その日が来る前に、2
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#661 [愛華]
それでもやっぱり、隆則を
見ると少しつらい。
でもこの辛さを乗り越えたい。
きっとまた強くなれるから。
「じゃあ隆則!ばいばーい」
「ん。気をつけてな〜」
:10/12/29 20:33
:840SH
:jT.Vrocs
#662 [愛華]
「那佑。バイト大分慣れたね」
「うん。楽しいね」
「あのさ……」
梓は言いづらそうに言う。
………なんだろ?
「……直純に、まだ言わないの?
バイトにタカがいること…」
「……………」
:10/12/29 20:36
:840SH
:jT.Vrocs
#663 [愛華]
「直純きっと怒るよ。隠してて
ばれたら……きっと怒るよ」
「わかってるよ。でもバイト
やめたら……隆則会う理由が
なくなっちゃうじゃん」
「那佑……………」
「あたしはいつか直純くんと…
梓とあたしと隆則で。みんなで
笑いたいの。それが夢なの。
時間がないかもしれないから。
だから………」
だから。もう少し待って。
:10/12/29 20:44
:840SH
:jT.Vrocs
#664 [愛華]
きっと話すから。
直純くん。待っていて。
そして、事件は起きた。
:10/12/29 20:50
:840SH
:jT.Vrocs
#665 [愛華]
「………んー…」
「那佑、顔色わるいね。
病院行こう。一回帰ろう」
「いや…薬飲んだから、ちょっと休めば平気………」
「だめ。次体育だから、それが
終わったら帰ろう。それまで
保健室にいて。絶対に」
梓………お母さんみたいだな。
なんて言ったら怒るだろうか。
最近、また体調が悪くなって
きてしまった。………つらい。
:10/12/30 00:10
:840SH
:g/TYES8.
#666 [愛華]
「白石……大丈夫か?」
「うん………へーき」
隠し事をしている罪悪感からか
あまり直純くんの目が見れなく
なってしまった。
……隆則と再会してから。
「じゃ、ちゃんと寝てなね」
「ん。ばいばーい」
保健室のベッドから2人を送る。
:10/12/30 00:15
:840SH
:g/TYES8.
#667 [愛華]
ベッドは気持ちよくって、すぐ
あたしは眠りについた。
そしてまた、夢を見た。
また誰かが泣いてる。
あれは誰だろうか?
あれは…………あたしだ。
:10/12/31 00:28
:840SH
:Eqb/iWps
#668 [愛華]
どうして泣いてるの?
もう泣かなくていいんだよ。
泣きたくなんかないよ。
ねぇ………泣かないでよ。
あなたは誰を求めているの?
:10/12/31 00:30
:840SH
:Eqb/iWps
#669 [愛華]
「…………ん」
目が覚めると、眠る前よりも
すっきりとした気分になっていた
よかった。薬が効いたんだ。
「……なんの夢見てたっけ……」
忘れちゃった。ま、いいか。
:10/12/31 00:33
:840SH
:Eqb/iWps
#670 [愛華]
「………白石」
「!?」
ドアのほうを覗くと、そこには
直純くんがいた。
「直純くん……授業は?」
「……………」
なに?
なんか………様子が変だ。
なんか……怒ってる。
:10/12/31 00:35
:840SH
:Eqb/iWps
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