きらきら
最新 最初 全 
#120 [向日葵]
男子1「オイこっちこっちー」
男子2「シュートシュートォ!」
後ろでは男子がサッカーをしていた。元気よく走っている。
『男子ってお腹へんないのかなぁ。あ、早弁してるからそれで?』
白月「おぉい野田ぁ(多分クラスの男子)こっちこっちー!」
その声を聞いてハッとした。久しぶりの白月君だ。
:07/03/01 01:21
:SO903i
:9/xESeIw
#121 [向日葵]
『さわやかだから汗が似合うなぁ。』
でも不思議。笑っている彼を見ても前のような衝撃は走らない。
つい見てはしまうけれど、時間が止まるような感覚には襲われない。
そんな時だった。
白月「珊瑚ー!!パァァスッ!!!!」
『えっ……』
ドキ・・・・・
:07/03/01 01:25
:SO903i
:9/xESeIw
#122 [向日葵]
ボールが宙に舞って、珊瑚君の近くまで落ちてきた。
『…あ。そうだ。体育クラスE組だから一緒だったんだ。』
体育は3クラスずつで受けているため、珊瑚君や佳苗ちゃんも一緒なのだ。珊瑚君の存在が抜けていた。
ボールを受け取った珊瑚君は、ディフェンスをくぐりぬけ、ゴール前まですぐきた。
『わ……すごい……』
:07/03/01 01:31
:SO903i
:9/xESeIw
#123 [向日葵]
カキーン……
金属音により守備であることを思い出し、ボールが来てないことを確認した。バッターの子は一塁に行けたらしい。
その事をとりあえず確認して、また男子の方へ目をやった。
白月「珊瑚ナイスー!!」
ゴールしたらしく、白月君と珊瑚君は手を上でパンッと叩きあっていた。
:07/03/01 01:36
:SO903i
:9/xESeIw
#124 [向日葵]
『ゴールしたんだ……。見たかったなぁ…。――…ハッ!何考えてんの私は!!』
本来の自分の役目を思い出し、私はマウンドの方へ目をやった。
すると
?「――っない!!!!」
『ん?誰かが遠くで叫んで……』
バッコ―――…ン!!!!!!
『☆◎◆@¥★%?!?!』
:07/03/01 01:43
:SO903i
:9/xESeIw
#125 [向日葵]
頭に衝撃が走った。何があったか分からず、目の前がクラクラチカチカして、その場に座りこんだ。
『えっ?!えっ?!』
とりあえず、衝撃が強かった所を押さえる。痛みはいまのとこない。どちらかと言えば驚きの方が大きい。
秋帆「友姫!!!!大丈夫?!」
律「頭打ったの?!」
:07/03/01 01:48
:SO903i
:9/xESeIw
#126 [向日葵]
友姫「?????ウン。らしい……?」
状況を知るためにチカチかする目を動かした。
近くにサッカーボールが落ちている。たぶんこれが原因だ。
友姫「あぁ。飛んできたのね……」
男の子の力は侮れないなぁ。なんて痛みよりそっちに驚いた。意外と冷静な自分である。
白月「―――オイ!!大丈夫?!」
っと白月君が走ってやってきた。犯人は彼らしい。
:07/03/01 01:54
:SO903i
:9/xESeIw
#127 [向日葵]
プチン
『ん?プチン?』
秋帆「大丈夫じゃないわー!!!!!このっノーコン!!!もしも顔だったらどうしてくれるのよっ!!!!!!」
白月「い、いや、その、あ、あの……」
佳苗「ゴメンナサイ!!友姫ちゃん保健室に行ってきた方がいいよ?」
佳苗ちゃんまで出てきてしまった。大騒ぎだ。
秋帆「だいったいここまで飛ばすなんてどんだけバカ力なのよ!!!!!!」
律「ちょっと秋帆。落ち着きなさい。白月に怒っても仕方ないでしょ。」
:07/03/01 02:00
:SO903i
:9/xESeIw
#128 [向日葵]
秋帆の怒りに白月君はタジタジだ。言葉にする前に遮るかのように秋帆に責められた。
友姫「いやあの大したことないから、とりあえず保健室に行くよ。」
白月「!なら俺連れて行くよ!ハイ乗って!!!!」
と白月君は後ろを向きおんぶする体勢になった。つまりそれで私を連れて行くと……。
『さすがにそれは佳苗ちゃん云々の前に無理です!』
友姫「あ、あのちゃんと自分の足で歩けるか……ら――――っ?!?!?!」
:07/03/01 02:06
:SO903i
:9/xESeIw
#129 [向日葵]
いきなり体が浮いたのでびっくりした。目の焦点を合わせると、なんと……珊瑚君の顔が間近!!!
