きらきら
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#210 [向日葵]
やっと降りる駅に着いた。手はもぅ繋がなかった。
会話も相変わらず無い。でも気まずくはなかった。
しばらく歩いて分かれ道があった。
友姫「じゃあ私こっちだから……また明日。」
珊瑚「あぁ。じゃあ。」
そう言って、私は右に歩いて行った。
:07/03/10 01:12
:SO903i
:9xwwV1GY
#211 [向日葵]
―――飛んで珊瑚ビジョン
友姫の背中を見送りながら、ふと近くにある電柱を見た。
〔痴漢被害多し!夜道に注意!!〕
珊瑚「…………友姫!!」
――――戻って
今日の事を思い返していた私は、いきなり後ろから呼ばれたので驚いて立ち止まって。
友姫「え?何?!」
早歩きで珊瑚君が私の隣まで来た。
珊瑚「……送る」
:07/03/10 01:22
:SO903i
:9xwwV1GY
#212 [向日葵]
友姫「え?でも私の家すぐそこ…」
珊瑚「行くぞ。」
友姫「???」
送ってくれるほどの距離はないのになんでだろうと私は首を傾げた。
そして3分もしないうちに着いてしまった。
友姫「あ。ココ、ココ。ありがと。送ってくれて…」
珊瑚「いや……。あ、あの。明日図書室来るか?!」
:07/03/10 01:26
:SO903i
:9xwwV1GY
#213 [向日葵]
友姫「え?でも、まだ本読めてないし……」
珊瑚「教えなくていいのか……?」
友姫「え?」
[お勧めを聞かせてもらおうと思って!!]
『あ、あの事かな?』
友姫「あ、ウン。教えてもらうよ。」
珊瑚「そうか……」
なんだか珊瑚君がホッとしているように思えた。
『来てほしかったのかな……?』
そう思うと、胸の奥がキュウンとした。
:07/03/10 15:53
:SO903i
:9xwwV1GY
#214 [向日葵]
そして笑みが溢れた。
友姫「じゃあ…また、明日ね?」
すると珊瑚君も笑って
珊瑚「あぁ。じゃあな…」
と言って来た道を戻っていった。
私は家の門に入って、珊瑚君が帰っていくのを見届けた。見えなくなったのを確認して、家に入った。
友姫「ただいまー…」
母「おかえりなさぁい。遅かったのねー。」
と奥から母さんの声が聞こえた。
:07/03/10 15:59
:SO903i
:9xwwV1GY
#215 [向日葵]
[母さんは泣いてた。]
自分の部屋に行きながら、珊瑚君の言葉とその後のことも……。
握られていた手を眺めて、熱を帯ていくのを感じた。
『顔から湯気出てきそう……』
バフッとベッドに顔を埋めると、自分の家じゃない匂いがした。
『ん?』
自分の制服を匂ってみたらどうやら制服ではないらしい。
:07/03/10 16:06
:SO903i
:9xwwV1GY
#216 [向日葵]
『もしかして…頭?』
そう思って、軽く頭を振ってみると、やはり頭からだった。
『……あ…』
電車の中でずっと珊瑚君にくっついてたからだ。とすぐに気づいた。
『珊瑚の……匂いだ……。』
今日は頭を洗いたくなかった。勿体無いんじゃなくて、名残惜しいからだ。
母「友姫ちゃぁぁん?ご飯食べないのぉ?」
:07/03/10 16:14
:SO903i
:9xwwV1GY
#217 [向日葵]
友姫「食べるよー。今着替えてるのー!」
『早く食べて本読もっ』
――――次の日
律「昨日どこ行ってたの?探したのにいないし、学校の中じゃ携帯鳴らせないし……。」
友姫「いつもどおり図書室にはいったんだけどね…」
廊下で周りにファンがいないか調べて、念には念をで小声で喋った。
友姫「そこにもファンの子達がいてね、図書室の秘密の場所で去っていくの待ってたんだけど、下校時間まで帰ってくれないわで……」
:07/03/10 16:20
:SO903i
:9xwwV1GY
#218 [向日葵]
律「会うの少し控えたらどうなの?」
友姫「今日も約束してるから駄目だよ。」
律「………ノロケ?」
友姫「いや付き合ってないから。」
『はぁ。ファンクラブの子達いつになったら諦めてくれるのかなぁ…。』
簡単に喋れないってゆうのは結構しんどい。どうしたらいいかなぁ。
:07/03/10 16:24
:SO903i
:9xwwV1GY
#219 [るぅ
]
あーげっ


