もぅえぇわ!
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#92 [だーいし]
しばし沈黙が続いた。

『いや〜おもしろかったな〜。やっぱ最高やったなぁ!なぁ、キヨシ!あれ……どした?』

キヨシは黙ったまま遠くを見ていた。そして、重い口を開きこう言った。

『…………すごい。漫才ってこんなスゴいものだったんだ。日本にこんなすばらしい文化があったなんて、知らなかった……』

⏰:11/12/16 17:00 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#93 [だーいし]
『かん、感無量だよ。スゴいね。』

『せやな。そんだけ言うてくれたら漫才も嬉しいやろな〜。』
日付は変わろうとしていた。

『うわっもうこんな時間だ!それそろ帰るね。』

『いやっ泊まったらいいやん!』

⏰:11/12/16 17:08 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#94 [だーいし]
『そういうわけにはいかないよ。そろそろ親も帰ってくるしね。じゃあ、失礼するよ。』

キヨシが部屋を出ようとした瞬間にヒロシが話しかけた。

『キヨシ、オレと漫才やれへんか?』

『えっ?』

⏰:11/12/16 17:11 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#95 [だーいし]
『なんかよー分かれへんけど、漫才見てる時のキヨシ初めてオレが漫才見た時と同じ顔してたような気がしてな…せやからどやろキヨシ。』

『……気持ちはとっても嬉しいけど僕には無理だよ。勉強とかあるしね。今日は楽しかった。それじゃ。』

そう言い残しキヨシは部屋を出た。

『あれ?帰るの?』

キヨシが玄関で靴を履いているとリビングからユイが出てきた。

⏰:11/12/16 17:17 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#96 [だーいし]
『はい。』

『泊まったらいいのに。』

『いえっ大丈夫です。夕食ご馳走様でした。失礼します!』

キヨシはヒロシ宅を後にした。

その日は満月だった。

⏰:11/12/16 17:18 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#97 [だーいし]
数日後。
全校集会の日。

『だ!か!ら!僕は出ませんから!』

『そういうなよ鈴木〜これは名誉なことなんだぞ!?』

『だからって全校生徒の前で一言言うなんて…イヤです。』

キヨシは先日の中間テスト全教科満点の表彰を渋っていた。

⏰:11/12/16 17:26 📱:S003 🆔:avd1Ac6E


#98 [だーいし]
感想お待ちしてまーす!

⏰:11/12/17 15:18 📱:S003 🆔:4Q2AZYC6


#99 [だーいし]
松本は嫌がるキヨシを説得していた。

『小林を見てみろ。やる気満々だぞ!?』

教卓から自分の席を見てみると一人で表彰の練習をしているヒロシがいた。

『アイツはああいうのが好きなんです!僕は苦手なんです!』
『ん〜分かった。名前を言うだけにするよ。』

『お願いします。』

キヨシはホッと一息し、自分の席についた。

『なぁキヨシ、さっきから先生となんの話してたんや?』

『べっ別に。』

⏰:11/12/17 15:33 📱:S003 🆔:4Q2AZYC6


#100 [だーいし]
『そっか。まぁえぇわ、そんなことよりキヨシこの後頑張ろうぜ〜』

キヨシがため息をつき話そうとすると

『よーっし!そろそろ体育館に行くぞー!』

と松本が生徒に呼びかけた。
クラス全員が重い腰をあげた。

⏰:11/12/17 15:38 📱:S003 🆔:4Q2AZYC6


#101 [だーいし]
そして全校集会が始まった。
毎回校長の話が長い。
今日も話し始めて15分が経っていた。

『えぇという訳でもうすぐ1年生は遠足がありますが、上級生を見習ってよそに行っても我が校に恥じない行動をして下さい。えぇそれともうひとつ。前回の中間テストで1年生のクラスから全教科満点が2名出ました。B組の小林君と鈴木君前へ。』

⏰:11/12/17 15:46 📱:S003 🆔:4Q2AZYC6


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