私は世の女性の憧れ。お姫様抱っこをされているのだ。
友姫「えっ?!ぇぇえ?!」
白月「オイ珊瑚。俺が怪我さしたんだから俺が連れて行くってー。」
珊瑚「自分の状況を考えるんだな。それにツベコベ言う前にさっさと連れていけ。」
それだけ言うと颯爽(さっそう)とグラウンドを横切って、私を運んでいった。
:07/03/01 02:12
:SO903i
:9/xESeIw
#130 [向日葵]
『ど……どこ掴んだらいいんだろ……』
抱っこされたことで余計にパニックになると同時に、顔の熱が帯ていくのを感じながら、珊瑚君の腕の中で大人しく運ばれる私。
『目立ちたくないから1人で行こうと思ったのに……』
逆に目立つハメになってしまった……。
:07/03/01 02:15
:SO903i
:9/xESeIw
#131 [向日葵]
***********
キリがいいので今日はここまでです


感想、アドバイス、お待ちしてます

:07/03/01 02:17
:SO903i
:9/xESeIw
#132 [向日葵]
保健医「大丈夫よー。クラクラしたのは脳しんとうだと思うから!気になるようだったら病院行きなさいよ?頭は恐いからねー。一応冷やそっか?……あれ……?氷がないなぁ……。ちょっと待ってて!」
ガラガラガラ……ガラガラピシャン
……保健室に微妙な空気が流れる
。
『わ、話題……話題……』
:07/03/02 00:42
:SO903i
:2jSs07xw
#133 [向日葵]
友姫「あ、あのありがとう!あ!本読めたよ!!おもしろかった!」
珊瑚「そうか。よかった。」
『か、……会話終了……っ』
珊瑚「大抵は図書室に入り浸ってるから、いつでも来い。」
『会話続いてたぁ……』
友姫「そうなんだ。また行くよ。」
[いつでも来い。]
なんか珊瑚君のテリトリーに入ることを許されたようで、嬉しかった。
:07/03/02 00:52
:SO903i
:2jSs07xw
#134 [向日葵]
珊瑚「頭……大丈夫か?」
友姫「!ぁ……大丈夫。珊瑚君が早く運んでくれたし。ゴメンネ。重かったでしょ?ハハ!」
少し笑った後、なんか間があった。
『…?アレ……。なんか変なこと言った?』
珊瑚「いや、軽すぎてびっくりした……。ちゃんと食ってんのか?」
友姫「え……」
:07/03/02 01:00
:SO903i
:2jSs07xw
#135 [向日葵]
その時初めて珊瑚君の手をみた。大きくて、ゴツゴツした手だ。
『私、この手に抱えられて……』
カアァァァァァァ
気付いた瞬間恥ずかしくなった。赤い顔を見られたくなくてうつむいた。
珊瑚「……?どうした?頭痛むのか?」
サラッ……
そう言って私を抱き抱えた手で私の頭を撫でた。
:07/03/02 01:09
:SO903i
:2jSs07xw
#136 [向日葵]
ビクッ……!
友姫「―――っひゃあ!」
珊瑚「あ!ゴメン!痛いとこか?」
友姫「ち、……違うの…っ。ただっ」
ただ、すごく優しく触れたから、びっくりして……っ
・・・トクン・・・トクン
:07/03/02 01:14
:SO903i
:2jSs07xw
#137 [向日葵]
するとさっきよりももっと優しく頭を撫でてきた。
珊瑚「大丈夫か……?」
友姫「―――……っ」
・・・・トクン
どうして……そんなに優しく触れてくれるんだろ。
律[甘えじゃないよ。それは。]
・・ドクンッ!!
