きらきら
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#675 [向日葵]
珊瑚「まぁ……普通だ。」

『あぁ……久しぶりの珊瑚君だ……』

切なくて胸がギュッとした。

深夜「ごめんなさい……。私のせいで……。」

珊瑚「気にするな。生きてるから。」

深夜「……っこんなになってもアレだけどっ……アタシ本当に珊瑚のこと……」
……!
『珊瑚君……』

しばらく沈黙があって、珊瑚君が喋りだした。

⏰:07/04/07 23:10 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#676 [向日葵]
珊瑚「……ありがとう。でも俺は、もう友姫なしじゃ生きれないから……。」


友姫「……っ」

そんなことを言ってくれるとは思ってなくて、私は両手を口許に当てた。

深夜「……それでも……諦めない……。好きでいちゃ、駄目?」

珊瑚「……いぃよ。でも言っておく。俺は、振り向かないから。」

深夜「わかった……。」

シャッ!!

いきなりカーテンを開けられてびっくりした。
目の前に深夜。そしてその先に、ベッドに体を起こして、頭に包帯を巻いてる珊瑚君がいた。

⏰:07/04/07 23:15 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#677 [向日葵]
珊瑚「……ゆ」

友姫「あ……」

深夜「……。じゃあ。」

ガラ パタン……。

見つめあったまま。私達は何も言わない。
でもさすがに限界なので、手に神経をやって、ノートの存在を気付かせた。

友姫「…ぁ。あのコレ!ノート!」

珊瑚「……そんなのいいから……もっと…こっち来い。」

⏰:07/04/07 23:21 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#678 [向日葵]
少し躊躇って徐々に距離を縮める。

珊瑚君の側に立つ。

友姫「あ…でね!数学とかノートまとめたの。で、これが日本史」

珊瑚「いいから!」

珊瑚君は私の手を引っ張って抱き締めた。

友姫「っ……」

珊瑚「……会いたかった。」

そういいながらより強く抱き締める珊瑚君。

⏰:07/04/07 23:24 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#679 [向日葵]
珊瑚「真っ暗闇にいて、友姫の声が聞こえたんだ。……友姫が呼んでくれたから俺は、ここにいる……っ」
その切なそうな声。
力強い腕。
感じる体温。

全てが、生きていると言うことを示している。

涙が流れた。
嬉しい。珊瑚君。私も良かった。また貴方に触れることが出来た。

友姫「帰ってきてくれて……っありがとぅ……」

私も珊瑚君の背中に腕を回し、力一杯抱き締めた。

その奇跡に感謝をして……。

⏰:07/04/07 23:30 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#680 [向日葵]
16章終わりです(●´∀`●)

17章書きたいんですが、少し休憩します

⏰:07/04/07 23:32 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#681 [我輩は匿名である]
さんごくんかっけー

⏰:07/04/07 23:34 📱:SH702iD 🆔:2xxVwSiE


#682 [向日葵]
我輩さん
ありがとうございます読んで頂けて嬉しいです(´;ω;`)

みなさんもよければ感想ください

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/07 23:37 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#683 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス

⏰:07/04/07 23:38 📱:PC 🆔:odXgku26


#684 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス

⏰:07/04/07 23:38 📱:PC 🆔:odXgku26


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