305 [KC.]
(琉華?いつもは苗字なのに…)
そんな私に聖二さんは
手を振る
私はジンと女の子達に
サラッと挨拶をし
駆け足で聖二さんのもとへ
行きスタジオを出た
車に乗り込み帰りだす私達…
:10/04/07 17:54
:PC
:☆☆☆
#306 [KC.]
「お疲れぇ。」
運転をしながら
聖二さんは言う
「お疲れさまです。今日は…女の子に群がれなかったですね。」
「厳禁なやつらだよなぁ、ホント。おっさんより若いのがいいんだよ。」
笑いながら言う聖二さん
「内心助かったけどな。若すぎるのも考えもんだ。」
「フフ、そんな事言っちゃって〜、少し悔しかったんじゃないんですかぁ?」
私は笑いながら聖二さんに言った
:10/04/07 17:54
:PC
:☆☆☆
#307 [KC.]
「ん〜…そうだなぁ、お前をあんなに動揺させた時はちょっと悔しかったなぁ。」
「え?」
「なんでもないよ。」
今話しがかみ合って
なかったような…
そんな会話をしながら
私達はあっという間に
会社につく
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#308 [KC.]
今日は少し早めに
撮影が終わったので
早速会社のPCにデータを送り
二人で写真の確認をする
「ハハ、やっぱ前半すごいな。」
PCの画面に映し出された
前半の写真を見て聖二さんは
思わず噴出す
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#309 [KC.]
「そうですね。」
苦笑いする私は
聖二さんを見た
「でも…」
聖二さんは真剣な顔で
画面を見つめなおす
「どうしました?」
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#310 [KC.]
「いいんじゃないか?これでも。」
いつもより少し声が低い聖二さん
こんな聖二さんは初めて見た
いつもはどんな風に見えるか
私の特殊能力についての
感想があるけど…
今回はその感想はなく
ただ写真を見つめているだけだった
ある程度の整理を済ませ
仕事が終わる
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#311 [KC.]
「お疲れ様でした〜。」
私は帰る支度をして
帰り始めた
「おい、東大寺!!」
少し歩いていた私に
後ろから声がかかる
振り向くと聖二さんが
追いかけてきた
「今日はもう遅いから送ってってやるよ。」
「いいですよ!!そんなに家遠くないし。」
「まぁ、遠慮すんなッ!!」
:10/04/07 17:56
:PC
:☆☆☆
#312 [KC.]
ポンポンと軽く頭を叩かれる
「すぐ車出してくすからここらで待ってろよ?」
そう言うと聖二さんは走って
駐車場へ向かって行った
すぐに聖二さんの車が出てきて
私に近づいてくる
私の前で車はとまり
少し遠慮勝ちに
私は車に乗り込んだ
:10/04/07 17:56
:PC
:☆☆☆
#313 [KC.]
今日の聖二さんは様子が
いつもと違う
いつもより会話が少なく
家の近くにある公園に着いた
「ありがとうございます。」
私はお礼をいい車から降りる
「東大寺。」
聖二さんは私を呼び
何故か車を降りた
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#314 [KC.]
無言で近づいてくる聖二さん
「はい。」
私は控え気味に返事をする
(きっと写真が上手く撮れてなかったせいで、怒ってるんだ…)
私の前に静かに立った
聖二さんは私を見ている
私は怒られる事を
覚悟し息を飲んだ
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#315 [KC.]
「お前、好きな人とかいるの?」
予期せぬ言葉
私はへ?と聖二さんの
顔を見た
「俺にもまだチャンスある?」
そういうと同時に
聖二さんの両手が私を包む
私は何がなんだか理解できず
抱きしめられたまま
固まってしまった
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#316 [KC.]
「俺、ずっと前からお前の事好きだったって…知ってるか?」
小さくささやかれたその言葉
私は目を見開く
「お前、引越してからなんか変だよな。彼氏でもできたか?」
彼氏…
私はジンを思い出す
:10/04/07 17:58
:PC
:☆☆☆
#317 [KC.]
「なんでだ?俺、ずっとお前の傍にいたのに。」
そう言うと同時に聖二さんの
腕の力が増す
「聖…二…さん…くる…しいぃ…」
普通に話すことが
出来ないほどの力で
抱きしめられ
私は身動きが取れなかった
:10/04/07 17:58
:PC
:☆☆☆
#318 [KC.]
「こんなとこで、何してんだよ。」
その声がしたと同時に
聖二さんの腕が緩む
その隙をついて私は
聖二さんから逃れた
すると逃れた瞬間
次は後ろにひっぱられ
私はバランスを崩す
:10/04/07 17:59
:PC
:☆☆☆
#319 [KC.]
ドンっと背中に何かが当った
私は恐る恐る上を向く
「ジン…」
バランスを崩した私を
支えていたのは
ジンだった
:10/04/07 17:59
:PC
:☆☆☆
#320 [KC.]
「こいつ俺の女だからさぁ。変なちょっかい出さないでもらえる?」
ジンは鋭い声で聖二さんに言った
「俺の…女…?」
聖二さんはジンに腕を
しっかり掴まれている
私を見る
:10/04/07 18:00
:PC
:☆☆☆
#321 [KC.]
「やっぱ彼氏…いたのか…。」
「ごめ…んなさ…い。」
私はどう言えばいいかわからず
それ以上話せなかった
:10/04/07 18:00
:PC
:☆☆☆
#322 [KC.]
-------------
>>284-321 New
感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4743/
-------------
:10/04/07 18:03
:PC
:☆☆☆
#323 [KC.]
>>321の続き↓
-------------
「今日のお前、ちょっと変だと思ったんだ。」
ジンは聖二さんを
睨みつけたまま
話を聞いている
「まさかZIN君が彼氏だったとは…。もう俺には勝ち目ないか…。」
:10/04/08 02:00
:PC
:☆☆☆
#324 [KC.]
すごく悲しそうな聖二さんの顔をみて
私の胸はきつく締め付けられる
「わかってんなら、さっさと帰れ。」
容赦なくジンは
聖二さんに言った
「ジ…ジン!!」
私は慌てて聖二さんに
近づこうとしたが
私を掴んでいるジンの手に
力が入る
:10/04/08 02:00
:PC
:☆☆☆
#325 [KC.]
「東大寺…困らせて悪かった。」
そう言い残し聖二さんは
車に乗り去って行った
聖二さんの車が見えなくなって
私はジンを見る
「何?」
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#326 [KC.]
その声は怒っている…
低く冷たい声、そして
ジンは私を睨みつけた
「俺、前に言ったよな?こういうこと、気分悪いって。」
「だって…」
「だって?…何それ、私は悪くないって言いたいの?」
ジンの冷たい言葉と視線に
私は凍えついてしまった
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#327 [KC.]
腕を掴んだままのジンは
そのまま強引に歩き出す
「痛いッ!!ちょっ…ちょっと!!」
腕を掴んでいる手は
力を緩める事なく
まっすぐマンションへむかう
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#328 [KC.]
私は姫ちゃんを落とさない
ように注意しながら
ジンに必死でついていく
あっという間にマンションに着くと
鍵を開けジンは私を中に放り込んだ
その勢いでバランスを
崩し、倒れかけたが
私は姫ちゃんの為に耐え抜いた
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#329 [KC.]