『律…私……っ』
もうわかったよ。私は。
:07/03/02 01:19
:SO903i
:2jSs07xw
#138 [向日葵]
珊瑚「…?友姫?どうし――。」
私―――っ。珊瑚君が好きだっ。
気付いて私は珊瑚君をみた。珊瑚君もこっちを見ていた。
また、図書室であった、時間が止まったような感覚が訪れた。
『あれ?待って?どうして珊瑚君も見つめてるんだれう……?』
だって普通何も思ってないなら、こんな穏やかな目を向けて……
『えっ……?ぇ……?』
:07/03/02 01:27
:SO903i
:2jSs07xw
#139 [向日葵]
・・・・ドクン・・ドクン
友姫「さ……珊瑚く……」
ガラガラ
保健医「はぁい。ときめきあってる途中ゴメンよー!!早くしないと氷溶けるんでねー。」
あまりに急に入ってきたのでズッコケそうになった。ってか先生聞いてたって言うか見てたな……。
珊瑚「アホ。んなわけないだろ。早く氷渡してやれ。」
:07/03/02 01:41
:SO903i
:2jSs07xw
#140 [向日葵]
[んなわけないだろ。]
『ハ……ハハ……そうだよね。』
そんなわけないか……。
保健医「はいオッケー!今日は安静にしときなさいよー。」
友姫「ハイ。ありがとうございました。」
保健医「ハイハァイ☆あ、あと寛和君。」
珊瑚君は呼ばれたので、私は先に保健室を出た。どうやら何か話してるらしい。
:07/03/02 01:45
:SO903i
:2jSs07xw
#141 [向日葵]
保健医「しっかり守ってやんなよ?ナイトさん☆」
珊瑚「…うっせぇ。」
バシン!!!!
珊瑚君は出てくるなり急に勢いよくドアを閉めたから私はびっくりして飛びはねてしまった。
友姫「?????ど、どーしたの?」
珊瑚「いや…。なんでもない……。」
:07/03/02 01:48
:SO903i
:2jSs07xw
#142 [向日葵]
何がなんだかわからなかったが、私達は授業へ戻った。
――――昼休み……
秋帆「いっやー!でもあれはすごかったねー!!他のクラスでも話題だよー?!」
友姫「ブハッ!」
思わず飲んでいたお茶を吹き出してしまった。
友姫「もぅ広まったの?!」
律「人の噂もなんてやらだわね……しばらくは耐えなさいよ〜?」
:07/03/02 01:55
:SO903i
:2jSs07xw
#143 [向日葵]
友姫「た、耐えろって言われても……」
珊瑚君を好きな人は傷つくだろうし、ましてや珊瑚君の好きな人まで傷ついちゃったら……っ!
思っていることを察した律は
律「寛和ファンっぽい子達なら、公認してたわよ。」
友姫「えっ?」
思わずスットンキョンな声を出してしまった。
:07/03/02 01:58
:SO903i
:2jSs07xw
#144 [向日葵]
律「廊下でね…」
<律回想>
ファン1「東雲さんなら私は認めるわ!!!!」
ファン2「可愛いいし、いい子だもん!!」
ファン3「美男美女よね!!」
<回想終了>
律「―――って言ってたし。おめでとう。」
友姫「あの、本人達の意思無視しないでいただけます?(私はともかく)」
:07/03/02 02:03
:SO903i
:2jSs07xw
#145 [向日葵]
『私は……嬉しいけど…。』
珊瑚君にとってはいい迷惑だろう。
ただの親切がこんなことに発展してしまったのだから。複雑な気分だ。
『あぁぁ…。弱ったなぁ……。』
:07/03/02 02:06
:SO903i
:2jSs07xw
#146 [向日葵]
:07/03/02 02:07
:SO903i
:2jSs07xw
#147 [
あはっ]
友姫
ってなんて読むの

?
:07/03/02 02:07
:N903i
:☆☆☆
#148 [向日葵]
:07/03/02 02:12
:SO903i
:2jSs07xw
#149 [向日葵]
【第5章 悩む・・・故に焦がれる】
いつものように図書室で本を探していた。
珊瑚「友姫はどーゆー系が好きなんだ?」
友姫「えぇーっとねぇ。ミステリー系かなぁ。ダヴィンチコードとか好き。」
珊瑚「じゃあこれは?」
出してくれたのは1〜2センチほどの本。
友姫「あぁ〜……読めるかなぁ……。」
:07/03/03 01:32
:SO903i
:CjrIyzhI
#150 [向日葵]
私は読むのが早い方ではない。どちらかと言えば遅い方だ。前のは薄かったので短時間ですんだが、今回のは2〜3日かかるだろう。
珊瑚「そんなにいそがなくても、ゆっくり読めばいいだろ?」
友姫「だって早く珊瑚のお勧め聞きたいから。」
ニッコリ笑って言ったものの、それは取りようによっては早く会いたいと言ってるようではないか?
:07/03/03 01:38
:SO903i
:CjrIyzhI
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194