きらきら
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#501 [向日葵]
12章終了です〜(●´∀`●)

明日早いんで、あと少し更新したら寝させていただきます


:07/03/25 02:05
:SO903i
:ZGAWB5FA
#502 [向日葵]
祝

500

***************
【第13章 守る・・・繋いだ手】
遂に明日は帰る日だ。
その前に今日は1日自由行動の日です!
律「生八ツ橋の種類って多いのねぇ。やっぱり京都だから抹茶かしら…。」
秋帆「私アンコが普通で好き。」
友姫「でもスイートポテトも捨てがたいよ!」
只今生八ツ橋の試食中。
どれもとてもおいしい。
ヴーヴーヴー
『あ。』
友姫「ねぇ、周り先生いないよね?!」
:07/03/25 02:13
:SO903i
:ZGAWB5FA
#503 [向日葵]
律「いないけど何?」
友姫「携帯鳴ってる。悪いけど見張っててくれる?」
秋帆「おっけー!モグモグ」
出来るだけお店の端っこに行ってコソコソ携帯を開くと、珊瑚君からの電話だった。
友姫「ハイ?もしもし?」
珊瑚{友姫か?今ドコ?}
私は辺りをキョロキョロ見回した。目印がないか探しているのだ。
:07/03/25 02:17
:SO903i
:ZGAWB5FA
#504 [向日葵]
友姫「えぇ……っと…………」
『あ、確か隣昨日行ったお店がある。』
友姫「あのね…」
場所を告げようとした瞬間……
コツン…
頭を叩かれた。
一気に全身の体温が下がる。
『……ヤバイ…見つかった。』
――しかしそれは勘違いだった。
珊瑚「{発見}」
受話器からと普通に近くで同じ声が聞こえる。
友姫「へ?」
横を向くと珊瑚君が立っていた。
友姫「び、っびびびびっくりしたよぉぉ!どーしたの?」
:07/03/25 02:23
:SO903i
:ZGAWB5FA
#505 [向日葵]
暁「また皆で回りたいと思って!」
佳苗「縁結びの神社とか行こうよ!」
珊瑚君の陰から2人がピョコンと出てきた。
友姫「うん行こう!…じゃあ秋帆達にも聞いてく」
秋帆「なんでアンタも一緒なのぉぉ?!?!」
いきなり大声で秋帆が叫びだした。
:07/03/25 02:26
:SO903i
:ZGAWB5FA
#506 [ちい]
:07/03/25 02:27
:SH703i
:WmyAxbCM
#507 [向日葵]
『?どぅしたんだろ……』
珊瑚君をよけて見てみると……
千歳「いいじゃん。暁がいいって言ってくれたんだから。」
『なんてこと…千歳君まで……』
暁「他の奴ら全員彼女とどっか行っちまってさ。1人だから誘ったんだ。ダメだった?」
『ダメっすよ本気で。……でも……』
珊瑚君を見た。
『珊瑚君がいるから平気……。』
:07/03/25 02:30
:SO903i
:ZGAWB5FA
#508 [向日葵]
:07/03/25 02:32
:SO903i
:ZGAWB5FA
#509 [向日葵]
そんな私の視線に気付いたのか、珊瑚君はこちらを向いて微笑んだ。
珊瑚「友姫さえいいなら、俺はいいから。」
私も笑顔で返した。
――――……
秋帆[じゃあ私、彼氏のトコ行ってくるよ!]
と言って秋帆脱退。(笑)
私、珊瑚君、律、佳苗ちゃん、白月君、千歳君で行動することにした。
:07/03/25 23:24
:SO903i
:ZGAWB5FA
#510 [向日葵]
今日は日曜ってこともあり、結構な人混みで、避けるのもやっとだ。
友姫「…っとと。ほっ!っと!」
珊瑚「さっきから何言ってんの?」
聞かれていたことが恥ずかしくてどもった。
友姫「や、あの……避けるための…掛け声を少々……。」
とか言いながら人に流されそうになる。
友姫「んぷっ!」
:07/03/25 23:28
:SO903i
:ZGAWB5FA
#511 [向日葵]
珊瑚「ったく……それならちゃんと言え。」
友姫「?何を?」
珊瑚は立ち止まって、ゆっくりと手を差し出した。
その手の動きを追っていた私は珊瑚君の顔を見て「何?」と目で訴えた。
珊瑚「手繋いでくれって言ってくれれば、はぐれないように繋ぐから。」
『そんな恥ずかしい……』
私はゆっくり手を出して珊瑚君の手に乗せた。
珊瑚君は私の手を優しく包む。
:07/03/25 23:32
:SO903i
:ZGAWB5FA
#512 [向日葵]
珊瑚「……友姫の手冷たいんだけど。」
友姫「あぁ……心が冷たいのかなぁ……」
……間……
珊瑚「………………それって暖かいの間違いじゃないのか?」
……再び間……
友姫「…………ぁ…だね……。」
微妙なニアミスをしてしまった……。
珊瑚「友姫って時々抜けてるな。」
:07/03/25 23:37
:SO903i
:ZGAWB5FA
#513 [向日葵]
可笑しそうに笑う珊瑚君を見て、本当に自分がこの人の彼女なんだと思うと、胸がキューっとして握った手に力を入れた。
珊瑚「?……どーした?」
友姫「え?…あ、いや。私って結構力あるってこと知らせようと思って。」
