遠い昔の不思議な話。
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#185 [主]
母「ええ…。昔はね…本当に仲が良かった…。」

父「お譲さん。君の名前は麻子だろ?お父さんに教えてもらったよ………」

麻「…………‥」

父「……お父さんは気の毒だったね…私も残念だ。」

麻「父が亡くなった事ご存じだったんですか?」

父「あぁ…お葬式も少し覗かせてもらったよ。…………悔しいねぇ。」

⏰:07/03/16 15:14 📱:N702iD 🆔:RkIJP0s6


#186 [主]
そう言って父は涙を流した。

良「亡くなった理由を知ってる?」

父「……分からない」

良「麻子さんのお父さんが亡くなってからすぐにあそこにいる仁君…麻子さんの弟も何者かに襲われてるんだ…」

麻「……」

良「何か知ってるんだろ?」

⏰:07/03/17 14:44 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#187 [主]
父「…良太、お前はこの本を見たんだろ?」

そうゆうと父はさきほどのボロイ本を出した。

麻「……!?」

良「あぁ……麻子さん、これがお父さんが言っていた本だと思うよ。」

麻「これが…」

麻子は本を手にとり読み出した。

父「どうゆう事だ?」

⏰:07/03/17 14:49 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#188 [主]
良「実は…仁君の夢にお父さんが出てくるらしくて…西野森の本を読めって言ってくるらしいんだ。それで麻子さんが実家に言って探したけどなくて…ここにあった。」

父「そうか…悠が…分かった。」

麻「…これは…どうゆう意味ですか?…この本…」

良「麻子さん…この本に出てくる女性は麻子さんの夢に出てくる女性だと思うんです。」

麻「………」

⏰:07/03/17 14:55 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#189 [ミルキー]
>>174-200                   頑張ッてさぃ    └(゜T・*)/

⏰:07/03/17 18:36 📱:N701i 🆔:4I4x8rJY


#190 [主]

ミルキーさん
本当に更新が遅くてすいません
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/03/17 22:03 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#191 [主]
麻「可能性がないと言うわけじゃないと思いますが…そんな無理矢理あてはめていいんですか?…もっと違う事かもしれませんよ?」

良「確かに…しかし今は可能性があるのはこの本しかありません。」

父「…良太のゆうとおり君等の周りで起きている事はその本が関係している。」

良「根拠は?」

母「それを今から話すのよ。」

⏰:07/03/17 22:09 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#192 [主]
父「その本は簡単にまとめてあるだけだ。詳しく教えよう。……

昔…何年も昔だ。
本当に美しい女性がいた。
しかしその女性は妖怪だった。
雪女だ…。
雪女は山に身を潜めながら暮らしていた。
人間に見つかると殺されてしまうからな。
雪女はただ静かに暮らしたかったんだろう…。
何も悪い事などしていない。でも人間は妖怪のような者を嫌うからな…

⏰:07/03/17 22:20 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#193 [主]
そしてある日雪女は一人の人間の男に見つかった。

その男は雪女を気に入りその日にレイプした。
逆らおうものなら暴力をふるった。
雪女も人間一人くらいなら殺せるのだが雪女は妖怪とゆう自分が嫌いだった。
自分は何者なのか…何なのか…そう悩んでいるうちに自分の能力を失ったという。だから雪女はその人間の男にされるがまま純粋を失った。

⏰:07/03/17 22:32 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#194 [主]
その日以来その男はたびたび雪女のもとに来るなり無理矢理性行為を自分の満足するまでしたという。」

良・麻「「……………。」」

父は続けた。
「そうゆう事が何ヵ月も続いていた時。
雪女が住み着いていた山小屋に一人の人間の男が迷い込んだ。

⏰:07/03/17 22:37 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


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