もぅえぇわ!
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#472 [だーいし]
こうしてキヨシとアキは付き合う事になった。
毎回休み時間はアキがキヨシのクラスに来て2人で話す。
昼休みも一緒にご飯を食べ、放課後は一緒に帰る。
2人が付き合っている事実は、瞬く間に全クラスに知れ渡った。
『いいの?マヤ。』
アヤがマヤに尋ねた。
『べっ別にあいつはただの幼なじみだし!』
マヤは浮かない顔で2人が楽しそうに話しているのを見ていた。
浮かない顔をしていたのはマヤだけではなかった。
:12/03/15 04:54
:S003
:vQjFKOfM
#473 [だーいし]
コンコン。
ドアをノックする音。
『入るわよー。』
ガチャ。
『ってあんた何ていう顔してるの!?』
目を真っ赤に充血させ震えているヒロシ。
『もう、時間ですか?時間なのですか?』
『そうよ。さっきより人多いからね!』
『さいですか。。』
:12/03/15 04:57
:S003
:vQjFKOfM
#474 [だーいし]
『全校集会の時のテンションはどこに行ったのよ。』
『いざ知らない人達を目にすると、緊張すんねん〜。』
ヒロシはマヤの前で正座をし、マヤの足を両手で掴んだ。
『もぅ無理ですかぁ?出ないといけないですかぁ??』
半泣き状態のヒロシにマヤは腕を組みこう言った。
『ダメです!はいっ行くっ!』
と急にヒロシは立ち上がり
『やるしかないなぁ!!!!』
とマヤを押し退けステージへ向かった。
『ついていけないわ。』
マヤも後を追った。
:12/03/15 05:03
:S003
:vQjFKOfM
#475 [我輩は匿名である]
続きかなり楽しみにしてるぜ☆
:12/03/15 07:55
:840SH
:tG8mwWso
#476 [だーいし]
>>475職人さん!おはようございます!更新頑張ります!
:12/03/15 08:54
:S003
:vQjFKOfM
#477 [だーいし]
『ねぇ!明日、どっか遊びに行こうよ!そうね〜隣町の遊園地とか!』
『ごめん、明日塾なんだ。これからは毎日のように塾があって遊びには行けないな。』
昼休みのキヨシとアキのやり取り。
『……そっか。そうだよね!帝都西目指してるもんね!』
『窪地さんはどこ進学するの?』
『私も……帝都西かなっ!』
『そうなんだ。あっゴメン次の時間自習なんだけど先にやっときたいから戻るね。』
『えっ……あっうん。』
そういうとキヨシは校舎に向かっていった。
:12/03/15 09:16
:S003
:vQjFKOfM
#478 [だーいし]
残されたアキは空を見上げた。
『付き合って今日は1ヶ月記念なのになぁ〜。てか、付き合ってどこも遊びに行ってないな〜。これって付き合ってんのかな?』
アキはこの頃からあることを考えていた。
案の定、それは的中する。
:12/03/15 09:19
:S003
:vQjFKOfM
#479 [だーいし]
漫才を楽しみに?しているお客さんが今か今かと2人の登場を待っている。
ヒロシはその光景を舞台袖から震えながら見ていた。
『このまま出囃子鳴らんといてほしいな〜。』
けたたましい音とともに出囃子が店内に鳴り響く。
『鳴るんかい!……行くしかないっ!!』
ヒロシは拍手が鳴り響くステージへ飛び出した。
:12/03/15 09:24
:S003
:vQjFKOfM
#480 [だーいし]
『はいど〜も〜!!小林ヒロシです!コバヒロ呼んで下さい。』
会場から漫才じゃないの?などのどよめきが聞こえる。
『えぇ相方がね、ちょっち体調不良でね、僕1人で漫談でもしようかな〜って感じでね。まぁ会場には綺麗な人ばっかりですね!そちらから、不細工さん・不細工さん・1人飛ばして不細工さんって綺麗なん1人だけかい!言うてね!』
……………。
ヒロシはとっさに後ろを振り向いた。
『あの野郎、覚えとけよ!』
:12/03/15 09:30
:S003
:vQjFKOfM
#481 [だーいし]
キヨシは何も変わらない天井をベッドからただただ見ていた。ふと時計を見る。
『そろそろ、始まったかな。』
窓を見るとポツポツと雨が降りだしていた。
『雨?』
ヒロシは立ち上がり窓の外を見る。
『あの日も雨だったな。』
あの日とはキヨシとアキが付き合って1ヶ月と2週間が経とうとしていた日。
:12/03/15 09:34
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:vQjFKOfM
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