珊瑚「何を急に…。ってかさ。男に敵うと思ってんの?」
とニヤッと笑って珊瑚君は手に力を入れた。
友姫「ぃ痛い痛い痛い!!!!!!ゴメンナサイゴメンナサイ!!!!」
:07/03/25 23:44
:SO903i
:ZGAWB5FA
#514 [向日葵]
何故か謝る私。
それを聞いて力を緩め、そっぽを向いて肩を震わす珊瑚君。
友姫「笑いすぎだから(怒)!!」
――――一方……
2・2になったせいで、仕方なく一緒に歩いている律と千歳。
千歳「あーぁ。せっかくなら友姫ちゃんの隣が良かったよ。」
律「なら行けば?」
:07/03/25 23:48
:SO903i
:ZGAWB5FA
#515 [向日葵]
千歳「行こうとしたらどうせ止めるんでしょ?」
律「当たり前でしょ。」
千歳の問掛けに即答で返す律。律は頭の回転が早いため、口喧嘩では負けたことが無い。小さい背でも目力があるため、睨まれたら怯む人も多い。
だが、千歳はなんなく喋る。
律『それだけ恨み買ってんのかしらね…。』
半ば感心の律だ。
千歳「ねぇ。アンタは彼氏いないの?」
律「いないけどそれが何か?」
:07/03/25 23:52
:SO903i
:ZGAWB5FA
#516 [向日葵]
千歳「わぁ可愛そうだね!さっびし〜!」
律「アンタがどう思おうが勝手だけど寂しくはないんで。ご心配なく。」
千歳「アンタの心配なんかしないよ。」
律「まぁ心配していらんけどね。」
他の2人とは違ってピンクのオーラではなくピリピリとした空気が流れている。周りは何故か道を開けずにはいられなかった。
:07/03/25 23:56
:SO903i
:ZGAWB5FA
#517 [向日葵]
千歳「ねぇアンタさぁ。俺のことアンタって言うの辞めてくんない?俺にはアンタの性格とは正反対の真っ直ぐって字で直って言うんだから。」
律「あら偶然ね。私にもちゃんと名前があるの。アンタの性格ではあり得ない律義の律って言うのよ。お分かり?」
両者睨み合う。先に名前を呼ぶのを待っているのだ。先に呼んでしまっては負けるようで嫌なのだ。
:07/03/26 00:01
:SO903i
:.pHm2M5o
#518 [向日葵]
しばらく睨み合いが続くが、やがて
千歳「っ……ぷ、アハハハハ!!!アンタ!気強すぎ!ハハハハ!!すっげぇおもしれぇっ!!アハハハハ!!!!」
千歳はお腹を抱えて笑い出した。
律「……は?」
律はいきなり笑い転げる千歳に「なんだコイツ」と冷めた目を向ける
大分笑い収まった千歳は、ずいっ!と律に寄って来て顔をじーっと見た。
律「……何。」
千歳「友姫ちゃんはくっついちゃったし……律にしてみよっかなぁ。アンタ結構美人だし。」
:07/03/26 00:09
:SO903i
:.pHm2M5o
#519 [向日葵]
律「そんな軽い言葉いらない。」
そう言って律は足早に去って行った。
千歳「ま、キープくらいならねぇ……」
――――……
佳苗「暁ちゃん。ココ〜?」
暁「あ!そう!」
私達は白月君が見たと言うお店に来た。どうやら定食屋さんっぽい。
『あ、京セットがいいかも……』
友姫「京セットにしよっかな……」
佳苗「やっぱり友姫ちゃんも?!いいよねこれ!!」
京セットは、ご飯、ミニうどん、天ぷら、そして何と言っても……
友姫・佳苗「抹茶あんみつ☆!!」
:07/03/26 00:17
:SO903i
:.pHm2M5o
#520 [向日葵]
珊瑚「この寒い時期によく食べようと思うな。」
佳苗「珊瑚君分かってない!!女の子に甘いもの食べる季節なんて関係無いの!」
暁「そうよ!わかってないわよ!!」
珊瑚「お前が言うな。」
なんか漫才みたいと笑ってしまった。
すると珊瑚君が誰かに当たってしまった。
?「いったいなぁ!もー!」
珊瑚「あ、スイマセン。」
:07/03/26 00:22
:SO903i
:.pHm2M5o
#521 [向日葵]
珊瑚君が当たったのは女の子で、肩までの茶色い髪をキレイに巻き、メイクをばっちりしたケバイけどキレイな子だ。
そして私は見てしまった。その子の目がハートになるのを……
?「あ…いや、こっちもゴメンナサイ……」
『さっきと態度全然違うじゃない。早くどっか行ってよ。』
私はムッとしていた。
?「その制服って、観西(かんざい)学園(友姫達の学校の名前)だよね?」
:07/03/26 00:28
:SO903i
:.pHm2M5o
#522 [向日葵]
珊瑚「はぁ……」
?「やっぱり?あたし、その隣の澪(れい)高校なんだ!あ、それと、あたし植村深夜(うえむらみよ)」
珊瑚「ふーん……」
眉間に眉毛を寄せながらそれを見ている私に、佳苗ちゃんが耳許で言った。
佳苗「あれ、完全に逆ナンだよねー。」
『あー。あれが噂の(?)』
初めて見るナンパに私は少し珍しい物を見るように深夜(とか言う子)を見た。
:07/03/26 00:34
:SO903i
:.pHm2M5o
#523 [向日葵]
:07/03/26 00:35
:SO903i
:.pHm2M5o
#524 [向日葵]
お風呂入る前にちょっと更新します

