世界の崩壊・・・
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#101 [ひろ]
放心状態の僕に何を言っても無駄だと思ったのか

さっき怒鳴ってきた人が僕を必死で押さえ込んできた


「中に居る人はもう助からない!!このまま中に入ったら君も死ぬぞ!!」


としき「うるせえ!!放せ!!な…中にはミキが居るんだよ!!」


「……む…無理だ……もう…助からない…」


としき「まだわかんないだろ!?勝手に決め付けんなよ……」

⏰:07/04/07 03:35 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#102 [ひろ]
いつの間にか……僕は3人の大人に押さえ込まれていた

それでも僕は諦めなかった…


としき「放して…放してください……ミキの…ミキのとこに行かせてください……」


僕は泣きながら声にならない声で大人たちに頼んだ


「君は良く頑張った…中に居る人が君にとって大切な人だったのなら、その子の分まで君が頑張って生き抜かなきゃダメじゃないか!!」

⏰:07/04/07 03:40 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#103 [ひろ]
そう言った軍服を着た人も泣いていた……

僕はその言葉を聞いた途端、体の力が抜けた


体の力が抜けたかわりに涙が滝の様に流れだし、声をあげて泣き続けた……


軍服を着た人も、僕が泣き止むまで、ずっと隣に居てくれた

⏰:07/04/07 03:49 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#104 [あい]
みて

⏰:07/04/07 03:50 📱:W41CA 🆔:GXmFGN0Y


#105 [にゃい]
みて

jpg 21KB
⏰:07/04/07 03:51 📱:W41CA 🆔:GXmFGN0Y


#106 [ひろ]
その後、ミキの家は、消防士の消火活動によって、鎮火された……中から発見された遺体は……



3名……ミキの弟、ミキの母………ミキ

⏰:07/04/07 03:52 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#107 [ひろ]
ミキの姿を見て僕は愕然とした……


ミキの手には、携帯が握られていた……


きっと……ミキは僕の助けを待って居たのだろう…


としき「…ミキ…ごめんな…」

⏰:07/04/07 03:56 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#108 [ひろ]
「ミキちゃんもきっと……これからの君が生きていく事を願っているはずさ…」


軍服を着た人はそう言うとその場を去ろうとした


としき「待ってください!」


お礼が言いたかった……僕の命を助けてくれた人に…せめて、名前が知りたかった

⏰:07/04/07 04:02 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#109 [ひろ]
「……なんだい?」


としき「あの…命を助けてくれた事…いつかお礼がしたいんです…」


「はは、気持ちだけで十分だよ」


としき「せ、せめて!名前だけでも教えてください!」

⏰:07/04/07 04:04 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#110 [ひろ]
「ヨシキって名前だ……君とは一文字違いだね…」


そう言い残しヨシキという人は行ってしまった


後で気が付いたんだが……ヨシキという人…どうして僕の名前を知っていたのだろうと疑問に思った……

⏰:07/04/07 04:10 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#111 [ひろ]
山瀬「……先輩……大変な思いをしてきたんですね…」


過去の話に夢中になっていた僕だが、山瀬さんの一言で我に返った


山瀬さんの方に目をやると、山瀬さんは必死に流れる涙をぬぐっていた

⏰:07/04/07 04:14 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#112 [ひろ]
もともと心の優しい山瀬さん、僕は昔、彼女のこんな優しいところにひかれていったんだと改めて思った


山瀬さんには一つ、話していない事があった……


言っても、信じてもらえないと思ったから


それは……

⏰:07/04/07 04:18 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#113 [ひろ]
ミキが死んでから3時間くらいたった後で起こった


鳴らないはずの僕の携帯が突然鳴り出したんだ…


携帯を開いてみると、電波はやっぱり圏外だった……


なのに、僕の携帯には一通のメールが届いていた…

⏰:07/04/07 04:21 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#114 [ひろ]
メールを開いてみると


差出人はミキからだった……


内容は



ありがとう、そして  生きて



というものだった……

⏰:07/04/07 04:24 📱:PC 🆔:7XupdvGQ


#115 [ひろ]
山瀬「……先輩…私、頑張って生きます!!」


山瀬さんが突然はなったこの一言……僕にとっては何よりの励みになった!


