もぅえぇわ!
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#190 [だーいし]
キヨシのただならぬ意気込みを感じたヒロシは単純に嬉しかった。
放課後、2人しかいない教室でヒロシは目標を黒板に書き出した。
「文化祭公演!」
黒板にはこう書いていた。
『いいかキヨシ!文化祭でオレらの漫才を見てもらうんや!』
:12/01/03 22:32
:S003
:G0CP4cME
#191 [だーいし]
『なんやねん、難しい顔して。』
『ん〜それは難しくないかな!?今までそんな事した人はいないよ。』
そう。2人が通っている帝都西高校は歴史を重んじる高校。文化祭では日本舞踊や琴の演奏などが行われていた。
『やってみな分からんやんけ!』
『……そうだよね。一緒に頑張ろう!』
:12/01/03 22:41
:S003
:G0CP4cME
#192 [だーいし]
次の日の昼休み。
2人は図書室にいた。
学年クラス関係なく勉学に励んだり調べものをしたりしていた。
『なんやねん、キヨシ図書室なんかで』
『ここに「生徒手帳図鑑」というこの高校の全てが書いてあるものがあるんだ。』
『うん、それで?』
『そこには校則も書いてあるんだ。どうやったら文化祭に出れるか見てみよう。』
:12/01/03 23:13
:S003
:G0CP4cME
#193 [だーいし]
『そんなの、松本に聞いたらええやん!?』
『あの人が確実な事言ってくれると思うかい?』
ヒロシは上を見上げる。
『あぁ確かに。』
『だろ?じゃあ早速見てみよう。』
生徒手帳図鑑にはこう記載してあった。
:12/01/03 23:17
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#194 [だーいし]
「二、帝都西文化祭に出場できる者。@部活動であることとし、顧問の教諭1名、生徒3名以上とする。A時間は15分以上20分以内とする。B上記の@を満たしている場合でも学校長の権限で取り消すことも可能とする。」
2人は生徒手帳図鑑を閉じ困り果てた。
『部活動……』
キヨシは呟いた。
ヒロシは徐に立ち上がりこう叫んだ。
『よっしゃ!「漫才部」の設立やで!やったるで!』
:12/01/03 23:41
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#195 [だーいし]
図書室にいる全員がこちらを見た。たまらずキヨシはヒロシを連れて図書室を出た。
『何言ってんだよ!ヒロシ!』
『だってせやろ!?部やないと文化祭出られへんねんで。』
『ん〜確かに。でも、まず部員がね。』
『誰か忘れてない?』
後ろで声がした。
『マヤ?』
『マヤちゃん?』
:12/01/04 02:18
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:gYrv84dY
#196 [だーいし]
『漫才で文化祭に出るにはまず部にならないといけなくて、顧問と部員が必要なのね…』
『なんで分かんの?まだ誰にも言ってないのに。』
『さすが女の勘ってやつや……』
マヤが咳払いをしてこう続けた。
『いいよ!私が部員になってあげる♪』
『ホントかい?マヤ!?』
『うわぁぉ!トリオ漫才か〜』
:12/01/04 02:25
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#197 [だーいし]
『勘違いしないでね!あくまでも「マネージャー」としてよ!』
『そうか〜なんやトリオ出来ると思てんけど……』
『まぁヒロシこれで部員の件は解決だね!』
『おうよ!次は顧問か〜』
3人は職員室に向かった。
:12/01/04 02:38
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:gYrv84dY
#198 [だーいし]
『漫才部ーっ!?』
『シーっ!声がデカイねん先生!!』
『あぁ、悪い。でも何言ってんだ?』
『僕たち漫才で文化祭に出たいんです!お願いします松本先生!』
『鈴木まで何言ってんだ!?』
:12/01/04 02:46
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#199 [だーいし]
『とにかく、そんなふざけた部活の顧問をするつもりはない!そもそも先生陸上部の顧問だしな。』
それでも引き下がらない3人。
『掛け持ちでもいいやん!』
『ダメだ。』
マヤが制服のリボンに手をやり
『これでもx』
『先生なガキには興味ないんだ。』
:12/01/04 02:50
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