:07/03/26 23:09
:SO903i
:.pHm2M5o
#525 [向日葵]
深夜「ねぇねぇ!お友達になった印に、メアド教えてくんない?!」
珊瑚「中に入るぞー。」
珊瑚君無視。
ちょっといい気味って思ってしまった。…反省……。しかし反省なんかしなくても良かった。
深夜「あぁん!待ってよちょっと!」
厚かましく珊瑚君を追いかけてきたのだ。
しかも隣に座った。
『んなっ……!』
:07/03/26 23:17
:SO903i
:.pHm2M5o
#526 [向日葵]
律「ちょっとアンタねぇ!」
友姫「律!いいから。」
腹が立っていたことは確かだけど、珊瑚君がなびかないのは知ってる。だからここは私が冷静にいたらみんな平和に過ごせるんだ。私は必死に堪えていた。
仕方なく後のみんなは珊瑚君(と深夜とか言う子)が座っている後ろの6人席に座った。
聞こえてくるのは深夜って子の声だけ。
「名前は?」とか「血液型は?」とか。珊瑚君は質問攻めされていた。
:07/03/26 23:21
:SO903i
:.pHm2M5o
#527 [向日葵]
それに聞耳を立てながら私はスカートを握り絞めて我慢した。
心配そうに見てくる律や佳苗ちゃんには笑顔で大丈夫と答える。……大丈夫じゃないけど……。
深夜「えー!!珊瑚って言うの?!超カッコイイ!!じゃあ珊瑚って呼ぶね☆」
『はぁぁぁぁぁ?!私だってまだ君付けなのにぃっ!!』
そして次に彼女が目につけたのが、みんなお揃いのあのストラップ。
深夜「アハハハハ何コレ!似合わねー!」
『貴方にそんな判断求めてないもん!』
:07/03/26 23:26
:SO903i
:.pHm2M5o
#528 [向日葵]
深夜「コレ、もーっらい♪」
『―――っ!それはっ!』
珊瑚「おい返せよ。」
深夜「いいじゃん。また同じの買えばぁ。あ、そん時はお揃いじゃぁん☆」
限界。
お店の人「ハイ。お待たせし」
ガタンッ!
ここにいたら…何しでかすかわからない……。
:07/03/26 23:29
:SO903i
:.pHm2M5o
#529 [向日葵]
友姫「ちょっと秋帆から電話入ってる。外まで出てくるね!」
無理矢理の笑顔。ちゃんと笑えたかな……。
私はお店を後にした。
深夜「なぁんか冴えない子。」
佳苗「ちょっと……」
律「アンタいい加減に」
珊瑚「うっせぇ!!!!」
珊瑚の怒声に、一同+お客さんびっくり。
珊瑚「黙ってりゃ調子に乗りやがって……ふざけんな。」
:07/03/26 23:33
:SO903i
:.pHm2M5o
#530 [向日葵]
珊瑚は取られていたストラップを奪い返した。
深夜「それアタシのー!」
珊瑚「外に行って友姫戻してくる。」
一同「いってらっしゃ〜い。」
そして珊瑚も店を出た。
深夜「何アイツ……――――超カッコイイ!!!!」
なんとでも言えと思い、一同はうどんをすすった。
:07/03/26 23:37
:SO903i
:.pHm2M5o
#531 [向日葵]
**********
では休憩入ります