きっと、僕の過去の話を真剣に聞いて、生き抜く事の大切さが伝わったのだと思った…


としき「はい!!一緒に生き残りましょう!!」


そう応えると、山瀬さんは微笑みながらうなずいた


山瀬さんのその微笑みは、希望の光そのものだった。

⏰:07/04/08 02:13 📱:PC 🆔:YIQrmHuk


#116 [ひろ]
その後、僕たちは、いろいろな話をした


山瀬さんの隣で話をしていると、まるでミキの隣に居るかのような錯覚に陥ってしまう……


時間が経つのが早かった

⏰:07/04/08 21:06 📱:PC 🆔:YIQrmHuk


#117 [ひろ]
気が付けば、空は暗くなっており、明かりを照らすのは月と星だけになっていた


としき「山瀬さん!そろそろ、教室に戻りますか!」


山瀬「そうですね!!先輩、またお話しましょうね?」


としき「はい、喜んで!」

⏰:07/04/08 21:08 📱:PC 🆔:YIQrmHuk


#118 [ひろ]
そう話しながら僕たちは、屋上から下りようとした……が…


ゴダイ「……ん?…なんだアレ?」


見張り役のゴダイが何かを発見した……


ゴダイ「ショウタッ!!」


ゴダイは一緒に見張りをしているショウタを呼び出した


ショウタ「なんだよ……なんかあったのか?」


ゴダイ「ちょっと、あそこ見てみろよ…何か見えないか?」

⏰:07/04/08 21:14 📱:PC 🆔:YIQrmHuk


#119 [田中何故?]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300

⏰:07/04/09 01:30 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#120 [(。・д・。`)]
めちゃくちゃ気になるΣ(・∀・;)
更新がんばって(*´艸`*)

⏰:07/04/09 01:45 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#121 [ひろ]
書き込んでくれた皆さん!ありがとうございます。

今から更新します

⏰:07/04/10 22:49 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#122 [ひろ]
ショウタ「……おい…」


ショウタは目がいい、ゴダイに言われた場所を一点に見つめたままつぶやいた


ゴダイ「どうした?何か見えるのか?」


ショウタの顔つきがいっぺんに変わった事に気が付いたゴダイが聞く

⏰:07/04/10 22:53 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#123 [ひろ]
ショウタ「すぐに……今すぐにユウヤさんに無線をつなげ!」


非汗なのか、ショウタの顔は汗だくだった


ゴダイ「…だから…何が見えるんだよッ!!」


じらされたゴダイが怒鳴る


ショウタ「き…来てるんだよ…すぐそこまで…」


ショウタは恐怖で体がガタガタ震えていた

⏰:07/04/10 22:57 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#124 [ひろ]
ゴダイ「来てるって……何がだよ!!いい加減ハッキリ言えよ!?」


ショウタ「敵に決まってんだろ!!武装集団がすぐそこまで来てんだよ!」

⏰:07/04/10 22:59 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#125 [ひろ]
ショウタがそう怒鳴った丁度その頃、僕と山瀬さんは生徒達全員が集まる避難場所となっている大きな教室に到着していた、どうやらここは、視聴覚室という教室で、よくここに全校生徒を集めて、集会などやる所らしい


生徒全員を非難させるには丁度いい所だった

⏰:07/04/10 23:05 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#126 [ひろ]
ユウヤさんと僕はここで、生徒達を守りながら、戦いの指揮をとるという作戦だ



僕は教室に着いてからも山瀬さんと話をしていた


すると……


ユウヤ「……なんだとッッ!!」

⏰:07/04/10 23:08 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#127 [ひろ]
無線を片手にユウヤさんが怒鳴った

その声で、それまでわりとにぎやかだった避難場所が一斉に静まり返った



ユウヤ「……どうしてそんなに近づかれるまで気が付かなかったんだ」

⏰:07/04/10 23:12 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#128 [ひろ]
少し声のボリューム下げて話すユウヤさん


ユウヤさんの表情からただ事じゃない事がわかった


ユウヤ「ああ……ああ…とにかくこっちはまだ準備不足だ……もう少し様子を見ていてくれ……ああ……敵が近づくようならすぐに連絡してくれ……」

⏰:07/04/10 23:16 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#129 [ひろ]
無線を切ったユウヤさんは慌しく僕の方に来て、何も言わずに僕の手を引き教室の外に出た


