もぅえぇわ!
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#236 [だーいし]
『今、楽しいって聞いてんの!!』
『楽しいよ!部活やり出してから毎日発見ばかりだからね!』
『………そ、ならよかった♪キヨシが楽しかったら、私も楽しいから。』
そう言うとマヤは地面に置いてあったカバンを持って、キヨシの方を一度も見ずに去った。
『おい、待てよ!ったく、なんだよアイツ…。』
次の日からマヤは学校に来なくなった。でもその事実は、今のキヨシの耳には入ろうにも入らなかった。
:12/01/05 05:43
:S003
:w3r/fQqk
#237 [だーいし]
キヨシ宅。
家に入る前に、マヤの家を見るが2階の部屋は明かりが消えていた。
ガチャ…
扉を開けた。
『キヨシ…こちらに来なさい。』
リビングから母が出てきた。
『母さん…帰ってたんだ……』
キヨシはリビングに向かった。
:12/01/05 15:52
:S003
:w3r/fQqk
#238 [だーいし]
『そこに座りなさい。』
椅子に座るキヨシ。
『キヨシ、塾勝手に辞めたんだって。熊井君のお母さんから聞いたわ。塾やめて何やってるの?』
『…………。』
『勝手にやめたのね。いい?あなたは母さんと父さんのように東大に行かなきゃダメなの。母さんと父さんの顔に泥を塗らないでね。』
:12/01/06 01:45
:S003
:yWZePEFw
#239 [だーいし]
ずっと下を向いて黙り込むキヨシ。
『黙ってないで何かいいなさい。』
『…………。』
『キヨシ!……まぁいいわ。この事は父さんに言いますから。近いうちに父さんが家に帰ってくるから。その時、言います。』
キヨシは黙って部屋に戻った。キヨシはベッドに倒れ込み、天を仰いだ。
:12/01/06 01:50
:S003
:yWZePEFw
#240 [だーいし]
次の日。放課後、部室。
『違うて!キヨシ!』
『な、何が!?』
『完コピは完コピやけど、キヨシにはリズムがないねん!なんかセリフをただ単に言うてるだけって感じやねん!』
『ご、ゴメン。』
『もぅ1回行くで!』
『ちょっと、いいかい?』
:12/01/06 02:11
:S003
:yWZePEFw
#241 [だーいし]
『やっぱり部として成り立ってないのに練習するのはって…』
『なっ……』
キヨシは痛い所をついた。
『意味のない練習なんてないねん!!』
『ヒロシ、こればかりは綺麗事ではすまされないよ。』
『もぅいい!!今日は終わりや!』
:12/01/06 02:19
:S003
:yWZePEFw
#242 [だーいし]
そう言うとヒロシはカバンを持って出ていった。
外に出てため息をついた。
『確かに…意味ないかもな。』
ヒロシもどこかで不安を抱いていた。
部室に残ったキヨシ。
『ちょっと、言い過ぎたかな…マヤは何をしているんだ。』
:12/01/06 02:24
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#243 [だーいし]
その夜、キヨシのケータイにヒロシからメールが。
「やっぱ今田先生を説得してから練習しよう。 ヒロシ」
キヨシは
「わかった。」
と返信した。
:12/01/06 03:25
:S003
:yWZePEFw
#244 [だーいし]
その日からヒロシとキヨシの口数は減っていった。
休み時間。キヨシはC組へ。
教室を出る男子生徒に話しかける。
『あの、宮本さんいるかい?』
『あぁ、先日から休んでるねー。』
『わかった。ありがとう。』
マヤに電話をかけるが留守電。
『これで、何回目だよ。家行ってみるか。』
:12/01/06 03:35
:S003
:yWZePEFw
#245 [だーいし]
放課後。キヨシはマヤの家へ。
ピーンポーン♪
ピーンポーン♪
応答はない。
『やった事ないけど…』
キヨシは小石を何個か手にとり、マヤの部屋の窓に当てる。
カーテンがチラッと開いた。 しばらくして玄関の鍵が開いた。
:12/01/06 03:42
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