姫ちゃんを床に置くと
靴を脱ぎ先にリビングへ向かう
すぐその後にジンが来た
と思った瞬間
腕を強く引っ張られ
私の背中が壁にぶつかった
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#330 [KC.]
びっくりして思わず目を瞑る
ダンッと音がなり
私はゆっくり目を開けた
目の前には鋭い目つきのジン
私の両側には
ジンの手があった
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#331 [KC.]
「ジ…ン…?」
怖くなった私は
その場で硬直してしまう
「ねぇ、アンタ仕事中あいつと手繋いでどこ行ってたの?」
(手を…繋いで!?)
ジンは私達がスタジオ
から出ていくのを
目撃していた
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#332 [KC.]
「休憩時間、どっか行ってたでしょ。」
「アレは…ただ休憩所にコーヒーを…」
「帰ってきたと思ったら、機嫌良くなってたしね。あいつと何してたの?」
(何してた?…もしかして何か誤解してるの?)
低く冷たい声に
私は言葉を返せない
:10/04/08 02:03
:PC
:☆☆☆
#333 [KC.]
「アンタって結構、軽いんだ。」
「ちがぅッんッ…!?」
私が口を開け声を出した瞬間
ジンの唇でさえぎられた
:10/04/08 02:03
:PC
:☆☆☆
#334 [KC.]
頭が真っ白になる
息が出来ないくらい
深くディープなキス
ジンの胸を押すが
上手く力が出ず
やっと唇が離れたと思えば
また次のキスが重なった
:10/04/08 02:04
:PC
:☆☆☆
#335 [KC.]
「…んッ…ジ…ン…っ」
話す暇もなくやってくる
ジンからのキス
唇が熱い
全身の力が抜け
立っていられなく
なってきた私は
崩れ落ちそうになる
:10/04/08 02:04
:PC
:☆☆☆
#336 [KC.]
ジンは私の腰に手を回し
崩れそうになっている
私を支えた
そしてやっと唇が離れる
「どうして…?こんな事するの?」
私が見るジンはまるで
水の中にいるかのように
霞んでいた
:10/04/08 02:05
:PC
:☆☆☆
#337 [KC.]
:10/04/08 02:07
:PC
:☆☆☆
#338 [ぱつきん]
主さま、さまさまです。
アドレナリンやばいです。
応援してます〜!!
:10/04/08 07:35
:D705i
:☆☆☆
#339 [KC.]
>>336の続き
-----------
「アンタが悪いんだって…」
そう言うとジンは軽々と
私を持ち上げ、近くにあった
ソファーに私を寝かすと
覆いかぶさるように
上に乗ってきた
「やめ…て…」
震えた声で私は
ジンに言う
:10/04/08 22:49
:PC
:☆☆☆
#340 [KC.]
「男にそーゆーのは逆効果。」
ジンはそういうと
私の口に再びキスをする
今度のキスは軽く
触れるだけのものだった
そしてジンは私の
耳にささやく
「俺のって…しるし…つけるよ。」
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#341 [KC.]
「ッッ!?…ダメッ!!」
私の抵抗も虚しく
ジンは私の首に一度
軽くキスをすると
次は深く長いキスをした
そのキスに体はびくつき
思わず声が出てしまう
「あッ…ん!!」
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#342 [KC.]
体がすごく熱い…
心臓も爆発寸前
そんな私にジンは容赦なく
キスをする
(こんなのって…)
私の目からは
大きな雫が流れ落ちた
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#343 [KC.]
「泣くなよ…」
小さく悲しそうなジンの声
その声のすぐ後
ジンは私からゆっくりと
降り、片手で頭をボリボリかく
「…ジン。」
「泣くのは…ナシでしょ。」
:10/04/08 22:51
:PC
:☆☆☆
#344 [KC.]
ジンはそう呟くと
私を見る事もなく
部屋に戻ってしまった
翌日
首にはしっかりと
つけられた[俺のしるし]
:10/04/08 22:51
:PC
:☆☆☆
#345 [KC.]
そのしるしを見るだけで
赤面してしまう私は
ジンに会うのが少し気まずくて
いつもより早めに家を出た
当然、会社に一番のり…
と思っていたが
実際は二番だった
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#346 [KC.]
「おはよ。」
私に挨拶をしてくれた人物
それは聖二さんだった
聖二さんはコーヒーカップを片手に
新聞を読んでいる
「今日はいつもより早い出勤だな。どうしたんだ?」
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#347 [KC.]
これはこれで気まずい
昨日あんな事があって
どんな顔をすればいいか
わからない私は
軽く挨拶をすると
そそくさと自分のデスクに向かう
私のとった行動を見て
聖二さんは小さくため息をついた
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#348 [KC.]
「なぁ、東大寺。」
私は聖二さんを見る事ができず
そっぽを向いたまま返事をする
すると聖二さんは読んでいた新聞と
片手に持っていたコーヒーカップを
机に置き近づいてきた
「コッ…コーヒー買ってきます!!!!」
:10/04/08 22:53
:PC
:☆☆☆
#349 [KC.]
私は逃げるかのように
事務所を飛びでて走り出す
「あっ東大寺!?」
走りだした私を聖二さんは
追いかけてきた
そして走るのが遅い私は
あっさり捕まってしまう
:10/04/08 22:53
:PC
:☆☆☆
#350 [KC.]
「待て、逃げないでくれ!!」
「別に逃げた訳じゃ…」
「昨日は困らせて本当に悪かった。」
聖二さんを直視できない私は
下をむいたまま話を聞いた
「俺、昨日も言ったと思うけど、ずっとお前の事好きだったんだ。」
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#351 [KC.]
「…。」
「でも、お前…俺に全く興味なさそうだし…。この気持ちは俺だけのもんにしようと思ってた。」
「……。」
「無理に伝えても、こんな風にギクシャクしたくなかったし…、でも…」
悲しそうな声…
全然気づかなかった
聖二さんの気持ち
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#352 [KC.]
「昨日のお前の反応を見て…、写真を見て…、お前の気持ちを知ったから…」
「昨日の…写真??」
「おう。前半の写真…お前の気持ち出過ぎだよ。」
「…ッ!?!?」
私はその言葉に目を見開いた
「アレ見て、お前はZIN君が好きなんだってわかった瞬間…俺、悔しくて…」
(私は…ジンが…好き…?)
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#353 [KC.]
あれだけ注意してたのに…
私はいつの間にかジンの事が…
「んで…「片思いならまだ俺にもチャンスあるかも…」って、ガマンできず…お前を困らせちまった。」
「…。」
「けど…お前とギクシャクすんの俺、嫌なんだ。だから…今すぐにとは言わない。また前のように接してほしい。」
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#354 [KC.]
真剣な顔で私を
見つめる聖二さん
私はやっと
聖二さんの顔を見る事が出来た
「ありがとうございます。…きっと今すぐには、無理だと思いますけど…私もギクシャクするのは嫌だし…聖二さんがそう言ってくれてよかった。」
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#355 [KC.]