ユウヤ「…としき…とうとう来やがった…」


としき「……敵…ですね…」


だいたい予想はついていたし、覚悟もしていたから、それほど動揺はしなかった

⏰:07/04/10 23:19 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#130 [ひろ]
ユウヤ「……とにかく、これから、敵がすぐそこまで来ている事を皆に知らせる!ただ、生徒達には言っちゃダメだ!」


としき「…?どうしてですか?」


ユウヤ「生徒達がこの事を知ったら、パニックに成りかねない…」


としき「……そうですね…それじゃ俺は校門で待機しているヤス達に知らせます!」

⏰:07/04/10 23:25 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#131 [ひろ]
すぐに無線でヤス達に連絡した


としき「……ヤスか?」


ヤス「…おお、としきか、どうした?なんか喋るの久しぶりだな?」



としき「…バカ!やばい事になってるぞ……」


ヤス「………敵か?」


としき「……ああ…だがまだ向こうはこっちに気がついていない……しばらく、気を引き締めて待機していてくれ…」


ヤス「……あぁ」

⏰:07/04/10 23:33 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#132 [ひろ]
敵が来ていると言ったとたん、ヤスは別人の様な声でそう言うと無線を切った…


その後、チーム全員に敵接近中との事を伝え、僕たちなりの臨戦態勢は整った


しばらくすると……ゴダイ達から、無線が入った…


心臓の音が高鳴った…

⏰:07/04/10 23:39 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#133 [ひろ]
無線を手に取り、応答に応える…


としき「……としきだ…」


としき「…ああ……………わかった!この事を皆に知らせろ!!大至急だ!」


無線を切った…その後の行動は頭で考えるよりも先に体が動いた

⏰:07/04/10 23:43 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#134 [ひろ]
としき「ヤス!!応答しろ!!」


ヤス「…おお!どうした?」


としき「………来たぞ……」


ヤス「……そうか」


としき「わかってるな?敵が校門に入った瞬間一斉射撃だ!!」


ヤス「ああ!任せとけ!」

⏰:07/04/10 23:46 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#135 [ひろ]
としき「……ヤス……」


ヤス「どうした?」


気が付くと僕は涙を流していた…


としき「………俺達…これが最後の会話じゃないよな?」


ヤス「バカ野郎!縁起でもないこと言うんじゃねぇ!」

⏰:07/04/10 23:50 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#136 [ひろ]
としき「……だったら…だったら絶対生き残れよ!!」


ヤス「……当たり前だ!ぜッッッてぇ生き残ってやる!約束だ!」


としき「……ああ約束だ!」

⏰:07/04/10 23:52 📱:PC 🆔:WTcH4.I.


#137 [ひろ]
ヤス「………やっと…家族の仇がとれる……」


ヤスは最後にそういい残し無線を切った


僕は祈る様にその無線を握り締め、敵とこのまま戦闘にならない事を願った



……が…その30分後だ…

⏰:07/04/11 00:01 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#138 [ひろ]
………パンッ!!……パンパンッ!!パパパパ……


一発の銃声が鳴り響いた後、大量の銃声音が鳴り響いた……


その音は5分間くらい続いた……

⏰:07/04/11 00:14 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#139 [ひろ]
時間が流れるにつれ、銃声音の数が減っていくのがわかる……


そして最後には、耳を澄ませば虫の声が聞こえるくらいの静けさだけが残った……


その直後だ!僕の手にする無線機に無線が入った!!

「応答お願いします!!応答お願いします!!」

⏰:07/04/11 00:19 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#140 [ひろ]
としき「……としきだ……」


手が震えた……


「ジュンヤです!!敵は退却しました!!」


その知らせを聞いた途端、体の力が抜けた……その知らせを横で聞いていたユウヤさんもホッとため息をついていた


ジュンヤ「…ですが、こちらにも負傷者が出ました!!」

⏰:07/04/11 00:25 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#141 [ひろ]
だれか読んでくれてますか?

⏰:07/04/11 00:27 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#142 [ひろ]
……その知らせを聞いた途端、僕は愕然とした


としき「……負傷者………だ、誰が負傷した…?」


ジュンヤ「…………」


としき「どうした?早く教えてくれ?」


震える体を必死でこらえた

⏰:07/04/11 01:11 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#143 [ひろ]
ジュンヤ「………負傷者というか……」


としき「……だからなんだ!?早く教えてくれ!」


ジュンヤ「……としき……すまない……一人死んじまった……」


としき「…………」


ジュンヤのその言葉に、周りの空気は凍りついた…

⏰:07/04/11 01:15 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#144 [シン]
読んでまずy
ぉもろいx
頑張って~

⏰:07/04/11 01:15 📱:W51CA 🆔:1tOg4NFA


#145 [ひろ]
シンさんありがとうございます!!

