その日が来る前に、3
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#125 [愛華]
「今度こそ!白石よろしく!」

「おぅ!まかせとけよ!」


そういって笑いあった。



こんな日が来るなんて、
思いもしてなかったな。


『隆則も直純くんも大切なんだ』



那佑の…………おかげだ。

⏰:11/01/15 01:37 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#126 [愛華]
「………それから、隆兄」

「なに?」




「…………白石に手術を決心
させられるのも…………


隆兄しかいないよ」




……………え?

那佑の………手術………?

⏰:11/01/15 01:39 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#127 [愛華]
一瞬なにを言われたのか
全く理解できなかった。


あんなに暑かったのに、今は
空気がひんやりする。





那佑の、手術?


なんだよそれ、聞いてねぇよ。

⏰:11/01/15 14:34 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#128 [愛華]
俺の表情で、直純は俺がなにも
知らないことを悟ったらしい。


「……そっか。隆兄まだ……」

「どーいうことだ?」

「いや、あの………」

「言えよ」


直純は しまった という顔を
している。

………直純が知ってて
俺は知らなかった那佑のこと。

⏰:11/01/15 14:42 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#129 [愛華]
「………多分、白石も言うのに
決心がいることだと思う。

ごめん。てっきりもう知ってる
と思ってたんだ。

俺からは………言えない」

「なんだよ、それ………」

「白石から隆兄が直接聞いてよ」



那佑から直接?

なんだよ……そんな、重要な
ことなのかよ………

⏰:11/01/15 15:43 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#130 [愛華]
心がモヤモヤとしたまま、直純と病室に戻った。





「…………直純くん!!」

「おー元気そうじゃん」

「うん!………日曜日、行け
なくってごめんね」


直純と那佑が笑って話してる。
嬉しいはずなのに………

俺の頭は別のことでいっぱいで。

⏰:11/01/15 15:47 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#131 [愛華]
「直純くん、それと………」

「隆兄とまたつきあいはじめ
たんだろ?よかったじゃん」


「…………うん。ありがとう」




「………ね、タカどしたの?」

直純と那佑の会話をぼーっと
しながら聞いていると、梓に
不思議そうに話し掛けられた。

⏰:11/01/15 15:51 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#132 [愛華]
「直純とちゃんと話したみたい
だね。一件落着だねー……」

梓は嬉しそうにつぶやいた。


一難去ってまた一難、が
正しい気がするんだけど……




「………さて、俺らは用事
あるからもう帰るわ」

「え、二人とももう帰るの?」

⏰:11/01/15 15:56 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#133 [愛華]
「直純?あたしもぉ?」

「いーから梓!帰んぞ!
白石また来るからな」

「う、うん…………」



どうやら直純が気をきかせた
らしいな。


2人で話せってことか……



「んじゃな!隆兄!白石!」

⏰:11/01/15 16:02 📱:840SH 🆔:4SniUugs


#134 [愛華]
パタン…………



さっきまで騒がしかった病室が
一気に静かになる。



「隆則、座れば?」

「え、あぁうん………」


俺はいつも座る椅子に座った。

⏰:11/01/15 16:17 📱:840SH 🆔:4SniUugs


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