私が笑顔で答えると
その顔を見て聖二さんは目を見開き
少し困った表情で笑顔をつくる
そして私の頭をポンポンと撫でてくれた
「ありがとう。」
そう言うと聖二さんは
先に事務所へ戻って行った
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#356 [KC.]
聖二さんの言葉で
気持ちに気づいた私…
昨日の極度な緊張は
そんな思いがあったからだったんだ
そして女の子と仲良く
しているジンを見て
辛くて切なくて…
ムカムカまでして
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#357 [KC.]
その時からいろんな
気持ちがいっぱい
混ざり合って…
手まで震えるくらい
混乱していた事に
気づいて…しまった…
いや、違う…
私は前から気づいていた…
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#358 [KC.]
でも好きな人と…
カップルのフリをしている私…
その理由も女の人を
避ける為…
最近は、ジンとすごく
仲がよく「それでもいいか。」
なんて思っていた
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#359 [KC.]
気づいていない
フリをしていたズルい私は
自動販売機で
缶コーヒーを買い
決心をする
はっきりとした
この気持ちを
逃げずに
ジンに伝えよう
:10/04/08 22:57
:PC
:☆☆☆
#360 [KC.]
そう心に決めると
少し気持ちが楽に
なった気がした
私は缶コーヒーをその場で
飲み干し一度大きく
背伸びをする
そして事務所に戻った
:10/04/08 22:57
:PC
:☆☆☆
#361 [KC.]
気持ちがハッキリした
おかげで仕事がはかどり
いつもよりテキパキと
仕事をしているうちに
もう夕方になっていた
仕事が終わり
私はスーパーに寄って
いつも通り二人分の食材を買って
マンションへ帰る
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#362 [KC.]
マンションに着き
家の扉を前に
した瞬間、急に心臓が
大きく動き出した
さっきまでは全く
普通だった私の心臓…
この扉を開ければ…
ジンがいる
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#363 [KC.]
「なんて…言おう…」
今更、緊張が私を襲う
二人分の食材で
私の手が真っ赤になっている
事なんて全く気づかない
告白なんて久しぶりだし…どうしよう…
もし断られたら…どうしよう…
いろんな不安が私を襲う
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#364 [KC.]
とその時…
ガチャッと勢いよく扉が開いた
ドアの真正面に立っていた
私は顔面に直撃を受けてしまった
思わず食材を落とし
顔を抑えながらうずくまる
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#365 [KC.]
「…今何かに当ったかしら?」
楽器のような綺麗な声が
聞こえた
私は顔を抑えている
手の隙間から出てきた人物を
確認する
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#366 [KC.]
そこに立っていたのは
私よりも背が低く
綺麗なロングヘアーの女性だった
その女性は私に気づくと
あわてて声をかる
「あらっ!!大変っ!!大丈夫ですか!??」
「だ…だひじょ〜ぶでふ。」
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#367 [KC.]
少しおっとりした話方の女性は
私の背中をさする
「どうしたぁ??」
その声と共にジンが
ひょっこり顔を出した
「…じふ…ッッ」
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#368 [KC.]
通路に広がる食材と
顔を抑えている私を見て
ジンはびっくりした
顔をしている
こんな所を見られるなんて…
恥ずかしい!!
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#369 [KC.]
直撃を受けた顔は
すでに赤くなっていたが
さらに赤くなるのを感じた
「この人…家の前にいたらしくて…私の攻撃うけちゃったみたい★」
少し苦笑いでジンに
説明する女性…
と、ここでやっと私は
重要なことに気がついた
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#370 [KC.]
(この人…家から出てきた!?)
ようやく自分になにが
起こったか把握できた
私はその真実に固まってしまう
「あ〜ぁ〜…」
ジンは通路に広がる
食材を広いはじめた
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#371 [KC.]
「あっジン!!私、時間だからもう行くね?ばいばい★」
「うん、またね。」
ジンが優しくそう言うと
女性は自分の腕時計を見ながら
行ってしまった
心配そうに私を見つめるジン
食材を拾い終えたジンは
心配そうな顔で私を見つめる
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#372 [KC.]
(どうして…?)
私の中はその疑問だらけだった
「ルカ…大丈夫?」
そっとジンの手が私に触れる
「うん…大丈夫。」
そう言いながら私は
顔に当てていた手を離した
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#373 [KC.]
ジンは心配そうに私の顔を
覗き込むとびっくりした
表情を見せる
「ルカ…鼻血ぃ…」
「えっ!?」
どうやら一番強打したのは
鼻だったらしく私の鼻からは
血が顔を出していた
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#374 [KC.]
急いで中に入り
鼻にティッシュを当てる
告白どころでは
なくなってしまった…
私はリビングのソファーに座り
はぁ〜…と大きくため息をつき
うつむいた
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#375 [KC.]
先に食材を冷蔵庫に
入れてくれたジンは
すぐに私の横に来て
心配した表情で私を見ている
「血、とまったぁ?」
私の顔を覗き込むジン
「まだぁ。って言うか…あんまり見ないで?恥ずかしいから…」
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#376 [KC.]
私はジンから顔を
そむけながら言った
本当に恥ずかしいし
初めて鼻血なんて出した所を
人に見られてしまった…
しかも最悪な事に
ジンに見られるなんて…
気分はこれ以上ない程
最悪だった
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#377 [KC.]
「いいじゃん、ルカの顔もっと見せてよぉ。」
「やだよ、だって鼻血出てるもん。」
「なんで?鼻血出ててもルカはかわいいよぉ?」
さらっとジンは言う
「んなッ!?!?」
私は思わずその言葉に
顔を赤くさせる
:10/04/08 23:03
:PC
:☆☆☆
#378 [KC.]
「アレ?顔赤くなったけど…大丈夫ぅ?」
赤くさせた張本人の
ジンは真面目な顔をしている
ダメだ。
ジンと一緒にいる限り
この鼻血は止まらない
そう確信した私は
「着替えてくる!!」と言って
急いで自分の部屋に戻った
:10/04/08 23:03
:PC
:☆☆☆
#379 [KC.]
:10/04/08 23:08
:PC
:☆☆☆
#380 [KC.]
>>378の続き↓
-------------
部屋に戻った私は
ドアの前で立ち尽くす
鼻に当てていた
ティッシュを離せば
血はまだ出ていた
私はジンが見ていない事を
いいことに鼻に
ティッシュを積める
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#381 [KC.]
そして服を着替えた
そのままリビングに
行かずベッドに横たわる
(あの子は一体…)
少し落ち着いた
私の頭にはその事で
いっぱいになっていた
そして私は前にも
似たような事があったと
思い出す
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#382 [KC.]
あの時はまだジンに
興味がなく
リビングでやらしい事を
していたジンを軽蔑
していた…
でも今はすごく
胸が苦しい…
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#383 [KC.]
彼女の事を聞いても
良いのだろうか?
自分の話しをするのが
嫌いなジンは
そんな事を聞くと
機嫌が悪く
なるかもしれない
私はいろいろと考えた
:10/04/09 23:54
:PC
:☆☆☆
#384 [KC.]
フッと時計を見ると
時刻は9時を回っている
何時間考えて
いたんだろぅ…
私は鼻に積めた
ティッシュを外すと
血を確認した
:10/04/09 23:54
:PC
:☆☆☆
#385 [KC.]
