クソガキジジイと少年」
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#570 [我輩は匿名である]
コノ小説大好きなんだけど…主サンもぉ書かないのかな?
:06/12/28 18:34 :D901iS :dteWK0RA
#571 [すのーまん]
あげとこ
:06/12/29 02:00 :F902iS :XKeNsSsU
#572 [我輩は匿名である]
書いて
:07/02/09 01:22 :F901iS :TRr3q7bw
#573 [我輩は匿名である]
もう終わりですか?
:07/03/18 22:22 :auCA37 :UFktLyvg
#574 [みみ]
:07/03/19 07:36 :P700i :7TMyie7c
#575 [我輩は匿名である]
面白いからあげ
:07/03/26 14:57 :PC :YshYjuXc
#576 [ザセツポンジュ]
携帯変えました。ザセツポンジュです。
いざ復活します…
デュハ!
:07/03/26 22:06 :V703N :PU39XUfg
#577 [ザセツポンジュ]
『やぁ、六さんひさかたぶりだな。こっそりできる席に案内してくれ』
口から流れ出てやまない泡をふくこともせず
すーさんは六さんに挨拶をした。
六さんは、すーさん達のヒーローである。
お墓のお供えものの盗みかた、“遊ぶな危険”の旗がヒラヒラと忠告をする、スリル満点の河で遊ぶ方法…
全て六さんの影響なのだ。
六さんは変わった人で、その河にひそかに住んでいた魚達をこよなく愛し、
懐石料理を営むほどになった。
食の全てを極めた男なのだ。
:07/03/26 22:15 :V703N :PU39XUfg
#578 [ザセツポンジュ]
『床を汚さないでくれ、すーさん。どうしたんだ、その泡は。風呂上がりか?』
そんな心配をしながら
六さんは、きーさん達と美女二人、援助交際にしても不釣り合い過ぎる
以外なメンバーを席へ案内したのだ。
:07/03/26 22:18 :V703N :PU39XUfg
#579 [ザセツポンジュ]
きーさんは席へつくなりメニューを開いた。
『何か決まっているのかい?きーさん。』
六さんは、やさしくきーさんに尋ねた。
『んー。ピザが食べたい。』
『…出てってくれないか。』
六さんの顔はとても優しい。
『まぁ、まずは、魚だな。』
『むしろ魚しかいないがな、うちは。』
そう言って優しい顔でメニューを取り上げた六さんは、
厨房へと消えた。
:07/03/26 22:25 :V703N :PU39XUfg
#580 [みみ]
:07/03/27 00:19 :P700i :r8uKsQZU
#581 [あお]
久々に更新されてて嬉しいです
頑張ってください
:07/03/27 11:54 :P902iS :wS9JTGDU
#582 [ザセツポンジュ]
『うわ〜こんなとこ来たことなぁい!!嬉しい〜!!』
そらちゃんは、ホントに飢えた子供のような演技をかまし、喜んだ。
『ね〜そらちゃん、ね〜いっぱい食べてもいいからね〜。かわいいね〜そらちゃん。』
そんな演技に騙され続けるすーさんは、まだ泡をふいている。
実に不潔だ。
それを見たきーさんは、そらちゃんをかわいそうとも思わず
きららちゃんを連れて
別席へ移動した。
:07/03/27 12:23 :V703N :ZwiEpRVM
#583 [ザセツポンジュ]
『さぁ、きららちゃん。六さんが出す料理はうまいからな。たくさん食べなさい。』
きーさんは、きららちゃんの手の甲に出きた吐きダコをチラリと見た。
『私ホントにこんなちゃんとした懐石料理屋に来た事ないの。すごいんだねきーさん達は。』
きららちゃんは、以外と高そうなつくりの店内を見渡した。
:07/03/28 17:34 :V703N :iX8OBsJU
#584 [ザセツポンジュ]
『まぁ、ただ、とてつもなく暇そうだがな。』
きーさんは小さく呟き、そしてきららちゃんはクスリと笑い
料理ができるまでの時間、しゃべり続けた。
:07/03/28 17:37 :V703N :iX8OBsJU
#585 [ザセツポンジュ]
『ところできららちゃんは、兄弟はいるのかい?』
『妹がいます。』
『ほ〜。年はいくつだね?』
『今、14かな。』
『仲はいいのかい?』
『うん、今は私は一人暮らしで、離れてるけど妹は大好き。すごく可愛いし。』
:07/03/28 17:39 :V703N :iX8OBsJU
#586 [ザセツポンジュ]
妹の話をするきららちゃんの目は少し悲しそうだった。
でもきららちゃんはかわいく笑って話した。
きーさんの尋問は続く。
『妹さんは、きららちゃんと似ているのかい?かわいいだろうね、妹も。』
きららちゃんは困ったように笑う。
『私は、化粧して化粧してこれだもの。妹は生まれた時から目もパッチリして可愛いいのよ。まわりからは、似てない姉妹ねと言われたわ。』
:07/03/28 17:44 :V703N :iX8OBsJU
#587 [ザセツポンジュ]
(さては…きららちゃんのコンプレックスは家族とまわりの評価かな。)
きーさんは、62歳にしては脳細胞を使い、慎重に推理をしていると
新鮮な魚料理を持って六さんが現われた。
:07/03/28 17:47 :V703N :iX8OBsJU
#588 [観客A]
書いてくれ…
:07/04/18 16:42 :F902i :3iAMEUrU
#589 [のん]
まぢファンですっ
続き書いて〜
:07/06/03 07:21 :SH902iS :sOo1Gc4Q
#590 [すのーまん]
懐かしいのが上がってる
:07/06/03 14:47 :F902iS :7OrISBjQ
#591 [もんた]
あげ
:07/06/03 16:50 :SH903i :765.RM.Q
#592 [ザセツポンジュ]
携帯変えました。
何回もすいませんそして気まぐれでソーリー
デュハ!
