亡き君に告ぐ
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#40 [不発花火]
この高校は、名前を出せばどんな就職先にだって就くことができると有名だった。
ただしAV女優や男優、そういう大人の娯楽関係の会社のみだ。
隣の席の可愛いハルカちゃんだって卒業したら「誤背ハルカ」という名前でAV女優デビューが決まっているし、前の席の向井くんは「キャラメル向井」という名前でAV男優のデビューが決まっている。
:10/12/18 20:53
:SH04B
:Agq75nzI
#41 [不発花火]
輝かしい(?)未来のために皆今日も一生懸命性の勉強をしている。
「お前いい加減進路決めたらどうだ?男優が嫌ならAV制作会社やポルノ雑誌の編集社なんかもあるぞ?」
「結構です」
母さん、父さん。
僕に社会人としての春は訪れそうにありません。
「何が嫌なんだ?」
「全てが嫌です」
:10/12/18 20:54
:SH04B
:Agq75nzI
#42 [不発花火]
「じゃあどうしてこの高校を希望したんだ」
そりゃもう。
入試が「子供はどうやってできるか。3文字の英単語で説明せよ」のみでしたし。
家から徒歩10分でしたし。
ろくにどんな学校かを調べずに入った僕も悪いですけども。
「馬鹿だったからです」
言って酷く虚しくなるのを感じたが、それ以外の回答が思い付かなかった。
:10/12/18 20:54
:SH04B
:Agq75nzI
#43 [不発花火]
「…帰ってよろしい」
そう言って先生から渡されたのはポルノ雑誌の編集社のチラシだった。
『溢れる性欲を満たす雑誌を作りませんか?』なんてキャッチフレーズに溜息しか出なかった。
「…」
何で他人の溢れる性欲を満たす雑誌を自分が作らなきゃいけないのか。
冷たい風が吹く帰り道を僕は虚しく一人で歩み始めた。
END
:10/12/18 20:54
:SH04B
:Agq75nzI
#44 [でりーと
]
でりーと

:10/12/18 20:58
:
:・・・
#45 [不発花火]
>>38ありがとうございます(`・ω・´)!
皆様に少しでも楽しんで頂けるようがんばります!
:10/12/18 21:06
:SH04B
:Agq75nzI
#46 [不発花火]
胎動を感じた。
―シャム双生児―
わたしとあなた。
きっと前世では結ばれなかったのかしら。
でも神様が最上級の形で私達を再び廻り逢わせてくれたのね。
わたしとあなた。
お互いの脚はないけれど腹部で繋がっているから、いつも一緒。
歩くことはできないけれど、いつも一緒。
それはセックスよりも素晴らしい愛の形。
わたしとあなた。
死ぬ時も一緒。
:10/12/21 12:25
:SH04B
:vbqTPqqs
#47 [不発花火]
もし生まれ変わりがあるなら、私は魚になりたい。
暗い海の底で、一人きりで泳ぐ美しい魚に。
―深海に、沈む―
:10/12/23 02:01
:SH04B
:vGZkDNeY
#48 [不発花火]
今日は学校に登校すると、上履きがなかった。
昨日は数学の教科書がなくなり、一昨日は上履きの中に大量の砂が入っていた。
簡単に言えば「いじめ」にあっている。
いつからだなんて覚えていないし、原因なんかもさっぱりわからなかった。
:10/12/23 02:02
:SH04B
:vGZkDNeY
#49 [不発花火]
気付けば私の周りからは人が消え、一人になっていた。
別にそれでもよかった。
また輪の中に入っていつ嫌われるんだろうとビクビクしながら生きていくなら、一人でよかった。
なんて、思っていても。
:10/12/23 02:02
:SH04B
:vGZkDNeY
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