頑張って最後まで書きますのでこれからもよろしくです!!

⏰:07/04/11 01:21 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#146 [ひろ]
僕はジュンヤのその言葉を聞いて言葉を失った……それほどショックだった……


としき「………だれだ?……し、死んだのは……誰だ?」


まるで何かに取り付かれたように棒読みで聞く僕…


ジュンヤ「……し、死んだのは……」

⏰:07/04/11 01:26 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#147 [あl1な]
この小説読んで
涙でましたぁ
応援してるので
頑張ってください

⏰:07/04/11 01:37 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#148 [みずき]
<font size=1>やばく良すぎです

小説が大好きなんですけど!これ!超好きです、あたし・゚.

めちゃめちゃ感動しました!!!!!

続き気になります!がんばってくださいね゚.</font>

⏰:07/04/11 02:07 📱:SH903i 🆔:LCjK5PDY


#149 [麻祐]
続きめちゃめちゃ気になる

頑張れ♪♪

⏰:07/04/11 06:36 📱:W51S 🆔:GDILF2vo


#150 [ひろ]
みなさん!!ありがとうございます

すっごく嬉しいです!すっごく励みになりました!

頑張ります!完結まで頑張るのでこれからもよろしくです。

⏰:07/04/11 16:50 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#151 [ひろ]
としき「……死んだのは……誰……だ?」


ジュンヤ「………カツヤ…です…」

⏰:07/04/11 16:52 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#152 [ひろ]
カツヤ……僕たち土木科専門学校のクラス内でも一番のヤンチャ坊主だった…先生達も手が付けられないくらいのヤンチャ振り…


学校に来てもいつも遅刻…テスト前には、いつも皆で勉強を教えていた…

⏰:07/04/11 16:56 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#153 [ひろ]
それでもテストでは全教科追試、先生達には毎日、辞めろと言われていた


何度か学校を辞めようとしていたが、僕たちは全員でそれを止めたりしていた…

⏰:07/04/11 16:59 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#154 [ひろ]
カツヤが勉強で困っている時や、学校を辞めようとした時、クラス全員になって止めていたのは……


それは、見た目は怖い奴だったが、カツヤは根は本当にいい奴で、誰もが慕っていたから……


カツヤはクラスの人気者だったんだ…

⏰:07/04/11 17:04 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#155 [ひろ]
としき「……そうか……」


ジュンヤ「……すまん…」


ジュンヤは無線の向こうで泣いていた…

⏰:07/04/11 17:06 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#156 [ひろ]
としき「ジュンヤは頑張った…謝る事なんてないよ……」


ジュンヤ「……でも…」


としき「……ヤスは……ヤスはどうしてる…?」


不意にヤスが気なった…

⏰:07/04/11 17:09 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#157 [ひろ]
ジュンヤ「………そ、それが…」


ものすごく嫌な予感を感じた


ジュンヤ「……ヤスは…ここには居ない…」

⏰:07/04/11 17:11 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#158 [ひろ]
としき「ここには居ないって……どういう意味だよ」

気が動転しそうになるのを必死でこらえる


ジュンヤ「…ヤスの奴…敵が退却するのを確認すると………全滅にしてやる!とか言って、敵を追っかけて行った…」



ユウヤ「……バカが…」


隣で聞いていたユウヤさんが呟いた

⏰:07/04/11 17:16 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#159 [ひろ]
ユウヤ「…としき、無線かしてくれ」


ユウヤさんはそう言うと、僕の手から無線を取った


ユウヤ「……ジュンヤ、とにかく、話は後だ……カツヤを…カツヤを連れてこっちまで来てくれ」


ジュンヤ「わかりました!」

⏰:07/04/11 17:19 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#160 [ひろ]
無線を切って静まり返った教室内…

ふと生徒達の顔を見まわしてみると、皆、不安でいっぱいな顔でこっちを見ていた


としき「みなさん!!敵はもう退却しました!!もう大丈夫です!」


教室内に響き渡る僕の声……


「……もう…敵は攻めて来ないんすか?」


一人の生徒が質問してきた

⏰:07/04/11 17:29 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#161 [ひろ]
答えられなかった…この質問には…答えられなかった…