:07/03/26 23:37
:SO903i
:.pHm2M5o
#532 [たけぞー]
ヤバイ

超おもろいで

頑張って更新してな

応援してるで♪( ̄▽ ̄)ノ″
:07/03/26 23:46
:P902i
:6A0lEAHE
#533 [向日葵]
たけぞーさん

ありがとうございます

嬉しいです

頑張ります

もぅ少し待ってください

:07/03/26 23:57
:SO903i
:.pHm2M5o
#534 [向日葵]
更新しまぁす

************
友姫「はぁぁー……」
私はまたストラップを買ったお店に行っていた。
『ヤキモチなんて……嫌なのに……。』
心の中であの女の子を見下げるみたいに見る自分が堪らなく嫌だった。
なんか汚いって言うか…
醜いって言うか……。
友姫「なんかここに居ても気分があがらないよー…。」
私は他の店へ行くことにした。
:07/03/27 00:24
:SO903i
:lDYdnURQ
#535 [向日葵]
相変わらず人が多い道を避けて避けてしていた。
友姫「ふぅ…さすが古都……大人気。……ん?」
ふと視線を横にやると、何かが光っていた。
友姫「これ…なんて言うんだっけ……トンボ……玉……?だっけ。」
革生地で輪っかにされているストラップに様々な模様や色が混じっている小さい玉が付いていた。
:07/03/27 00:29
:SO903i
:lDYdnURQ
#536 [向日葵]
友姫「キレイ……。わぁ……欲しいなぁ……。」
『…………。!』
友姫「―――スイマセーン!」
・・・・・・・・・・・・・
私はさっきのお店で買った袋を持って来た道を戻って行った。
『あ、そういえば京セット食べ損ねた……。』
切ないぐらいにお腹がキュルルルと鳴った。
:07/03/27 00:33
:SO903i
:lDYdnURQ
#537 [向日葵]
『抹茶あんみつ……』
後にも先にも思いつくのはデザートのことばかり。
そして
『あの子……まだいるのかなぁ。そうだ。また最初に居たお店に戻って律にメールしてみよう!』
そう思って私は下に向けていた頭を前に向けた。
そして私は驚いたのだ。
数メートル前に、息を切らしてこちらを見ている珊瑚君がいたのだ。
:07/03/27 00:36
:SO903i
:lDYdnURQ
#538 [向日葵]
私は慌てて駆け寄った。珊瑚君もゆっくり走ってくる。
友姫「――!珊瑚君!」
珊瑚「ハァハァ……っどこに行ってたんだ!道に迷ったらどうする!」
友姫「ビクッ!そ、その時は携帯に…………ぁ、ゴメンナサイ……」
「携帯に連絡するよ。」と言いたかったけど、珊瑚君の目に制されて言えなくなった。
珊瑚君はその場にしゃがみこんで大きく息を吐いた。道の脇なので邪魔にはならないだろう。
:07/03/27 00:44
:SO903i
:lDYdnURQ
#539 [向日葵]
『そんなにいっぱい探して、いっぱい心配してくれたのかな……』
不謹慎だけど胸がトクンと音を鳴らした。
私はおずおずと同じようにしゃがみこんで珊瑚君の顔を覗きこんだ。
友姫「ゴメンネ?今から戻ろうと思ってたの…。」
珊瑚「俺も……嫌な思いさせてゴメン。ちゃんと避ければよかった。」
:07/03/27 00:48
:SO903i
:lDYdnURQ
#540 [向日葵]
友姫「あ、ちっ違うの!確かに嫌だったけどそれだけじゃなくて、自分にも嫌気がさしてたの!」
私は手を振って否定した。
珊瑚「自分に……?」
私は話すべきか悩んだ。でも珊瑚君は言葉を待ってるみたいなので話した。
友姫「……ゃ……ヤキモチを妬いたの。それが凄い醜くて嫌で、私最低だと思って…!」
珊瑚「なんで?ヤキモチ妬くなんか普通だろ?」
『……ぁ…。』
:07/03/27 00:53
:SO903i
:lDYdnURQ
#541 [向日葵]
珊瑚「大体ヤキモチなんてもんは汚いもんなんだよ。独占欲の塊みたいなもんなんだから。じゃなきゃ俺は千歳を殴ってなんざいない。」
と言いながら珊瑚君は立った。私もそれにならう。
珊瑚「帰るぞ。みんな待ってる。」
珊瑚君が微笑んで、私はホッとした。そして歩きだした。
友姫「わぷっ!…っと!」
珊瑚「友姫?大丈夫か?」
:07/03/27 00:58
:SO903i
:lDYdnURQ
#542 [向日葵]
友姫「うん平気!……―――ぁ、あの!珊瑚君。」
珊瑚「ん?」
私はニコッと笑って右手を出した。
友姫「手。繋いでください!」
珊瑚君はキョトンとしている。正直自分も恥ずかしくて寒気がしている。でも珊瑚君は笑って手を握った。
珊瑚「今度から嫌な思いさせないから…。」
:07/03/27 01:02
:SO903i
:lDYdnURQ
#543 [向日葵]
私は首をゆっくり横に振った。
友姫「嫌なことがあっても、2人で乗り越えようよ。珊瑚君が私を守ってくれるばっかりじゃ疲れるじゃない。……私にも守らせて?」
珊瑚「……ッハハ!友姫は勇者だな……。」
友姫「そんなの……」
『珊瑚君には負けちゃうよ……。』
:07/03/27 01:06
:SO903i
:lDYdnURQ
#544 [向日葵]
だって、私がピンチの時、いつも助けに来てくれたしゃない。
私達は手を繋ぐ。前みたいに手のひらを握るのではなく、指を絡ませて、離れないように。
:07/03/27 01:08
:SO903i
:lDYdnURQ
#545 [向日葵]
:07/03/27 01:10
:SO903i
:lDYdnURQ
#546 [向日葵]
今日はちょっと疲れてるんで、あんまり更新はできませんがご了承ください


