もぅえぇわ!
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#492 [だーいし]
夏期講習が行われている最中、帝都東高校特別会議室にぞくぞくと近隣の学校関係者が集まってくる。
井本校長・赤羽教頭も席につく。井本は緊張で顔がこわばっていた。
最後に教育委員会委員長鈴木薫子が会議室に入る。
全員が立ち上がり、委員長に会釈をする。
『えぇ、それでは帝都地区高等学校定例集会を始めます。』
:12/03/17 16:30
:S003
:i96XLGtE
#493 [だーいし]
副会長の号令とともに帝都地区高等学校定例集会が始まった。
『えぇ今年から帝都東に導入された「文学強化クラス」の件ですが…すばらしい。全クラスの平均点が上がっていますね。』
おぉと会議室がどよめく。
『強化クラス以外のクラスにもほぼ強化クラスと同じ内容の授業をさせておりますからね。我が校が帝都地区…いや、東京都1位の進学校になるのは夢ではないかもしれません。』
帝都東の校長 坂本は井本の方を見ながら言った。井本はそれに気づいていたが坂本の方を見なかった。
:12/03/19 00:59
:S003
:uaFAbAvk
#494 [だーいし]
その後、各学校の現状・成績などの発表がされ定例集会は終わりに近づいた。
『了解です。では、以上で定例集会を終わります。次回は2週』
『少しよろしいでしょうか。』
誰かが席を立とうとした皆を引き留めた。委員長 鈴木薫子だ。皆は少し困惑していたが、井本と赤羽は引き留めた理由が分かっていた。
:12/03/19 05:18
:S003
:uaFAbAvk
#495 [だーいし]
『すいません、お忙しい所、お時間は取らせません。こちらをご覧下さい。』
薫子がリモコンを操作すると、天井からスクリーンが降りてきて棒グラフが表示されていた。
『こちらは帝都西高校と帝都東高校の中間テスト全校生徒の平均点のデータ過去10年分をグラフにしてみました。こうして見てもらったら一目瞭然ですね。帝都東が帝都西に追いついてきております。』
坂本は腕を組み、少しニヤリとする。
:12/03/19 05:24
:S003
:uaFAbAvk
#496 [だーいし]
『お互いにスキルアップせな!』
ヒロシは部室でたこ焼きを頬張りながら言う。
『………。』
『このまま同じネタちまちまやっても客は集まれへん。いかに笑いの要素を今のネタに盛り込むかや。』
『………。』
『ってキヨシ聞いてんのか?』
『あああ、ゴメン。』
『何やねん!夏バテか?』
キヨシはアキの事を思っていた。このまま漫才を続けていいのか…
葛藤に苦しんでいた。
:12/03/23 07:08
:S003
:7ZSFQc8c
#497 [我輩は匿名である]
ガラララ…
『おぅ!先生!』
店長が声をかけると、そこには何やらニヤニヤしている今田がいた。
『な、何?ニヤニヤして。』
『みんな!先生考えたぞ!コンビ名!』
おぉ!と店内がざわつく。
『ホンマか?ホンマか?』
『さすがだね。』
『やるじゃん!先生!』
今田は咳払いをし3人の前に起つ。
:12/04/05 04:34
:S003
:fcI939C2
#498 [だーいし]
『2人を見てて思うんだ。何か大切なものを教えてくれる。いわば、誰しもが通る道…』
3人は頷きながら集中し、今田の話を聞く。
『この2人の漫才を聞いたら、みんな思い出すであろう!』
今田は手に持っていた模造紙を大きく広げた。
『青 春 街 道 男 児 !どう?いいだろ〜』
『え、先生?』
『おいおい、嘘だろ。』
『………。』
カラン。
店長も思わず金属製のソースの容器を落とす。
『あれ??結構自信あったんだが…』
:12/04/05 04:41
:S003
:fcI939C2
#499 [だーいし]
『せ、先生せっかくやけどしばらく「小林鈴木」でいくわ、ちょっと「青春街道男児」は考えとくわ。。』
『あぁぁ、そう。。』
今田は明らかに落ち込んだ様子。
ピリリリ…
今田のケータイが鳴る。
『はい、今田ですが。えっと…今はちょっと、外に出てまして…えぇ、はい、はい、分かりました。すぐ戻ります。』
今田はケータイをポケットにしまうとガックリ肩を落とし部室を出ていった。
3人は何事もなかったかのように、今後について話し出した。
:12/04/05 04:48
:S003
:fcI939C2
#500 [我輩は匿名である]
ガララ…
職員室に戻った今田は周りをキョロキョロとした。
『あっ今田先生。』
『斉藤先生、どうしました?』
『いやっ用があるのは私ではないんだ。至急、校長室に向かって下さい。』
『こ、校長室……ですか。』
今田は何か嫌な予感がした。
:12/04/23 02:34
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:rb4y0yyk
#501 [我輩は匿名である]
コンコン。
大きく息を吐き今田は校長室のドアをノックした。
『どうぞ。』
『失礼します。』
校長室に入ると井本校長は窓の外の景色を見ていた。
井本校長は振り返り今田をソファーに案内した。
『用件は何でしょうか?』
今田は何かに気づきながらも井本校長に問う。
『実はだな、この前の定例会で教育委員長が「部活動廃止」を提案してな。次回の定例会で他の学校に賛否を聞くそうだが………、どうやら決まりそうだ。間違いなくうちの学校から始まるだろう。』
:12/04/23 02:43
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:rb4y0yyk
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