すると後ろで聞いていたユウヤさんが動き出した


ユウヤ「敵はまた来ます!今度はもっと大勢の敵が来るでしょう」


この言葉に、教室内…視聴覚室の中は、一気にざわめき出した


「また敵が来るって…また来たら、あんた達は、俺等の事守りきれるんすか!?」


ユウヤ「全力は尽くします!」

⏰:07/04/11 17:37 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#162 [ひろ]
「全力尽くしても守れなかったらどうすんだよ!」


「そうだぁー!!」


「だいたい、あんた達が俺等の事見捨てて逃げるかもしれないしなぁーー!」

⏰:07/04/11 17:40 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#163 [ひろ]
ところどころで湧き立てられる罵声に、僕とユウヤさんは、ただ聞くことしか出来なかった……


「あんた達の仲間一人死んだんだってなぁーそんなんで……」


「いい加減にしてよッッ!!」


一人の女の子が、痺れを切らせて大声で叫んだ

その女の子は……山瀬さんだった

⏰:07/04/11 17:44 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#164 [ひろ]
山瀬「みんな、自分の言ってる事がわかってるの?先輩た……この人達は、私達の事を助けに来てくれたんだよ?この人達が居なかったら、さっきので皆死んじゃったかもしれないんだよ?」


また…教室内が静まり返る


ガラガラガラ〜……


そんな時、ジュンヤが教室に入ってきた…

⏰:07/04/11 17:49 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#165 [ひろ]
ユウヤ「…ジュンヤ、カツヤは?」

ジュンヤが一人で入って来た事を見てユウヤさんが聞く


ジュンヤ「…生徒達に、見せたらマズイと思って、廊下に…」

教室内の雰囲気に困惑するジュンヤ


ユウヤ「…そうか、こっちに運んできてくれないか?


ジュンヤ「…は、はい」

⏰:07/04/11 17:54 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#166 [ひろ]
そう言って、困惑しながらもカツヤを運んできた…


カツヤの姿を見て、僕は思わず目をそらしてしまった…イヤ、生徒達みんながカツヤを見ないように目をそらしていた…

⏰:07/04/11 17:57 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#167 [ひろ]
カツヤは、右肩に一発の銃弾をあび、腕を伝って血がポタポタと垂れている、顔の半分は血しぶきで真っ赤に染まっておりボロボロだった…必死で戦っていたのが直ぐにわかる……そして最後に、喉の真ん中辺りに風穴が開いていた…これでカツヤは命を絶ったのだろう…

⏰:07/04/11 18:03 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#168 [ひろ]
ユウヤ「皆……目をそらさないで見てやってくれ……こいつは…」


涙を目に溜め込んだユウヤさんが言う


ユウヤ「…こいつは、ホントどうしようもないバカな奴でした……でも……僕たち全員がこいつの事を大好きでした……見てください……こいつ…みんなを守ろうと必死で戦ったんだとわかりませんか?」

⏰:07/04/11 18:10 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#169 [ひろ]
ユウヤ「………カツヤぁ〜……お前…どこ行っちまったんだよぉ〜……お前…死んじまうの…早すぎるよぉ〜」


ユウヤさんも、涙をこらえるのが限界だったのだろう…生徒達の目の前でカツヤを抱きしめながら、泣き崩れてしまった

⏰:07/04/11 18:14 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#170 [ひろ]
としき「……一つだけ、皆さんにわかってもらいたい事があります」


僕は、ユウヤさんが言いたかった事を変わりに伝えようと思った


としき「さっき、僕達が、君達を見捨てて逃げるかもしれないと言いましたよね……僕やユウヤさんはその言葉だけは聞きたくありませんでした……だって…君達を必死で助けようとして、死んだ奴が居るんです……死んだ奴が、みんなにそんな事を言われている事を知ったら……あんまりじゃないですか……」

⏰:07/04/12 00:28 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#171 [ひろ]
としき「だから、もしも君達の誰かが死んでしまうような事があったら……そのときは…僕達、土木科専門学校のチームは…全滅した時だと思ってください……僕達チームの全員がその覚悟で、ここに残っているんです!」