鼻血はすでに止まっている
私はやっとベッドから
起き上がると
そっとドアを開けた
するとリビングで
ジンがTVを見ている
私に気づいたジンは
こちらを向く
:10/04/09 23:55
:PC
:☆☆☆
#386 [KC.]
「ルカ…大丈夫ぅ?」
心配そうな顔のジン
「うん…大丈夫。」
私はジンの顔を見ると
質問攻めしてしまいそうで
ジンから目を反らせた
:10/04/09 23:55
:PC
:☆☆☆
#387 [KC.]
「ルカ?」
ジンは私の名前を呼ぶ
「何?」
相変わらずジンの方を
向かない私…
「やっぱ昨日の事…怒ってんのぉ?」
そう言うとジンはTVの
方を向いた
私は何も言えず
台所に向かう
:10/04/09 23:56
:PC
:☆☆☆
#388 [KC.]
そこには美味しそうな
オムライスが合った
まさか…ジンが作ったの?
首を傾げる私
「チンして食べなぁ。」
ジンも相変わらずTVを
見ている
:10/04/09 23:56
:PC
:☆☆☆
#389 [KC.]
「ジンが…作ったの?」
「そ〜よぉ。」
「ジンは?」
「もぅ食ったよぉ。」
そう言うとジンはTVを消し
背伸びをしてこちらを向いた
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#390 [KC.]
「俺、明日から仕事忙しくて帰るの遅くなると思うぅ。だから明日から夕飯いらないぃ。」
「え?…ジン?」
ジンは私を見ず
部屋に戻ってしまった
私はジンの作ってくれた
オムライスを食べ始める
「美味しい…」
私は一人で呟いた
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#391 [KC.]
いつもより冷たく感じた
ジンの態度…
告白するって…
決めたのに
こんなんじゃ
告白できないよ
今日はもうジンに
会うことは無かった
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#392 [KC.]
翌日
なかなか眠れなかった
せいか、目を覚ませば
もう昼頃だった
今日は仕事が休み
家でゆっくりする事にした
リビングに出ると
誰もいない
:10/04/09 23:58
:PC
:☆☆☆
#393 [KC.]
確か昨日ジンは
仕事とかって…
外はいい天気
バルコニーに出て
大きく背伸びをした
そして青空を眺める
こんな天気の良い日に
私は何をしているんだ…
:10/04/09 23:58
:PC
:☆☆☆
#394 [KC.]
今頃ジン…
仕事頑張ってるかなぁ…
昨日の女の子…誰だろう…
告白…どうしようか…
考えれば考える程
ブルーになっていく
:10/04/09 23:59
:PC
:☆☆☆
#395 [KC.]
ボーッしているうちに
外はオレンジ色に染まり
気づけばもう夕方に
なっていた
一日中何もしなかった私
本当に病んでくる…
ずーっとバルコニーに
いた私はリビングに
戻るとTVをつけた
:10/04/09 23:59
:PC
:☆☆☆
#396 [KC.]
そして私はいつの間にか
意識を手放す
気がつくともう
10時を過ぎになっていた
するとピンポーンと
インターホンが鳴る
:10/04/10 00:00
:PC
:☆☆☆
#397 [KC.]
居留守をしようかと迷った
だがしつこく
インターホンが鳴る
私はしぶしぶ出る事にした
ドアを開け外を見る
「こんばんは★」
そこに立っていたのは
昨日の女性だった
:10/04/10 00:00
:PC
:☆☆☆
#398 [KC.]
「…あなたは…」
「昨日はごめんなさい。ジン、いますか?」
「いえ、まだ帰ってませんが…」
私はどういう顔を
すればいいのか解らず
すこし戸惑う
「そうですかぁ…。どうしよう…。」
女性は悩み出した
:10/04/10 00:01
:PC
:☆☆☆
#399 [KC.]
「う〜ん…う〜ん…」
ドアを閉めてやろうかと
思ったが実際そうもいかない
「あがりますか?」
私は負けた
「やったぁ!!いいんですかぁ?それじゃ〜遠慮なくぅ★」
本当に遠慮なく家に
上がる女性
:10/04/10 00:01
:PC
:☆☆☆
#400 [KC.]
私は女性を中に入れると
ドアを閉めた
「何か飲みますか?」
私は女性に聞く
「コーヒーお願いしま〜す。」
私はこの女性に
「遠慮」と言う言葉を
教えやりたいと思った
:10/04/10 00:02
:PC
:☆☆☆
#401 [KC.]
女性にコーヒーを出した
私は部屋に向かう
「ちょっと待って〜。」
女性が私を引き留めた
「何か?」
「少しお話しませんか?」
「私と…ですか?」
「はい。」
:10/04/10 00:02
:PC
:☆☆☆
#402 [KC.]
ニコッと笑いながら
女性は私に話しかけた
「お名前はなんて言うんですか?」
「東大寺…琉華です。」
そう良いながら私も
リビングのソファーに座る
「ジンとはどういう関係ですか?」
:10/04/10 00:02
:PC
:☆☆☆
#403 [KC.]
女性の唐突な質問に
私は一瞬答えを迷ったが
思いきって答えた
「恋人です。そういうあなたはジンとどういう関係ですか?」
「恋人ッ?!」
女性は私の言葉を聞いても
びっくりする
「そうなんですか…」
:10/04/10 00:03
:PC
:☆☆☆
#404 [KC.]
険しい顔をする女性
そんな顔をしても
美人が崩れないって
すごく羨ましい
「ジンって浮気者ですね。」
少し困った顔で
爽やかに笑う女性
(浮気者?)
:10/04/10 00:03
:PC
:☆☆☆
#405 [KC.]
そんな会話をしていた時
ガチャッと玄関のドアが開いた
ジンが帰ってきたのだ
ジンはリビングにくると
私達を見て目を見開いた
「何…してんのぉ?」
若干焦った風にも
読み取れるジンの表情
:10/04/10 00:04
:PC
:☆☆☆
#406 [KC.]
ジンはまず私を見て
次に女性を見ると
小さくため息をついて
私と女性の間に座る
「ジン。ルカさんが恋人ってど〜いう事なの?」
「へ?あぁ〜それはぁ…」
私は黙って二人の話を聞いた
:10/04/10 00:04
:PC
:☆☆☆
#407 [KC.]
ジンは片手で頭をかきながら
いつもより困った顔をしている
「ルカには…恋人の「フリ」をしてもらっててぇ。ルカは俺に協力してくれてんのぉ。」
「…え?」
私は思わずジンを見た
いつも…女の人には
彼女だって言ってくれるのに
私の胸にチクッとトゲが刺さる
:10/04/10 00:04
:PC
:☆☆☆
#408 [KC.]
「そんな事だろう〜と思ってました〜。」
ジンが正直に説明をした
女性は小さくため息混じりで口を開く
「でも私が帰ってきたから、も〜その必要ないよね★」
私は女性を見た
ジンはうつむいたまま
何も言わない
(どうして何も言わないの?)
:10/04/10 00:05
:PC
:☆☆☆
#409 [KC.]