〃
:07/03/11 10:44
:P901i
:wil9bacA
#220 [向日葵]
そして後ろから今一番声をかけてもらったら駄目な人から声をかけられた。
珊瑚「友姫。」
『ぅおあ――――!!!!!』
友姫「は、はい?」
珊瑚「今日の放課後……」
友姫「ダァーっとぉ!あとでメールする。」
後半は通り過ぎる時に小声で言った。
私はぎくしゃくして右手と右足一緒に出る感じで教室に入って行った。
:07/03/11 14:40
:SO903i
:JnJ/7dA6
#221 [向日葵]
るぅさん

ありがとうございます

:07/03/11 14:41
:SO903i
:JnJ/7dA6
#222 [向日葵]
るぅさん

ありがとうございます

************続き
珊瑚「なんだ?」
律「貴方のファン達に気を使ってるのよ。」
珊瑚「!」
律「ファンの子達を解散させようと思わないの?」
:07/03/11 14:46
:SO903i
:JnJ/7dA6
#223 [向日葵]
珊瑚「……俺に…そんな権利はない……。」
律「……貴方の考えなんかまったく興味ないわ。――ただ……」
その時、いきなり窓から強風が吹いてきた。
律「あの子傷付けたらどうなるか……。貴方わかってるわね?これは警告よ。」
そう言って律は教室へ入って行った。
:07/03/11 19:57
:SO903i
:JnJ/7dA6
#224 [向日葵]
珊瑚「そんなこと言っても、友姫が守ってほしいのは…俺じゃないだろ?」
『あいつは、暁が好きなんだから……。』
友姫「あ。律。珊瑚君と何話てたの?」
律「ん?いい加減なことしてると痛い目みるわよって釘刺しておいたの。」
友姫「……は?」
まったくもって私は意味が分からなかった。
:07/03/11 20:01
:SO903i
:JnJ/7dA6
#225 [向日葵]
秋帆「おはよー!」
友姫・律「おっはよー。」
私は考えてた。ファンの子達を無視して堂々とするか、もしくは目を盗みながら珊瑚君に会いに行くか。
はっきり言って両方なんだかしんどい。精神的に。
堂々としたところで、やっぱりファンの子達の逆襲がくるだろうし、目を盗みながら会いに行っても、どこで見てるかと怯えなきゃいけないなんて。
:07/03/11 20:06
:SO903i
:JnJ/7dA6
#226 [向日葵]
『しばらくはしんどい事が続きそうだなぁ……。』
珊瑚君に迷惑をかけないようにするには、私が我慢しなきゃいけないんだから……。
頑張ろう。
この時、友姫や珊瑚は気付いてなかった。
ファンは珊瑚に迷惑なことをしてないと思ってる2人だが、今の状況こそが、とてつもない迷惑なのだった……。
:07/03/11 20:10
:SO903i
:JnJ/7dA6
#227 [向日葵]
***********
6章目終りです

次は7章ですね


感想、アドバイスなど、お願いします(◎・ω・◎)
また、感想板きらきらにもどうぞ足を運んでください

:07/03/11 20:13
:SO903i
:JnJ/7dA6
#228 [るぅ
]
:07/03/11 23:27
:P901i
:wil9bacA
#229 [向日葵]
るぅさん