************
【第14章 荒む・・・敵】
修学旅行最後の夕飯を終えた私達は、部屋へ戻っていた。
秋帆「はぁー。また厄介な奴が来たもんねぇ。しかも隣の高校。」
律「あの調子じゃまた来ちゃうわね。」
歩きながら今日の出来事を話していた。
:07/03/27 23:36
:SO903i
:lDYdnURQ
#547 [向日葵]
友姫「でも大丈夫だよ。珊瑚君が一緒なら!」
秋帆・律「……」
目が点になってる2人を見て首を傾げる。
秋帆「何かあったな。」
律「ウン完全に何かあったわねコレ。ノロけてるもん。」
友姫「いやあの別に深い意味ないんだけど……。」
部屋に着いたので鍵を開けて中に入ろうとすると、向こうから佳苗ちゃんがやってきた。
佳苗「あ!友姫ちゃん達!丁度良かった!」
『トレーナーとジャージなのに何でこんなに可愛いんだろ。』
:07/03/27 23:44
:SO903i
:lDYdnURQ
#548 [向日葵]
基本みんなの寝間着はそうなんだが佳苗ちゃんはどうしてもいつもバックに花を背負ってるような気がする。
佳苗「――って!友姫ちゃん達どうする?」
秋帆「いいね!友姫、律、行こうよ!」
佳苗ちゃんについてうだうだ考えていたため肝心な佳苗ちゃんの話を聞いていなかった。
友姫「え?何?」
佳苗「暁ちゃんがみんなでトランプしよって☆」
友姫「なら私、ちょっとカーディガン取ってくるよ。」
:07/03/27 23:48
:SO903i
:lDYdnURQ
#549 [向日葵]
ドアを開けると、ベッドの上に置いていたサブディスプレイが光っていた。
『?』
律「友姫?行かないの?」
友姫「行くよ。だけどちょっと待って。」
パカッ ポチポチ…
友姫「珊瑚君からだ。」
見ればメールが来た時刻は7時17分。現在18分。ついさっき来たらしい。
:07/03/27 23:52
:SO903i
:lDYdnURQ
#550 [向日葵]
律「寛和がどうかした?」
友姫「なんか……来てほしいところがあるみたい。ちょっと行って来る。先に佳苗ちゃんと行ってて!」
秋帆「あ、友姫!一応携帯持って行きな!」
ポイッ
友姫「…っと!ありがとう!」
私は急いで珊瑚君の言った場所へ向かった。
佳苗「よかった!ラブラブで☆」
:07/03/27 23:56
:SO903i
:lDYdnURQ
#551 [向日葵]
律「まぁ付き合う前から」
秋帆「ラブラブではあるけどね……それにしても…見た?律。」
律「ばっちし。あれは見たことないからね。」
秋帆と律は知っていた。
友姫の携帯に見たことがないものが付いてあるのを。
――――……
友姫「階段を上がって…右に曲がって……次は左……と――――ココ?」
私は珊瑚君が指定した場所に着いた。
:07/03/28 00:00
:SO903i
:iuTpDotM
#552 [向日葵]
友姫「コレ……。」
見れば大きな格子窓みたいなドアがある。どうやら外に出れるらしい。広い場所が窓の外にある。
カチャカチャ……キィ……
開けると同時に冷たい風が入ってきた。
友姫「うっ……さっっっむ……――――!!わぁぁ!!!!」
目の前に絶景の夜景が見える。感動そしと感動だった。
:07/03/28 00:05
:SO903i
:iuTpDotM
#553 [向日葵]
100万ドルの夜景とはこの事だ。
街がキラキラするように、私の目もキラキラした。
私は柵のトコへ駆け寄った。身を乗り出して夜景を目に吸収する。
友姫「わぁぁぁぁ……」
感想が思いつかない。ただただ「わぁぁぁ……」なのだ。
:07/03/28 00:08
:SO903i
:iuTpDotM
#554 [向日葵]
:07/03/28 00:09
:SO903i
:iuTpDotM
#555 [向日葵]
:07/03/29 20:23
:SO903i
:twssefOQ
#556 [向日葵]
珊瑚「おい友姫!」
友姫「へ?――おぶっ!」
振り向いた途端何かが顔に被さってきた。
ペラっと捲ると珊瑚君がいた。
友姫「何?どうかした?」
珊瑚「そんな恰好で出たら風邪ひくだろ!」
『今日はよく怒られるなぁ……。』
:07/03/30 01:04
:SO903i
:Vb.QfID.
#557 [向日葵]
友姫「あ、ありがとう…………ってこれ被っちゃったら珊瑚君が寒いよ!」
珊瑚「服が分厚いから平気。それは予備で持ってきた。」
友姫「じ、じゃあお言葉に甘えて……」
上着に袖を通すと予想通り大きかった。でも珊瑚君の匂いがした。
友姫「明日…帰るんだねー……。」
珊瑚「だな……。」
そこで私はふと思い出した。
友姫「あ。」
:07/03/30 01:08
:SO903i
:Vb.QfID.
#558 [向日葵]
ズボンのポケットに手を突っ込んで、袋を取り出した。
友姫「珊瑚君。ハイコレ!」
珊瑚「何?」
友姫「ホントは、夕飯の時渡したかったんだけど渡しそびれて…。開けてみて?」
珊瑚君は袋に貼ってあるセロハンテープをキレイに剥がした。そして中身を出した。
コロン
珊瑚「…?これは……」
:07/03/30 01:12
:SO903i
:Vb.QfID.
#559 [向日葵]
友姫「トンボ玉って言うの。キレイでしょ?色々種類あって迷ったんだけど、やっぱり珊瑚君は海をイメージして青にしたんだ!!」
珊瑚「でもなんで…?」
友姫「2人でのお揃いが欲しかったの。だから私も買ったよ。」
さすがにやり過ぎかもしれないと思ったけど、やっぱり何か特別に欲しくなってついつい買ってしまった。それに珊瑚君は自分のこと欲張りって言ってたしいっか!と思った。
珊瑚「友姫は何色?」
:07/03/30 01:17
:SO903i
:Vb.QfID.
#560 [向日葵]
ポケットを探り、携帯を出す。
友姫「これ!私の誕生石って緑色なの。だからトンボ玉も緑色にしたの。」
珊瑚「それって、ペリドット?」
友姫「よく知ってるねぇ!私8月生まれだから。」
珊瑚「俺もなんだけど。」
・・・・・間・・・・
友姫「緑にしなくてスイマセン…。」
激しく落ち込む。
:07/03/30 01:21
:SO903i
:Vb.QfID.
#561 [向日葵]
珊瑚「いや、青一番好きだし、嬉しいけど?」
・・・・間・・・・
パアァァァ
一気に回復。
友姫「良かったぁ!!!一瞬どうしようかと思っちゃったよ!」
すると珊瑚君は微笑みながら、するりと私の頬に手を触れた。
―――ドキン
友姫「あ…の……?」
上目使いで珊瑚君をゆっくりと見る。
珊瑚「ありがとう……」
:07/03/30 01:25
:SO903i
:Vb.QfID.
#562 [向日葵]
―――ドキン
友姫「いやあの別にお礼を言わ……っ」
珊瑚は頬にあった手を後頭部にやり寄せて、私の額にキスをした。
友姫「……っ」
びっくりしたのと嬉しいので、耳まで真っ赤になった。そして珊瑚君はそのまま私を抱き寄せた。
ギュ……
嬉しくて、私も珊瑚君を包む。幸せだなぁとか考えてたたら、トランプの件を思い出した。
友姫「ぁ……白月君が……皆でトランプしよって……」
珊瑚「あぁ……なら行こっか?」
:07/03/30 01:32
:SO903i
:Vb.QfID.
#563 [向日葵]
*******
スイマセン寝ます