「ルカちゃん今までごめんね。ジンが迷惑かけちゃって。」
女性は私にそう言うと
「今日は帰る」とソファー
から腰を離す
その様子を見て
ジンも腰を離した
「遅いし送ってくぅ。」
:10/04/10 00:05
:PC
:☆☆☆
#410 [KC.]
そう言うとジンは
車のカギを手に持ち
二人で家から出て行ってしまった
自分の恋が終わってしまった
ような気がして
私は辛くて…悲しかった
:10/04/10 00:06
:PC
:☆☆☆
#411 [KC.]
目からは滝のように涙が溢れだし
息が上手く出来ない程
私は一人で泣いた
『ルカには…恋人の「フリ」をしてもらっててぇ。ルカは俺に協力してくれてんのぉ。』
『でも私が帰ってきたから、も〜その必要ないよね★』
二人の言葉が頭にぶりかえる
私はココに居たくない
一心で何も持たずに家を出た
:10/04/10 00:06
:PC
:☆☆☆
#412 [KC.]
途方にくれる私
財布も携帯も持ってこなかった私は
行く当てもなくただがむしゃらに
歩いていた
「今何時だろう…」
辺りを見渡す私
:10/04/10 00:06
:PC
:☆☆☆
#413 [KC.]
すでに人気は少なく
お昼はあんなに晴れていた
空は雲だらけになっていた
そう言えば夜中から雨が
降ると天気予報がいっていたような
気がする
歩いているうちに
涙もとまり私は少し落ち着いた
:10/04/10 00:08
:PC
:☆☆☆
#414 [KC.]
そして私の目に
見たこともない公園が映った
私はその公園に
入るとブランコに座る
どうすればいいかわからない
これからどうしよう…
:10/04/10 00:08
:PC
:☆☆☆
#415 [KC.]
ブランコに揺られながら
考えていた私の頭に
冷たい雫が落ちてきた
上を見上げる私の
顔にいくつもの小さな雫がかかる
「雨…。」
私が小さく呟くとそれを
きっかけに少量だった
雫は量を増しだした
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#416 [KC.]
まるで空が大泣き
しているかのように…
私はブランコに乗ったまま
雨宿りできそうな物を探すが
その公園には
滑り台などのものはなく
見つからなかった
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#417 [KC.]
「もう…いっか…。」
すでにびしょびしょに
なっていた私は
雨宿りを諦める
いつもとは違うジン…
あの女性はきっと
ジンの特別な人
そのままブランコに乗り上をむく
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#418 [KC.]
また…私の涙も流れはじめ
空の涙と共に
顔をつたって地面に落ちた
今の私が写真を撮れば
どんな写真が撮れるだろう…
:10/04/10 00:10
:PC
:☆☆☆
#419 [KC.]
それからどれだけ時間が
経ったのかわからない
雨が少し止み始める
「仕事…」
私は明日しなきゃならない事を
思いだす
「そろそろ帰らなきゃ…」
ゆっくりとブランコから
お尻を離す
:10/04/10 00:10
:PC
:☆☆☆
#420 [KC.]
雨に打たれ冷たくなった
体は重かった
そこからゆっくり記憶を探り
マンションの方らしき
方角に足を進める
止みかけとはいえ
まだ雨は降っている
体が重い
:10/04/10 00:11
:PC
:☆☆☆
#421 [KC.]
体を引きずるように歩く私
泣きつかれて体力も
少なくなっていた私は
突然、暗い闇に落ちてしまった…
:10/04/10 00:11
:PC
:☆☆☆
#422 [KC.]
私が目を開けたのは
そんな事の何日か後だった
目を開けるとそこには
しらない天井
私はゆっくり体を起こす
:10/04/10 00:12
:PC
:☆☆☆
#423 [KC.]
体が重たい…
「無理すんな。」
その声に驚き
声がした方向を向く
「聖二…さん?」
「やっと目を覚ましたんだな。よかった、心配したぞ?」
「どうして?」
私はフッとあることに気づく
:10/04/10 00:12
:PC
:☆☆☆
#424 [KC.]
「服…」
私はブカブカしたトレーナーを着ていた
「あっ…お前、びしょびしょだったから…その…」
顔を赤くして言う聖二さん
「えっ!?」
「イヤ!その…ッ!!変な事は一切してないから!!」
顔を真っ赤にして焦る聖二さんを見て
私は「プッ」と笑う
:10/04/10 00:13
:PC
:☆☆☆
#425 [KC.]
確かに私も恥ずかしいけど…
それ以上に聖二さんが照れているので
私はあまり気にならなかった
「すいません…迷惑かけちゃって…。」
「別にそれはいいが…」
首元に手を当て
私から顔を反らす聖二さん
:10/04/10 00:13
:PC
:☆☆☆
#426 [KC.]
こんなに真っ赤な聖二さんを
私は始めて見た
「アッッ!!!!仕事ッッ!!!」
私は思い出した
「あんなに熱出して、しかも意識なかったんだぞ?休みだ!!休みッ!!!」
そう言うと聖二さんは
スッと立ち上がる
:10/04/10 00:13
:PC
:☆☆☆
#427 [KC.]
「お前、何日寝てたと思う?」
聖二さんは水の入った
洗面器を片手に
歩き出した
「え?」
「2日間ぶっ通しで寝てたの知ってるかぁ〜??」
「二日間!?!?」
:10/04/10 00:14
:PC
:☆☆☆
#428 [KC.]
私はその言葉にびっくりする
「お前、ほんっと…もう、クビだよ。」
「ぬぇ〜!?!?」
私は焦る
その様子を見て
聖二さんはクスッと笑った
:10/04/10 00:14
:PC
:☆☆☆
#429 [KC.]
「嘘だ。社長には俺から言ってある。安心して寝てろ!!」
びっくりしたぁ…
でも本当に悪い事しちゃったなぁ…
私は自分がしてしまった
無責任な行動に反省した
「反省してるな?よろしい。今度からバカみたいな事すんなよ?」
そう言うと聖二さんは台所らしき所へ向かう
:10/04/10 00:14
:PC
:☆☆☆
#430 [KC.]
そこから聖二さんは私に声をかける
「なんか食うか?」
「え?」
「ん〜…そうだな。お粥作ってやるから、食え。」
そういうと聖二さんは
料理の準備をしはじめた
:10/04/10 00:15
:PC
:☆☆☆
#431 [KC.]
「あっ!!私、作ります!!!」
私が焦って布団から出ようとした時
「待てッッ!!!!!」
聖二さんが焦って
大きな声をあげる
私はその声にびっくりして
思わず止まる
「あの…下、穿いてから…な…。」
その言葉に私は一瞬固まる
:10/04/10 00:15
:PC
:☆☆☆
#432 [KC.]
そして聖二さんには見えないよう
ゆっくり布団をめくると
自分の格好に顔を赤くした
聖二さんは苦笑いをしている
『下を穿いてから』と聖二さんは
言ったけど近くにズボンらしき
ものは見当たらず
私はどうする事もできないまま
布団の中で料理ができるのを待った
:10/04/10 00:15
:PC
:☆☆☆
#433 [KC.]