⏰:07/04/12 00:33 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#172 [ひろ]
僕はそう言い残し、教室を出た……


教室を出ると足早に校門へと向かったそして校門の外へと足を踏み出した所で……


山瀬「…先輩?どこ行くんですか?」


山瀬さんが後ろに立っていた…


としき「……山瀬さん!どうしてこんなとこに?」


山瀬「先輩の様子が、何か変だなと思って……着いて来ました」

⏰:07/04/12 00:39 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#173 [ひろ]
としき「だ、ダメじゃないですか!こんなとこまで来たら!」


山瀬「……そんな事よりも…先輩はどこに行こうとしたんですか?」


不安げに質問してくる山瀬さん

⏰:07/04/12 00:42 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#174 [ひろ]
僕はその質問に、答えるべきか答えないべきか迷った……


としき「……ちょっと……用事がありまして…」


明らかに変な言い訳を言ってしまった……きっと怪しまれているだろう……

⏰:07/04/12 00:49 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#175 [ひろ]
山瀬「…そうですか!!…気をつけて行ってきてくださいね?」


意外とあっさりした返事が返ってきた…


としき「は……ッ!!?」


はいと言う返事をしようとした瞬間……


山瀬さんが僕の胸に飛びついてきた…

⏰:07/04/12 01:01 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#176 [ひろ]
さっきは暗くて良く見えなかったが、山瀬さんは泣いていた……


山瀬「……先輩…帰ってきますよね?」


僕の胸元で、泣きながら質問してくる山瀬さん……


としき「……あ…当たり前ですよ!…だから、もう泣かないでください?」


僕が答えると、ハッと思ったのか、山瀬さんは恥ずかしそうに僕の胸元から離れた


山瀬「……す…すみません……」


顔を真っ赤にして謝る山瀬さん…

⏰:07/04/12 01:22 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#177 [ひろ]
今日はここまでにしておきます!感想とかあったら是非お願いします!

⏰:07/04/12 01:24 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#178 [ひろ]
山瀬さんの泣き顔を見ていて、僕はこの子に伝えるべき事がハッキリとわかった


としき「山瀬さん!…俺は今から、行方がわからなくなった親友を探しに行きます!必ずここへ、そいつを連れて帰ってきます!だから待っててください!一緒に生き残るって約束したでしょう?必ず約束は守ります!」

⏰:07/04/12 19:14 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#179 [ひろ]
山瀬「…はい!」


パッと明るく微笑みながら返事をくれる山瀬さん


僕は最高の勇気を貰えたかのように思えた


としき「それじゃ、行って来ます!」


山瀬「先輩!………待ってます、気をつけて」

⏰:07/04/12 19:20 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#180 [ひろ]
僕は振り向かずに校門を出た


振り向いてしまったら、そのまま抱きしめてしまいそうだったから……


歯を食いしばりながら僕は出発した……ヤスを探しに……

⏰:07/04/12 19:23 📱:PC 🆔:Z.Cvi9lI


#181 [ひろ]
これにて第1部 としきの使命 終了です

⏰:07/04/14 00:34 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#182 [ひろ]
第2部

[命を賭けて]


ユウヤ「……カツヤぁ〜……」


俺は、生徒達に自分達の頑張りを少しでもわかってもらおうと、生徒達に話をしていたが、途中、カツヤを失った悲しみと、仲間一人守りきれない自分の無力さに我慢しきれずに、涙が溢れ出してしまった…

⏰:07/04/14 00:42 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#183 [ひろ]
生徒達の前で、かなり情けない姿を見せてしまった……


途中、としきの奴が俺のフォローをしてくれていたのはわかっていた


としきをサブリーダーにしたのは大正解だと思った

⏰:07/04/14 00:46 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#184 [ひろ]
しかし……俺が気が付いた時には、としきは居なくなっていた……


でも、アイツの事だ!ヤスの事が心配になり、探しに行ったという事はわかっていた

としきの奴がヤスを連れて帰ってくるまで、誰一人死なないでアイツを迎えてやる事が俺の使命だと思った

⏰:07/04/14 00:54 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#185 [ひろ]
これから先、やる事は山ほどある!