:07/03/30 01:34
:SO903i
:Vb.QfID.
#564 [向日葵]
今日は頑張っていっぱい更新したいと思うんでもうしばらくお待ちください

:07/03/30 23:48
:SO903i
:Vb.QfID.
#565 [るぅ
]
がんばってください


:07/03/30 23:57
:SH703i
:6BFS6gLI
#566 [向日葵]
るぅさん

ありがとうございます


***********
そしてどちらから言う訳でもなく手を繋いだ。
繋いだって言うより、指先を少し握った。
それだけで嬉しかった。
――――別棟203号室
友姫「ここ?」
珊瑚「そぅ。」
カチャ
暁「おー珊瑚ぉ。友姫ちゃんもー。」
:07/03/31 00:17
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#567 [向日葵]
たった今1ゲーム終ったらしく、秋帆がトランプをくってた。
秋帆「友姫!こっちおいで。」
友姫「うん。」
私が秋帆の隣に座ったのとドアがノックされるのとは同時だった。
コンコン
珊瑚「はい。」
ガチャ
千歳「なんだナイト様かよー。まぁなんだ入れろ。」
:07/03/31 00:20
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#568 [向日葵]
珊瑚「断固拒否する。」
ドアのトコでバチバチなってる。
『まぁ……お昼間なんもなかったし……』
友姫「いいじゃない珊瑚君。みんなでやった方が楽しいし!」
秋帆「友姫ぃっ!」
友姫「大丈夫よ。」
千歳「さっすが友姫ちゃぁぁん!」
:07/03/31 00:23
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#569 [向日葵]
そう言って抱きつこうとする千歳君を、珊瑚君、秋帆、律3人がかりで阻止する。
『こんなのするから信用してくれないんだよ…。』
千歳「ぃよっこいしょっ!」
千歳君が座った場所にみんなびっくりした。
千歳君が座った場所は秋帆と律の間だった。
しかもわざわざ割り込んで。
律「……なんで……ココ……?」
:07/03/31 00:26
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#570 [向日葵]
千歳「え?昼間言ったこと忘れたの?律にしよっかなって言ったの。」
びっくりそしてびっくり。みんなして「えぇっ?!?!」っと大合唱。
律「床にめり込ますよ?」
秋帆「ウン律なら出来るね。」
律「先に秋帆からかしらねぇ。」
秋帆「すいません。」
ひとコント終えたとかで本題。
佳苗「今日2人楽しそうに喋ってたもんね。」
:07/03/31 00:31
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#571 [向日葵]
『なんと……。』
律「佳苗ちゃん大きな勘違い。」
珍しい。律が頭抱えてる。明日は雨だ。
律「大体アンタ友姫はどうしたのよ!」
いや律それってどうよ……。
千歳「だぁかぁらぁ!律にしたの!……はっ!友姫ちゃん!ゴメンネ!俺の事は諦めてくれ!!」
友姫「ミジンコの欠片ほどもそんな気持ちないんで心配しないでください。」
:07/03/31 00:37
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#572 [向日葵]
「アンタコイツどぅにかしなさいよ」と言う目を向ける律。
どうにかって言われてもどうしましょうねぇ……
秋帆に目線を投じてみる。
これには秋帆もどうしたらいいかわからないらしい。
秋帆「千歳君、冗談はそのナンパ癖だけにして。」
その時千歳君の顔が一瞬曇った。
『……あれ?』
千歳「あぁあ。辛いねぇ。」
軽く言ってるけど、ホントに辛そうだった。
:07/03/31 00:43
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#573 [向日葵]
そして再びトランプに入り、とりあえず楽しく時間を過ごした。
―――――……
佳苗「――…あ!もぅ8時40分!!帰んなきゃ!」
暁「え?何で?」
佳苗「もー暁ちゃんしおり読んだ?9時に点呼なのよ?!」
暁「なぁんだ。まだ20分あんじゃん!」
しかし佳苗ちゃんはトランプをまとめだした。
佳苗「帰る途中に先生に会っちゃったら大変じゃない!というわけで、女子帰宅ー☆」
:07/03/31 00:48
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#574 [向日葵]
友姫「…律、秋帆。先に帰ってて。…………千歳君。ちょっと。」
珊瑚「……っ?!」
珊瑚が急いで私の腕を掴んだ。とても心配してる。
私はその手を外して、笑った。
友姫「…大丈夫だよ。」
・・・・・・・・・・・・
千歳「何?告白?」
壁にもたれていつもみたいな茶化した態度をする千歳君。
私は真剣な顔をして千歳君に話しかけた。
:07/03/31 00:52
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#575 [向日葵]
友姫「お願い。ちゃんと答えて。これが貴方を信じる最後のチャンスだから。」
千歳「フッ。何それ。」
友姫「律のことは…本気なの?」
律と言うと千歳君がこっちを向いた。その顔は、いつもの様に爽やかな表面上の笑顔じゃなくて、笑みは消え、真剣な眼差しをしていた。
千歳「……それが何か?」
友姫「それは本気ってこと?」
:07/03/31 00:58
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#576 [向日葵]
千歳君は頭をポリポリかきながら困った顔をした。
千歳「なんっか……あの強気なトコ見てると、弱いトコ出さないタイプなんだろうなって…。」
友姫「……。」
千歳「少し、俺とも似てるし。気になるってゆうかなんてゆうか……」
友姫「千歳君…。」
話を聞いてると、遡ること私がお店を出ていった後の話。
千歳「あ。なぁ律。」
律「え?」
:07/03/31 01:04
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#577 [向日葵]
千歳「仲良くなる印にメアド交換しね?」
律「なんの冗談?」
千歳「いや冗談じゃねぇし。」
律はキッと目を向けて千歳君を拒否したらしい。
律「そんなのどこぞなワケわからん女みたいなこと言わないで。絶対教えないんだから。」
