もぅえぇわ!
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#240 [だーいし]
次の日。放課後、部室。
『違うて!キヨシ!』
『な、何が!?』
『完コピは完コピやけど、キヨシにはリズムがないねん!なんかセリフをただ単に言うてるだけって感じやねん!』
『ご、ゴメン。』
『もぅ1回行くで!』
『ちょっと、いいかい?』
:12/01/06 02:11
:S003
:yWZePEFw
#241 [だーいし]
『やっぱり部として成り立ってないのに練習するのはって…』
『なっ……』
キヨシは痛い所をついた。
『意味のない練習なんてないねん!!』
『ヒロシ、こればかりは綺麗事ではすまされないよ。』
『もぅいい!!今日は終わりや!』
:12/01/06 02:19
:S003
:yWZePEFw
#242 [だーいし]
そう言うとヒロシはカバンを持って出ていった。
外に出てため息をついた。
『確かに…意味ないかもな。』
ヒロシもどこかで不安を抱いていた。
部室に残ったキヨシ。
『ちょっと、言い過ぎたかな…マヤは何をしているんだ。』
:12/01/06 02:24
:S003
:yWZePEFw
#243 [だーいし]
その夜、キヨシのケータイにヒロシからメールが。
「やっぱ今田先生を説得してから練習しよう。 ヒロシ」
キヨシは
「わかった。」
と返信した。
:12/01/06 03:25
:S003
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#244 [だーいし]
その日からヒロシとキヨシの口数は減っていった。
休み時間。キヨシはC組へ。
教室を出る男子生徒に話しかける。
『あの、宮本さんいるかい?』
『あぁ、先日から休んでるねー。』
『わかった。ありがとう。』
マヤに電話をかけるが留守電。
『これで、何回目だよ。家行ってみるか。』
:12/01/06 03:35
:S003
:yWZePEFw
#245 [だーいし]
放課後。キヨシはマヤの家へ。
ピーンポーン♪
ピーンポーン♪
応答はない。
『やった事ないけど…』
キヨシは小石を何個か手にとり、マヤの部屋の窓に当てる。
カーテンがチラッと開いた。 しばらくして玄関の鍵が開いた。
:12/01/06 03:42
:S003
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#246 [だーいし]
『キヨシ…』
『よう。いいかい?入って。』
『う、うん。』
マヤが自分の部屋に案内する。
『懐かしいな〜。小学生ぶりか、マヤの部屋に入ったのは』
『たぶん、そうかな。』
キヨシは床に、マヤはベッドに座った。
:12/01/06 03:45
:S003
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#247 [だーいし]
『学校………なんで来ないの?』
マヤが下を向いたがすぐキヨシの方を向き
『ちょっと最近、調子が悪くてさ。疲れがドッときたのかな。』
マヤは作った笑顔で言った。
『今もちょっと、体調悪いから悪いけど帰ってもらえる?』
『……わかった。じゃあ、お大事に。』
そういうとキヨシは部屋を出た。
マヤの頬に何かがこぼれた。
キヨシは何かを確信した。
:12/01/06 16:52
:S003
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#248 [だーいし]
そろころヒロシはレンタルビデオショップにいた。
『悩んでる時はお笑いよりラブコメディーっと』
ヒロシは洋画のラブコメディーコーナーにいた。
ふと視界にお笑いコーナーが見えた。
『今田先生や………』
今田はお笑いコーナーでずっと立ち止まっていた。
:12/01/06 17:05
:S003
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#249 [だーいし]
今田はしばらく立ち止まったあと、その場を後にした。
『今田先生!』
入口付近でヒロシは声をかけた。
『あぁ、小林君か。』
『DVD借りひんのか?』
『……。お腹すいてないかい?』
:12/01/06 17:18
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