まず、カツヤ、ヤス、としきの抜けた穴は大きい……


これを何とかしなければいけない……


とにかく、俺は、チームの皆を集めて作戦を練り直す事にした

⏰:07/04/14 01:00 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#186 [ひろ]
チームの皆を集めると、皆、戦意のない顔をしていた……


カツヤが死は、それほどまでに皆にとって大打撃だった…


しかし……一人の友の死で悲しんでいる場合ではなかった…


悲しい事だが戦争とは、そういうものだ

⏰:07/04/14 01:18 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#187 [ひろ]
そして、事の成り行きをすべて皆に話した


意外に皆の反応は薄かった、きっと皆はわかっていたのだろう…


ヤスが敵に深い恨みをもっている事も、ヤスが道を踏み違えた時には、としきが助けに行くだろうという事は

⏰:07/04/14 01:22 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#188 [ひろ]
「……守りましょう!!としきとヤスが帰って来るまで!!」


その一言を放ったのは、最もとしき、ヤスと仲がよかったジュンヤだった


ユウヤ「俺も、そうしたい!あいつ等が帰って来るまでここで守り抜きたい!!」

⏰:07/04/14 01:26 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#189 [ひろ]
今まで俺は、全員の意見を聞いてから、作戦を決めていたが、今日は違った……カツヤ、ヤス、としきが俺を成長させてくれた!


初めて、自分の意思主張が出来た!


この時、チームの皆の顔は驚いていた

⏰:07/04/14 01:33 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#190 [ひろ]
ショウタ「ユウヤさんがそうしたいって言うなら、俺は着いて行きますよ!!」


ゴダイ「成長しましたね!ユウヤさん!」


タツヤ「もともとこのチームはユウヤさんのチームじゃないっすか!俺もどこまででも着いて行きますよ!」

⏰:07/04/14 01:37 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#191 [ひろ]
リュウジ「あったかく迎えてやりましょう!としきとヤスを!」


戦意を失った顔をしていた皆の顔が、一気に活気づいた!!


ユウヤ「お前ら……俺…このチームでよかった……ホントによかったよ…」


やっと引っ込んだと思っていた涙が再び流れ出した……

⏰:07/04/14 01:42 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#192 [鬼レモン]
>>1〜人々は絶対に犯しては過ちを〜

>>7正直、自分の身を〜正直な気持ちだ!

>>28非難

結構、間違いが多いから、書き込む前にちゃんと文章を確かめたほうがいいよ。

⏰:07/04/14 01:51 📱:W43T 🆔:qMmqwdjw


#193 [ひろ]
鬼レモンさん、すみません……いつも書いちゃった後で気が付くのですが…これからは気をつけます!!

どうもありがとうございます!!

⏰:07/04/14 02:04 📱:PC 🆔:ObhjCEN6


#194 [鬼レモン]
まぁ、がんばって。

あと、感想板つくったほうがいいんじゃない?

⏰:07/04/14 02:17 📱:W43T 🆔:qMmqwdjw


#195 [鬼レモン]
ごめん。板じゃなくてスレね。

⏰:07/04/14 02:20 📱:W43T 🆔:qMmqwdjw


#196 [ひろ]
さっそく感想スレ作りました!

感想ある方は是非お願いいたします!

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/04/15 00:44 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#197 [ひろ]
更新します



再び活気ついた俺たちは早速、行動に移った


一回目の敵からの攻撃で気が付いたことがある


それは、校門横に潜むという役割の人数が少なすぎた事だ!

⏰:07/04/15 00:48 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#198 [ひろ]
そこに気が付いた俺は、その役割の人数を増やした


そして、屋上で見張りをするという役割にも、改良をした


それは、敵が校門に侵入してきた時、交戦状態に入っているメンバーの敵を屋上から発砲し、援護するというものだ

⏰:07/04/15 00:54 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#199 [ひろ]
これだけでもかなりの効果があるだろう


とりあえず、としきとヤスが帰って来るまではこのやり方で行こうと決まった!

⏰:07/04/15 00:58 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#200 [ひろ]
作戦会議も終わり、俺は、生徒達の様子を見に行った


すると



「……あの…さっきは、すごく失礼な事言っちゃって…ホントすみません…」

⏰:07/04/15 01:00 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#201 [ひろ]
一人の生徒が謝ってきた!


ユウヤ「…あぁ…別に気にしなくていいんだよ、君達が一番不安な事はわかっているから」


すこしカッコつけてしまった……ホントは殴ってやりたかったが…

⏰:07/04/15 01:03 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


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