クソガキジジイと少年」
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#543 [ザセツポンジュ]
「今日は、空ちゃんとデートなの〜」

トミーは、この、目をパチクリさせている62にもなった
隣のじぃさんに
吐き気をもよおした。
「すーさん…ぉぇ………すーさん。まず、会ってすぐ嫌われるんじゃないのか。」

「な〜ぜだ。お前、あまりバカ気たことを言うんじゃないぞ。死なされるぞ。」

――ガチャ。

「あ〜いい湯だったよ、待たせたねすーさ………ぅぅうっぷ……おぇ……」

ゴツン。

今世紀最大の
思いを込めてきーさんはすーさんに
おもいくそ ゲンコツをくらわした。

⏰:06/09/29 08:22 📱:W41S 🆔:hfmCCq3I


#544 [ザセツポンジュ]
「おい!!お前、なんだその匂いは!!ドリアンか!!!ドリアンか!!!!」

すーさんは、泡をふいて倒れた。

きーさんのゲンコツは
痛いのだ。

⏰:06/09/29 08:25 📱:W41S 🆔:hfmCCq3I


#545 [ザセツポンジュ]
「じぃちゃん、運ぼうよすーさん。」

「そうだな。トミオ。お前は足を持て。」

トミーときーさんの共同作業ですーさんを

ベランダへ放置した。

「今日は寒いな、トミオ。きっちり鍵も閉めとけ。……お〜っと忘れものをしいた。」
きーさんはティッシュを2枚ほど手に取り
再びベランダへ出た。

そして、顔に一枚と
寒さしのぎのために
体に一枚
ティッシュをかぶせた。

⏰:06/09/29 08:30 📱:W41S 🆔:hfmCCq3I


#546 [ザセツポンジュ]
すーさんは
立派に
死人のようになったところを
ニンマリ笑ってきーさんは眺めている
実に満足そうだ。

⏰:06/09/29 08:32 📱:W41S 🆔:hfmCCq3I


#547 [ザセツポンジュ]
「で、じぃちゃんどこ行くの。」
トミーは暖房をつけてコタツにくるまった。
「あ〜。キャバクラだよ。またこれがすーさんが好きでねぇ。どぉにもならんな。」

きーさんは髪の毛を
タオルでわしゃわしゃ拭きながら、口笛を吹いていた。きーさんも心の中ではきららちゃんとご飯を食べに行くのが楽しみなのだ。

「こんなはやい時間から?同伴でもするのか?」

「トミオ。お前14歳のわりには世の中の仕組みを把握しているんだなぁ。正解だ。刺身を食いに行ってくる。」
「え!!あの臭さで女と飯を食うのか!?じぃちゃん、友達だろ、あんなので大丈夫か!?」

⏰:06/09/29 08:41 📱:W41S 🆔:hfmCCq3I


#548 [我輩は匿名である]
>>501-600

⏰:06/09/29 10:54 📱:P902iS 🆔:K9VImiro


#549 [なちゅき]
ぉひさです☆
毎日更新されてるかチェックしてます(o^o^o)
主さんファイトっ
(/≧∀)/

⏰:06/10/04 06:27 📱:N701i 🆔:TB85Eqeo


#550 [ザセツポンジュ]
なちゅきちゃん
ありがとう(^-^)
めっちゃ嬉しいです!

⏰:06/10/05 14:52 📱:W41S 🆔:r9QP06m6


#551 [ザセツポンジュ]
きーさんは
少し、ベランダをすかして
匂いをかいだ。

「……うむ。」


厳重にカギをかけ、
再びカーテンをしめた。

⏰:06/10/05 14:53 📱:W41S 🆔:r9QP06m6


#552 [ザセツポンジュ]
「やっぱりな、飯を食うとなれば、花くさい匂いをプンプンプンプン漂わせていてはダメだよなぁ。」

「じぃちゃん…すーさん着替えさせた方がいいよ。」
トミーはカーテンを1ミリ程度ずらし、このくそ寒い中、ベランダで泡をふいて倒れたすーさんを心配した。

「いや、いいんだよ。このまま放っておけ。ワシの準備が済む頃には匂いも消えているだろう。」


こうして、きーさんの身支度は
着々と進むのであった。

⏰:06/10/05 14:58 📱:W41S 🆔:r9QP06m6


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