:07/06/14 17:35 :W51CA :Kkj9ganA
#593 [ザセツポンジュ]
六さんの料理は
色鮮やかで
きーさんやすーさんには似合わず
とても上品で
そして体を壊しようのないバランスの整った料理が並べられた。
:07/06/14 17:36 :W51CA :Kkj9ganA
#594 [ザセツポンジュ]
きーさんは食べる前に
きららちゃんの顔をしっかりと見て口を開いた。
『今日から毎日、ここに来てご飯を食べなさい。』
きららちゃんは
あ然した。
:07/06/14 17:38 :W51CA :Kkj9ganA
#595 [ザセツポンジュ]
そして六さんもあ然とした。
(あぁ…いつもきーさんはムチャクチャ言うな。)
きーさんは六さんにウインクを投げかけた。
六さんはうなずいた。
が、しかし、何の合図かは全く分かっていない。
:07/06/14 17:40 :W51CA :Kkj9ganA
#596 [ザセツポンジュ]
『…きーさん。いきなりどうしたの?毎日食べに来て…どうして?どうなるの?』
きららちゃんは
変態オヤジに犯されるか犯されないか一歩手前かのような
不安そうな表情を見せた。
:07/06/14 17:42 :W51CA :Kkj9ganA
#597 [ザセツポンジュ]
きーさんは
ハシを持った。
そして、六さんの料理を一口食べた。
『うまい。んーうまいんだよ。この人の料理は。そして、いいところでおなかがいっぱいになる魔法もかけられている。要するに、きららちゃんは食べ物に関して何も心配することはないのだよ。たくさん食べ過ぎて泣くコトもなくなるだろう。』
:07/06/14 17:45 :W51CA :Kkj9ganA
#598 [ザセツポンジュ]
きららちゃんは
同じ行為を何度も繰り返して、傷つけてしまった手を下に隠した。
そして涙をためた。
『きららちゃん。六さんは信用してもいい人なんだよ。ワシが随分前から知っている。安心してたくさん食べなさい。お金のコトは何も心配しなくていい。だが、条件がある。ちゃんと毎日ココへ通ってくれるかい?』
言うコトは優しいがバクバクと口へほうばるきーさん。
きららちゃんは戸惑った。
(私がこんなことしてもらっていいのかしら…)
:07/06/14 17:50 :W51CA :Kkj9ganA
#599 [ザセツポンジュ]
きーさんは喉につまらせながら
お茶をすすり、一息ついて落ち着いた。
『ワシは心配なんじゃよ。なーんかな、死ぬコトもあるらしいぞ。摂食障害とかなんとかな。そんでな、家族や周りの徹底した協力が必要なんだよ。』
:07/06/14 17:53 :W51CA :Kkj9ganA
#600 [ザセツポンジュ]
きららちゃんの
いっぱいたまった涙はとうとうこぼれ落ちてしまった。
『世の中に何人おるかは知らん。しかし、見つけてしまってはほっておくわけにはいかん。きららちゃんは家を出たのに今さら家族に頼れるかい?それもちょっと気が引けるだろう。そこはどんと、六さんに頼りなさいよ。とりあえず、1ヶ月だけでも。』
:07/06/14 17:57 :W51CA :Kkj9ganA
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