きらきら
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#56 [向日葵]
私は本を選んでる珊瑚君の方を見た。
『私がぶつかるの、……かばってくれた?』
珊瑚君は視線に気づき「ん?」とした表情をした。
私は仄かに笑って口の中で「ありがとう……」といった後、珊瑚君の隣に行った。
友姫「珊瑚君も本よく読むの?」
珊瑚「あぁ。放課後はほとんど図書室に入り浸ってる。」
友姫「お勧めってある?」
:07/02/25 02:28
:SO903i
:84Fogguw
#57 [向日葵]
珊瑚「桜井 栄子って知ってる?」
友姫「あぁ。聞いたことあるよ。」
珊瑚「俺はその人のが一番好き。これがこの人の作品で1日で読めた。」
そういって出してきた本は厚さ3センチはあるものだった。私は思わず目を見開いた。
友姫「……っこ、これ1日で!?」
珊瑚「あぁ。読む?」
:07/02/25 02:35
:SO903i
:84Fogguw
#58 [向日葵]
差し出された本はあのハ●ーポッターに負けず劣らずの厚さ。
ここで受けとるべきか、はたまた断るべきが。
悩んでいる私を見かねた珊瑚は
珊瑚「他のやつもあるけど……」
友姫「それでお願いします!!!!」
即答だった(笑)
:07/02/25 02:37
:SO903i
:84Fogguw
#59 [向日葵]
珊瑚「これなんかどう?」
友姫「黄昏……(本の題名)」
くれたのは1センチない小説だった。これなら読めそうだ。
友姫「ありがとう!絶対読むね!」
珊瑚「あぁ。」
:07/02/25 02:43
:SO903i
:84Fogguw
#60 [向日葵]
秋帆「ゆっきー。掃除終ったよー。かーえろー。」
友姫「あ、ウーン!じゃあ珊瑚君、また明日ね。バイバイ。」
珊瑚「じゃぁな。……」
『また……明日か。』
当たり前みたいに言ってくれるのが珊瑚は嬉しかった。そんな友姫に徐々に珊瑚は惹かれていった。
:07/02/25 02:47
:SO903i
:84Fogguw
#61 [向日葵]
**********
今日はここまでです

また感想&アドバイスお待ちしてます

:07/02/25 02:50
:SO903i
:84Fogguw
#62 [華]
お疲れ様ですッ


珊瑚君のさりげない優しさ

がメッチャ


ツボ


ですッ

笑
続き

楽しみに待ってま

す


:07/02/25 02:54
:SH903i
:NcEy7w7s
#63 [向日葵]
:07/02/25 11:44
:SO903i
:84Fogguw
#64 [向日葵]
*************
家に帰ってから早速珊瑚君推薦の本を読んで見ることにした。お腹が空いていたので、ご飯はすましたからあとはゆっくり見れる。
1ページ目をめくった途端メールが鳴った。
♪〜♪〜♪〜
メール。……白月君だ。
(本文)ヤッホー



佳苗がさぁ、友姫ちゃんのこと気に入ったんだけど、明日の昼飯一緒に食わねぇ


:07/02/25 11:51
:SO903i
:84Fogguw
#65 [向日葵]
『だから嫌だってば……』
きっと友達としか見てないからこんなこと言うんだろう。そう思うと胸が、チリッと火傷した感じがした。
(返信)お誘いありがとう。でも1人だけカップルの中でに混じるのは心苦しいからいいです。
送信。あの息も止まるような笑顔をまた見てみたい。でもそれを最大限で見れるのは、きっと宮川さんだけだろう……。
<受信>♪〜♪〜♪〜
(本文)そっかぁ


あ、なら珊瑚誘おっか

なら大丈夫っしょ


それならどぅ

『そこまでして、食べたいかなぁ……宮川さんのためか……』
珊瑚君には悪いけど、いてくれた方が心強いのでそれでOKにした。
:07/02/25 11:59
:SO903i
:84Fogguw
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