きらきら
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#645 [向日葵]
 



胸騒ぎが止まらなかった。

――――……

秋帆「はぁ〜。あの子、意外に不器用に生きてるなぁ……。」

教室では秋帆達がまだ話をしていた。

佳苗「不安になるのは分かるけど、あそこまで深刻に考えてちゃねー……」

⏰:07/04/07 21:06 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#646 [向日葵]
その時、佳苗の携帯が鳴った。

佳苗「あ、暁ちゃんだ!もしもし?……ウン」

律「って言うか付き合い始めにそんなこと気にするなんて……」

秋帆「私なんてそこまで考えたことないけどねぇ。」
佳苗「えぇぇぇ?!?!」

叫びながらイスから立つ佳苗に2人はびっくりした。
受話器の所を抑えながら、青ざめながら2人の方に振り向く佳苗。

⏰:07/04/07 21:11 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#647 [向日葵]
そんな佳苗に涙が溜まる。

佳苗「……った…大変……。」

その内容を聞いて、秋帆と律も青ざめ、友姫に連絡した。


―――――……

私は電車待ちをしていた。

『とりあえず、落ち着こう。落ち込んでも仕方ない。』

⏰:07/04/07 21:14 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#648 [向日葵]
まだ空の上の方にある太陽が暖かい。

『そういえば……あの時。』

あのファンクラブのせいで帰りが遅くなった日。
空気はキンとするぐらい寒かったのに、握られた手はすごく暖かくて、胸が締め付けられた。

友姫「…………私…」

信じたいのに、珊瑚君を疑ってる……っ!!
深夜のこと。
自分から離れてしまうかもと。
あんなに暖かい人を。

友姫「私……最低じゃない……っ」

⏰:07/04/07 21:19 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#649 [向日葵]
ピルルルルル

ビクッ!
いきなり静かなホームに着信音が鳴り響く。

<着信・秋帆>

友姫「もしもし?どうかした?」

秋帆「……ゆ、ゆき……落ち着いて聞いて?」

その瞬間、頭の中で鳴り響いた音がある。

⏰:07/04/07 21:22 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#650 [向日葵]
 







秋帆「寛和君が事故にあった……。」


あのサイレンの音だ。

⏰:07/04/07 21:23 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#651 [向日葵]
*************
15章終りです(●´∀`●)暗いですが次の章も暗くなります
見て頂ければ幸いです
ではどうぞ

⏰:07/04/07 21:25 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#652 [我輩は匿名である]
はやーくみたいっ

⏰:07/04/07 21:28 📱:SH702iD 🆔:2xxVwSiE


#653 [向日葵]
【第16章 声・・・奇跡の瞬間】

私はホームに座りこんで動けなかった。
そこへ佳苗ちゃん達が来て、私を支えながら病院に連れて行ってくれた。

目の前が真っ暗で、佳苗ちゃんが珊瑚君の容態を詳しく言ってくれてるのに、耳に入って来るのは「重体」って言葉とサイレンの音だけだった。

バタバタバタ……

暁「佳苗…。友姫ちゃん……っ」

律「寛和は?」

⏰:07/04/07 21:29 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#654 [向日葵]
我輩さん
頑張りますありがとうございます
**************
暁「今、手術室に行ったらしい。俺も今来た所だから……。」

秋帆「え?じゃあ誰が……っ貴方!」

秋帆が叫んだ先を見てみた。

深夜が泣いていた。

深夜「わ、私のせいだ……っ」

⏰:07/04/07 21:32 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


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