その日が来る前に、
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#949 [我輩は匿名である]
「うん。仲良くなれたしさー
けっこうイケると思うんだ♪」
「マジかー頑張れよ!」
「うん。でさーお願いが……」
「うん?」
その日の夜遅く。消灯直前。
俺は真理菜ちゃんの部屋の前に
いた。
ぴんぽーん。
「はーい、先生かなぁー」
がちゃ
:10/10/03 22:42
:840SH
:GxsBU8xE
#950 [我輩は匿名である]
「あー…サキちゃん…あのさ」
「たたた、隆則くん!!
どうしたの、なに、え、なんで
まさか、よ、よよよ」
「いや、違う、違うから
落ち着いてくんないかな?」
「え、あ、うん、はい!!」
だめだこりゃ。
なにを隠そう、クラスの人気者の
サキちゃん。
一週間前に俺が振った子なのだ。
:10/10/03 22:45
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:GxsBU8xE
#951 [愛華]
ったく。なんで真理菜ちゃんを
呼び出す役を俺がやらねば
ならんのだ。達也のやつ……
「それで……隆則くん何の用?」
目を輝かせながらサキちゃんが言う。うわ、なんか期待してる。何かを求めてる。
「あ…と。真理菜ちゃんいる?」
「え、ま、真理菜?」
「うん。真理菜ちゃん呼んで…
くれたりしちゃったり?」
:10/10/03 22:52
:840SH
:GxsBU8xE
#952 [愛華]
「うん………いい、よ?」
サキちゃん。声裏返ってるよ。
がっかりしてんのバレバレだよ。ごめんな、サキちゃん。
「ま、真理菜ー!」
「サキ呼んだー?って…わっ!
隆則くん!!なんで!?」
真理菜ちゃんはトランプの途中
だったみたいで片手にトランプ
片手にジュースを持っていた。
「……ちょっといい?」
:10/10/03 22:57
:840SH
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#953 [愛華]
「え…うん、いいけど……」
真理菜ちゃんはパーカを羽織ると
急いで部屋を出てきた。
サキちゃんはその様子を
呪い殺しそうな目で見ていた。
あー…勘違いしてるな、多分。
まぁシチュエーション的に無理もない。告るのは
俺じゃねんだけどな………
俺は達也に言われた通りに
昨日、俺が告られたテラスに
真理菜ちゃんを連れて来た。
:10/10/03 23:05
:840SH
:GxsBU8xE
#954 [愛華]
風呂から上がって、かなり
時間が経っていたため、肌寒かった。達也はまだ来ていない。
…早くしないと先生が部屋に見回りに来ちまう。
なにやってんだよ、達也……
俺たちはとりあえず、
ベンチに座ることにした。
「……それで、何の用?」
「え、えーとね……」
真理菜ちゃんがいきなり本題に
入った。どーすりゃいんだ。
:10/10/03 23:09
:840SH
:GxsBU8xE
#955 [愛華]
まさかこんなとこに一人、
真理菜ちゃんを置いてくわけにもいかないしなぁ……
俺は本当の事を話すことにした。
「……真理菜ちゃん、ごめん。
俺さ、達也にここに真理菜ちゃんをつれてくるように言われたんだけどさ……」
「え、隆則くんが用があった
わけじゃないの?」
「うん。多分もう少しで
達也来ると思うんだけどさ…」
:10/10/03 23:13
:840SH
:GxsBU8xE
#956 [愛華]
「そっか…隆則くんじゃないんだ……」
「ごめんな?だから俺、
もう行くわ。達也呼んでくるから
ここで真理菜ちゃん待っ……」
そう言って、テラスから俺が
出ようとした時。
後ろからクンッと引っ張られる
感じがした。振り向くと真理菜ちゃんが俺の服のすそをつかんでいた。
「……隆則くん。あたしが好きなのは……」
嫌な予感がした。
なにかが壊れる。
:10/10/03 23:19
:840SH
:GxsBU8xE
#957 [愛華]
:10/10/04 00:22
:840SH
:Od1S5U.w
#958 [ゆん]
:10/10/04 07:25
:F906i
:hxQZhwCE
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