きらきら
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#641 [向日葵]
友姫「私、それでどうしたらいいかわかんなくて…なんか責めちゃいそうで見なかったフリしたら、…………ちょっといざこざになっちゃって……」
律「言っちゃえばよかったのに。そんなので寛和は怒んないでしょ?」
友姫「それでも言っちゃう自分が嫌だったの。」
そんな自分が醜くて、嫌だった。
私は頭を抱えた。
どうしてた?前まで珊瑚君とどう接してた?
:07/04/07 20:19
:SO903i
:fVOPQGbk
#642 [向日葵]
友姫「せっかく集まってもらってなんだけど…。私今日は帰るよ。」
秋帆「え?友姫?!」
私は帰る支度をしてカバンを持った。
友姫「ホント、ゴメンナサイ……じゃぁ」
秋帆「ちょ、ちょっとゆ」
ピシャン
秋帆「友姫ぃ……」
:07/04/07 20:28
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#643 [向日葵]
―――……
私は階段を降りて靴箱の前で立ち止まった。
今日のことを思い出した。
『珊瑚君…。』
私は相談してほしかったのかも知れない。
あの深夜について迷惑なこと、嫌なことがあったなら。
友姫「だって…言ったじゃない……」
私にも珊瑚君を守らせて……って……
:07/04/07 20:35
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#644 [向日葵]
視界が歪む。
目に珊瑚君を思う滴が溜まる。
友姫「珊瑚君……私…………頼りない……?」
遠くで消防車か、救急車のサイレンが聞こえた。
よくあることだ。
でも
なんでだろう……
:07/04/07 20:39
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#645 [向日葵]
胸騒ぎが止まらなかった。
――――……
秋帆「はぁ〜。あの子、意外に不器用に生きてるなぁ……。」
教室では秋帆達がまだ話をしていた。
佳苗「不安になるのは分かるけど、あそこまで深刻に考えてちゃねー……」
:07/04/07 21:06
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#646 [向日葵]
その時、佳苗の携帯が鳴った。
佳苗「あ、暁ちゃんだ!もしもし?……ウン」
律「って言うか付き合い始めにそんなこと気にするなんて……」
秋帆「私なんてそこまで考えたことないけどねぇ。」
佳苗「えぇぇぇ?!?!」
叫びながらイスから立つ佳苗に2人はびっくりした。
受話器の所を抑えながら、青ざめながら2人の方に振り向く佳苗。
:07/04/07 21:11
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#647 [向日葵]
そんな佳苗に涙が溜まる。
佳苗「……った…大変……。」
その内容を聞いて、秋帆と律も青ざめ、友姫に連絡した。
―――――……
私は電車待ちをしていた。
『とりあえず、落ち着こう。落ち込んでも仕方ない。』
:07/04/07 21:14
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#648 [向日葵]
まだ空の上の方にある太陽が暖かい。
『そういえば……あの時。』
あのファンクラブのせいで帰りが遅くなった日。
空気はキンとするぐらい寒かったのに、握られた手はすごく暖かくて、胸が締め付けられた。
友姫「…………私…」
信じたいのに、珊瑚君を疑ってる……っ!!
深夜のこと。
自分から離れてしまうかもと。
あんなに暖かい人を。
友姫「私……最低じゃない……っ」
:07/04/07 21:19
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#649 [向日葵]
ピルルルルル
ビクッ!
いきなり静かなホームに着信音が鳴り響く。
<着信・秋帆>
友姫「もしもし?どうかした?」
秋帆「……ゆ、ゆき……落ち着いて聞いて?」
その瞬間、頭の中で鳴り響いた音がある。
:07/04/07 21:22
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#650 [向日葵]
秋帆「寛和君が事故にあった……。」
あのサイレンの音だ。
:07/04/07 21:23
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