有空
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#222 []


「べつに」

「色んなとこ調べてみた?」

「特には。」

「真尾、バスケ好きだろ?」

「え?ああ、うん」

「高浜高校調べてみろよ。
高浜も進学校で、バスケは全国大会にも顔をだすくらいのレベルが高い。」


いつだったかバスケ部の顧問の先生が言っていた。

真尾なら、その高校でもレギュラーはれるんじゃないかって話していた。
だから、柴山にいってバスケを辞めてしまうとしたら勿体ないなぁ…と。

⏰:11/12/10 22:53 📱:SH04B 🆔:FPVIdvFs


#223 []


「…とりあえず、他にも高校はあるし、自分の行きたいって思う学校を探してみな?」


真尾の瞳をみて念じる。

自分の道は自分で選んでいいんだぞ


「…。」


真尾は少し悩んでいるような表情をみせた。


「先生っ!…隆之介は柴山へいかせますよ!」


真尾のお母さんは、ドンッと机に手をつき、立ち上がった。

⏰:11/12/10 22:56 📱:SH04B 🆔:FPVIdvFs


#224 []


「お母さん、落ち着いて。柴山に行かせたいのはわかりました。でも、真尾の人生です。真尾が行きたいって思う場所に行かせるべきでしょう?」


怖いけど、真尾の事を思うと言っておかなければっと思ったんだ。


「…。」


立ったまま睨まれる。


そんな母親をなだめるように真尾は言う。

⏰:11/12/11 11:31 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#225 []


「俺、柴山にいくから…」


諦めが入った真尾の横顔。

そんな真尾の表情をみて、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


真尾の言葉を聞いた母親はため息をついてから座りなおした。


そこからは真尾の授業の様子や部活のことなんかを話して、面談の時間がおわった。

⏰:11/12/11 11:31 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#226 []


「隆之介、先に車に行ってて。ちょっと先生と話してからいくから…」

「…。」


真尾は何かいいたげだったが一人で教室をでた。


真尾が見えなくなるのをまって真尾の母親が口をひらく。


「先生、隆之介は普通の子とは違うんです。」

⏰:11/12/11 11:32 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#227 []


「…はぁ。ですが、学生のうちは真尾の好きなことをやらせてもいいんじゃないですか?」


なるべく、穏やかに言う。
真尾の母親を刺激しないように。


「隆之介の将来はうちを継ぐことに決まっているんですよ。だから余計な事をして寄り道をしてもしょうがないでしょう?
1番の近道は柴山学院です。それが隆之介を1番苦労させない道です。ちがいますか?」


はっきり断言した。

勉強以外の事は余計な事だっていうのか?

⏰:11/12/11 11:35 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#228 []


「ですが…」


熱くなってはだめだ。
さっきの真尾の表情を思い出す。


「…こんな公立の学校に入れたのが間違いでした。少しでも遅れを取り戻さないと。なのにあの子ったら柄の悪そうな子とつるんで…」


…なんて言えば母親は納得するのか。考えろ。

⏰:11/12/11 11:37 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#229 []


「隆之介は柴山に行かせます。
…それじゃ失礼します。」


そういって教室をでていった。


やり切れなさが残る。


「あ〜〜〜〜…もう!!!!」


何て言えばよかったんだよ。

⏰:11/12/11 11:39 📱:SH04B 🆔:bBBDgZTo


#230 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200

⏰:11/12/11 12:15 📱:U1 🆔:ivP394zQ


#231 [我輩は匿名である]
スペースすいません
>>201-250

⏰:11/12/11 12:46 📱:U1 🆔:ivP394zQ


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