先生、あのね。[BL]
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#95 [うさみ。]
なんということでしょう。

「なに。」

「あ、いや………、」

百瀬くんが僕の腕を掴んでいるじゃありませんか。

はて、これは百瀬くんの遊び心でしょうか。
うん、そういうのマジで

「用ないなら先生忙しいから離してくれるかな。」


要らない。

⏰:11/12/30 02:00 📱:Android 🆔:vaODHwCc


#96 [まゆにゃん☆]
楽しみにしてます

⏰:12/01/11 18:06 📱:W65T 🆔:8/vDOb1.


#97 [うさみ。]
>>96 まゆにゃんさん
長らくお待たせしました!!!

⏰:12/02/10 23:49 📱:Android 🆔:NMXSrmNE


#98 [うさみ。]
冷たく突き放すように吐き捨てて、掴まれた腕を振りほどく。

思いの外あっさり離れたその部位が少し痛い。

そのまま教室に余っていた残りを廊下に出し、再び歩き始める俺。
振り返るわけもなく、教室が徐々に遠ざかっていくその時。

⏰:12/02/10 23:58 📱:Android 🆔:NMXSrmNE


#99 [うさみ。]
「せんせ!!!」


振り向かなくても声が百瀬のものだということは容易に分かった。

びくっ、と跳ねた肩を気づかれないようにゆっくり下ろして無視を決め込む。

しかし、百瀬もそれは想定内だったようで、俺が振り向く間もなく叫んだ。


「今日お昼一緒に食べよ!!!」

こいつはもしや、
マジでアホなんじゃないだろうか。

⏰:12/02/11 00:02 📱:Android 🆔:QKzJQHNU


#100 [うさみ。]
昨日の抜かれた相手と
仲良く向かい合って飯を食えと?

それはつまり、
この期に及んでまだ俺に
生き恥をさらせということか?

んなの、


「…………お前まじ一回死んでこい。」



冗談じゃねえよ!!!!!

⏰:12/02/13 22:38 📱:Android 🆔:UpXZMEwY


#101 [うさみ。]
いけね、心の声がつい口から…


思わず片手で口を覆い、
ばつの悪そうな顔で振り向いた。

今時は「死ね」の一言で
教師の職を失う時代だっつーのに。
口悪いのなおさないとそのうちクビになりかねない。


焦る気持ちで振り向いたそんな俺の目に飛び込んできた光景は、

「ちょ…………、え、えええぇぇぇえぇえ?!?!?」


四階(ココ)の窓を開けて、
片足をそこに引っかけ今まさに飛び降りんとする百瀬の姿。

⏰:12/02/13 22:44 📱:Android 🆔:UpXZMEwY


#102 [うさみ。]
「ちょ、お前、何して…っ!!おいコラ百瀬、足下ろせ!!!」

超スーパーダッシュで駆け寄り思わず百瀬を後ろから羽交い締めにする。
周りの視線は俺たちに集中。
なんで朝からこんなことをしてるのだろうか。

無我夢中で引っかけた足を引っ張るが、長い足は窓枠を離そうとしない。


すると百瀬は真面目な眼差しで下を見ながら、

「だって先生が死ねって言ったんじゃん。だから俺今から死……、」


その目はもはや魚の死んだ目を彷彿とさせるように、俺に生気を感じさせなかった。


それはなにがなんでも従順すぎるでしょうよ!!!!

俺がいけないのか?!
俺が口に出したのがいけなかったのか?!?!

⏰:12/02/13 22:52 📱:Android 🆔:UpXZMEwY


#103 [うさみ。]
「何言ってんだよ!!!!さっきまで俺と昼飯食いたいつってたくせに!!!!早まるなよ!!」

ったく、ポジティブなんだかネガティブなんだか!
こいつホントに分けわかんねえマジで!


必死になってるせいで、自分の言葉を頭の中で整理することなく百瀬目掛け放っていく。

「じゃあ先生、一緒に昼飯食ってくれんの?」

「あー食う食う!!!一週間でも毎日でも食ってやるからとりあえずその足下ろせ!!」


そして、
うっかり厄介なことまで口走ってしまった。

⏰:12/03/07 22:48 📱:Android 🆔:keumm53I


#104 [うさみ。]
言った瞬間、百瀬はニッと笑い簡単に窓枠から足を離した。

「先生、今の約束忘れないでね?」

「なっ…?!」

百瀬がポンと俺の両肩を念を押すようにしてた叩く。

しまった。
完全にハメラレタ…。

そう気づくには遅すぎたのだろう、すでに俺から離れ教室に入ろうとしていた百瀬を目で追う。

⏰:12/03/07 22:55 📱:Android 🆔:keumm53I


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