きらきら
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#215 [向日葵]
[母さんは泣いてた。]

自分の部屋に行きながら、珊瑚君の言葉とその後のことも……。
握られていた手を眺めて、熱を帯ていくのを感じた。

『顔から湯気出てきそう……』

バフッとベッドに顔を埋めると、自分の家じゃない匂いがした。

『ん?』

自分の制服を匂ってみたらどうやら制服ではないらしい。

⏰:07/03/10 16:06 📱:SO903i 🆔:9xwwV1GY


#216 [向日葵]
『もしかして…頭?』

そう思って、軽く頭を振ってみると、やはり頭からだった。

『……あ…』

電車の中でずっと珊瑚君にくっついてたからだ。とすぐに気づいた。

『珊瑚の……匂いだ……。』

今日は頭を洗いたくなかった。勿体無いんじゃなくて、名残惜しいからだ。

母「友姫ちゃぁぁん?ご飯食べないのぉ?」

⏰:07/03/10 16:14 📱:SO903i 🆔:9xwwV1GY


#217 [向日葵]
友姫「食べるよー。今着替えてるのー!」

『早く食べて本読もっ』


――――次の日

律「昨日どこ行ってたの?探したのにいないし、学校の中じゃ携帯鳴らせないし……。」

友姫「いつもどおり図書室にはいったんだけどね…」

廊下で周りにファンがいないか調べて、念には念をで小声で喋った。

友姫「そこにもファンの子達がいてね、図書室の秘密の場所で去っていくの待ってたんだけど、下校時間まで帰ってくれないわで……」

⏰:07/03/10 16:20 📱:SO903i 🆔:9xwwV1GY


#218 [向日葵]
律「会うの少し控えたらどうなの?」

友姫「今日も約束してるから駄目だよ。」

律「………ノロケ?」

友姫「いや付き合ってないから。」

『はぁ。ファンクラブの子達いつになったら諦めてくれるのかなぁ…。』

簡単に喋れないってゆうのは結構しんどい。どうしたらいいかなぁ。

⏰:07/03/10 16:24 📱:SO903i 🆔:9xwwV1GY


#219 [るぅ]
あーげっ

⏰:07/03/11 10:44 📱:P901i 🆔:wil9bacA


#220 [向日葵]
そして後ろから今一番声をかけてもらったら駄目な人から声をかけられた。

珊瑚「友姫。」

『ぅおあ――――!!!!!』

友姫「は、はい?」

珊瑚「今日の放課後……」

友姫「ダァーっとぉ!あとでメールする。」

後半は通り過ぎる時に小声で言った。
私はぎくしゃくして右手と右足一緒に出る感じで教室に入って行った。

⏰:07/03/11 14:40 📱:SO903i 🆔:JnJ/7dA6


#221 [向日葵]
るぅさん
ありがとうございます

⏰:07/03/11 14:41 📱:SO903i 🆔:JnJ/7dA6


#222 [向日葵]
るぅさん
ありがとうございます
************続き

珊瑚「なんだ?」

律「貴方のファン達に気を使ってるのよ。」

珊瑚「!」

律「ファンの子達を解散させようと思わないの?」

⏰:07/03/11 14:46 📱:SO903i 🆔:JnJ/7dA6


#223 [向日葵]
珊瑚「……俺に…そんな権利はない……。」

律「……貴方の考えなんかまったく興味ないわ。――ただ……」

その時、いきなり窓から強風が吹いてきた。

律「あの子傷付けたらどうなるか……。貴方わかってるわね?これは警告よ。」

そう言って律は教室へ入って行った。

⏰:07/03/11 19:57 📱:SO903i 🆔:JnJ/7dA6


#224 [向日葵]
珊瑚「そんなこと言っても、友姫が守ってほしいのは…俺じゃないだろ?」

『あいつは、暁が好きなんだから……。』



友姫「あ。律。珊瑚君と何話てたの?」

律「ん?いい加減なことしてると痛い目みるわよって釘刺しておいたの。」

友姫「……は?」

まったくもって私は意味が分からなかった。

⏰:07/03/11 20:01 📱:SO903i 🆔:JnJ/7dA6


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