漆黒の夜に君と。V[BL]
最新 最初 全 
#159 [なあ
]
一気によみました
読んでたら濡れちゃいました//
頑張ってください
この小説すごいすきです

:11/10/17 18:26
:P02B
:6UhE0Yw.
#160 [ちか]
>>159 なあさま.
十話のところのことですかね(*^^*)笑
ありがとうございます、頑張ります!
感想板に各キャラクターのプロフィール貼ってあるので、よかったら感想板にも遊びに来てくださいね♪
:11/10/17 21:42
:Android
:PYlVZMCg
#161 [ちか]
>>158続き
しかし、それでは妻は納得いかなかったようでそのネックレスを俺の手元に戻そうとしない。
こういう時、女の勘というやつは厄介だ。
出来るだけ説明は避けたかったのに。
「大切な人って?」
説明するほどに、あの日、あの頃の記憶がフラッシュバックする。
「…………研修医の頃、惚れてた人だよ。」
色褪せることなく、鮮明に。
:11/10/17 21:47
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:PYlVZMCg
#162 [ちか]
「亡くなる直前に渡されたんだ。“これ持ってたらきっと幸せになれるから”って言って。約束したんだよ、きっと幸せになるって。」
『先生はちゃんと素敵な人と幸せになって』
その約束と共に渡されたネックレス。
見るたびに胸が苦しくなって、
何年か前に引き出しにしまったきり見ないようにしていた。
「……誤解は解けたかな?」
まさかこんな形でまた見ることになるとはな。
妻は、俯いたまま握っていたソレを俺の手の中に戻した。
それが俺達が結婚生活のうちでした最初で最後の喧嘩だった。
:11/10/17 21:57
:Android
:PYlVZMCg
#163 [ちか]
『……私、あの頃からその人に嫉妬してたわ。いつでもあなたが見てるのは、私じゃなくてその人だったもの。』
思い出に浸っている途中、妻がそんなことを言った。
きっと同じことを思い出していたのだろう。
俺は何も言えずにただ黙りこんだ。
『私が一番悲しかったのは、あなたの中にいつも私の居場所が無かったことよ。』
決して未練たらしさなんて感じさせない淡々とした口調で言うその言葉は俺の胸を痛めた。
これは罪悪感なんだろうか。
:11/10/17 22:05
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:PYlVZMCg
#164 [ちか]
『でもあなたの約束とあたしの都合は関係ないわ。早く書いてこっちに送ってね。』
「ああ。」
じゃあ、と言う声が聞こえて通話は切れた。
あなたの中にいつも私の居場所が無かったことよ。…――
「それは少し違うんだけどな。」
そう呟いて俺は壁にもたれこんだ。
正確には、
居場所が無かったんじゃない。
作らなかったんだ。
もう自分の中に誰かを留めるのは、あの時からやめた。
:11/10/17 22:10
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:PYlVZMCg
#165 [ちか]
自分の中に誰かの居場所を作れば、
その人が居なくなったとき
それは居場所じゃなく、穴になる。
俺は我慢強い人間じゃない。
その穴を塞ぐ勇気すら無いんだ。
そうやって穴を塞いで彼女を忘れようとすることは彼女との約束、いや彼女自身を、裏切る気がして。
ただ約束を守ることで
それ以外を拒絶することで
自分を保ってきた。
だから、優里(アイツ)みたいに無鉄砲に人の心の中に入ってくる人間は嫌いなんだ。
:11/10/18 00:53
:Android
:QHFRTQno
#166 [ちか]
なのに何故だろう。
はじめて好きだと言われてから
一週間。
毎日毎日言われるごとに
心の中が揺さぶられるような感覚になる。
まさか…
「………そんなワケないよな。」
もたれている壁が冷たくて、暫くそうするうちに苛立っていた感情もいつの間にか落ち着いていた。
:11/10/18 00:57
:Android
:QHFRTQno
#167 [ちか]
―――――……あの夜から2週間と3日。
みなさん、
優里クンは
俺の研究室に来なくなりました。
:11/10/18 02:26
:Android
:QHFRTQno
#168 [ちか]
チラリとドアに目をやる。
ドアは開くどころか外に人が居る気配もない。
あれだけ毎日暇さえあれば時間を問わず押し掛けて来ていたというのに、それがこの2週間と少しの間、パッタリと途絶えた。
今日に至ってはココに出入りする者すら居ない。
そんなドアを見つめているうちに、無意識に溜め息と近い独り言が漏れた。
「…勝手な奴。」
…………え?
あれ、俺、今、なんて?
:11/10/18 02:41
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:QHFRTQno
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