もぅえぇわ!
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#442 [だーいし]
『あっ!!なんだマヤちんもいたんだ!』
『あはっはは、うんいるんだ〜』
マヤは無理矢理作った笑顔で応える。
『マヤちゃんなんや2人は知り合いなんや?』
『知り合いも何も、マヤちんとヨシキと私は中学一緒なのよ!』
『ヨシキ?あああ、キヨシの事か。へぇ〜そうなんや!』
『ヨシキ、ちょっといい?』
『う、うん。』
アキはキヨシを呼び出した。
:12/02/03 19:33
:S003
:sili3k36
#443 [だーいし]
『だぁ〜!息が詰まるかと思ったわ!なんでアイツがいるのよ!!』
マヤは首元を両手で掴みながら言った。
『ん?どしたんや?』
『どうも苦手なのよねあの子、なんていうか生理的に合わないっていうか。分かるでしょ?』
『うん、なんとなく分かります。』
ヒロシは即答。
『あの2人あんな遠くの防波堤で何喋ってんねやろ…』
ヒロシの目線の先には遠くで並んで座っているキヨシとアキが見えた。
:12/02/03 19:37
:S003
:sili3k36
#444 [だーいし]
『さあね!』
『えらい冷たいな〜。』
誰もいなくなった店内でヒロシとマヤはかき氷を食べる。
マヤはヒロシとかき氷を交互に見た。
『どーせ、久々の再開に酔いしれてるのよっ!』
『ん?』
『あの2人、付き合ってたのよ。』
:12/02/03 19:40
:S003
:sili3k36
#445 [だーいし]
防波堤に腰をかけて2人は、静かに波打つ海を見ていた。
『漫才、おもしろかったよ。』
『うん。ありがとう。』
キヨシの返事はどこかぎこちない。
『あの事まだ気にしてるの?』
キヨシは何も言えなかった。
『気にしないで!もういいから…』
『………、ごめん。』
:12/02/05 22:29
:S003
:BTTuXwks
#446 [だーいし]
『なんでそうやって謝ってばっかなのよ!!』
アキは立ち上がり言い放った。
『ごめん……』
アキはたまらず走り出した。
キヨシは追いかけなかった。 というより追いかけられなかった。
『あっアキちゃんこっちくんで。』
『なに!?』
こちらに向かって走ってくるアキにヒロシは手をふった。
しかしアキはこちらを見向きもせずに去っていった。
:12/02/06 23:34
:S003
:bmb8rKHc
#447 [だーいし]
『あら、行っちゃった。』
しばらくしてキヨシが海の家に帰ってきた。
『おお、キヨシ、なんやったんや?アキちゃん帰ったで。』
『……うん。』
『なんや?どした?』
『この後の公演だけど、早退してもいいかな?具合が悪くて…』
『えっ?う、うん。いけるか?』
『うん。じゃあ。』
キヨシは帰り支度をすませ、海の家を出た。
:12/02/06 23:43
:S003
:bmb8rKHc
#448 [だーいし]
しばらくしてマヤが店の奥から出てきた。
『あれっ?キヨシは?』
『なんや体調悪い言うて帰ったで。』
『えっ?何それ?漫才はどうするの?』
『相方おらんのにどーせえいうねん。』
マヤは腕を組み考えた。
その結果、
『あんた1人で漫談やんなさいよ!』
『ほえ?』
:12/02/08 18:04
:S003
:VsTMJfqk
#449 [だーいし]
『お客さん裏切る訳にいかないでしょ!ほらさっさとネタ考える!』
マヤは有無を言わさずヒロシを強引に店の奥の部屋へ押し込んだ。
扉を閉めると部屋からドアを叩く音がしたが、しばらくして諦めたのか鳴りやんだ。
フーッとため息をつくマヤとヒロシ。
『キヨシったら、まーた悩んでんな、アイツ。』
キヨシの「体調が悪い」は悩んでる証拠。
マヤははっきりと気づいていた。
:12/02/08 18:09
:S003
:VsTMJfqk
#450 [だーいし]
東京へ向かう電車の中でキヨシは床を一点に見つめていた。
『あの時の僕は、どうかしていた。』
晴れ渡る夏空とは裏腹にキヨシの心は曇っていた。
2年前…
帝都中学校の朝は二人の喧嘩から始まる。
:12/02/08 18:14
:S003
:VsTMJfqk
#451 [だーいし]
「まーた始まったよ。」
「1年の時からだろ?」
「まぁあれ見ないと1日始まったって感じしないけどな。」
「平和だねー。」
クラスメイトの視線の先には何やら言い争っているキヨシとマヤがいた。
いつも些細な事から喧嘩する2人。
『だから、なんで僕が手伝わなくちゃいけないんだよ!』
『いいじゃない!たまには手伝ってよ!』
:12/02/11 23:58
:S003
:uR1t2C1M
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