周りを見渡せば
綺麗に片付けられた広い部屋
ソファーには毛布が
かけられていた
(聖二さん…ソファーで寝てたんだ。)
それもそうだろう
なんせ布団は私が支配していた
:10/04/10 00:16
:PC
:☆☆☆
#434 [KC.]
本当に悪い事をしたと
うつむいていた私に
聖二さんは笑顔でお粥を
もって来てくれた
「布団に入ったままでいいから食え。」
そう言ってお盆にのせたお粥を
私に渡す
:10/04/10 00:16
:PC
:☆☆☆
#435 [KC.]
「美味しそう…本当にすいません。」
「いいよ。お前の面倒ならいくらでもみるから、気にすんな。」
少し赤い顔でハニカム聖二さん
本当に素敵な人だ
私は聖二さんが作ってくれた
お粥を残さず食べた
:10/04/10 00:17
:PC
:☆☆☆
#436 [KC.]
「そんだけ食欲あればもう大丈夫だな!!」
「美味しかったです。ありがとうございました。」
私はにっこり笑いながら
聖二さんにお礼を言った
ウン。っと頷いた聖二さんは
お粥のお盆を下げてくれた
そしてどこかに行く
:10/04/10 00:17
:PC
:☆☆☆
#437 [KC.]
私はン〜っと大きく背伸びをする
すると聖二さんが何かを持ってきてくれた
「ホレ。お前の服だ。」
そう言って綺麗に折りたたまれた
私の服を手渡ししてくれた
「俺は洗面所にいるから、着替えたら声かけろよ。」
そそくさと去っていく聖二さん
:10/04/10 00:17
:PC
:☆☆☆
#438 [KC.]
私は自分の服に着替えた
そして聖二さんに声をかける
「着替えました。…本当にスイマセンでした。私、帰りますね。」
その言葉に少し寂しそうな
顔をする聖二さん…
「…送ってくよ。」
「いえ!!私、自分で帰ります!!」
「いや…送ってく。つか送らせろ。」
:10/04/10 00:18
:PC
:☆☆☆
#439 [KC.]
さっきまで寂しそうな顔をしていた
聖二さんだったが車の
カギを持つとどことなく
怒っているような気がした
自分で帰ると言っても
聞かない聖二さん…
私はまた近くの公園まで
送ってもらうことにした
:10/04/10 00:18
:PC
:☆☆☆
#440 [KC.]
:10/04/10 00:21
:PC
:☆☆☆
#441 [我輩は匿名である]
:10/04/10 07:42
:P03A
:☆☆☆
#442 [KC.]
:10/04/11 01:38
:PC
:☆☆☆
#443 [KC.]
>>439の続き↓
-------------
送ってもらっている途中
やっぱり少し機嫌が
悪そうな聖二さん
いつもより口数が少なく
感じていた私は思い切って聞いた
:10/04/11 01:39
:PC
:☆☆☆
#444 [KC.]
「原因…聞かないんですか?」
「辛い事あったんだろ?言わなくていいよ。」
私の辛さを
悟ってくれたかのように
優しい言葉を
かけてくれる聖二さん
私はその言葉に助けられた
:10/04/11 01:40
:PC
:☆☆☆
#445 [KC.]
きっと…口に出してしまうと
また泣いてしまうから
「ありがとうございます。」
「うん。」
少し笑った聖二さんの横顔
本当に申し訳ないと心に思った
:10/04/11 01:40
:PC
:☆☆☆
#446 [KC.]
しばらくして
家の近くの公園に着く
そこで車を止めると
聖二さんは私に言った
「できれば…家まで送りたいけど。だめか?」
「ごめんなさい。」
私はうつむきながら
聖二さんに謝った
:10/04/11 01:40
:PC
:☆☆☆
#447 [KC.]
「そっか…。」
私は車を降り
一礼をすると
心配そうな顔をしている
聖二さんは手を振り
帰って行った
:10/04/11 01:41
:PC
:☆☆☆
#448 [KC.]
はぁ…家はすぐそこ…
帰りたくないけど…
私の足はまるで
足枷がついているかのように
重たかった
でもいつまでも
帰らない訳にいかない
家を出るにしても
荷物を置いたままなんて
できる訳もない
:10/04/11 01:41
:PC
:☆☆☆
#449 [KC.]
私は足を引っ張るかのように
歩いて家に帰った
家の前にあっという間に
ついてしまった私…
ノブに手を当てる
もし家の中にジンがいたら…
私はどういう顔をすればいい?
私はドアの前で
立ち止まってしまった
:10/04/11 01:41
:PC
:☆☆☆
#450 [KC.]
すると中から足音がした
私はハッと思わず一歩下がる
するとドアが開いた
一歩下がっていたおかげで
ドアが私に当る事はなく助かった
「ル…カ…?」
ドアを開けたのは
女性ではなく
ジンだった
:10/04/11 01:41
:PC
:☆☆☆
#451 [KC.]
ジンは目を見開いて
私を見ている
「はぁ〜…案外近くにあったんだな。新居…。」
横から突然した聖二さんの声に私は驚く
「せっ聖二さん!?!?」
「悪い。どうしてもZIN君に話しがしたくて…後つけた。」
そう言いながら
近づいてくる聖二さん
その声に反応したジンは
部屋から出てきて聖二さんを見た
:10/04/11 01:43
:PC
:☆☆☆
#452 [KC.]
「なんでお前がここに…」
聖二さんを睨みつけるジン
聖二さんはジンの前に立つ
「君に言いたい事があってな。」
ジンは黙って聞く
「この二日間、俺が東大寺を預かってた。」
その言葉に目を見開くジン
そしてゆっくりと私を見た
:10/04/11 01:44
:PC
:☆☆☆
#453 [KC.]
「ルカ…」
眉間にシワを寄せるジン
私は何も言えず
ただその場で
立ち尽くしていた
「心配しなくても、何もしてない。」
そう言った聖二さんを再び
睨みつけたジン
:10/04/11 01:44
:PC
:☆☆☆
#454 [KC.]
「東大寺、無茶な事したらしくてな。熱出してぶっ倒れてたんだ。」
聖二さんは淡々と話す
「何が原因かとか…何も聞いてないけど、君が原因だろうと俺は思う。違うか?」
その言葉にジンは
何も言い返さず睨むのをやめた
「黙ってるって事はそうだよな?」
:10/04/11 01:44
:PC
:☆☆☆
#455 [KC.]
聖二さんは大きくため息をつく
そしてその直後ボコッと
鈍く大きな音がした
「うっ…」
腹部を押さえるジン
聖二さんはジンの腹部に
思いっきり殴りこんだ
「俺、なんの為に東大寺の事あきらめたと思ってんだ。」
聖二さんの顔は
さっきよりも怒っている
:10/04/11 01:45
:PC
:☆☆☆
#456 [KC.]
「お…まえ…」
再び聖二さんを睨みつけるジン
そんなジンに負けないくらい
聖二さんもジンを睨んでいた
「ジンッッ!!」
私は思わず声をあげるが
二人のすごい気迫に
近づく事ができない
:10/04/11 01:45
:PC
:☆☆☆
#457 [KC.]
