*トワイライト・ゾーン*
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#301 [スピーディー]
「いいから。
これ以上のことは、見せるものを見せないと、話すわけにはいかないのさ。
悪いこたいわない。
さあ、おいで」
:11/02/24 21:20
:SH07B
:☆☆☆
#302 [スピーディー]
トニ―はユ―タの肩を抱くようにして、外の広い道に出て歩きだした。
彼はトニ―の顔を見上げた。
こんどは何を見せてくれるの?
それとも、さっきのは意地の悪い冗談だったの?
そう訊いてみたかったが、ユ―タは何も言わなかった。
:11/02/24 21:26
:SH07B
:☆☆☆
#303 [スピーディー]
トニ―は例のダ―クグリーンの壜を出した。
「それが―」
ユ―タは言いかけた。
「おまえさんをむこうの世界へ連れていってくれるものさ」
トニ―は言う。
:11/02/24 21:28
:SH07B
:☆☆☆
#304 [スピーディー]
こんなものを使わなくても、むこうへ行ける人は大勢いるけどな。
おまえさんはまだこいつに頼るといいさ」
:11/02/24 22:09
:SH07B
:☆☆☆
#305 [スピーディー]
彼はトニ―の手から壜をひったくるようにして取り、危うく取り落としそうになった。
彼は慌てていたのだ。
:11/02/24 22:14
:SH07B
:☆☆☆
#306 [スピーディー]
彼はトニ―の目を見た。
(この人にはちゃんとわかってるんだ。
ぼくが何を考えているのか、みんな見通している。
トニ―、いったいあんたはだれなの?」
:11/02/24 22:15
:SH07B
:☆☆☆
#307 [スピーディー]
トニ―はユ―タが握っている壜のほうに顎をしゃくってみせた。
「こいつは特製の魔法ジュースさ、大丈夫」
:11/02/24 22:17
:SH07B
:☆☆☆
#308 [スピーディー]
「さあ、ちょっと飲んでみて、むこうへ行けるかどうか試してみな」
トニ―はニヤリとした。
:11/02/24 22:18
:SH07B
:☆☆☆
#309 [スピーディー]
ユ―タは怖くなってきた。
口中がからからに干上がって、日射しがやけに強すぎるように感じられ、こめかみのあたりがドキドキ脈打つのを意識していた。
:11/02/24 22:20
:SH07B
:☆☆☆
#310 [スピーディー]
舌の先に、銅をなめたときのような、いやな味があった。
(この" 魔法のジュース"は、きっとこんなふうな、ひどい味にちがいない)
と、ユ―タは思った。
:11/02/24 22:21
:SH07B
:☆☆☆
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