その時はすでに深夜はいなかったらしいけど、いたらいたでまた大変な事になってただろう。
:07/03/31 01:10
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#578 [向日葵]
律「アンタの本気はどこまでかわからないから嫌。」
―――……
友姫「律は、中途半端一番嫌いだからねぇ……。」
律はいつでも冷静沈着。そして真面目。なんでも決めたことはやらないと気が済まない。有言実行するのだ。
ただ、いい加減が嫌いなのだ。
友姫「律にホントに本気なら、それなりの態度見せなきゃいけないよ。」
:07/03/31 01:15
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#579 [向日葵]
千歳「ぅ……うん。」
今までの千歳君ではなく、これはきっとこれが千歳君なんだ。
友姫「これが嘘なら、私はもぅ知らないからね。」
スチャ
私は携帯を取り出した。
千歳「……何?」
友姫「律のアド。今なら教えてあげてもいいけど?」
千歳「マジ?!やった!」
:07/03/31 01:18
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#580 [向日葵]
友姫「私からっていうのは秘密ね。」
千歳「ウンッ!!!!」
『ウンって……』
無邪気に笑う千歳君は子供みたいで、少しだけ珊瑚君を思い出す。
珊瑚君もそーゆートコあるから。
千歳君に律のメアドを教えてから、私は部屋に向かった。
:07/03/31 01:23
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#581 [向日葵]
次の日。
今日はとぅとぅ帰る日だ。
律「ちょっと……だからアンタはなんなのよ!」
只今バスで新幹線乗り場に移動中。
前行くときは秋帆が1人だったので今回は律が1人だ。
その隣は、千歳君。
千歳「まぁまぁ。そう邪険にすんなって。少し話でもしようよ。」
律「嫌。絶対嫌。」
そんな後ろを気にしながら秋帆が私に話しかける。
:07/03/31 01:28
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#582 [向日葵]
秋帆「ねぇ……大丈夫?」
友姫「まだ迷惑にはなってないから大丈夫。」
秋帆「いや……十分に迷惑っぽいよ……。」
『今…頑張ってるんだから。邪魔しちゃ駄目だよ。』
そうこうしてる間に新幹線乗り場に着いた。
帰りってあっという間だ。
:07/03/31 01:32
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#583 [向日葵]
新幹線に乗って指定された席に座った。
秋帆「あーぁ……もぅ帰るのかぁ……。」
友姫「また来ようよ。」
律「次は卒業旅行かな……。」
友姫「……ちょっと、外出てくるね。」
私は車両と車両の通る道に出て、ドアの外にを眺めた。
『早いなぁ…。もぅあんなに泊まってたホテルが遠いや……。』
:07/03/31 01:37
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#584 [向日葵]
友姫「――――まるで…、気持ちみたい。」
きっと、すれ違ってしまえばこんな早さでお互いが離ればなれになっちゃうんだろう。
もしくは、好きな人が出来れば駆け抜けるように相手に気持ちが走っちゃうんだろうなぁ。
『私は…前者にはなりたくないなぁ……。』
一瞬、深夜(既に呼び捨て)の顔が浮かんだ。
友姫「…っっ!」
珊瑚「友姫?」
:07/03/31 01:41
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#585 [向日葵]
振り向くと珊瑚君がいた。
友姫「ぁ……」
珊瑚「どうした?冷えるぞ。」
珊瑚君はいつもみたいに頭をポンポンとした。
私はされるがままになってうつ向いた。
すると、珊瑚君のズボンのポケットに皆でお揃いにしたストラップと、私とお揃いのストラップが見えた。
私は深夜に取られたことを思い出す。
:07/03/31 01:45
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#586 [向日葵]
『もしいつか……このストラップを本当に取られる日が来てしまったら――っ』
どうするだろう。
違う。こんなこと、なんで考えてるんだろ。
たまたま今さっき思っただけじゃないっ。
珊瑚「……友姫?」
友姫「ぁ……あのね?珊瑚君っ。あの……っ私っ!!」
:07/03/31 01:49
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#587 [向日葵]
:07/03/31 01:50
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#588 [向日葵]
「やぁっだぁ!!!!珊瑚ぉぉ☆♪」
誰かが珊瑚君の背後に飛び付いた。
珊瑚「…っ?!誰だっ!」
深夜「みーよでぇっす☆」
ウィンクをしながら目許でピースしている深夜がいた。
深夜「こんなトコで合うなんて運命じゃぁん!やっぱりウチらくっつくべきなんだよぉ!!」
抱きついて離れようとしない深夜に私は痺をきらした。
:07/03/31 14:45
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#589 [向日葵]
友姫「ちょっと離れてください。」
深夜「あ、ぱっとしない子だ。」
珊瑚「オイ。口を慎めよ。」
そう言って深夜を引き剥がした。
深夜「あぁん!もぅちょーぉカッコイイ〜!!!!絶対手に彼氏にする!」
『なんか漫画みたい。』
若干他人事の私だ。
:07/03/31 14:49
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#590 [向日葵]
深夜「ねぇそこの子?」
ビシィッと指を指された。
その指をよけて深夜を見る。
友姫「……何か。」
深夜「アンタ彼女よね?見たところ。」
友姫「はぁ。」
深夜「宣戦布告よ。珊瑚をアンタから奪うわ!!」
…………さてさて。千歳君の件が済んだと思いきや、今度はこの子…。
平和な日はいづこへ……。
:07/03/31 14:54
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#591 [向日葵]
15章へいきます(●´∀`●)読んで頂いてるでしょうか