「俺は東大寺に幸せになって欲しくて、しぶしぶ身を引いたんだ。なのにお前、何傷つけてんだ!!」
聖二さんは怒鳴る
そしてもう一度ため息をすると
少し悲しそうな顔をした
「頼むよ…お前にしか東大寺は幸せにできないんだ。…だから…もっと大切にしてやってくれ。」
:10/04/11 01:46
:PC
:☆☆☆
#458 [KC.]
そうジンに言うと聖二さんは
ジンの後ろで
固まっている私を見た
「悪い、東大寺。彼氏…目の前で殴っちまった。」
彼氏…そうか
聖二さんはジンが
私の彼氏だと思ってるんだ…
:10/04/11 01:46
:PC
:☆☆☆
#459 [KC.]
私は最低だ…
こんな良い人を
騙しているなんて
心がすごく痛かった
でも今、本当の事を言えば
聖二さんはジンに
何をするかわからないと
そう思った私は
黙って聖二さんを見つめた
:10/04/11 01:47
:PC
:☆☆☆
#460 [KC.]
悲しそうな顔で私に謝ると
聖二さんはジンに何も言わず
帰って行った
腹部を押さえたままのジンは
その場に膝をつく
:10/04/11 01:48
:PC
:☆☆☆
#461 [KC.]
「ジン…!?」
私はジンの背中に手を当てる
ジンはすぐ立ち上がったが
フラッとしていた
私はジンを支え
部屋に入るとリビングへ向かう
そしてソファーにジンを座らせた
:10/04/11 01:49
:PC
:☆☆☆
#462 [KC.]
「お水…取ってこようか?」
私は心配そうにジンに聞く
「いい。」
ジンはうつむいたまま返事をした
元気がないジン
私は本当に大丈夫か心配になる
:10/04/11 01:50
:PC
:☆☆☆
#463 [KC.]
「ルカ…なんであの日、出てったの…?」
「え?」
悲しそうなジンの声
「俺、マジ心配した。」
「ごめん。」
まさかこんな事にまで
なるなんて…
私もうつむいた瞬間
ジンは私の手を強くひっぱった
:10/04/11 01:50
:PC
:☆☆☆
#464 [KC.]
私はバランスを崩し
ジンへと倒れこむ
するとジンは腕を優しく
私の後ろに回し私を抱きしめた
「アイツ言ってた事、ホント?」
「…うん。連絡しなくてごめん。」
「なんで出てったの?」
「それは…」
:10/04/11 01:51
:PC
:☆☆☆
#465 [KC.]
私は言葉を詰まらせる
「マミのせい?」
「マミ?」
私を抱きしめるジンの
腕に力が入る
「マミって?」
私は抱きしめられながら
ジンに聞いた
:10/04/11 01:51
:PC
:☆☆☆
#466 [KC.]
「この間、ルカにドアぶつけたヤツ。」
私はドキッとする
「俺がマミを送っていったから?」
「…。」
私は何も言えなかった
「なんで黙ってるの?」
ジンは私を少し離すと
私の目を見た
:10/04/11 01:51
:PC
:☆☆☆
#467 [KC.]
そして今にも泣きそうなくらい
辛く、苦しそうな顔で
ジンは私に怒鳴った
「言ってくんないと俺、わかんねーんだよッ!!」
とても悲しそうな顔
私はその顔を見て
息ができない程、胸が苦しくて
涙が目に溜まり始めた
:10/04/11 01:52
:PC
:☆☆☆
#468 [KC.]
「ごめ…ん…」
それが私に言える
精一杯の言葉
「謝らなきゃダメなの…俺でしょ?」
私は横に首を振る
「俺こんなにルカ傷つけてんだよ?」
私は目を瞑る
:10/04/11 01:52
:PC
:☆☆☆
#469 [KC.]
これ以上ジンを見たら
泣いてしまう気がした
「ルカ…。」
ジンは目を瞑っている
私の顔を優しく
両手で包むと
軽くキスをした
私はキスにびっくりして
目を開ける
:10/04/11 01:52
:PC
:☆☆☆
#470 [KC.]
「ちゃんと言って?ルカの気持ち…。」
「私…」
「うん。」
「私ね…」
「うん。」
私の顔を優しく包む
ジンの手
:10/04/11 01:53
:PC
:☆☆☆
#471 [KC.]
ジンは私をまっすぐ見て
小さく頷きながら
私の話を聞いてくれている
「私…、ジンが好き。」
私はやっと…
ジンに気持ちを
伝える事ができた
:10/04/11 01:53
:PC
:☆☆☆
#472 [KC.]
その言葉を口にすると
私の涙はガマンができず
目から溢れ出す
その言葉にジンは
目を見開いたまま固まった
「ソレ…ホント?」
少し震えたジンの声
私は小さく頷いた
:10/04/11 01:54
:PC
:☆☆☆
#473 [KC.]
:10/04/11 01:56
:PC
:☆☆☆
#474 [KC.]
>>472の続き
-------------
「ルカ…。」
その言葉と同時に
ジンはギュッと私を抱きしめた
私もジンの背中に手をまわす
「嘘じゃない…?」
ジンは小さな声で私に聞いた
私はウン。とまた小さく頷く
「そっか…ありがとう。」
:10/04/11 23:56
:PC
:☆☆☆
#475 [KC.]
ジンが…好き…
大好き…
泣きながら小さく震えている
私をジンは強く抱きしめてくれた
「俺、バカだ…。ごめんね、ルカ。」
「ううん…。私も…本当に…ごめんな…さい…」
抱きしめたまま
優しく頭を撫でてくれるジン
:10/04/11 23:57
:PC
:☆☆☆
#476 [KC.]
「ねぇ、ルカ。俺の話…聞いてくれる?」
「ジンの話し…?」
「そぉ。俺の話ぃ。」
少しだけ落ち着いた私は
ジンの話しを聞く事にした
「マミはね、俺の元カノなんだぁ。」
「元…カノ…?」
:10/04/11 23:57
:PC
:☆☆☆
#477 [KC.]
「うん。俺が初めて…心から愛した人で、本当に愛してた。」
(そっか…やっぱりマミさんはジンにとって特別なんだ…)
私は心の中でそういうと
黙ってジンの話しに耳を傾ける
「マミがいれば他に何もいらないくらい、大好きで大切な存在だったの…。」
その言葉に私の胸は
すごく締め付けられる
:10/04/11 23:58
:PC
:☆☆☆
#478 [KC.]
「でも、アイツは…立派なピアニストになるって…俺よりアイツの夢をとってさ。4年くらい前に一人でドイツに行っちゃったんだ。」
ピア…ニスト…?
「その時、アイツから別れを告げられて…それっきりだった。」
私が目を閉じると同時に
ジンの腕にも力が入った
「俺、どうしてもマミを忘れる事できなくて…でも、マミの事…恨んで…。マミがドイツに行ってから俺、女を信用できなくなってた。」
:10/04/11 23:58
:PC
:☆☆☆
#479 [KC.]
「…。」
「そしたら…。ルカが急に俺の家にきて…女はみんな、信用できなかったのに…ルカは他の女と違ってドンドン俺の中に無断で入ってきて…。」
(…え?)