ありがとうございます

基本更新は夜中なので、もうちょっとお待ちください



よければ感想板きらきらの方にもおこしくださいね

:07/03/12 00:35
:SO903i
:fbm4aiaY
#230 [向日葵]
【第7章 我慢・・・大事】
友姫「わ…私に自由をー……」
秋帆「ちょっと友姫!大丈夫?なんかやつれてるけど……」
実はあんまり大丈夫じゃなかったりする。
この間からと言うもの、なんとファンクラブの監視がひどくなったのだ。
風の噂によると、私と珊瑚君がメールしあっているからだと言うのがファンの耳に入ったらしい。
:07/03/12 01:55
:SO903i
:fbm4aiaY
#231 [向日葵]
『何故?!もぅいいじゃん!!メールくらい!!いくらなんでもそれは!』
赤信号、みんなで渡れば恐くない。みたいな感じで理不尽さを感じる私。
律「寛和にファンの取締りちゃんとするよつに言いなさいよ。」
友姫「それはできないよー。私が決めるんじゃなくて珊瑚君が決めることだし……」
ただ、実はファン監視強化月間のせいで、授業中のメールは愚か、会うことすら2週間ほどしてない。それが非常に辛い。
:07/03/12 02:01
:SO903i
:fbm4aiaY
#232 [向日葵]
家に帰ってからのメールだと珊瑚君がバイトのため少ししかできないし、ちゃんと会ってないからすごく寂しい。
友姫「……はぁ…。参ったなぁ。ちょっと、……しんどいなぁ。」
私は目許を片手で覆った。
一度あの優しさに触れて、しかも温かさまで知ってしまったら、もぅ離れたくないよ。そぅ思うのは、私のわがまま……?
:07/03/12 02:05
:SO903i
:fbm4aiaY
#233 [向日葵]
次第に、掌から一筋雫が流れた。
誰にも見られたくなくて、頭を伏せた。
友姫「……っ会いたいなぁっ」
簡単なのだと思う。何もかも取っ払って、会いに行けばいいのかもしれない。
でももし、私がファンの立場なら……。
あの越えてはいけない境界線をやすやすと越えてしまう女の子がいたなら、私はそれこそ腹立たしいだろう。
:07/03/12 02:09
:SO903i
:fbm4aiaY
#234 [向日葵]
ポタポタと机に涙が落ちていく。
すると秋帆が上から覆いかぶさってきた。
長い髪の毛から香るシャンプーの匂いが、私を少しだけ落ち着かせた。
私は下を向いたまま涙をふいた。
友姫「ちょっと……落ち着いてくる……。」
そう言って私は教室を出た。
:07/03/12 02:12
:SO903i
:fbm4aiaY
#235 [さちこ]
すごい素敵な作品です

!
珊瑚くんかっこいい


応援してます

:07/03/12 02:14
:SH902iS
:☆☆☆
#236 [向日葵]
秋帆「友姫があんなんになっちゃうなんて……律どぉしよっ」
秋帆の呼び掛けに、律は依然として答えない。
秋帆「……?律?」
律「………………ぃ」
秋帆「へ?」
律「警告と……しかと言ったのに……寛和珊瑚……」
それは律とは思えない低い声で、秋帆は思わずビクッとした。
:07/03/12 02:15
:SO903i
:fbm4aiaY
#237 [向日葵]
さちこさん

ありがとうございます

素敵だなんてそんな(//□///)
************
秋帆「り……りつ……?」
律は向きを変え、ドアの方まで体格では考えられないほどの足音で向かった。
シュッ……バン
ドアを力の限りで開き、向かった先は―――――E組だ。
:07/03/12 02:19
:SO903i
:fbm4aiaY
#238 [向日葵]
バシィィィ……ン
さっきと同様、ドアをいきおいよく開ける律。その後を数歩離れてついてくる秋帆。
一方何事かと音のした方に目を向けるE組のみなさん。ちなみに珊瑚は興味なんてこれっぽっちもなさそうに窓の外を見ている。
律は珊瑚の前まで早歩きで行き、立ち止まった。そこで珊瑚は初めて律の存在に気づいた。
:07/03/12 02:24
:SO903i
:fbm4aiaY
#239 [向日葵]
珊瑚「……何?」
律「謝って……。」
珊瑚「は?」
律「友姫に今すぐ謝って……。」
珊瑚「???なんで?」
プチンッ
何かが派手に音を立ててキレた。
律「謝れっ…つったら謝れこのたわけがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
:07/03/12 02:27
:SO903i
:fbm4aiaY
#240 [向日葵]
突然のことに秋帆、珊瑚(以下略)は目と口が閉まらなかった。
律「ファンクラブもファンクラブだか、元凶のお前が一番悪いだろぉがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!今すぐ誠心誠意込めて床にひれ伏して謝れコラァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
秋帆は思った。律は怒らせてはいけない。あんなにキレてる律は初めて見た。
:07/03/12 02:31
:SO903i
:fbm4aiaY
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