ではどうぞ

:07/03/31 14:55
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#592 [向日葵]
【第15章 場所・・・届く距離でさえ…】
修学旅行が終わって代休2日目。
ベッドの上で寝そべっていた。
友姫「明後日からまた学校だ……。ダル……。」
それに、あの深夜って子……。絶対学校に来る。なんてったって隣の高校だし。
『なんで私の周りってこんなんばっかりなんだろう……。』
:07/03/31 15:05
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#593 [向日葵]
なんだか私の周りの空気がモンモンとしてきた気がする。
ガバッとベッドから飛び起きた。
友姫「ダメだ。外行って来よう。」
トントントントン……
私は階段を降りて、リビングにいる母さんに声をかけた。
友姫「母さん。ちょっと庭に出てくるよ。」
:07/03/31 15:14
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#594 [向日葵]
************
休憩します

:07/03/31 15:15
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#595 [向日葵]
母「ハイハイ。あ、友姫ちゃん。お花にお水あげててくれる〜?」
友姫「わかった。」
キィ…パタン
私はジョウロを持って、庭にある水道で水をくんだ。
キュッキュッ ジャー…
ジョウロに入っていく水を見つめながら、私はボンヤリした。
最近どうもマイナス思考気味だ……。
:07/03/31 21:15
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#596 [向日葵]
『考えたくないことまで考えちゃう。』
私が気にしているのはもちろん深夜のことだ。
あのお店での一件。
あの時私は珊瑚君はなびかないから大丈夫と思った。でも……やっぱり恐い。
友姫「佳苗ちゃんも、こんな気持ちだったのかもしれない。」
――ジョボジョボ…
友姫「……ん?…!ぅおう!!!」
水を入れすぎて洪水状態になっていた。
:07/03/31 21:21
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#597 [向日葵]
友姫「あちゃちゃ!」
私は急いで蛇口をひねった。
『あぁあ…。いっそお花になって光合成してきたいよ……。』
友姫「お水だよー」
咲いているパンジーに水をかける。
『やっぱり千歳君以上にあの子は注意しなきゃなぁ……』
:07/03/31 22:12
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#598 [向日葵]
ジャバジャバジャバジャバ
「――?」
『佳苗ちゃんに相談に乗ってもらおう。』
ジャバジャバジャバジャバ
「―――ぃ!」
『あ、でも秋帆達に先に話した方が…いっそのことみんなに集合してもらって……いやでもそんな迷惑をかけちゃ…』
「おいっ!」
:07/03/31 22:37
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#599 [向日葵]
友姫「へ?」
現実に戻って手許を見ると、ジョウロの先に人の手。目をあげて見ると人がいた。
友姫「珊瑚君!どーしたの?こんな所ってー言っても通るか……。」
珊瑚「お前がいたから声かけたのになんの反応もしないから寄ってみたんだ。」
その時気付いた。そして下を見る。
見事に水を遣りすぎてビショビショになってるわ、気を抜いていたせいで水を適当にかけていたので、ズボンが濡れていた。
:07/03/31 22:52
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#600 [向日葵]
友姫「……ぁ……あぁ……」
とりあえずジョウロを置いて、意味は無いが足の水を払う。
そして門の外に出る。
珊瑚君の手には袋が持たれていた。
友姫「どこかの帰り?」
珊瑚「2丁目の角の本屋さん。」
耳を疑った。本屋…さん?!さんを付けた!
『この人のこーゆー時々カワイイトコに弱い…。』
:07/03/31 23:08
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#601 [向日葵]
*************
明日早いので寝ます

感想頂ければとても嬉しいです


:07/03/31 23:15
:SO903i
:dJp4Wn5Y
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