「でも好きになるのが怖かったし、冷たく接したり突き放したりして…いっぱいお前の事傷つけた…」
(ジン…)
「俺、ズルイよな…。」
「…。」
:10/04/12 00:00
:PC
:☆☆☆
#480 [KC.]
「俺、ルカの事好きなのに…そばにいるのに…自分で遠ざけてた。」
そう言うとジンは
私の体をそっと離した
「俺、もう逃げないよ。…俺はルカが好き。お前を、愛してる。」
「ジン…」
私は思わず名前を呼ぶ
:10/04/12 00:01
:PC
:☆☆☆
#481 [KC.]
私の目からはまた涙が溢れ出す
でも悲しいからなんかじゃない
「ルカ…」
ジンが私を呼び
そしてキスをしてくれた
触れるだけのキスじゃなく
ちゃんとした…
…愛があるキス
そしてジンはそっと唇を離す
:10/04/12 00:01
:PC
:☆☆☆
#482 [KC.]
「ルカ、俺…もう絶対お前を離さない。だから…、だからフリじゃなくて…本当の彼女になってぇ?」
ジンからの告白…
止まる事を知らない
幸せな涙が次から次へと溢れだす
:10/04/12 00:02
:PC
:☆☆☆
#483 [KC.]
「ジン…」
私はジンに抱きついた
私に少しびっくりしたジンは
一瞬止まったがまた…
優しく抱きしめ返してくれた
「私、ジンの彼女になりたい…」
「うん。俺もルカの彼氏になりたい。」
:10/04/12 00:02
:PC
:☆☆☆
#484 [KC.]
私達はその後も自分達の
存在を確かめるかのように
何度もキスをし
何度も抱きしめあった
翌日
7時頃目が覚める
:10/04/12 00:02
:PC
:☆☆☆
#485 [KC.]
私は、久しぶりに
爽やかな朝を迎えた
横を見るとそこには
ジンがいる
「んん〜…。」
寝言のように言うジンは
寝ながら私をギュッと抱きしめた
こんなに幸せな朝は
いつぶりだろうか…
:10/04/12 00:03
:PC
:☆☆☆
#486 [KC.]
ずっとこうしてジンの
寝顔を見ていたいけど
現実からは逃れられない…
仕事に行かなければ
寂しさをガマンし
ジンを起こさないよう私は
起き上がろうとした
すると急に強く
腕を引っ張られる
:10/04/12 00:03
:PC
:☆☆☆
#487 [KC.]
「うわぁあッ!!」
私は体制を崩し再びベッドへ戻る
「どこ行くのぉ〜?」
「ごめん…起こしちゃった…?」
どうやら注意してたものの
ジンを起こしてしまったらしい
:10/04/12 00:03
:PC
:☆☆☆
#488 [KC.]
「行っちゃダメぇ。」
そう良いながら私をベッドに
拘束するジン
「ジン〜…」
照れ笑いする私…
私だってもっとこうしてたい
でも…二日分溜まった仕事は
待ってくれないのだ
:10/04/12 00:04
:PC
:☆☆☆
#489 [KC.]
「私、仕事いかなきゃ…」
ジンに私は説得する
「またアイツに会うの?」
「え…?アイツって聖二さん?」
その名を聞いてジンはムスっとする
「昨日は、体調不良だったから…あんなへなちょこパンチ当っちゃったけど、次会ったらマジ倍返しすからぁ。」
「体調不良?」
:10/04/12 00:04
:PC
:☆☆☆
#490 [KC.]
そういえば今も少し
熱っぽい気がする…
「大丈夫?熱あるの?」
私はジンの額に手をあて
熱を確かめた
「ちょっと温いかも…」
私は心配そうにジンを
見つめる
:10/04/12 00:05
:PC
:☆☆☆
#491 [KC.]
するとジンは額にある
私の手を握り額から離した
「ルカがいるから、興奮してるだけじゃない?」
笑顔で言うジン
私は思わず顔を赤くした
「ハハ、ルカ顔赤いぃ。」
「ジンがそんな事言うからっ!!」
「だって〜…」
:10/04/12 00:05
:PC
:☆☆☆
#492 [KC.]
そう言うとジンはグイッと
私を引き寄せる
「昨日ルカ、先寝ちゃうからさぁ。したい事まだい〜っぱいあったのにぃ。」
顔をどんどん近づけるジン…
「俺、すっげぇ〜ガマンしてんだよぉ?」
朝っぱらから私の心臓は
すごい速度で大きく動き出した
:10/04/12 00:06
:PC
:☆☆☆
#493 [KC.]
実は、昨日…あれから
ジンの部屋へ行き
二人でベッドに入った…
後の記憶が私にはない
どうやら私は泣きつかれて
すぐに寝てしまったらしい
「ご…ごめんッ…」
『ガマン』…
その言葉の意味は
ジンの顔を見ればすぐに
わかってしまった
:10/04/12 00:07
:PC
:☆☆☆
#494 [KC.]
私の顔はもう
火がふき出しそう
に熱く、赤くなっている
「そういう顔、やめてぇ?本当にガマンできなくなるぅ。」
ジンはそう言いながら
体制を変え私の上に乗る
:10/04/12 00:07
:PC
:☆☆☆
#495 [KC.]
「だっ…ダメだよッ!?!?」
思わず声が裏返る私
その声を聞いてジンは
キョトンとした後
笑いながら言った
「はいはい、仕事だもんねぇ。今日の夜までガマンするぅ。」
「はい。ちゃんとガマンしてね。」
ジンの頭を撫でながら
私も笑顔になる
:10/04/12 00:08
:PC
:☆☆☆
#496 [KC.]
そして軽くキスをすると
ジンはしぶしぶ私から降りた
私はベッドから解放され
自分の部屋に戻る
そして服を着替え
仕事に行く準備をし
朝食を作り家事を
一通り済ませた
:10/04/12 00:09
:PC
:☆☆☆
#497 [KC.]
「ジン、今日仕事は?」
「あるよぉ。」
「そっか、ジンもがんばってね。」
私は笑顔でジンにそう言うと
玄関に向かう
「ルカっちょっと待って!!」
「どうしたの?」
:10/04/12 00:09
:PC
:☆☆☆
#498 [KC.]
私は靴をはきながら
ジンを見た
「これ、俺の携帯ぃ。」
ジンは一枚のメモ用紙を
私に渡す
そこにはジンのアドレスと
携帯番号がかかれていた
さっき何か書いていると
思ってたけど…
:10/04/12 00:10
:PC
:☆☆☆
#499 [KC.]
「昨日から赤外線するヒマなかったっしょ?」
そう言いながら
ニコッと笑う
「ちゃんと、連絡先教えたからねぇ?何かあったら今度はちゃんと連絡するようにぃ!!」
「わかった!!ありがとう!!」
今まで知らなかったジンの携帯
ジンから教えてくれた事が
私はすごく嬉しかった
:10/04/12 00:10
:PC
:☆☆☆
#500 [KC.]
そしてジンは私を
マンションの下まで
見送ってくれた
ジンの行動ひとつひとつが
とても愛しくて…
嬉しくて…
本当に幸せを感じていた
:10/04/12 00:11
:PC
:☆☆☆
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